こんにちは。富士五湖地域担当スタッフのなるたかです。今年は11月に入っても暖かい日が続いていましたが、後半に入ると富士五湖地域は朝晩はしっかり零下になるようになり、暖炉が活躍し始めました。今回は、そんな秋の終わりの森で見つけた、「フィールドサイン」について書きたいと思います。
<フィールドサインとは?>
フィールドサインとは、野生の動物たちの姿そのものではなく、足跡や食事をした痕(食痕と言うそうです)、フンなど動物がそこにいたことを示す証拠のことを言います。
真冬になり雪が積もれば、雪の上に残った足跡を探すのは簡単ですが、雪のない秋の森の中でも、意外とたくさんフィールドサインを見つけることができました。今回は、富士桜別荘地から歩いて行くことも可能な「富士山科学研究所」の森の中を歩いてきました。この研究所主催の子供向けの講座でみんなで探したサインの写真を撮らせてもらいました。
<定番?の…>
まずは、別荘地周辺ではおなじみのフィールドサインのひとつ、ずばり「フン」です。別荘地内の森の中を歩けば、かなりの高確率で目にします。あちらにぱらぱら、こちらにぽろぽろ、黒くて小さいコロコロがたくさん落ちています。これはたいてい鹿のフンです。近隣のゴルフ場は、鹿さんたちの行動エリアになっているので、このフンを集めるのも業務のひとつだそうです。今回は富士山科学研究所に展示してあったものの写真です。
こちらはテンのフン。自分の存在を示すために、ベンチや切り株の上など、目立つところにフンがあればたいていテンのフンだそうです。中に果物の種など消化できなかったものが入っていることが多いので、判断しやすいようです。
<誰かさんの食事の痕>
こちはら、鹿さんの食事の痕。木の皮をきれいに剥がして食べています。冬場の餌が少ない時期などは木の実や芽だけではなく木の皮も食べるそうです。林業をされている方などは、せっかく植えた苗木の皮を鹿が食べてしまう、食害に悩まされていると聞きます。
こちらは本物かどうか確定できませんが、耳が長くて可愛らしい、ぴょんぴょん跳ねるあの小動物の食べた痕(と思われるもの)。
背の低い木の、芽がかじられた痕があります。枝が斜めにすぱっとかじられた痕が見つかればわかりやすかったのですが、こちらはあくまでも想像です。
こちらは、なるたかが別荘地暮らしを始めてから知った、通称「森のエビフライ」。リスが松ぼっくりのかさをかじって中の種を食べて残ったものです。なるたか宅の子どもは、これをバケツ一杯拾ったこともあります。きっと近くに大食いのリスさんがいたのでしょう。
研究所内には、他にもリスが食べた穴のあいているクルミの殻が展示してありました。
<不思議なギザギザ>
森の中だけでなく、別荘地内でもたまに見かけるのがこちら。イノシシの堀り痕です。
イノシシは、鼻で地面を掘り進めながら土の中の餌を探すので、道のわきなどにギザギザに痕がつきます。秋は落葉が積もっているので、不自然に黒い地面が見えていれば、イノシシの掘り痕である可能性が高いです。ゴルフ場では芝生を掘ってしまうので、悩みの種だそうです。
<衝撃!>
そして今回一番の衝撃を受けたのが、こちら。
最近話題の毛むくじゃらの彼らの爪の痕です。
そう、彼らは木登りが得意で、柿の木に登って実を食べたりしている姿も目撃されていますから、こんな高いところに爪痕がついていても不思議ではありません。しかし、この爪痕を見つけたのは彼らが好んで食べるドングリがなるような木ではなく、赤松の木でした。
研究員さんのお話では。彼らが森にいるところに、人間がやってきたので驚いて急いで木に登って隠れたのではないかとのことでした。しかも、森の中一か所ではなく、複数の木に爪痕が見つかりました。研究所は、研究のために森の中に以前ご紹介したようなトレイルカメラを何台かしかけてあり、そこにも何回か熊の姿が映っていたと聞きました。
<森歩きの友>
そんな彼らと出会いたくはないので、今回なるたかはしっかりこれを持っていきました。
もっとしっかりした「熊鈴」があればよかったのですがなかったので、家にあった鈴で代用しました。余談ですが、なるたか宅の子どもが通う小学校の校則にはこう書いてあります。「ランドセルには、熊鈴はつけても良いがキーホルダーは不可」。(ちなみに、通学路で鹿や猿が目撃されると校内メールで保護者に注意を促す連絡が来ます。)
こんな看板もありました。森歩きするときは、「ツタウルシ」に注意。かぶれます。
今回は、動物たちの「フィールドサイン」について書きました。別荘地暮らしをお考えの方の参考になれば幸いです。
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今日もありがとうございました。
皆さまにとって幸せな1日でありますように
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