染料植物の魅力を探る—藍の花とその歴史
こんにちは、群馬県担当の唐澤です。今回は、藍の花が咲いているとのことで、9月13日の午後に高崎市寺尾町(高崎観音山)にある「高崎市染料植物園」を訪れてきました。
ここは染料植物をテーマにした日本初の植物園で、緑豊かな丘陵地にあり、散策にもぴったりの場所です。ぜひ訪れてみてください。
公式サイトはこちらから: 高崎市染料植物園
藍の花の魅力と歴史
藍の花は以前写真で見たことがありましたが、実物を見るのは今回が初めてでした。その小さくて可憐な姿は、日本らしい趣を感じさせます。日本で栽培されている藍の種類は「タデアイ」(タデ科の一年草)で、別名「藍タデ」や「蓼藍」とも呼ばれます。
藍はかつて世界中で青色染料として利用されていましたが、現在では合成染料に取って代わられ、藍の栽培は大幅に減少しました。茎は50~70cmに成長し、枝分かれしながら広がる葉をつけます。この葉が染料の原料となり、乾燥させると解熱・殺菌の効能を持つ漢方薬にも使われてきました。
藍は6世紀頃に中国から日本へ伝わり、藍色の染料を採るために広く栽培されました。特に江戸時代に阿波で発達し、19世紀初めには藍玉(すくも)は15万~20万俵も生産されたそうです。しかし、明治時代以降、インドからの輸入やドイツでの人工藍の開発により、日本国内での栽培は激減しました。
藍の文化と伝統
藍染めの歴史は奈良時代まで遡り、その美しい青色は「Japan Blue」や「Hiroshige Blue」として海外でも評価されています。現在、藍染めや藍玉の生産には高度な技術と手間が必要で、日本国内では徳島県以外で見ることはほとんどなくなりました。それでも、日本の伝統である藍染め技術が後世に継承されることを願っています。
藍の諺「青は藍より出でて藍より青し」
藍の花を見ていると、諺「青は藍より出でて藍より青し」を思い出しました。正式には中国の儒学書「荀子」の勧学編にある言葉です。
君子曰(いわ)く、学は以(もつ)って已(や)むべからず。青はこれを藍(あい)より取りて、藍よりも青し。冰(こおり)は水これを為(な)して、水よりも寒(つめ)たし。
「訳文」君子がいった。「学問は中途でやめてはいけない。青という色は藍(あい)という草から取るが、その色は元になっている藍よりもいっそう鮮やかな青色になる。氷は水が元になってできるが、いったん氷になると、水よりももっと冷たい。
この言葉は、学びを続けることで、元となるものよりもさらに優れた成果が得られることを意味しています。藍という植物から生まれる青は、元の藍の色よりも鮮やかです。同じように、学問や努力の結果は、それを始めた時よりもさらに素晴らしいものに成長するという深い教えが込められています。
今回の訪問では、藍の花の美しさだけでなく、その背後にある歴史や文化、そして教訓に触れることができ、とても充実した時間を過ごせました。
公式サイトはこちらから: 高崎市染料植物園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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