こんにちは。
千代田あおいです。
今回皆さんにご紹介したいと思っているのは、栃木県足利市。
足利市は栃木県の南西に位置する、自然と歴史のまちです。
市の中心部には「渡良瀬川」という大きな川が通り、そこにかかる橋はとても有名。
「渡良瀬橋」という名前で、森高千里が同名の曲を歌ったことで知られています。
平安時代に力を持った足利氏発祥の地でもあり、市内には多くの神社仏閣があるんですよ。
そんな足利市には2つの人気イベントがあるってご存知ですか?
県外からも多くの人が訪れるもので、市を代表すると言っても過言ではありません。
本記事では、この2大イベントについて詳しくご紹介してゆきます。
目次
足利花火大会
足利花火大会は、渡良瀬運動公園と渡良瀬河川敷で行われる大規模なイベントです。
「約2万発」も打ち上がる大輪の花火に、多くの人々が歓声を上げます。
オーソドックスな尺玉をはじめ、ワイドスターマイン、仕掛け花火などが次々と夜空を彩る姿は圧巻の一言。
ナイアガラなど派手な演出も見どころです。
足利市の夏の風物詩として昭和36年から市内に浸透するイベントですが、その規模の大きさは関東でも指折り。
この花火大会に合わせて渡良瀬河川敷は一部が歩行者天国となり、例年45万以上の人々であふれます。
ステージやお化け屋敷など、数々の企画にも大注目。
お祭りといえば「屋台」も楽しみなものですが、足利花火ではやはり数多くの出店があります。
特に田中橋から足利庁舎へと向かう土手沿いは壮観ともいえるほど。
ズラリと並ぶカラフルなお店の数々に、大人も子どもも胸が弾みます。
開催は、例年8月の第1土曜日。
1日だけの開催となるので、お見逃しなく。
有料観覧席がある!
足利花火大会ではいくつかの種類に分けて有料観覧席を設けています。
ご参考までに、2025年の代表的なものを下記にまとめました。
席の種類 | 定員/値段 | 概要 |
カメラマン席 | 1名/8,000円 | 三脚使用可。三脚、イスは各自で用意 |
スーパーカップル席 | 2名/8,000円 | ドリンクホルダーつきのキャンプチェア |
ガーデンテーブル席 | 4名/12,000円 | 丸テーブルにイス4脚 |
ブルーシート席 | 8名/16,000円 | ブルーシート1枚 |
プレミアムリクライニング席 | 2名/20,000円 | リクライニング機能のあるイス、正面エリア最前列の席 |
テーブル席 | 6名/24,000円 | テーブルにイス6脚 |
値段だけを見るとなかなか高価な感じもしますが、例えばガーデンテーブル席を4人で割ると、一人頭3,000円。
人数が集まるのであれば意外とリーズナブルと言えるのではないでしょうか。
混雑したなかで場所取りをしたくない人は、検討してみても良さそうですよね。
1名10,000円ほどの価格で販売されたプレミアムリクライニング席は、正面エリア最前列という付加価値つき。
記念日や旅行の記念に購入してみるのもいいかもしれません。
下記は特別区画席です。
席の種類 | 定員/値段 | 概要 |
パイプイス | 1名/8,000円 | パイプイス1脚 |
デラックスシート | 1名/8,500円 | リクライニングチェア1脚 |
カップルシート | 2名/9,000円 | ガーデンチェア2脚 |
テーブル・ガーデンチェア | 4名/16,000円 | テーブル1台、ガーデンチェア4脚 |
パイプイス1脚の席で8,000円ほどですから、有料観覧席と比較するとややプレミアムな印象ですね。
おそらく花火の見え方などに違いがあるということだと考えられます。
最も安価なのは堤防に設けられた下記の席でした。
- ざぶとん指定席(1名/3,000円)
- ざぶとんフリー席(1名/1,000円〜2,000円)
ざぶとんフリー席は足利市民のみ参加できる先行販売の価格。
つまり他市町村、あるいは他県から足利花火大会に参加するなら一般販売の価格がデフォルトとなるということですね。
