皆さまこんにちは、日本マウント八ヶ岳現地コーディネーターの山田です。
もうすぐ10月ですね、八ヶ岳周辺は少しずつ秋の様相。朝夕10度を下回る日が
二日程続いた後、ここ数日は日差しの強い暑い日が戻ってきました。風も強い日に
建物の屋根に「ボッコン」という音が響くと、鬼ぐるみの実が落ちる秋を実感します。
この鬼ぐるみは非常に成長が早く日当たりの良い湿気のあるところに自生し、
よく建物基礎の際や岩の間から、ニョキニョキと成長していきます。不要の場合すぐに
抜いてしまわないと、根が深く張ってしまい、成長のスピードが速いため建物に
影響を与えてしまいます。樹液や落ち葉、根による地中障害、電線への障害等々。
私も色々な調査現場を見てきましたが、非常に厄介です。
では何故、岩間や建物の基礎の際(キワ)の隙間から生えてくるのでしょう?
本来鬼ぐるみは小動物(あかねずみ、リス)たちの貴重な越冬食料になります。
目立つところに落ちた胡桃はすぐに回収されてしまいますが、岩の間や
建物の隙間に落ちたものは彼等に見過ごされてしまうのです。
車の往来があるアスファルト道や人が頻繁に行き来する場所は、くるみはその
ままにされてしまいますが、よく車のタイヤで引いて弾ける音も聞かれます。
もちろん人間の生活圏の拡大による動物の個体数の激変、別荘利用者や移住者
が犬を飼育していたりすると、小動物たちにとっては驚異になり生息圏の変化
をもたらします。自分の住む場所を良く観察していると、地面に落ちたクルミを
一生懸命に回収している姿や、永く積んで放置していた薪の下にあかねずみが
穴を開けて食べた胡桃の殻がまとまって見つかったりします。そんな時は少し
動物たちに申し訳なく思う反面、動物たちの痕跡を宝物の様に思うのです。
今年は猛暑のおかげか、土地の山栗や鬼胡桃がたくさんなっていて一安心です。
目次
近年のサービスエリアの多様化 鞍が池パーキングエリア
最近、三重県四日市市に別件で出かけることが多いのですが、長い高速道路移動
の道中、運転疲れを癒すため高速道路のSAやPAで休憩する際、色々なSAを
興味半分で利用するのですが、そのうちの一つ、愛知県豊田市にある
東海環状自動車道のパーキングエリア鞍ヶ池パーキングエリアに立ち寄って
驚きました。鞍が池PAは ハイウェイオアシスを併設しており、鞍ケ池公園へ
連絡できる設計になっているのですが、、自販機で飲み物を選んでいて、
ふと見ると展望台のような物があるので、覗いてみようと思い向かってみると、
アウトドアブランド「snow peak」の文字が目に止まって展望デッキから見ると
眼下に広大公園が広がってい他のです。鞍が池公園の存在は知っていましたが、
ここまで整備されて色々な設備が整っていると知らず感心しました。
鞍ヶ池公園には何があるのか?
