みなさまこんにちは。
現地ブログを担当しているたけいゆきこです。
今年も残すところあと一ヵ月ちょっと。
年々、時の流れが速くなっているように感じます。
(子どもの頃ってもっと一年が長かった感覚…!)
スノータイヤに履き替えたり、雪の多い地域では家屋の雪囲いをしたりと、
冬支度も着々と進んでいる頃かと思います。
今回所用で訪れた長野県佐久市は
冬の寒さは厳しい反面、意外にも積雪が少ない地域です。
観光都市ではないため、街中の混雑が少なく生活しやすいのも利点のひとつ。
さらに人気観光地の軽井沢までは車で20分ほどと、
地方移住を考えているみなさまにとっては
見逃せないポイントが満載の地域なんですよ。
そんな佐久市で今回寄り道したのは
『旧中込学校』です。
明治期に建てられたとってもフォトジェニックな旧中込学校の魅力を
お届けいたします♪
目次
『旧中込学校』の概要
JR小海線「滑津駅」から徒歩約7分の場所にある『旧中込学校』は、
日本国内に現存する擬洋風建築の学校の中でも
最も古い建造物のひとつとして知られています。
建築されたのは明治8年(1875年)。
白い外壁にグリーンの八角塔とルーバーが
なんともレトロかわいい建造物です。
校舎1階の欄間と2階の丸窓に
ステンドグラスがはめ込まれていることから
「ギヤマン学校」とも呼ばれています。
(※ギヤマン=江戸時代から明治時代に作られた和ガラスのこと)
ステンドグラスは、当時の日本では珍しいものだったそう。
旧中込学校を設計・建築したのは
アメリカで建築学を学んだ佐久市出身の市川代治郎氏、
そして建築にかかる費用は村内篤志さんという方を中心とした
村民のみなさんからの寄付でまかなったそうです。
現在、旧中込学校は、国の重要文化財および国史跡に指定されています。
「擬洋風建築」とは??
前項で少し触れた「擬洋風建築」という言葉、
建築関連の用語に全く詳しくない私には「???」だったため
調べてみました。
擬洋風建築とは
《幕末から明治時代初期の日本において、主として近世以来の技術を身につけた大工棟梁によって設計施工された建築である。従来の木造日本建築に西洋建築の特徴的意匠や、時には中国風の要素を混合し、庶民に文明開化の息吹を伝えようと各地に建設された。明治の開始と共に生まれた擬洋風建築は、1877年(明治10年)前後にピークを迎え、1887年(明治20年)以降に建築が途絶えており、その時期は文明開化と重なっている。建物の構造は、日本伝統の和小屋組を用い、外観に洋風デザインを採用している。》
というもののようです。(引用:Wikipedia)
簡単に言うと、
明治初期までの時代に洋風建築の要素を取り入れて作られた
和洋折衷の建造物ということ?
擬洋風建築物は全国各地に現存していて、
旧中込学校と同じく長野県内にある「旧開智学校校舎」や
島根県指定有形文化財「興雲閣」、
新潟市にある「旧新潟税関庁舎」などもそのひとつです。
検索してみるとどの建物もおしゃれなデザインでフォトジェニックなものばかりなので
「擬洋風建築物巡りの旅」を企画してみるのも面白いのでは?と思いました。
古いオルガンが並ぶ音楽室やステンドグラスにうっとり♡
外観もすてきな旧中込学校ですが、
校舎内はまるで古い映画のセットのようで更にテンションが上がります。
校舎内を見学するには、受付けで入館料
(大人260円、高校生・大学生150円、小中学生120円 ※2024年11月現在)
の支払いが必要となります。
1階には古いオルガンが並ぶ広い音楽室が。
レトロな教室にアンティークオルガンの組み合わせ、
ときめかずにはいられません…!
そして校舎入口のドア上の欄間や
2階廊下の突き当りには
旧中込学校が「ギヤマン学校」と呼ばれる所以である
ステンドグラスが♡
4色のガラスがはめ込まれた丸窓は、
ステンドグラスではあるのですが
なんとなく「和」を感じます。
もし通っていた学校にこんなにすてきなステンドグラスがあったなら
毎日眺めるのが楽しみだっただろうな…。
2階には昔の教科書や古い楽譜などが展示してあります。
(明治期の楽譜って、今とこんなに違うの⁉読み方が分かりませんでした…!)
オルガンがたくさんあり、音楽の教科書が展示してあることから
旧中込学校は音楽に特化した学校だったのかな?と想像しましたが
実際はそうではなく
「学制発布」を受け作られた学校なのだそうです。
明治期に建てられた学校の校舎に佇み
しばし当時の子どもたちの様子を想像する時間。
日常とは切り離された、とても良き時間でした。
学校のお隣に展示してあるSLにも注目!
旧中込学校のお隣にある「成知公園」には、
蒸気機関車「C56101号」やガソリンカーが展示してあります。
これは鉄道ファンの方必見なのでは⁉
昔の列車がガソリンで動いていたことを
初めて知りました。
この列車はJR小海線の前身である「佐久鉄道」を走っていたのですね。
信州小諸と甲州小渕沢間を結ぶ小海線沿線には
すてきなス撮影スポットが多数あり、
ファンも多いローカル線です。
こうして列車を見ていると、
ローカル線の旅に出たい気持ちがフツフツと湧いてきませんか⁉
展示してある列車は、車内も見学できます。
このレトロ感、たまらない…!
古い列車ってどうしてこんなにフォトジェニックなの…⁉
蒸気機関車のゴツゴツとした鉄の感じも
たまらなくかっこいいですね!
蒸気機関車が走っている場面は
何度か見学しに行ったことがありますが
内部を見るのは初めてです。
鉄道ファンはもちろん、
乗り物好きなお子さんもテンションが上がること請け合いの列車たち。
旧中込学校と併せてぜひ見学してみてくださいね♪
おわりに
旧中込学校、元佐久鉄道ガソリンカー、蒸気機関車「C56101号」、
全てが「レトロ好き」な方に大ハマりするスポットだと思います♪
写真好きな方は撮影欲が爆発してしまうかも⁉
今回は人物を入れたカットの撮影ができなかったので
次回は友人に付き合ってもらって
映画のワンシーンのような写真を撮ってみたいなぁ、と妄想しています。
佐久市には雰囲気の良いレトロなカフェも点在しているみたい。
みなさまも
「佐久市のレトロスポットツアー」
を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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