こんにちは。
東京から長野県東信州に移住して14年、現地スタッフのらん・ぶるす子です。
突然ですが、みなさん、ワインはお好きですか?
私が住んでいる長野県の東信から北信地域にかけての千曲川沿いのエリアは「千曲川ワインバレー」と呼ばれていて、ワイン用ブドウの一大産地なんです。
ワインバレーとは良質なワイン用ブドウが育つ地域のこと。カリフォルニアのナパバレーのように世界的なワインの銘醸地は谷地=バレーにあることから、こう呼びます。
ワインが好きな人にとっては地元のワインを近くで入手できたり、気軽にワイナリー巡りができたり、ワインバレーは住むのにも最高の場所であるのは言うまでもありません。
ですが、私はお酒が飲めない人や、「ワインはそれほど好きじゃないかな」という人にとっても、ワインバレーは移住や二拠点居住をするのに最適の場所なんじゃないかな? と感じています。
私はワインバレーの中では千曲川ワインバレーにしか住んだことはありませんが、おそらく長野県や山梨県の他のワインバレーも同じような事情なのではないかと思います。きっと移住や二拠点居住にいい場所のはず!
今回は、移住や二拠点居住にワインバレーがおススメの理由について、千曲川ワインバレーの例を挙げながら書いてみたいと思います。
「海派でなく山派」「移住先として長野県や山梨県が気になる……」という方は是非じっくりお読みくださいね。
目次
おススメの理由その1. 雨が少なく晴天率が高い快適な気候
千曲川ワインバレーがワインの銘醸地になった理由の1つとして、このあたりがブドウ栽培に適した気候であることが挙げられます。では、ブドウ栽培に適した気候とは何でしょうか?
それは、降水量が少なく、日照時間が長いこと。つまり、雨や雪があまり降らず、お日さまがよく当たるってことですから、これって人間にとっても快適だと思いませんか?
また、おいしいブドウができるもう1つの条件として、「昼夜の寒暖差が大きいこと」もあります。
長野県は涼しいイメージがあるかもしれませんが、今は温暖化の影響もあり、夏の昼間は35度を超える日も。ただ、朝晩はとても涼しく、窓を開けて寝ると風邪をひくほど。とても過ごしやすい気候なんです。
実際、移住してきた方にこの場所を選んだ理由を聞くと、やはり「気候がいいから」とおっしゃる人は多いですね。
おススメの理由その2. チーズや生ハムなどワインに合うおいしい食材や、凄腕の料理人が集まる
「ワインはそんなに飲めないけれど、おいしいものを食べるのは大好き!」という方は多いでしょう。そんな方にもワインバレーはピッタリです。
千曲川ワインバレーを例に挙げると、ここにはワイナリーだけではなく、チーズや生ハムなどワインに合う食材をつくる小さな工房が集まってきています。
チーズでしたら、東御市の「アトリエ・ド・フロマージュ」や佐久市の「ボスケソ・チーズラボ」が有名。どちらも世界的なチーズのコンクールで賞を獲得しているほどの本格派です。
生ハム工房は長和町の「ジャンボン・ド・ヒメキ」、東御市の「八重原ハム」があります。これら生ハム工房では自分で原木生ハム(カットする前の骨付きの生ハム)を作れるワークショップがあり、私も2度ほど「マイ生ハム」を自作しました。
あと、ワインといえばパン! おいしい国産小麦と天然酵母のパン屋さんも多いんです。天然酵母パンの先駆者ともいえる東京・渋谷区の「ルヴァン富ヶ谷店」の2号店の「ルヴァン上田店」が上田市の柳町にあり、そこで修業したお弟子さんが近隣で開業したという流れから、おいしいパン屋激戦区となっています。
食材だけではなく、それを使っておいしいお料理を出す料理人も集まってきていることも見逃せません。軽井沢に近いということもあり、グルメな軽井沢の別荘族の舌を満足させてきた凄腕シェフたちが、軽井沢よりも家賃が安く、いい食材が手に入りやすい千曲川ワインバレーにお店を構えるケースが最近、増えてきています。
おススメの理由その3. ゆるやかにつながる移住者コミュニティや地域住民の理解がある
千曲川ワインバレーではワイン生産者のほとんどが移住者で、ワイン生産者をハブにしたゆるやかなコミュニティが形成されています。
というのも、一人、あるいはご夫婦ふたりでブドウ栽培やワイン醸造を行なっている小さなワイナリー、ヴィンヤードがほとんど。でも、苗を植えるとき(「定植」といいます)や収穫のときなどには多くの人手が必要で、ご近所の方々や、そのワイン生産者を応援しようという移住者が集まってきて、お手伝いをするからです。
移住や二拠点居住をしようと思ったらまずは市町村の移住担当者に相談するのだと思いますが、やはり実際に移住した、あるいは二拠点居住している先輩にもリアルな話も聞いてみたいもの。
