こんにちは!
神社やお寺など神社仏閣、歴史が大好きな桜木です!
6月に入り、梅雨に入ったかと思いましたら、晴れの日が続いていまして、気温も高く、真夏のような気候ですね。
例年どおりであれば、6月で梅雨に入れば、毎日、雨が降って、梅雨という感じで、ジメジメしますし、洗濯物も、なかなか乾きにくくなってしますので、結構大変ですよね。
ただ、そんな大変な天候の時期だとしましても、とてもきれいな花が咲く時期でもあります。
この時期にしかみれない花なので、逆にいえば、梅雨どきの楽しみともいえるかもしれません。
そのきれいな花というのは、【紫陽花(読み:あじさい)】です!
漢字が苦手な僕にとっては、この【紫陽花】という感じをみて、すぐに「あじさい」とは読めないのです笑
仮に、この漢字だけみて、読むとしますと、「しようはな」もしくは、「しようか」と読むかもしれません笑
ただ、一般的には、カタカナで【アジサイ】と表現することが、多いようにも思えます。
そして、今回、ご紹介する【紫陽花(アジサイ)】ですが、”とある”お寺に、咲いている【紫陽花(アジサイ)】がありまして、ここのお寺のアジサイがとてもきれいなんです。
別名で、【花の寺】ともいわれているお寺でして、お寺の庭に、きれいなアジサイが一面に広がっています。
今回は、【花の寺】ともいわれている【円照寺】の【紫陽花(アジサイ)】について、ご紹介していきますね!
目次
紫陽花(アジサイ)とは、どんな花?
まず、お寺と紫陽花(アジサイ)について、ご紹介する前に、そもそも、【紫陽花(アジサイ)】とは、どんな花なのかを、ご紹介していきます。
【紫陽花(アジサイ)】は、学名が【ハイドランジア】といいまして、アジサイ科に属する花で、椀状や円錐状などに花を咲かせる植物です。
低い木になる花というのも特徴でして、木の高さは、30センチメートルから2メートルくらいの大きさで、比較的、小さな植物です。
紫陽花の原産地は、東アジア(日本も入ります。)と北アメリカで、もともと日本で咲いていた【額紫陽花(読み:ガクアジサイ)】という品種が、ヨーロッパで品種改良されて、現在咲いているアジサイが世界の主流になっているという話もあるそうです。
紫陽花という漢字ですが、もともと「アジサイ」という言葉は、【集真藍(読み:あづさい)】という言葉が変化したものという説があります。
この「集真藍(あづさい)」は、真の藍色の花が集まるという意味から来ていまして、平安時代の歌人である【源順(読み:みなもと の したごう)】が、中国の詩のなかで使われていた【紫陽花】という言葉を、使って、紫陽花(アジサイ)と読むようになったそうです。
紫陽花(アジサイ)の種類は、何があるの?
紫陽花(アジサイ)の種類は、大きく分けますと【7種類(7系統)】に、分かれます。
・ガクアジサイ
これは、日本原産のアジサイで、本来のアジサイのことです。
色は、青色をしています。
・アジサイ(ハイドランジア)
これは、ガクアジサイを品種改良して作られた、アジサイです。
色は、ピンク色をしています。
・ヤマアジサイ
これは、もともと日本のなかでも、西日本側で咲いていたアジサイです。
色は、青色をしています。
・カシワバアジサイ
これは、花の葉っぱの形が、柏の葉っぱと似ていることから、その名前がついたアジサイです。
色は、白っぽい緑色をしています。
・アナベル
これは、北アメリカが咲いているアジサイで、別名を「アメリカアジサイ」や「アメリカノリノキ」などと呼ばれています。
色は、ピンク色をしています。
・ノリウツギ
これは、ピラミッド型の花を咲かせるアジサイです。
色は、白っぽい色をしています。
・ラグランジア
他のアジサイと違いまして、花が側芽に咲く、少し変わった植物です。
色は、白っぽかったり青っぽかったりしています。
この7種類(7系統)が、今のアジサイを大きく分けたときの種類です。
同じ花だとしても、いろんな種類があることは、知っていましたが、アジサイもこれだけいろんな種類があるんですね。
僕は、アジサイといえば、「青」というイメージがずっとあったのですが、今回、円照寺にいって、白いアジサイをみて、アジサイは、青以外の色もあるんだなと思いました。
実は、あれはアジサイの花じゃなかった!?
僕も知らなかったのですが、アジサイときいて、大きな青い色の4枚重なっている花びらが、アジサイの花だと思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、あの大きな花は、アジサイの本当の花ではないんです!
あの大きな花びらは、【萼(読み:がく)】と呼ばれる花を保護するためのもので、アジサイでは、このガクのことを、【装飾花(読み:そうしょくか)】と呼ばれています。
この装飾花をかきわけていくと、【真花(読み:しんか)】という小さな丸い花がありまして、これが、アジサイの花です。
この真花が咲いたら、アジサイの開花だそうです。
円照寺は、どんなお寺?
