こんにちは!
東京から長野県東信州に移住して14年、現地スタッフのらん・ぶるす子です。
信州に移住してから変わったことといえば、いろいろありますが、「果物が身近になったこと」もその1つでしょうか。
というのも、信州はリンゴやブドウのほか、いろいろなフルーツが栽培されている「フルーツ天国」なんです。
目次
移住してからフルーツが自然と食生活の中に
東京に住んでいたころ、私はあまり果物を食べませんでした。スーパーで桃を買おうとすれば1個300~400円、ブドウは1房1,000円以上することも。ちょっとした贅沢品というイメージでした。買うとしたらバナナやキウイ、オレンジなど輸入果物のほうが多かったと記憶しています。
ところが、信州へ移住してからというもの、果物との距離が一気に縮まりました。車で道を走れば、リンゴ畑やブドウ畑があちこちにありますし、畑の一角や道端にはリンゴの無人販売を見かけます。こうした無人販売所や地元の農産物直売所には驚くほど安く果物が売られているんですよね。ちなみに先日は農産物直売所で1箱13個入りの1100円の桃を見つけて即買いしました!
リンゴに至っては、キズがついていたりサイズが小さめで出荷できないものがご近所からお裾分けされるので、買う必要がないくらい。
東京にいたころの「果物=贅沢品」という感覚は、あっという間に「果物=日常の食卓」に変わりました。
ドライやジャムでじゃなくフレッシュで食べるとおいしいと知ったプルーンやアンズ
驚いたのは果物の値段の安さだけではありません。
東京にいたときは、ドライフルーツかジャムなどの加工品でしか食べたことがない果物がフレッシュでいただけるのです。
たとえば、プルーンやアンズ。プルーンといえばドライか某健康食品メーカーのプルーンエキス、アンズもドライやジャム、お菓子の材料というイメージじゃないですか? でも、信州ではこれらが生で食べられるので、最初はちょっと驚きました。
しかも、フレッシュで食べると、ジューシーで酸味もあって、ドライとはまた違ったおいしいさがあるんです。
私が住む集落にはプルーン農家さんがいて、7月後半から8月上旬のほんの短い時期に畑で直売していて、毎年それを買うのを楽しみにしています。1キロ500円で、自分でプルーン狩りすることもできます。おばちゃんが「オマケ!」といって、袋にどんどんプルーンを足してくれるので、1キロが倍の2キロくらいになっていると思います。
ちなみに、プルーンは長野県が生産量が全国1位で全国シェアの約7割を占め、アンズは青森県に次いで2位。でも、どちらも日持ちがしないため、都市部のスーパーには出回らないのだとか。
これらが生でいただけるのも産地で暮らしているからこそ味わえる特権で、「移住して良かった!」と感じることの1つでもあります。
これからの季節は桃やブドウ、リンゴが旬!
夏の信州といえば、やっぱり桃! 桃は山梨、福島に次いで長野県が生産量全国3位。私が住んでいる東信州ではそれほど多くは生産されていませんが、北信が有名な産地です。川中島の白桃は人気ブランド桃の1つになっています。
9月に入るとブドウが旬を迎えます。ブドウも山梨に次いで生産量が全国2位。信州に移住して、生まれて初めてナガノパープルとシャインマスカットを食べた衝撃は今も忘れません。「この世にこんなにおいしい果物があったのか!」と思いましたね。
糖度の高さと香りの豊かさはまさに信州の気候が育んだ賜物。種なしで皮ごと食べられ、面倒な皮むきがない点もお気に入りです。
そして、忘れてはいけないのがリンゴ。信州は青森に次ぐ日本有数のリンゴの産地。8月の早生種から冬のサンふじまで、長い期間さまざまな味わいを楽しめます。リンゴの蜜の入り方や食感の違いを味わうのも、移住してから知った楽しみ方のひとつです。
長野県限定果物「ワッサー」って知ってる?
そうそう、長野県でジワジワと人気が高まっている果物があります。それが「ワッサー」です。桃とネクタリンを交配して生まれた、長野県発祥のオリジナル品種。見た目は桃に似ていますが、ネクタリンのように皮ごと食べられるのが特徴です。
長野県外にはほとんど流通しないとのこと。私も移住して初めて知り、すっかりファンになりました。
ちなみに、「桃とネクタリンでなぜワッサー?」と思いましたら、生みの親の中村渡さんの幼少期のニックネームから来ているんだそうです。なんだかかわいいですよね。
買い物するなら農産物直売所へ!
果物を買うなら、地元の農産物直売所がおススメです。農家さんが朝収穫したばかりのものを並べているので、とにかく新鮮。
それに、農産物「直売」所、つまり、農家さんが直接商品を納めているので、価格がスーパーよりも安いです。首都圏から遊びに来た友人を連れていくと、その安さにみんな買い物スパークしていますね。
信州には大小さまざまな直売所があり、どこも観光客と地元の人で賑わっていますね。
農協に出荷できない「はぶき」に注目!
さて、私が住んでいるあたりでは、形が少し悪かったり、サイズが規格外だったりして農協に納められなかった果物を「はぶき」と呼びます。味はまったく問題ないのに、見た目の理由だけで正規品から外されるのです。
この「はぶき」がとにかく安い! 例えば、都心のスーパーでは1房2,000円近くするシャインマスカットが、直売所では「はぶき」として500~800円くらいで手に入ることも珍しくありません。桃やリンゴも同様で、家庭で食べる分には十分すぎる品質ですし、親しい友人や実家の両親や兄弟なら贈っても問題ナシ。というか、とても喜ばれます。
移住してからは、この「はぶき」を買うのがすっかり習慣になりました。これも産地に住んでいるからこそ味わえる特権ですね。
果物のある暮らしは旬を感じられる贅沢!
このように信州に移住して果物が身近になり、「そろそろ〇〇の季節だな」と果物で旬を感じられるようになりました。これって、とても贅沢なことだなと思います。
また、一般的に日本は果物の価格が高いと言われていますが、果物を栽培している過程も間近で触れるようになると、その手間を考えると当然だなと思うようになりました。たとえば、ブドウは栽培途中、雨に当たらないように農家さんが1房1房丁寧に袋をかけたり、1房を決められた粒の数にするために余分な粒を摘み取ったりしたり、本当に細かい作業ばかりなんですよね。リンゴにしても1つ1つの花に農家さんが人口受粉させていたりすることを信州に来て初めて知りました。
自然と農家さんへの感謝が生まれるようにもなりましたね。
もし「信州に移住してみたい」「別荘を持ちたい」と考えている方は、ぜひ一度この季節の信州を訪れてみてください。桃、ブドウ、リンゴ、そしてワッサー…。新鮮で甘くてジューシーな果物に出合って食べるだけじゃなく、産地ならではの豊かな暮らしをイメージしてみるいい機会になるのではないでしょうか。
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