みなさんこんにちは!
群馬県在住!
群馬の情報をお伝えする、春野こむぎです。
「梅雨に入り、雨が多く梅雨らしい群馬県です。」
、、、と、書く予定だったのですが、
待ってください。
なんですか?この天気。
暑すぎます。。
天気予報によると、今週は梅雨明け後の真夏のような天気で、厳しい暑さがしばらく続くそうなんです。
西日本から東北で、広く35℃以上の猛暑日になるのだとか、、、
まだ「梅雨」ですよね?
梅雨はどこへ行ったの~?
今からこれだと夏が本当に恐怖です。
冬って、たくさん洋服を着たり、コートを着ればなんとか寒さをしのげますが、
夏は、洋服を何も着なくても涼しくならないし、暑さで人が亡くなることもあるので危険ですよね。
どっちがいいか究極の選択ですが、
私は、まだ寒い冬の方がいいかな~
あっ、
でも一番好きな季節は、春ですよ!
過ごしやすくて、大好きな花が咲く春が一番好きです!
みなさんもしっかり水分をとって、熱中症には十分にお気をつけくださいね。
さて、今日ご紹介するのは、6月6日(金)~6月22日(日)まで開園されている、伊勢崎市にある「国指定史跡 女堀 赤堀花しょうぶ園」です。
やっと見頃になったということで、花しょうぶを見に行ってきました。
ぜひ最後まで、素敵な花しょうぶをお楽しみください。
目次
群馬県伊勢崎市ってどこにあるの?
伊勢崎市は、群馬県の南部に位置し、関東平野のほぼ中央に位置する、平坦な地が特徴の都市です。
全国の市町村で人口の減少が見られる中、人口が継続的に増加し、現在約21万人ほどいるそうです。
強い地盤の上に立地し、台風や地震などの自然災害が比較的少ない安心安全な街なんです。
伊勢崎市は、農業にも強い土地柄です。
上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)に囲まれた平坦な土地に、利根川を中心とした複数の河川があり、比較的温暖な気候で日照にも恵まれているため、農業に良い環境が揃っているのです。
毎日の食卓に欠かせない、キュウリやナス、トマトなどをはじめ約60種類の様々な野菜が生産されているため、新鮮な野菜がいつでも手に入ることも魅力のひとつです。
また、伊勢崎市には「伊勢崎ブランド野菜」というブランド化された野菜があります。
トウモロコシ(シルキーナンバーナインティーン)、ごぼう(甘久郎)、いちご(美麗)、白菜(十兵衛)、トマト(ジュリア)、夏ごぼう(京香)、枝豆(はたおり小町)、米ミルキークイーン(ミルキーシェリー)、ミニトマト(クリスマスレジェンド・カレン)、下植木ねぎ(権太夫)、京三つ葉(紗雪)、なす(宵葉月)、米ミルキークイーン(ミルキーシェリー・エイティワン)、赤ねぎ(茜丸)、米ミルキークイーン(ミルキーシェリー・エイティシックス)の全15種があり、それぞれの生産者の方たちが美味しい野菜をお届けするためにこだわりの野菜作りを行っているんです。
ネーミングセンスも最高で面白いですよね。
また、華蔵寺公園や伊勢崎みらい公園などたくさんの公園もあり、自然の中で子育てをする環境も揃っています。
公園の数でいうと、
1位、前橋市・301箇所
2位、伊勢崎市・290箇所
3位、高崎市・288箇所
なんと県内で第2位!