ただし、上記の有料観覧席はすべて争奪戦になる見込み。
「どうしても入手したい」なら、販売スケジュールを抑えるのは必須です。
足利花火大会公式ホームページなどで確認し、戦いに備えましょう。
こちらは2025年の特設ページです。
経験者がオススメする混雑を避けるコツ
私は足利花火大会に行ったことがあるのですが、誇張ではなくメチャクチャに混みます。
行く時間、離脱する時間を見誤ってしまい、身動きが取れないほどのこともありました。
そんな私が皆さんにオススメする混雑を避けるコツとは下記のものです。
- 到着する時間は早い方がいい
- 離脱する時間もできるだけ早い方がいい
これだけ。
当たり前のことしか言っていないのですが、本当に大切なことなのでお知らせしたいと思いました。
特に有料観覧席を利用しない場合、無料開放されたエリアで場所取りをするのはとても大変。
花火が打ち上がるのは毎年19:00頃からですが、この時間からだともう河川敷は人のるつぼで座れる場所はほぼありません。
ですから、できる限り早い時間に到着するのが最良。
場所取りを希望するなら、夕方までには河川敷に到着しておくのがベターです。
とは言え真夏の開催でとても暑くなることが想像できるので、熱中症対策は欠かさずに行ってくださいね。
飲み物や日傘、体を冷やすもの、塩分の入ったタブレットなどを忘れずに携帯しておきましょう。
また、屋台の食べ物などで手や口が汚れることもあるので、ウェットティッシュやゴミ袋もあると便利です。
「離脱時間」については、個人的に20時台前半くらいをオススメしたいと思っています。
そうするとフィナーレは見られなくなってしまうのですが、それでも混雑を避けるのならば早めの方が安心です。
花火大会が終わると帰宅する人々の乗る車で道路が渋滞しますし、最寄り駅であるJR両毛線「足利駅」、東武伊勢崎線「足利市駅」も大変混雑します。
私は足利花火に車で出かけて2時間近くの渋滞に巻き込まれたことがあり、これは本当に大変でした。
分散して帰宅することで、無理のない移動ができるということをそのとき深く胸に刻んだんです……。
圧倒的に美しい花火と盛大な賑わいを最高の思い出に!
私のようにホロ苦い思い出にしてしまわないためにも、検討してみてくださいね。
足利花火大会 | 田中橋下流渡良瀬運動公園および田中橋下流河川敷で開催 19:00〜21:00頃 |
URL | https://ashikaga-hanabi.com/ 駐車場情報など記載あり |
ココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭
1980年に始まったココ・ファーム・ワイナリー。
大きなブドウ畑で育まれる果実を使ったワインやジュースが大人気です。
そのココ・ファーム・ワイナリーが、毎年秋に開催しているのがこの「収穫祭」。
収穫の終わった晩秋のブドウ畑を開放し、そこに座ってイベントを楽しみます。
青い空下で乾杯すれば最高のひととき!
「大人による大人のためのイベント」といった風情ですが、子どもも参加OKです。(もちろんお酒は飲めないのでジュースを楽しんでくださいね)
最高のロケーションでワインとグルメを楽しむ!
ココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭といえば、「眺めのよさ」!
日常のなかでありながら、どこか非日常的な雰囲気が楽しめるんですよね。
ブドウ畑にシートを敷いて、そこに座って紅葉したブドウの葉を眺めているだけでも楽しい。
外国のピクニックみたいでワクワクしませんか?
友達や家族、恋人との語らいも、思わず弾んでしまいます。
そこで味わえるのは、その年のできたてワイン。
まだ熟成の進んでいないフレッシュな味わいは、このときだけの特別なものです。
他にも、収穫祭を記念して作られたものやスパークリングなど多種多様なワインが提供されますよ。
収穫祭の楽しみといえばグルメも外せない!
