こんにちは。
栃木県現地スタッフの金田です。
今年は例年より早い梅雨明けで、長い夏となりそうですね。
休日は外遊びを楽しんでいる我家ですが、この暑さで愛犬コポーを連れて日中の登山は危険なため、涼しい早朝スタートで那須連山のひとつ朝日岳へ登ってきました。
目次
那須岳とは
那須岳とは栃木県北部に位置する那須連山の総称になります。
その中でも那須連山を代表する茶臼岳・朝日岳・三本槍岳は日本百名山として有名な山ですが、ハイシーズンになると登山道は行列ができるほどたくさんの登山者で賑わいます。また、週末になると登山口となる「峠の茶屋駐車場」は明け方には満車になるほどの人気の山です。
今回は那須連山のひとつ朝日岳(あさひだけ・標高1896m)へ登山を楽しんできました。
峰の茶屋跡避難小屋からは岩稜が続くコースとなりますが、登山道は整備され鎖場も設置されていますので、比較的安全に登ることができます。
コポーと一緒に岩場の山登り楽しんできました。
コース紹介
朝日岳への登山口は複数ありますが、今回は一番コースタイムが短い「峠の茶屋駐車場」からスタートしました。
コースタイムは往復約5㎞、約3時間ほどになります。早朝スタートすれば暑くなる前に下山できます。
こちらのコースのおすすめポイントは峰の茶屋跡避難小屋から朝日岳まで岩稜帯の山歩きが楽しめるところです。
峠の茶屋駐車場
登山日和の週末、峠の茶屋駐車場の混雑が予想されましたので、駐車場で車中泊しました。
駐車場には24時間使用できる公衆トイレが整備されています。
翌朝は3時半に起床しましたが、駐車場は大型車専用エリアを除くと9割ほどうまっていました。
【峠の茶屋駐車場】 ●駐車台数:約160台 ●駐車料金:無料 ●トイレ:あり(冬季は閉鎖) |
駐車場から朝日が拝めるかなと思っていましたが、方角が悪く残念ながら朝日は見ることができませんでした。
その代わり支度をしながら車から朝焼けを見ることができました。
赤く染まる雲に浮かぶ八溝山。幻想的な景色でした。
朝日岳登山スタート!
登山届
登山の支度を整えて「峠の茶屋駐車場」からスタート!
登山口の鳥居の手前には登山届を出すボックスがあります。
短いコースでも登山届はきちんと提出しましょう。何が起こるのかわからないのが登山です。
樹林帯の山歩き
AM4:40。鳥居をくぐり登山開始!
少し太めな狛犬が見送ってくれます。
まずは分岐点の「峰の茶屋跡避難小屋」を目指します。スタートは樹林帯歩きとなります。
少し登ると太陽が昇ってきました。
朝日を浴びた木々が輝き、オレンジ色へ染まります。
登山道横に咲く可愛らしいフォルムの「ウラジロヨウラク」。
花の形が仏像が身につけている装身具(瓔珞・ようらく)に似ていること、葉の裏が白いことからこの名が付けられたといわれています。
真っ白な花が目を引く「マルバシモツケ」。
雄しべが花弁から突き出しているのが特徴で、ふわふわとした優しい姿には癒されます。
木の葉が丸まったもの何だかわかりますか?登山道にたくさん落ちていました。
これは葉が自然に丸まったものではなく、「オトシブミ」という昆虫が葉を丸めて造った「揺らん」というものになります。
葉の中には卵が産み付けられています。そしてこの木の葉は孵化した幼虫の食べ物になります。
ハサミもノリも使わずにこんな器用なことができるなんて驚きますね。
「オトシブミ」の名前の由来気になりますよね。
巻かれた葉っぱが落ちている様子が、昔、密かに想いを伝えたい人の近くに落とし、拾わせた恋文の落とし文(おとしぶみ)のようだというところから、その名がついたそうです。
森林限界へ
寒く積雪が多い東北の山々の森林限界は低く、那須岳では標高1,600mから森林限界が始まります。
「森林限界」って何?と思われる方もいますよね。
森林限界とは「forest limit」と英語で呼ばれるように、高木が育たなくなる限界高度のことを言います。
森林限界へ入ると高木がなくなるため、視界が開け景色が一変します。
那須岳は1,600mと森林限界が低いため登山口から約20分ほどでダイナミックな景色が広がります。
森林限界へ出ると今回登る朝日岳が見えてきました。いつ見てもかっこいいシルエットです。
避難小屋までは緩やかな登山道が続き、雄大な景色を眺めながら歩くことができます。
峰の茶屋跡避難小屋
登山スタートから60分ほどで、分岐点である赤い屋根の「峰の茶屋跡避難小屋」へ到着。
「茶屋」とついていますが、避難小屋になるためトイレや売店などはありませんのでご注意ください。
「峰の茶屋跡避難小屋」周辺は強風が吹くことが多い場所ですが、この日は風はなくとても穏やかでした。
避難小屋は茶臼岳や朝日岳、三本槍岳への分岐点になります。我家もここでひと休み。
暑さは感じませんでしたが、しっかりと水分補給しました。
避難小屋を背に、右手には今も火山ガスを出す雄大な茶臼岳の姿。
今回は左手にある朝日岳へ進みます。目の前のピークの剣が峰は右手からトラバースで巻いていきます。
いざ朝日岳へ!