「伊勢崎市って田舎じゃない?」
と、思われがちですが、ペヤングソース焼きそばで有名なまるか食品やカインズ、ワークマン、ベイシアなど伊勢崎市発祥の有名企業もあり、ショッピングモールなど、暮らしやすい施設も充実しています。
花の街【伊勢崎市】
自然が身近にある伊勢崎市は、花の街ともよばれていて、1年を通してたくさんの色々な花が咲き誇る場所としても注目されています。
3月に見頃を迎える伊勢崎市みらい公園の河津桜は、県内でも特に有名な人気スポットなので、ご存じの方がたくさんいるのではないでしょうか。
また、4月のソメイヨシノで有名な華蔵寺公園。桜が咲くこの時期には、公園の隣にある華蔵寺遊園地では夜の特別営業が行われ、夜桜と遊園地を楽しめる場所にもなっています。
もちろん!華蔵寺遊園地も大人気スポットで、¥70から乗れるアトラクションもあり、県内外からたくさんのお客さんが訪れる施設なんです。
他にも、ツツジや蓮、ひまわり、彼岸花、小菊、コスモスなど花の名所があちこちにあります。
赤堀町にある【国指定史跡 女堀 赤堀花しょうぶ園】
赤堀花しょうぶ園は、国指定史跡「女堀」の中に25,000株の花しょうぶが咲き乱れる、伊勢崎市の花の名所です。
初夏になると、白や紫などの花しょうぶが約500メートルに渡り一斉に咲き揃い、幻想的な世界をつくり出します。
女堀は、前橋市上泉町から伊勢崎市田部井町(西国定)の約13キロメートルに至る、中世初期(平安時代末期)に造られた大規模な灌漑用水路です。
女堀は、渕名荘(ふちなのしょう)(伊勢崎市の北側)の開発と天仁元年(1108)の浅間山噴火による荒廃地域の再開発の要素も含みながら、工事が計画されたと考えられています。
しかし、発掘調査の結果、工事が完了せず通水していないことから、未完成の用水路であることが明らかとなりました。
本地点の史跡女堀は、自然の谷とX字状に交差していることから、掘削の手順や掘削の際の土の搬出、工事区間の設定や湧水排水方法など、谷の地形に応じ測量技術など高い技術力をもって工事が進められていることも発掘調査で明らかとなっています。
女堀は、中世初期の荘園開発、土木技術、農業史などを知る上で極めて重要な文化財であることから、昭和58年に国指定史跡となり、平成元年よりはなしょうぶを植栽して、史跡の保護・活用を図っています。
(伊勢崎市教育委員会)現地案内板より
ちなみに、
天仁元年(1108年)9月5日に起きた浅間山の大爆発によって、この辺りには、火山灰や軽石などが10センチほど確認できたということです。
地図を見るとここから浅間山まで95キロもありますが、そこから火山灰が飛んできたなんて、相当すごい噴火だったのでしょうね。
なぜ【女堀】おんなぼり?
赤堀花しょうぶ園は、「国指定史跡女堀」の南北に細長い堀の遺構にたくさんの花しょうぶを植えていて、南側は道路を挟み波志江上沼に接し、北側は前橋市との境界付近まで延びています。
女堀は、春の桜をはじめ、新緑など季節ごとに楽しめる静かな公園です。
花しょうぶが咲くこの季節には、女堀ならではの景観を生かした「花しょうぶの観光スポット」として人気があり、観光バスでたくさんの人が訪れるほど大人気の場所なんです。
女堀(おんなぼり)は、全国的にも極めて大規模な用水路跡にもかかわらず、古文書の記録には一切ないのだそうです。
誰がいつどのような目的で掘ったのか謎とされ、その名称から「女性が一夜にして掘った」などの伝説が伝えられています。
その他にも、女堀や女堰など「女」の付く用水路は、関東や長野県に多く確認されており、その名称については「媼(おうな)堀」が女堀に転じたとする説や、河川を「男」、河川から取水した用水路を「女」とする考えなどがあるそうです。
(赤堀花しょうぶ園 パンフレットより)
伊勢崎市のホームページを読んでみると、
水田を営む十分な用水を確保するため、また湧水灌漑地域の淵名荘に大規模な河川からの水を送ることを目的に、開削されたのだと考えられます。
女堀は、淵名荘の開発を進めるためとても大きなプロジェクトだったのだそうです。
また女堀は、灌漑用水路とされるだけでなく、当時の土木技術や工事を知ることのできる全国的にも極めて特異な大規模開発事業であり、新たな時代の幕開けを認識できる重要な遺跡です。
