長野県上田市在住の現地スタッフの町屋です。
長野県青木村の魅力を発信しています。
長野県の上田市と松本市に挟まれた青木村は昔ながらの田舎の風景
を見ることが出来ます。最近は製造工場の誘致をしたり、道の駅周辺
の公園等の憩いのスペースなど村も積極的に観光にも力を入れています。
青木村三山の一つ「子檀嶺岳」1223ｍです。
北には「十観山」1284ｍ
村のシンボルとして古くから村民に古くから村民に親しまれた
山です。
今回ご紹介するのは国道143号線より500ｍほど入った山の中腹
にある、国宝 大宝寺 三重塔です。私も何回も訪れている場所
です。そこに行くと1200年前に創建されたであろう三重塔を見る
ことが出来ます。私のお気に入りのスポットです。ここに来ると
悠久な時間を感じられるからです。時間が止まっているような
錯覚を覚えます。忙しい日々の中で心のエネルギー得られるよう
な感じになります。
道路から見るとこんな感じです。
山の中腹に三重塔がありますが樹木で覆われていますので分
かりづらいですね。では入口道路から坂道を進んでいきます。
道路から目的地に歩いて行きます。道路は3ｍ幅ですが創建当時は
狭かったと想像出来ます。
この階段を昇ると三重塔が見えます
この日は天気も良く威風堂々たる三重塔と会えました。
国宝 大宝寺三重塔とは
創建は伝承によると遠く飛鳥時代の大宝元年（701年）とされて
いますが明らかな事は不明のようです。この三重塔は明治32年
に古社寺保存法により指定。昭和28年に文化財保護法の新法に
より、改めて指定されました。
「見返りの塔」の言われ
大宝寺三重塔は国宝指定13基のうち、構造年代は比較的新しく
小型で繊細な塔婆は親近感があり、また次代への先駆的技法が
見られます。この塔の様式は我が国古来からの「和洋」で建て
られ女性的で優美な姿は何時ときから「見返りの塔」として旅
人や里人から親しまれてきました。現在は樹木に覆われて三重
塔は見えずらいですが、創建当時から暫くは遠方からも見られ
たと思います。
浦野駅跡とは
三重塔から2ｋｍほどに浦野駅跡があります。
古代の東山道に馬の休憩所としてありました。案内によれば推
定でおそらくこの場所であろうとの事です。
私の推定ですがおそらく旅人は浦野駅から三重塔が見えたの
でしょうか。旅の疲れを癒したのではないでしょうか。
近くの道路から案内図です。とても分かり易い場所です。三
重塔の近くには青木村郷土美術館が在りますのでこちらに来
る機会がありましたらお寄りください。
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