こんにちは。
栃木県現地スタッフの金田です。
7月に入り日本各地で猛暑日が観測されてますね。
私の住む那須高原も例年よりも暑くなる日が多いですが、現在のところエアコンは使用せず過ごせています。
日中は暑くなりますが朝晩は涼しくなり、夜は網戸にして自然のエアコンで眠りについています。そして朝は爽やかな空気で目覚められます。高原暮らしの魅力ですね。
山登り大好きな我家ですが、暑い季節は愛犬を連れての山登りは厳しくなってきます。そんな時、那須高原から1時間半ほどのところにある奥日光へ行くことが多くなります。奥日光は標高が1,300m〜1,600mと高いため、都心と比べると10℃以上気温が低く、真夏でも涼しさを感じられるエリアです。
今回は奥日光にある「切込湖・刈込湖(きりこみこ・かりこみこ)」でハイキングを楽しんできました。
目次
切込湖・刈込湖(きりこみこ・かりこみこ)とは
切込湖・刈込湖は奥日光の北に位置する湖になります。
三岳(みつだけ)の噴出によってできた、ひょうたん形の堰止(せきとめ)湖になります。
日光を開山した勝道上人(しょうどうしょうにん)が、むかしこの地に住んでいた毒蛇をこの湖の中に狩り込めたという伝説に由来しているといわれています。
車では訪れることができない切込湖・刈込湖。そこは針葉樹が主とする亜高山帯の深い森に包まれ、手つかずの自然が残る場所になります。
登山口は二つあり、奥日光の湯元側と光徳側とあります。今回は光徳側に自転車をデポし、湯元側から登ってきました。
ハイキングコース紹介
湯元側からはゆっくりと登って1時間半ほどで刈込湖・切込湖へと到着します。ピストンで戻る方もいますし、光徳へ抜けるコースもあります。我家は光徳側の山王峠へ自転車をデポし、帰りはポタリングしながら湯元へ戻りました。
ハイキングスタート!
奥日光湯元本通りにある無料の北駐車場を利用しました。広々とした駐車場でトイレがありますので、こちらで登山準備ができます。
【奥日光湯元本通り 北駐車場】 ●住所:栃木県日光市湯元 ●料金:無料 ●トイレ:有り |
駐車場から温泉街を通り硫黄の匂いが漂う「日光湯元源泉湯畑」へ。
源泉地の上に木道があり歩くことができます。我家はコポーがいるので足早に通過しました。
駐車場から20分ほどで登山口へ到着です。
広葉樹の森
この日は各地で猛暑日の予報が出ていましたが、奥日光の気温は20℃ほどでした。
登りでは汗をかきましたが、立ち止まると爽やかな風で汗がひんやりとして気持ちよく歩けました。
登り初めはミズナラやブナの広葉樹が広がる山域になります。
まだ新緑の奥日光は葉が青々としています。登山道横には見上げるほどの巨木が点在しその生命力にも圧倒されます。
ヒロハカツラの巨木。紅葉する秋には甘い香りが漂います。
針葉樹の森
標高を少しずつ上げていくと、森に変化が見られます。緑が濃くなり針葉樹の森となります。
薄暗くしっとりとした森にはたくさんの苔類が見られました。大きな岩にところ狭しと苔が生えています。
苔たちが潤いイキイキとしています。
苔むす登山道が続きます。
どこが別の世界へ繋がっていそうな階段。どきどき。
森にはコマドリの美しいさえずりが響き渡ります。針葉樹が放出するフィトンチッドも感じながら、すがすがしい気分で歩けました。
菌従属栄養植物
「菌従属栄養植物」をご存じでしょうか。
登山道では「菌従属栄養植物」と呼ばれる光合成をしない植物が多く見られました。キノコやカビが地中に張り巡らしている菌糸から養分を得て生きている植物になります。
「ギンリョウソウ」は山でよく見られる菌従属栄養植物になります。光合成をしないため、葉緑素はなく、透明感があります。その怪しい姿から別名「ユウレイソウ」とも呼ばれています。
こちらは珍しい「ショウキラン」です。登山は10年以上していますが咲いているのは初めて見ました。
刈込湖
エメラルドグリーンの湖面が見えてきました。刈込湖へ到着です。
お天気はあまりよくありませんでしたが、かえって森閑とした雰囲気を感じ神秘的な景色が広がっていました。
また、森からコマドリやミソサザイのさえずりが聴こえてきます。自然と一体化するそんな時間が過ごせました。
切込湖
刈込湖の湖畔沿いを歩きながら切込湖へと進みます。
木々の合間から刈込湖が見え隠れ。見る角度により湖の色も変化します。
刈込湖から15分ほどで切込湖へ到着です。
切込湖は湖面に山が映り込み、より緑色が深くなります。
静寂の原生林をぬけ最後は涸沼へ
最近日光では熊の目撃情報が頻繁に報告されています。
だいぶ人里へ近づいているようで、今回のハイキングも熊鈴や対策をしっかりとして歩きました。四方が深い森に囲まれるとちょっと緊張感がありました。
視界が開け明るくなってくると涸沼へ到着です。沼といっても、水はなく周りを山に囲まれた窪地になります。
涸沼は展望台やベンチなどが整備され、休憩におすすめです。我家もこちらでランチタイムとしました。
自転車をデポしておいた山王峠までは登りが続きます。お腹もいっぱいでこの登りは長く感じました。
自転車でポタリングしながら湯元へ
山王峠へ到着です。
光徳まで林道を気持ちよく下っていきます。下りなので安全運転で。
コポーは楽ちんだね。
林道を走る車は少なく快適に下れました。
途中親子の鹿が前を横切っていきました。小鹿が警戒してジーっと見ています。驚かしてしまってごめんね。
クリンソウ群生地がありました。日光エリアでは中禅寺湖にある千手ヶ浜が群生地として有名です。千手ヶ浜では開花が終わってしまっていたので、まだ咲いていたとはびっくりでした。
きっと車だと気が付かずに通り過ぎてしまったと思います。
湯滝や湯ノ湖へも立ち寄りました。
高さ70メートルの湯滝は湯ノ湖からゴーっと音をたて流れ落ちていきます。
今回は滝上から眺めましたが、滝下には観爆台があり、より迫力ある滝が眺められると思います。
こちらは湯ノ湖です。湖岸には散策路があり気軽にハイキングが楽しめます。多くの釣り人で賑わっていました。
今回も安全登山で山歩きを楽しめました。苔むす静かな原生林、野鳥のさえずりや神秘的な切込湖・刈込湖に癒される素敵なコースでした。
夏でも気持ちよく歩けるおすすめのハイキングコースです。ハイキングの後は湯元の温泉で汗をさっぱり流せるのも良いですね。
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