みなさんこんにちは!
群馬県在住!
群馬の情報をお伝えする、春野こむぎです。
季節は新緑の初夏へと向かっている群馬県です。
爽やかな清々しいい毎日に、心もウキウキ!
「さて、今日はどこに行こうかなぁ?」
恒例のお花チェックにも熱が入ります!
さて今回は、今が開花真っ盛りの【バラ】の花を求めて、「春のばらまつり」を開催中(5月3日~5月25日)の、群馬県前橋市にある敷島公園門倉テクノばら園に出かけてきました。
目次
敷島公園門倉テクノばら園
「あれ?名前が違うけど?敷島公園ばら園じゃなかった?」
と声が聞こえてきましたが、、
はい!ここは敷島公園ばら園です。
じつは、2022年(令和4年)前橋市のネーミングライツ事業によって「敷島公園門倉テクノばら園」の愛称で呼ばれるようになりました。
ネーミングライツ事業とは?
市有施設に、愛称としてネーミングライツスポンサーの企業名や商品名などを付与し、その代わりとしてネーミングライツ料をいただき、施設の維持管理やサービス向上を目的とする制度です。
ちなみに、
ネーミングライツスポンサーになった門倉テクノ株式会社さんは、前橋市上小出町にある会社で、公共施設の電気設備、各種工場の電気設備などの電灯動力の電気設備の設計・施工を行っている会社なんだそうです。
敷島公園の歴史
敷島公園は、利根川と広瀬川に挟まれた場所にあり、37.6ヘクタール、東京ドーム8個分の広大な面積があります。その中には、全国でもめずらしい約2,700本の松が茂る松林や、ボート池、こどもの広場などがあります。他にも、生糸のまち前橋をしのばせる蚕糸記念館があり、前橋市の歴史や文化に触れることもできる場所です。
その敷地の一番北側にあるのが、敷島公園門倉テクノばら園です。
敷島公園門倉テクノばら園の歴史
1971年(昭和46年)に、「200種類2,000本のバラが咲く公園」として開園しました。
広さ4.5ヘクタールの敷地には、開園当時は桜や花菖蒲、ぼたん、ツツジなども咲いていたそうです。
現在はバラのみとなったそうですが、ばら園の所々には、いまでも開園当時の花木が咲いている姿を見ることができます。
その後、2008年(平成20年)3月29日~6月8日に開催された「全国都市緑化ぐんまフェア」の総合会場となる際に大規模な改修工事が行われ、バラの数が600種7,000株に増え、四季に咲き誇る花木の見られる「ばら園」として、現在たくさんの人々に親しまれています。
いざ!ばら園に入園です!
駐車場は、ばら園の正面入口前に第1駐車場、北門入口前に第2駐車場があります。
それから、ばら園から徒歩10分ほどの場所に第3駐車場があります。
敷島公園の松林をぬけ、正門入口から園内に入ると、あたりを優しい香りが包んでいました。
「なんていい香り!」
大好きなバラの香りです。
そして、目の前に飛び込んでくるのは大きなハート型オブジェです。
男の子と女の子の石像がとても可愛らしいんです。
オブジェの前には写真撮影台があるので記念写真を撮るには最高の場所になっていますよ。
その他園内には、SNS映えする写真撮影ができるビューポイントがたくさんあります。
パンフレットを見ると、6か所のポイントがあるので、ぜひチェックして撮影を楽しんでくださいね。
敷島公園門倉テクノばら園の魅力とは?
まるで中世ヨーロッパの宮廷庭園を思わせるような美しさで、どこからかマリー・アントワネットでも出てきそうな雰囲気の庭園なんです。北関東では最大級を誇るバラの数。
その数、なんと!約600種7,000株!
モダンローズやオールドローズ、イングリッシュローズなどのバラが植栽されています。
【モダンローズ】
1867年以降に誕生したバラの総称。多くは四季咲きで一年を通して々花を咲かせます。様々な花色や花形、香りが特徴です。
【オールドローズ】
1867年以前に誕生したバラの総称。クラシカルな花姿と香りの良さ、そして上品な草姿が特徴です。耐寒性、耐暑性に優れています。
【イングリッシュ ローズ】
イギリスの育種家デビット・オースチンによって開発されたバラの系統。オールドローズとモダンローズの優れた特徴を組み合わせた品種の総称。
美しい花形、強い香り、そして四季咲き性、強健性を兼ね備えているのが特徴です。
エリアごとに作出国別に区分けされていて、世界各国のバラが見やすいよう工夫されています。
世界の殿堂入りのバラを全て見ることができるほか、バラの産地でもある前橋のオリジナルのバラも鑑賞できるんですよ。
一般的な開花時期に合わせて、春と秋の年2回バラまつりを開催しています。
まつり期間中は、ライトアップもしていて、昼間とはまた違った幻想的なバラを見ることができます。
夜のライトアップもうっとりするほど素敵なんです。
さらにびっくりするのは、
入園料は無料!
バラも素晴らしいですが、入園料も素晴らしいです!
園内は、たくさんの人に楽しんで利用してもらえるように「ユニバーサルデザイン」にもなっています。
バリアフリーになっているので、車いすやベビーカーなどでお越しの方にも楽しんでいただけますよ。
ばら園管理事務所では、車いすの貸出しもされているので必要な方は声をかけてみてください。
香りのガーデン前には、今年は撮影用の木の枠が新たにできていました。
これはおしゃれですね~。
バラの花がさらに可愛く見えそうですね。
170メートルの長さのバラトンネルでは、こぼれ落ちそうなほどたくさんの花が咲き誇っていました。
とにかく見事!