今回のメインテーマにもつながる【円照寺】とは、どんなお寺かを、ご紹介していきます。
【円照寺(読み:えんしょうじ)】は、兵庫県加古川市にあるお寺で、浄土真宗本願寺派のお寺です。
神戸市と赤穂市の中間くらいの位置で、姫路市に近いです。
この円照寺は、1441年(元号:嘉吉元年)に創建したお寺で、1998年(平成10年)に旧本堂の建物が老朽化したため、100メートルほど移動した今の位置に建て直したそうです。
ちなみにですが、1998年は、僕の妹が生まれた年です。
現在の住職の方は、第13代目でして、古刹(読み:こさつ、意味:昔からある古いお寺)・名刹(読み:めいさつ、意味:有名なお寺)といったジャンルに当てはまるお寺ではないのですが、お釈迦さまの教えなどをずっと大切にして、訪問してくれる方の心が安らかになるように、願っているお寺です。
現在も、旧本堂があった場所でも、花が見ることができまして、ロウバイやクリスマスローズ、ヒガンバナなどが咲いているお寺です。
車で行くことは、道が狭いので、いけませんが、歩いても、1分くらいで着きますので、もし旧本堂があった場所の花をみるときは、歩いていったほうがいいですよ。
そして、この円照寺には、文化財がありまして、それが【梵鐘(読み:ぼんしょう、意味:お寺で使う鐘のこと)】です。
この梵鐘は、豊臣秀吉が、戦(読み:いくさ)のときに、陣鐘(読み:じんがね、意味:戦のときに合図として使う鐘のこと)として使ったとされていまして、1498年(元号:明応7年)に作られました。
現在の梵鐘の年齢は、なんと【527歳】です!
有名な歴史上の人物とも関係のあるお寺なので、古刹や名刹などといわれていなくても、歴史のあるお寺だと思います。
円照寺のきれいなアジサイ
この円照寺で見られるきれいなアジサイについて、ご紹介していきます。
なんと、ここのアジサイは、全部で【90種350株】もの、アジサイが咲いているんです!
かなり多い数ですよね。
このアジサイが、お寺の敷地内に、咲いていまして、本堂の周りをアジサイが囲っているというような感じです。
このお寺へは、本来の入口と、もう1つ入口がありまして、裏口もあるんです。
駐車場が、裏口側にあって、駐車場からお寺に行くのに、ぐるっと回れば、本来の入口に行けて、そんなに遠くはありませんが、近道として、裏口もあるんです。
その裏口も、アジサイなどの花が咲いていまして、【フラワーロード】と呼びたくなるような裏道です。
小さめのアーチなどもありまして、少し、おしゃれなお寺の裏道になっています。
今まで、京都とか、山梨でもお寺とかに参拝したことはありますが、このような、おしゃれなお寺に行ったのは、ここの円照寺が初めてです。
駐車場から、裏道の入口までは、徒歩20秒くらいで行けまして、駐車場も少し広めになっているので、とめやすいです。
お寺といいますと、やはり歴史的な建物であったり、仏像であったり、とそういったものを楽しんだり、見物したりするイメージでしたが、このお寺は花を観賞するのを目的に行くこともできる珍しいお寺だと思いました。
先ほどの裏道のフラワーロードに戻りますが、道の両端にきれいなアジサイなどの花が咲いていまして、歩いているだけでも楽しいです。
そのフラワーロードを歩いていると、目の前に、先ほども記載しましたが、豊臣秀吉が使ったとされている梵鐘が出てきます。
その梵鐘の近くにも説明書きがありますので、説明書きを読むのもいいと思います。
梵鐘の周辺も、アジサイで、いっぱいになっていますので、アジサイが梵鐘をまるで守っているような雰囲気となっています。
そしてさらに進んで行きますと、今度は、お寺の本堂沿いに、アジサイが咲いていたり、本堂と反対側の壁側にもアジサイが咲いていたりして、フラワーロードが裏口から本来の入口までつながっているような感じです。
そのまま、本来の入口のほうまで進んで行きますと、本堂の入口が見えてきます。
その本堂の入口までも、両端にアジサイが咲いています。
その本堂のなかは、土足厳禁ですので、なかに入る場合は、靴を脱いでから入るようにしましょう。
このお寺自体が、こじんまりしているお寺なので、本堂もそこまで大きくはありませんが、本堂のなかは、立派な建物になっていました。
アクセス
住所:兵庫県加古川市志方町広尾1029
駐車場:無料駐車場あり、約40台分(本堂から徒歩1分で、裏道からは徒歩20秒くらいです。)
※お寺の近くまで行きますと、駐車場はこちらという案内標識もあるので、その指示に従っていけば、駐車場に着きます。
最寄りインター:山陽自動車道 / 加古川北インター
※加古川北インターから車で7~8分です。
最寄り駅:JR山陽本線 宝殿駅 / JR加古川線 神野駅
※宝殿駅からは、バスに乗り「広尾西」で降りて、徒歩5分
※神野駅からは、バスに乗り「広尾東」で降りて、徒歩9分
バスの乗車時間が長ったり最寄駅からも少し距離があるので、なるべく車で行くほうがいいと思います。
参拝時間:6時~18時
※2025年6月時点の情報ですので、今後変更になる可能性はあります。
入場料:無料
最後に
今回は、兵庫県加古川市にある【円照寺】の【紫陽花(アジサイ)】について、ご紹介してきました。
6月の梅雨の時期に咲く、きれいな花が「アジサイ」でして、雨が多く降るのでこの時期が好きという人は少ないと思いますが、きれいなアジサイを見れば、その暗い気持ちも明るくなると思います。
また、今年は、少し気候が変わっていて、梅雨入りしてから、あんまり雨が降っていなく、晴れている日が多いので、晴れた状態で見れる、特殊な年になっています。
都内周辺からは、かなり遠いので、簡単にはいけないと思いますが、もし来年に関西に旅行する計画を立てる方がいましたら、ぜひ、この円照寺の参拝も計画に入れてみてはいかがでしょうか?
それでは、楽しい田舎暮らしを、みなさんでしましょう!
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今日もありがとうございました。
皆さまにとって幸せな1日でありますように
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