でも、どうやったら移住者や二拠点居住者がいるところにアクセスできるのか迷いますよね? その点、こうしたゆるやかな移住者コミュニティがあるとわかっていれば便利です。移住(あるいは二拠点居住)する前にこうした収穫イベントなどに参加しておくと情報収集できますし、引っ越してからも何かと心強いと思います。
こうしたボランティアの情報はSNSで広く募集しているケースも多く、私も過去に何度もSNSで見つけた収穫作業に参加しました。そして、ワイン生産者の方だけでなく、移住者の先輩、移住してきたばかりの人、もともと地元に住んでいる人など、いろいろな方とのつながりができました。
中には「実はワインはあまり飲まないの」なんて言っているボランティアの方もいました。それでもワインができる行程を間近で見られるのは楽しいみたいです。
山梨県の勝沼、長野県の塩尻などの昔からのワイン生産地は地元の方も多いと思いますが、千曲川ワインバレーと同じ新興のワイン生産地・八ヶ岳西麓ワインバレーや山梨県の北杜市も同様に移住者の生産者が多く、そのようなコミュニティがあるんじゃないかないと推察します。
以上の3つが、私がワイン好きな人もそうじゃない人にも移住・二拠点居住にワインバレーをおススメしたい理由でした。
そもそも「千曲川ワインバレー」って何だ?
最後に千曲川ワインバレーのことについてもちょっとご紹介させてください。
ワインやブドウの産地というと、もしかしたら山梨県を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。でも、ワイン用ブドウの生産量では長野県が今や全国1位。長野県も新たなワイン生産地として大注目されているんですよ。
長野県には5つのワインバレーがあり、東信から北信地域にかけて千曲川沿いに広がっているのが「千曲川ワインバレー」です。
中でも私が住んでいるのは、その東側にある「千曲川ワインバレー東地区」と呼ばれているところ。上田市、東御市、小諸市、千曲市、佐久市、坂城町、長和町、立科町、青木村の9市町村がそれに当たります。ここに20以上のワイナリーほか、醸造施設を持たない約30もの「ヴィンヤード(ワイン用ブドウ畑)」の園主が集まってきているんですよ。
しかも、世界的なワインコンクールで賞をとったり、洞爺湖サミットや伊勢志摩サミットの晩餐会で出されるワインを造っていたりする「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」などもあり、もはや、国内外から注目されるワインの銘醸地と言ってもいいかもしれません。
以上、千曲川ワインバレーのご紹介でした。
これからブドウも芽吹き、ブドウ畑が緑に生い茂り美しい季節となります。是非ワイナリー巡りがてら、ご自身の移住先や二拠点居住の場所を見つける旅に出かけてみてくださいね。
日本マウントでは上田市、佐久市の不動産物件をHPでご案内しております。
主に東信州、上田市、佐久市などの別荘物件をご案内しています。
お求め安い物件もありますので別荘を拠点に観光や趣味で楽しむあこがれの別荘ライフも夢ではありません。
東信州で、別荘・田舎暮らしはいかがでしょうか?
東信州の物件☚クリック
長野県の物件☚クリック
今日もありがとうございました。
皆さまにとって幸せな1日でありますように
その他の「東信州」関連物件をご紹介
「美しの国の物件」関連物件をご紹介
***********information***********
【別荘、田舎暮らし物件の不動産購入】のご相談はこちらへ
ご相談は、日本マウントホームページの問い合わせフォームからどうぞ!
売却のご相談も承りますのでお気軽にお寄せ下さい!
本社と現地スタッフのネットワークでいち早く対応します
【日本マウント】田舎暮らし中古住宅専門の不動産会社です
東京都品川区平塚2-5-8五反田ミカドビル3F
営業時間 > 月~金 9:00~18:00 / 土・日・祝日 9:00~18:00
電話 > TEL:03-6451-3960
★公式サイト:https://resort-estate.com/
★いなかも家探し:https://resort-bukken.com/
★物件売却のご相談(無料):https://resort-estate.com/baikyaku
日本マウント公式instagram
別荘地での暮らし・地方移住に役立つ情報を
日々発信中!
https://www.instagram.com/nihonmount/
【不動産会社様へ】無料で物件掲載、反響が直に届くサービスの紹介
★無料で物件掲載について:https://resort-bukken.com/keisai
コメント