空からバラのシャワーを浴びているようでした。
園内には要所要所にバラの案内板があります。
「どんなバラがさいているの?」などの疑問もすぐに解消できます。
案内板に書いてあるバラを見ながら花を探してみるのもいいですね。
ガゼボって何?
園内には、赤い屋根の小屋のようなものが3つあります。
「おしゃれなあずまやだなぁ~」
と常々思っていましたが、調べてみると「ガゼボ」と言う名前の西洋風あずまやなのだそうです。
西洋の庭園や公園、その他公共の広場などによくみられるパビリオンの一種で、英語読みでは「ガジーボ」とも呼ばれているそうです。
庭園の外周壁に取り付けられたものを除いて、ほとんどのガゼボは自立した建築物です。
屋根付きで、柱があるだけで外の空間に開けています。
このあたりは日本のあずまやと一緒ですね。平面から見ると八角形なのが特徴だそうですよ。
ガゼボは、雨宿りの場所や日陰を提供することが目的ですが、ベンチなどを設けて休息や展望の場としても機能し、庭園や公園の景観(ランドスケープ)を構成する装飾物にもなります。
野外音楽堂(バンドスタンド)になるような大きさのものもあるそうです。
「なんてお洒落な景色なの!」
ついつい独り言が多くなってしまいます。
屋根についた風見鶏がまた素敵ですよね。
主にヨーロッパの教会堂や住宅の屋根の上に取り付けられている鶏をかたどった風向計のことですが、
実際は、風向計としての役割よりも魔除けとして取り付けられることが多いそうですよ。
気温が高くなったこの日は、噴水の水がとても涼し気で気持ちよかったです。
気持ち良くばら園を楽しんでいただくために、スタッフの方が、咲き終わった花殻つみや落ちた花弁を綺麗に掃除していました。
スタッフの方の「開園中も手入れを欠かさない」という姿勢に本当に頭が下がります。
こういったたくさんの人達のおかげで、訪れた人が気持ちよく楽しく過ごせるのだと感じました。
じつは、人混みが苦手な私は、なるべく人が少ない時に行きたいところなのですが、この日はたくさんの人達に紛れてバラを鑑賞していました。
バラの素晴らしさにはもちろん感動していたのですが、
すれ違う人たちみなさんが、口々に「綺麗だね~」「素敵ね~」と声に出して楽しんでいる様子を見て、なんだかとてもこみ上げるものがあり、思わず涙がこぼれそうでした。
危ない危ない 笑
気を取り直して散策リスタートです。
ばら園まつり期間中は、「人気インスタグラマー さんによるバラの撮影教室」や「ガイドと楽しむ春のばら園」などのばらガイドツアーも実施しているそうなので、滅多にないこの機会にぜひ参加してみるのもいいですね。
天候によっては中止となる場合があるようなので、管理事務所で確認してみてください。
県指定重要文化財 蚕糸記念館
ばら園の一番奥には、蚕糸記念館があります。
1912年に建てられた建造物で、国立原蚕種製造所前橋支所として建設されました。
当時、日本全国で6か所に建設されたうち、現存する唯一のものです。
当時、日本の主な輸出産業のひとつであった絹糸に関わる、カイコの飼育方法や品種改良、病気対策などの研究をして大きな業績をあげました。
1981年に前橋市がこの地に移築して「糸の町前橋」の象徴とし、蚕糸記念館として会館しました。
(前橋市蚕糸記念館パンフレットより)
高い天井と上下開閉式の窓がおしゃれです。
窓から見えるばら園の景色もとても素敵でした。
機織機や製糸業に用いる道具機器の展示もありました。
2014年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産に登録された富岡製糸場の操業当時の写真がありました。
停めてある車からも歴史を感じますね。
絹産業の衰退とともに養蚕もなくなり、蚕の主食である「桑」の畑もなくなってしまいましたが、昔は、あちこちに「桑の木畑」があったそうです。
年配の方に話を伺うと、
「ドドメ(桑の実)をサイダーに入れて飲んでいた」
なんてこともしていたそうですよ。
ちなみに、
桑の実は「ドドメ」と呼んでいますが、主に群馬県や埼玉県など西関東地方の方言なんだそう。
方言だったとは知りませんでした、、、。
熟した桑の実の色である暗紫色のことを「ドドメ色」とも言います。
きっと、
「ぶどうサイダーのような色と味だったのかな?」
なんだか無性に飲んでみたいドドメサイダーでした。
まとめ
ばら園の他にも、広場で遊んだり、散歩や池のボートに乗ったりと敷島公園はとても充実した人気の公園です。
近くには、スタジアムや球場ではサッカーや陸上競技、野球なども行われています。
緑豊かで自然がいっぱいな前橋にぜひお出かけください。
アクセス
【住所】〒371-0036 群馬県前橋市敷島町262
【電話番号】027-232-2891(管理事務所)
【管理事務所業務時間】8時30分~17時
【休業日】12月29日~1月3日
【料金】無料
【交通アクセス】関越自動車道前橋ICより国道17号線経由、渋川方面へ約15分
【交通アクセス(公共)】JR前橋駅北口バスターミナル3番乗り場から関越交通バス(緑ヶ丘線)で約20分、「老人センター入口」下車、1分。(2020、6月現在)
【駐車場】第一駐車場140台、第二駐車場161台、第三駐車場600台(臨時)
【周辺地図】敷島公園門倉テクノばら園
《ばら園概要》
【開園時間】9時~17時
【一般的な開花時期】5月中旬~6月上旬、10月中旬~11月上旬
《注意事項》
○盲導犬等の補助犬を除き、ペットの入園禁止
○自転車等の車両の乗り入れは禁止
○植物を折ったり採らないでください
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