群馬県担当の唐澤と申します。
高崎市の誇り：群馬音楽センターと高崎城址公園をご紹介致します。
群馬音楽センターの案内はこちらを見てください。群馬音楽センター
高崎城址公園の案内はこちらを見てください。高崎城址公園
目次
群馬音楽センター – 昭和からの誇り
群馬音楽センターの周辺へ散策に行ってきました！風もない気持ちのよい天気でした♪
正面入口西側です。
昭和３６年に建設された群馬音楽センターは、その斬新な建築と設立の経緯から、高崎の文化の象徴として市民に愛されています。
というのは市民の寄付金に支えられて建てられたからです。
市民の愛に支えられた歴史的背景を誇りに思うべき場所です。
正面入口東側です。
昭和20年に設立された群馬交響楽団の草創期を描いた「ここに泉あり」という映画があります。
1955（昭和 30）年に公開され観客動員数３００万人超を記録した大ヒット作品です。
高崎市出身の映画プロデューサー市川喜一が群響マネージャーの丸山勝廣氏の手記をもとに企画し、独立プロの岩崎昶が制作しました。
監督は今井正、脚本は水木洋子、音楽は團伊玖磨でした。
出演は岸恵子、岡田英次、小林桂樹他でした。
この映画は高崎市が群響とともに「音楽のまち」へと進む第一歩となり、
市内では群馬音楽センター建設の気運が高まりました。
市民の寄付金約 1 億円をもとに計画が進められ、アントニン・レーモンドの設計で
1959（昭和 34）年 9 月に着工、1961（昭和 36）年 7 月に最終的総工費は 3 億 3500 万円で完成しました。
群馬音楽センターの魅力的な建築と設計者の足跡
建物西側です。
その建築の奥深さと、アントニン・レーモンドの設計に隠されたストーリーを探りましょう。
壁や天井は蛇腹のような構造で折板構造というそうです。
建物東側です。
設計者はアントニン・レーモンドという方です。
この斬新なデザインは、アントニン・レーモンドによって生み出され、
平成１１年に日本のモダニズム建築の代表的建物２０選に選ばれました。
建物の歴史と設計の舞台裏を覗いてみましょう。
群馬音楽センター前庭の歴史的な石碑と高崎城址公園
群馬音楽センターの石碑です。
音楽センターの前庭には歴史的な石碑がたたずんでいます。
音楽センターの石碑裏面です。石碑の裏面はときの市民の偉業を今に伝えています。
「昭和36年ときの高崎市民之を建つ」と刻まれています。
ここの場所は高崎城があったところで、明治の廃城令により存城となって、第３師官官内分営所が置かれたそうです。
以後建造物は移築もしくは破却され、跡地の大半は歩兵第１５連隊の駐屯地として使用されました。
高崎城址公園の自然美 – お堀と桜
史跡高崎城址案内です。
高崎城址公園の美しさは、その自然な一部でもあります。
お堀です。桜の名所です。
高崎城址のお堀です。
お堀と桜です。
お堀に囲まれ、季節ごとに変わる桜の名所は、歴史と風光明媚な景観が見事に調和しています。
高崎城址のお堀です。
鴨が気持ち良さそうに昼寝をしていました。
鴨が昼寝する静けさの中、自然と歴史の美を堪能しましょう。
高崎城は烏川に沿って築城された輪郭梯郭複合式の平城であったそうです。
乾櫓です。
乾櫓案内です。
乾櫓と桜です。
本丸には御三階櫓（天守）と乾（いぬい/北西）、艮（うしとら/北東）、巽（たつみ/南東）、坤（ひつじさる/南西）の4基の隅櫓があったそうで、
現存するのは乾櫓（県重文指定）です。
映画のような風景 – 群馬音楽センターと高崎城址公園のまとめ
群馬音楽センターと高崎城址公園は、まさに映画の一場面のような美しさと歴史の詩が広がる場所です。
音楽と文化、自然と歴史が交わり合い、訪れる人々に心地よい体験をもたらします。
この調和の美を感じながら、高崎の誇りを肌で感じてみませんか。
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