こんにちは!
東京から長野県東信州に移住して14年、現地スタッフのらん・ぶるす子です。
田舎の古民家に住みたい! 古民家を改装してお宿やカフェをやりたい! という方は多いはず。私も古民家が大好きで、東信州を中心に古民家カフェを巡るのを楽しみにしています。
今回は私が何度もリピートしている、超お気に入りの「児玉家住宅カフェ」をご紹介したいと思います。オーナー一家のシンプルで地球にやさしい暮らし方は、古民家ファンだけでなく、移住希望者や二拠点居住をしたい人、オーガニックな暮らしをしたい人にとっても、大きなヒントになることでしょう。
目次
「児玉家住宅カフェ」がある東御市ってどんなところ?
その前に、児玉家住宅カフェがある長野県東御市(とうみし)について説明しましょう。東御市は過去に「難読市ランキング」(市の名前が難しくて読めない)の1位に輝いたことがあるくらいなので、意外と知られていない存在かもしれません。
東御市は上田市と小諸市の間に位置する、人口約3万人弱の小さな市。東京から約170キロ、車で関越の練馬インターから約2時間、新幹線を使えば東京駅から1時間半ちょいかな? 浅間山を望む美しい風景と、のどかな田園風景が広がるエリアです。こちらの記事にも書きましたように、昨今ではワインの生産地として知られ、移住者や二拠点居住者にも人気があります。
東御の大人気カフェは国の有形登録文化財!?
「児玉家住宅カフェ」は東御市の中心部から少し離れた「和(かのう)地区」にあります。この建物、実は国の有形登録文化財にも登録されている、明治時代築の貴重な古民家なんです。
道路に面した外壁は隙間なく組み上げられた石垣の上に海鼠(なまこ)壁の土蔵が建てられ、まるでお城のようです。時代劇に出てきそうな佇まいに、一歩足を踏み入れた瞬間から心がワクワクします。
宅地は約900坪、母屋や土蔵、蚕室や馬屋、味噌部屋など12棟からなる広大なお屋敷は明治26年に工事を着手し、完成までに17年もの月日がかかったとか。
ドイツ帰りのお孫さん夫婦がカフェにリノベーション!
このような歴史的建造物といえば博物館のように保存されていることが多いと思うのですが、児玉家住宅は今も現役で住宅として使われています。100歳を超える現当主と、長男ご夫婦、孫の寧(ねい)さんと奥さまでドイツ人のアネマリーさんとそのお子さんの4世代がここに暮らしているんです。
家族の生活の場ゆえ、これまで児玉家住宅は年に数回、イベントのときなどに公開されるのみでしたが、2022年に寧さんご夫婦が長屋部分をリノベーションしてカフェをオープン。気軽に訪れて素晴らしいお屋敷やお庭を拝見しながら、ランチをしたりお茶したりできるようになりました。
ドイツでは「自給自足の村」に暮らしていたという寧さんご夫婦。カフェのリノベーションは自分たちで行なったそうです。将来、古民家を買ってDIYしたい人も必見ですよね。
野菜たっぷりのランチは食材すべて自家製!
児玉家住宅カフェの魅力は貴重な古民家を拝見できるというだけじゃありません。食事が本当においしいんです!
ランチは里山ワンプレートランチ(1,200円)の1種類のみで、食材はほぼすべて無農薬・自家製で児玉家の広大な田んぼや畑、山から採れたものを使っています。寧さんが作る料理は、野菜ひとつひとつの味が濃く、口の中でしっかりと主張してくる、お肉は使ってないのに食べ終わった後はなんだか元気が湧いてくる、そんな一皿です。
季節によって採れるものが違うので、行く度に「ああ、今はこんな山菜が採れるんだ」とか「こんな食べ方があるんだ」とか新しい発見があります。
私のお気に入りは「大豆のファラフェル」。ファラフェルは中東料理の定番で、「ひよこ豆」を砕いてコロッケにしたもので、これの大豆版ですね。大豆の自然な甘みとスパイシーさがクセになるおいしさ。この日も大豆のファラフェルがお皿に載ってて大満足でした!
ドリンクにもコダワリが詰まっています。自分たちで育てた有機栽培のメルローやシャルドネを使ったブドウジュースや、ワインとスパイスなどを温めて作るドイツのグルーワインのノンアルコール版なども他ではいただけない名物です。
カフェをハブに広がる移住者や地元の人の輪!
ランチや飲み物はカフェスペースだけでなく、児玉家の広いお庭や母屋の縁側に座っていただくこともできます。季節のいいときには外が断然気持ちいい! 古民家には新築の家では味わえない、ぬくもりがあって、時間もゆっくりと流れている感じがして、ついつい長居をしてしまいます。
すると、お世話好きな寧さんのお父さんがときどきやってきて、おしゃべりをして、まったく知らないお客さん同士の「共通項」を発見してはつなげてくださることも。私や私の移住者仲間もここで出会ったのがキッカケで仲良くなった人がいますよ。
地域にこういうカフェがあって、移住してきた方も気軽に足を運べて「地域とのつながり」ができると、移住後の暮らしもずっと楽しくなりそうですよね。
児玉さんご一家はずっとこの地にお住まいなのだと思ったら、実は当主(寧さんの祖父)はもともと銀行員で転勤が多かったため、一家はこの家には長いこと暮らしていなかったのだそう。そのため高度成長期にもリフォームされることなく、明治のままの古い佇まいを残しているのだとか。寧さんのお父さんも寧さんも住んだことのないこのご実家に「移住」したようなものですから、移住者の気持ちがわかるのかもしれませんね。
東信州への移住や二拠点生活を考えている方、古民家に住んでみたい方、DIYしたい方は是非児玉家住宅カフェを訪れて、心地よい空間で美味しいごはんを味わい、地域の人とおしゃべりを楽しみながら、「こんな暮らしもいいなぁ」と想像を膨らませてみてください!
児玉家住宅カフェ 店舗情報 住所 長野県東御市和7785 電話番号 0268‐62‐0393 営業時間 11:00~17:00 営業日 日・月のみ アクセス しなの鉄道の「田中」駅から車で8分、東部湯ノ丸インターから車で約5分 |
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