みなさまこんにちは!
日本マウント・現地ブログを担当しているたけいゆきこです。
日本マウントは、関東甲信地方を中心にリゾート物件や中古別荘・中古住宅の売買仲介を取り扱っている不動産会社です。
私の地元・埼玉県は「リゾート地」というわけではなく、「地方移住!」というほど都心から離れてもいない、いわゆる「ほどよい田舎」なわけですが、そんな埼玉県も日本マウントが得意とするエリアのひとつです。
今回は、埼玉県の中でも移住支援が手厚く、近年田舎暮らしを考えている方々から注目を集めている「飯能市」の住宅売却についてご紹介いたします。
飯能にある中古住宅や別荘の売却をお考えのみなさま、ぜひご一読ください!
目次
飯能市にある中古住宅・別荘売却の現状
飯能市の中古住宅売却状況を調べてみたところ、2021年から2023年の平均売却価格が2,080万円とのことでした。
平均売却価格が1,500万円台だった2018年と比較すると上昇傾向にあるように見えますが、
2024年度は過去3年間の平均価格から500万円ほど減少、取引件数も微減しています。
取引件数が減少しているということの利点は、競合が少ないということ。
飯能市で中古住宅や別荘の売却をお考えの方は、今が売り時かもしれません。
また、飯能市の中古住宅・別荘売却価格は、中心部と山寄りのエリアとで大きな開きが出てくるのが特徴です。
売却を検討中の物件がある場合は、まずは査定からスタートしてみましょう。
中古住宅売却に有利な飯能地域の特徴
飯能市は埼玉県の南西部に位置する、人口78,000人ほどの市です。
市の面積の約7割を山林が占め、その自然環境を活かし、農業が盛んなことも特徴のひとつです。
ここからは、飯能にある中古住宅や別荘を売却する上での有利な点をご紹介していきます。
移住支援・子育て支援が手厚い!
飯能市では、東京23区内に在住または在勤していた方が、就業・起業・テレワークなどに伴い飯能市に移住した場合、最大130万円の支援金を交付しています。
飯能市と埼玉県が連携して移住就業などを促進するために実施している「飯能市移住支援金」の他、子育て世代向けのサポートとして、子ども1人に対し計5万円のクーポンが支給される「赤ちゃんスマイル」、18歳未満の子どもを対象とした「こども医療費助成」など、移住者や子育て世代への援助が手厚いところも移住者希望者から注目を集めている要因のひとつとなっています。
都心へのアクセスが良好!
飯能市内には、西武池袋線の「飯能駅」、JR八高線と西部池袋線が乗り入れている「東飯能駅」の他、「正丸駅」、「吾野駅」、「東吾野駅」、「西吾野駅」の6駅があります。
快速電車に乗れば、飯能駅から池袋駅まで55分。しかも飯能駅は西武池袋線の始発駅なので、座って楽々通勤できちゃいます。
市内にはバス便が充実しているため、少々駅から離れているエリアに住居を構えても大丈夫。
都心部と比較すれば駐車場代も安価なので(駅前の月極相場が10,000円前後)、マイカーをお持ちの方も安心です。
災害のリスクが低い!
埼玉県は地震の発生頻度が少なく、県内に活断層がないため、震源地となる可能性が低い地域として知られています。
その中でも飯能市は地盤が硬質であり、地震が発生した際にもリスクが低い地域とされています。
災害リスクが低いことは、移住を考える上で大きなポイントとなりますね◎
「農ある暮らし」を実現できる!
飯能市は、「半農ライフ」と銘打ち、「農」に触れる生活を送れる制度を提唱しています。
ちょいダジャレが入っている「半農ライフ」ですが、これ、なかなか侮れない制度なのです。
飯能市はもともと農業が盛んな地域であり、私の友人知人も何名か「生活に農業を取り入れる」ことを目指し飯能市に移住し、スローライフを送っています。
飯能市の「半農ライフ」サポートプログラムには、
- エコツアーなどを通じて地域の農業を体験できる「農業体験参加型」
- ゆとりある住宅敷地の空きスペースを利用した菜園で農ある暮らしを実感できる「家庭菜園型」
- 市民農園などの農園で年間を通して農業にチャレンジできる「農園利用型」
- 本格的な農業や就農意欲のある方に向け、農地を使って農業にチャレンジできる「農地利用型」
の4つがあります。
都心ではなかなか叶わない広いお庭での家庭菜園から、本格的に農業をしながらスローライフを送りたい方まで、
「農」に関心を持っている方注目のプログラムなんですよ。
ふたつの「ムーミン谷」の他、子どもと遊べる自然がたくさん!