低木が茂る細い道になります。すれ違いに注意しながら進みます。
トラバースが終わると岩稜帯へ入ります。
恵比寿大黒へ到着。
2つの巨大な「恵比寿大黒」と呼ばれる岩が立っています。太陽を浴びてオレンジ色に輝いている姿は圧巻でした。
そしてこれから目指す朝日岳の山頂にちょうど太陽が重なりました。
ダイヤモンド朝日岳。何かよいことがありそう♪
火山特有の荒々しい景色。
ゴロゴロと大きな岩が転がっていますが、登山道は整備されてますので、安全に登ることができます。
なんだか、ディズニーランドのビッグサンダー・マウンテンのような景色みたいだね。って話しながら歩いていました。
コポーは大きな岩も頑張って登っていきます。登るのは本当に大好きで、私達より速いほどです。
ひと登りするとこの景色。歩いてきた道が見えます。
進む方向にはそびえる岩の峰。えっ。ここ登るの!?
大丈夫です。ここは登らず左手に巻きながら進みます。
細いトラバースが続きます。
ここもすれ違いには注意が必要です。待機する場合は必ず山側で待ってくださいね。
コポーは目線が低く高度感を感じないようで、いつものお散歩のようにトコトコと歩いてくれます。
トラバースが終わると、岩場の急な登りになります。
浮石が多いので、落石を起こさないように注意が必要です。しっかりと足場を確認しながら登ります。
朝日の肩へ到着。
ベンチが並び休憩ポイントにもなっています。朝日岳まではもうひと登りなので、ここで我家もひと休み。
コポーはおやつタイム。山で食べるおやつは一味違うのかな?
朝日岳山頂
朝日岳までもうひと頑張り!
山頂までは岩場の登りが続きます。
朝日岳山頂へ到着!
頑張りました!!
山頂からは茶臼岳が一望。お天気が良、朝の空気は澄んでいてまさに絶景です!
峠の茶屋駐車場が見えました。朝6時ですが下にあるロープウェイ駐車場まで車が埋まっています。
那須ロープウェイ山頂駅も見えました。ロープウェイを利用すると茶臼岳まで1時間ほどで登れます。
中ノ大倉尾根と赤面山(あかづらやま)。
三本槍岳(さんぼんやりだけ)の奥には甲子旭岳(かしあさひだけ)。
そして存在感溢れる茶臼岳。
しばらく山頂からの景色を楽しみました。無心になるひと時です。
空飛ぶコポー。大きな段差の下山は苦手なのでアシストしながら。
朝日の肩へ戻ってきました。まだ暑さも大丈夫そうなので、ここでも景色を眺めながらのんびり。
裏那須の稜線が奇麗に見えます。登山者が少なく静かな山歩きを楽しみたい方にはおすすめのエリアです。
コポーはお昼寝タイム。気持ちよさそうに寝てました。
帰りは来た道を戻ります。茶臼岳を眺めながらの下山。贅沢な景色です。
今回も無事に下山!お疲れ様でした。
下山後は峠の茶屋へ
下山後は駐車場の上にある「峠の茶屋」へ。レトロな雰囲気の味のある茶屋です。
【峠の茶屋】 ●住所:栃木県那須郡那須町湯本215 ●営業時間:8:30〜16:00 ●休業日:不定休 |
下りてくる頃には気温が上がり、暑くてかき氷をいただきました!
天然水で作られたかき氷は美味しかった〜。かき氷以外にも、もつ煮やおでんなどもあります。
高台になっているので、ベンチで風を感じながらいただけました。
店内には那須岳の登山バッジの販売もあります。
登山日和の中、朝日岳登山楽しめました。
7月に入ると登山道横の花々ももっと賑やかになってきます。また登りに行きたいと思います!
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