ファミリーマートがある鞍が池PA横のPA園地・PA展望台前から
広大敷地をつなぐパークトレインが行き来しており。
園内の4っのエリア(交流エリア・四季の古里・パークフィールド
・動物園!)を行き来できるようになっています。四つのエリアの内、
先ほどのアウトドアブランド「snow peak」のレストランとアウトドア用品の
ショップ、キャンプエリア、展望台があるパークフィールドが鞍が池PAの
直ぐ近くに有りとても便利です。
公園は豊田市のものですが、園内には、動物園、植物園、馬場(乗馬場)、観光牧場
英国式庭園、アスレチックフィールド、動物愛護センターではペットの躾トレーニング
も習える。とにかくスケールの計り知れない規模の公園です。数日滞在して遊べるのでは
ないでしょうか。
アウトドアブランドからグローバルハイブランドへ「snow peak」
「snow peak」は新潟県三条市に本社を置く、前身山井幸雄商店という金物問屋が
世界に拠点を置くアウトドアブランドに成長したのですが、会社の提唱する
「衣・食・住・働・遊」「人生に野遊び」をコンセプトに全ての製品を日本の素材
日本での製造にこだわったブランドメーカー、特にチタン製品やテントに永久保証
を謳うハイブランドです。本社のある新潟は三条市に5万坪の土地に
アウトドア製品をテスト出来るフィールドやファンが集える企画を打ち
社員と製品オーナーが共にアウトドア活動できる、グローバル企業です。
私も登山でお世話になっている「snow peak」のチタン製品は非常に完成度が
高く、デザイン・耐久性・軽量に優れたギアは高価ではあるが、無いと非常に
不自由する。そんな製品を継続的に開発し市場に送り出す「snow peak」の
事業の一つに地方創生事業があり、今回のこの鞍が池パークフィールドは全国に
展開するいくつかのフィールド事業のうちの一つとなっています。
「snow peak」×隈 研吾design 「住箱」
以前ブログ記事でも紹介しました二つの投稿
終わりのない経済活動とその拡張経済による自然破壊に一石を投じる、
「TINYHOUSE MOVEMENT」ですが、自分の住む家に35年ローンを組んで
経済奴隷に身を窶すのか、家族ですれ違うにも気を遣う小さな家を自分で調達し
本当に必要な物を精査して生きていくのか、アメリカで起こった運動にいて、
現在インフレによって一般市民が家を持つことも以前よりさらに難しくなりつつある
アメリカでこのタイニーハウスでの生活スタイルはさらに大きな選択肢になっています。
日本ではどちらかと言うと、シンプルライフとしてのタイニーハウスという選択肢で
はなく別荘や離れ、テレワークスペース、子供の勉強部屋や趣味のスペースという
側面が大きいのですが、「snow peak」が有名建築家隅健吾氏に依頼して出来た
「住箱」は、旅をする様に住むと云うコンセプトで設計されたトレーラーハウスです。
「snow peak」はタイニーハウスをアウトドアギアという側面からこの「住箱」を
商品化し販売しています。
私の訪た鞍が池PAにも「住箱エリア」があり、グランピング施設(要はバンガロー)
として宿泊できるようになっています。皆様も是非体験してみてはどうでしょう?
このトレーラースタイルのタイニーハウスは不動産業界も注目していて、
今現在顕著化している接道条件による再建築不可物件(建物のある敷地が
幅4m以下の道路にしか接道が取れていない物件は老朽化した建物を取り壊した際、
再建築できないという法律)があるのですが、土地に定着していない、
トレーラーハウスのような構造物は、その法律の対象外であるため
ライフライン(上水道・電気・下水道)がすでに通っている土地では、
最小限のコストで住環境が整うし、建築物を支える為の過剰とも言える安全率を
見ている現在の建築基準に基づいた基礎工事も不要な為、環境への負荷も軽減される
という事です。
この隅研吾氏の設計したタイニーハウスは、よくある環境負荷材をふんだんに使った
キャンピングトレーラーとは違って、構造物の中で生活するという事をイメージしやすい
マテリアルが使用されています。唯一サイズ感が疑問だったのですが、
実物を拝見して、タイニーハウスの前に大きく配置されたデッキを
生活環境に一部に取り込んで、より自然と近い距離で息をする事で、
閉塞感に苛まれるタイニーハウスの狭さを紛らわせてくれる様です。
長々とお付き合いありがとうございました。今回は東海環状自動車道
にある鞍が池パーキングエリアにある「snow peak」についてそして
革新的なデザインのトレーラーハウス「住箱」についてお話しました。
如何ですか別荘物件に、田舎暮らし物件に、中古物件と言う選択肢が
外れれば、土地物件にこのトレーラースタイルの住居をアレンジすれば
視野が広がるのではないでしょうか。
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