当時の人々が目指した灌漑用水路の「夢」は完成することなく、いつしか「謎」の大規模灌漑用水路となりましたが、女堀から読み解いたメッセージは、伊勢崎市の重要な歴史遺産となっているそうです。
木製の階段を下りていくと、花しょうぶを間近に見ることができます。
早速下りてみました。
雨が降ったせいか、階段が濡れて滑りやすくなっていたましたよ。
雨上がりなど階段が濡れているときは滑りやすいので、みなさんもゆっくりと十分注意をしてくださいね。
花しょうぶは、アヤメ科アヤメ属の多年草で、初夏に美しい花を咲かせることで知られています。
日本の梅雨時期を代表する花のひとつで、青、紫、ピンク、白、黄色など様々な色があります。
江戸時代から品種改良がおこなわれ、現在では、2000以上の品種があるそうですよ。
花しょうぶ
花しょうぶは、江戸系、肥後系、伊勢系の3つの系統に大きく分けられ、それぞれの系統で、花の色、形、咲き方などが異なります。
〇江戸系 花の形が変化に富み、茎がしっかりしているのが特徴です。庭植えに適しています。
〇肥後系 花が大きく、弁が厚く、ボリューム感があるのが特徴です。
〇伊勢系 花弁が垂れ下がるのが特徴です。
赤堀花しょうぶ園には、江戸系、肥後系、伊勢系の3つの系統の花が咲いています。
園の一番南側のエリアには、黄色花がたくさん咲いていました。
遊歩道園内の遊歩道には、ゴム製のマットや人工芝が敷いてあり歩きやすかったです。
湿気が多いため少し滑りやすいこともあり、設置してくださったのだと思いました。
来園者への優しい配慮が嬉しいですね。
朝早くから有志の方々が花殻を摘んだり、園内の整備をしていました。
じつは、この場所は桜が咲く場所としても人気の場所で、私が春に桜を見に訪れた時には、すでに花しょうぶの手入れをする方々がいらっしゃいました。
たくさんの方々の尽力によって、素晴らしいお花を見れることに本当に感謝です。
立ち入り禁止区域史跡保護のため立ち入り禁止の場所があったので注意してくださいね。
アジサイの花
園内には、アジサイの花も咲き始めていました。
アジサイの開花も1週間ほど遅れているようで、まだ蕾が多かったです。
アジサイと花しょうぶの花。
なんとも絵になる風景ですよね。
この日は、朝8時30分頃行きましたが、すでにカメラを片手に写真を撮る人がたくさんいました。
自分の経験上の話にはなりますが、花は午前中の方が綺麗に見えるような気がします。
「優しい朝日の光に照らされた花々が目覚め始める時の生き生きとした様子が、一番綺麗な時間帯なのかな」と感じます。
香りのする花は、朝が一番良い香りを放つと言うし、
野菜だって収穫は朝、朝採り野菜が一番美味しいですもんね。
入り口にある東屋の前には、青いアジサイが咲いていました。
空のように真っ青な花がとても綺麗でした。
疲れた時は東屋に座り、花しょうぶとアジサイを眺めながら休憩もできます。
トイレ前にもアジサイが咲いていて、なんだかとても贅沢なトイレのように見えました。
「今年のアジサイは、花付きがあまり良くない」といろいろな場所で聞くなか、ここのアジサイはたくさんの蕾が付いていました。
アジサイの満開も楽しみですね。
まとめ
赤堀花しょうぶ園は、24時間開放されている無料のしょうぶ園です。
爽やかな朝の風の中、夕日をバックに眺める景色など、
時間にとらわれず、ゆっくりと自分の好きな時間で楽しむことができるのも嬉しいポイントですね。
このあとの伊勢崎市内の花まつりは、
天幕城跡あかぼり蓮園、さかいひまわりフェスタ、あかぼり小菊の里、コスモスまつりなどがあります。
「まつり」こそ開催されませんが、他にもたくさんの花の名所があるので、季節ごとに追いかけたいと思います。
ぜひ、楽しみにお待ちくださいね!
アクセス
【住所】 伊勢崎市下触町213番他(県立ふれあいスポーツプラザ東)
【開園】赤堀花しょうぶ園2025 6月6日(金)~6月22日(日) 24時間オープン
【入園料】 無料
【臨時駐車場料金】¥500
【ライトアップ】なし
【交通アクセス】北関越自動車道伊勢崎インターチェンジより約5分
【交通アクセス(公共)】JR伊勢崎駅からタクシーで約10分、いせさきしコミュニティバス「あおぞら」JR伊勢崎駅南口から下触町南下車徒歩約5分
【周辺地図、アクセス】国指定史跡女堀 赤堀花しょうぶ園
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