こんにちは、八ヶ岳エリア現地コーディネーターの山田です。こちらは三寒四温の日々、
春本番を迎えている八ヶ岳からお伝えしています。
全国的にも穏やかな天気が続いておりあちらこちらで桜の見頃を迎えていると思います。
前回のブログで少しお伝えした八ヶ岳エリアでの桜の名所の内、久しぶりに韮崎市にあります桜の名所
「わに塚の桜」の様子を確認して参りました。
わに塚?変わった名前ですが由来と合わせてご案内したいと思います。正式には王仁塚
もしくは鰐塚と呼びます。古い資料、甲斐国志(江戸時代の地史)によりますと
「芝地15間に10間、塚形神前にかかる鰐口に似たり、後の人因りて名付けたるか
古墳なる事を知りぬべし」
と記述があり。 土地の言い伝えには、日本武尊の王子武田王が諏訪神社南西桜の
御所で治を行い、この地で亡くなり、葬られその場所を王仁塚(わに塚)とした、とあります。
諏訪神社南西桜の御所とはワニ塚の近くにある諏訪明神との中間地点辺りにあった桜の御所の事だそうです。
武田王は近くの武田八幡宮に合祀されており、平安時代末期から鎌倉時代に一帯の豪族であった
源太郎信義は、この武田八幡宮にて元服し、甲斐源氏として武田を名乗る事になります。
綿々と続く歴史の流れ、日本武尊の王子武田王が葬られた地、新羅三郎義光の子孫で
甲斐源氏として武田を興した源太郎信義、そして戦国最強とうたわれた武田一族の末、
武田勝頼の四面楚歌の戦況に勝頼夫人の有名な「南無奇妙朝来、八幡大菩薩」ではじまる
願文がこの武田八幡宮に納められています。
父、北条氏康の命で14歳の時に武田家に嫁いできた北条夫人、武田勝頼の正室として最後まで寄り添い
19歳で自害した日本史史上でも指折りの悲劇の女性。
織田・徳川連合軍の策による武田家領内にいる豪族の寝返りに苦しむ勝頼を思い、
武田八幡宮に戦勝祈願した北条夫人の祈願文がここ武田八幡宮に納められています。
祈願のかいも無く1582年に天目山にて武田勝頼、北条夫人、そして嫡子の信勝は自害。
甲斐源氏の興りと滅亡を見つめてきた「わに塚」は釜無川と韮崎の街を遥に望み
ただ美しく咲き散るだけでなく、古の人々の悲哀に想いを重ねて桜の散るさまを観る、
我々の心を写す鑑の様に思えます。
なだらかな甘利山の山麓の田園に一本だけある孤高の桜は日本人の持つ儚さを尊ぶ感性を満たしてくれます。
勝頼に何度も実家に帰るよう説得されるも頑として首を縦に振らなかった、北条夫人。
勝頼と人生を終える決断をした武人の妻の姿を、この「わに塚の桜」に姿を重ねて。
4月12日13日が花見の最後になりそうです。
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