当日限定で屋外での料理を提供してくれるので、ワインとのマリアージュを楽しみましょう。
特にチーズやソーセージなどの肉料理は大人気。
私は数年に1度といったペースで参加しているのですが、美味しいものを食べながら何度もグラスを合わせるのは本当に楽しいですよ。
隣り合った席の人たちと、ちょっとしたコミニュケーションが生まれやすいのもこのイベントならではかもしれません。
これはステキな場所で美味しい時間を皆で分かち合うイベントなんだなあ、と毎回感じています。
音楽を楽しむ
収穫祭では、毎年特別なゲストによる演奏が行われます。
ブドウ畑に響き渡る心地のいい音楽が、ますますこのイベントを特別な雰囲気にしてくれるんですよ。
食べて、飲んで、音楽に耳を傾けて……大規模な企画などはありませんが、こののんびりとした感じがとても魅力的です。
参加方法は?
オンラインで申し込みを行うか、ココ・ファーム・ワイナリーのショップで入場チケットを販売します。
2025年は、9月1日〜11月13日までのスケジュールです。
入場チケットは、当日受付で「ハーベストキット」というものと引き換えてもらえます。
ハーベストキットにはワイングラスやグラスホルダーなど、収穫祭で使うアイテムが入った袋。
なかにワインやジュースのビンいずれかと交換できる引換券も入っていますよ。
JTBによるバスツアーもあるようなので、首都圏や宇都宮方面から参加を検討する人はチェックしてみてください。
交通アクセスについて
当日、会場周辺に車を停められるスペースはありません。
ただし一般乗用車の有料臨時駐車場が開放されますので、お酒を飲まない人が同行している場合は検討してみてもよいでしょう。
利用料金は1台あたり5,500円(要予約)。
当日のチケット料金などは一切含まれていませんのでご注意ください。
なお足利市内には観光用駐車場が点在していますが、ココ・ファーム・ワイナリーからは距離があります。
もし利用を考えるなら、JR足利駅に比較的近い場所にある「美術館通り駐車場」や「北多目的広場駐車場」などがオススメです。
東武足利市駅、JR足利駅発から臨時シャトルバスが出るので、ここから会場に向かえますよ。
全員がお酒を飲む場合や車にこだわらない場合もシャトルバスの利用が便利です。
1日利用券は1,500円、1回乗車券は1,000円。
往復で利用するなら、1日利用券の方がおトクに購入できますね。
ココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭に参加するとき注意しておきたいこと
収穫祭において注意しておきたいこと、それは「飲み過ぎ」です。
楽しくて美味しいとついつい度を越してしまいそうになりますが、気分が悪くなったり周囲の人とトラブルになってはよくないですからね……。
あくまでもほどほどに、キャパシティをこえないように楽しみましょう。
また、これは当然のことなのですが、飲酒運転は絶対ダメ!
自分だけでなく、大切な人や他の人を巻き込むリスクがあります。
例え少しでも口にしないようにしましょうね!
当日はお酒だけでなくとても美味しいブドウジュースがあるので、後で運転する人はそちらをどうぞ。
当日はワインの販売もあるので、持ち帰ってご自宅や宿泊施設でゆっくり楽しむのもいいですよ。
節度を守って、どうぞ楽しい1日を!
ココ・ファーム・ワイナリー収穫祭 | 毎年11月第3土曜日、日曜日に開催 |
URL | https://cocowine.com/sub_page/harvest-festival/ (2025年公式) |
イベントの後にゆっくり過ごしませんか?
私たち日本マウントでは民泊の経営も行っております。
今回ご紹介した足利花火大会からは4キロメートル、ココ・ファーム・ワイナリーからは8キロメートルほどの位置に「アイレストヴィレッジ足利」という施設があるので、宿泊先としてぜひご検討ください。(東北自動車道を経由して北関東自動車道「足利IC」より一般道20分強)
1棟貸切の戸建て住宅型で、リラックスして過ごせます。
アメニティ類の他、BBQコンロのご用意もありますよ!
お庭があるので、そちらで楽しんでみるのもオススメです。
ココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭に行くなら、夜にお肉と合わせて飲むのも楽しそう。
また、近隣には車で10分の場所に「あしかがフラワーパーク」。
20分ほどの場所に「佐野プレミアム・アウトレット」があります。
周辺観光も合わせて、ゆったりと足利市へのお出かけを楽しんでくださいね。
【日本マウントが提供する宿泊施設】
◆松本市(井川城)の宿泊施設:アイレストヴィレッジ松本II
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