飯能市には、ふたつのムーミン谷があります。
ひとつは宮沢湖のほとりにある北欧型商業施設「メッツァビレッジ」、
もうひとつは入間川の河川敷のほど近くにある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」。
どちらも子どもと一緒に楽しめるうえに、写真が好きな方にとっては「映え」の宝庫でもあります。
秋のムーミン谷はとても美しく、埼玉県外からもたくさんの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
その他、飯能河原や手軽にハイキングを楽しめる天覧山など、
豊かな自然に囲まれた生活が叶うところも、飯能市の魅力のひとつです。
中古住宅・別荘売却の基本的な流れ
ここからは、中古住宅・別荘を売却する際の基本的な流れをご紹介いたします。
相場価格を把握する
まずは、売却希望物件の相場価格を把握しておきましょう。
“飯能市にある中古住宅・別荘売却の現状”の項でも触れた通り、
飯能市は中心部と山寄りのエリアでは、売却相場価格に開きがあることが特徴です。
相場価格は不動産サイトなどで手軽に調べることができます◎
住宅ローンの残債を把握する
売却計画を立てるにあたり、住宅ローンをお支払い中の場合は残債を把握しておきましょう。
住宅ローン残債の確認方法は、残高証明書・返却予定表・金融機関のホームページ・金融機関窓口などでご確認いただけます。
査定を受ける
売却相場価格・住宅ローン残債を確認したあとは、不動産仲介業者へ「査定」を依頼しましょう。
査定は、複数の不動産仲介業者に依頼することをおすすめします。
おおまかな金額を把握できるオンラインの「AI査定」や「簡易査定」の他、不動産会社の営業担当者が直接現地を訪問する「訪問査定」があり、
本格的に売却をお考えの場合は訪問査定でより正確な価格を確認しましょう。
媒介契約を結ぶ
売却をお任せする不動産会社が決まったら、「媒介契約」を結びます。
媒介契約とは、売り主と買い主を仲介し、取り引きを成立させるための契約です。
媒介契約には「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類があります。
複数の不動産会社と契約を結べる「一般媒介」に対し、「専任媒介」「専属専任媒介」はひとつの不動産会社と契約を結びます。
それぞれメリットは異なり、どの契約を結ぶかで売却にかかる期間にも差が出てくるため、担当者とよく相談して決めていきましょう。
媒介契約を締結した後、不動産会社により、インターネットや広告掲載などの売却活動が始められます。
必要書類を準備する
中古住宅を売却する際には、下記の書類が必要となります。
①物件の登記識別情報通知または登記済権利証
②固定資産税評価証明書
③印鑑証明書(3ヶ月以内のもの)
④本人確認書類
⑤土地の測量図、境界確認書
⑥物件の図面、設備の仕様書
⑦建築確認済証、検査済証
⑧住民票(登記の住所と現住所が異なる場合)
⑨売買契約書
売買契約
購入希望者が見つかり、価格などの条件が合致した後は、いよいよ売買契約に移ります。
買い主からの購入申込書の内容を確認し、問題がなければ契約を結び、引き渡し日を決定します。
決済・引き渡し
決済・引き渡しは、一般的に売買契約締結後10日~1ヵ月を目途に執り行われます。
住宅ローンが残っている場合は決済と同時に完済し、「抵当権抹消登記」の手続きを行います。
確定申告をする
売却によって利益が出た場合、「譲渡所得税」の納税が必要となります。
譲渡所得は売買成立日ではなく引き渡し日に発生するため、年をまたいでの契約の場合、確定申告の日程を間違えないよう確認しましょう。
中古住宅・別荘を売却する際に気を付けたいことは?
中古住宅・別荘を売却する上で気を付けたいことのひとつに、住宅の状態や残置物の有無があります。
住宅の状態は綺麗に保たれているほど売却価格が上がることはもちろんのこと、出来る限り残置物が少ない方が好ましいでしょう。
人が住まなくなった住宅は老朽化が進むのが早いため、手放したい物件がある場合はなるべく早めに決断し、
残置物の処分を進めていくことをおすすめします。
また、売却を依頼する不動産仲介会社選びも重要なポイントとなります。
売却に強い会社なのか、戸建ての売買仲介を得意としている会社なのか、
または過去の売却実績や、その地域に精通している不動産会社なのかなど、いろいろな角度から検討してみると良いでしょう。
おわりに
飯能市の中古住宅・別荘の売却情報についてお届けいたしました。
都心へのアクセスが良好で、自然豊かな「半農」の町、飯能市。
地方移住希望者の注目が集まっている今が売り時かもしれませんよ◎
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