こんにちは!
神社やお寺など神社仏閣、歴史が大好きな桜木です!
京都の神社やお寺のなかで、みなさんが好きなお寺や神社は、どこの神社仏閣でしょうか?
このお寺が好きとか、この神社が好きとか、みなさん、いろんな理由で好きな神社などがあると思います。
たとえば、恋愛の神様がいる神社なので好きであったり、学問の神様がいて勉強が好きだからこの神社が好きであったり、自分の好きな神様が祀られている(読み:まつられている)からこの神社が好きとか、創建した人物が好きだからこのお寺が好きなどなど、いろいろ理由はありますよね。
僕も、どの神社とかどのお寺が一番好きという神社仏閣は、なくて、どこの神社もお寺も好きです笑
以前、山梨にいたころで、知り合いの占い師の方に、占ってもらったときに、この神社に行ったほうがいいよって言われて3つくらいの神社を紹介してもらったことはありまして、実際にその神社にも行きました。
たしかに、とても良い神社でしたが、大好きとかこの神社が、今までで一番だなというようにはなりませんでした。
ただ、また行きたいな~と思う神社とかお寺はありますので、そういう神社などは、2回とか3回とか行くことはありますよ。
そして、今回の記事は、金色のお寺で有名な京都の【金閣寺】について、ご紹介していきますね!
ちなみにですが、金閣寺は、2回くらい行ったことがあるお寺です。
相国寺?金閣寺とは違うの?
金閣寺は、相国寺というお寺の塔頭寺院(読み:たっちゅうじいん、意味:大きいお寺の境内にある小さな寺院のこと)のことです。
相国寺も正確には、名前が違いまして、正式名称は、【萬年山相國承天禅寺(読み:まんねんざん しょうこくじょうてんぜんじ)】といいます。
14世紀末に室町幕府の三代将軍である足利義満(読み:あしかが よしみつ)によって作られたお寺です。
このお寺は、なんども焼失と復興を繰り返したお寺でして、現在残っているお寺は、1605年に再建されたものが残っています。
これは、日本のなかでも、一番古い法堂建築だそうです。
このお寺の創建をした人物が【夢窓疎石(読み:むそう そせき)】という人物でして、この夢窓疎石は、臨済宗の禅僧です。
なので、金閣寺も含めた相国寺は、臨済宗派のお寺です。
夢窓疎石が創建した当時は、かなり広い敷地となっていまして、144万坪(東京ドームが約100個分)という広大な広さを持ったお寺だったんです。
東京ドーム100個分の広さなんて、想像ができませんよね。
これだけの広い敷地のなかに、50個の塔頭寺院があったそうです。
それだけの広さを持った寺院であれば、50個くらいのお寺が、建てられていても、不思議ではないですよね。
僕も、正直に言って、東京ドーム100個分の広さを想像できないので、どれだけ広いのかは、わかりません。
ただ、それだけの広さがあったのであれば、すべての塔頭寺院を巡るだけでも、かなり時間がかかりそうですよね。
当時は、車など便利な乗り物は、なかったでしょうから、歩くしか移動手段はないので、端から端まで行くのも大変そうですよね。
相国寺の名前の由来は、お寺を建てた足利義満の役職が、関係しています。
当時、足利義満は、左大臣の位となっていまして、左大臣のことを別名で「相国」と言っていました。
もともと「相国」というのは、国を助けるという意味がありまして、中国から伝わった言葉だそうです。
そして、左大臣(相国)である足利義満がお寺を建てたので、相国寺という名前がついたそうです。
あの金色で有名なお寺!金閣寺
金閣寺(読み:きんかくじ)は、正式名称ではなく、違う名前があることを、ご存知でしょうか?
正式名称は、【鹿苑寺(読み:ろくおんじ)】という名前です。
なぜ、正式名称ではなく、金閣寺とよばれているのでしょうか?
先ほどの、相国寺は、正式名称である「萬年山相國承天禅寺」を省略すれば、相国寺となりますので、こちらは、相国寺と呼ばれても、納得はできます。
しかし、金閣寺と鹿苑寺では、まったく違う言葉で、省略したわけでもなく、類似している言葉でもありません。
鹿苑寺の舎利殿(読み:しゃりでん)の【金閣】が有名となったので、その【金閣】を取って、【金閣寺】と呼ばれるようになったそうです。
つまり、建物の特徴から、その名前が付いたんですね。
この鹿苑寺(金閣寺)は、足利義満が考えた【極楽浄土】だったそうです。
もともとは、お寺ではなく、足利義満が西園寺公経という公卿(読み:くぎょう、意味:日本の朝廷に仕えた高級官僚のこと)が持っていた別荘をもらったもので、山荘北山殿を作ったのが、鹿苑寺のはじまりだそうです。
金閣を中心とした庭園は、極楽浄土を表していまして、後小松天皇などを招いたり中国との交流の場にしていたり、していたそうです。
足利義満の遺言によって、お寺にすることになりまして、そのときに、お寺の名前をつけるのですが、足利義満の法号である【鹿苑院殿(読み:ろくおんいんどの)】の最初の2文字をとって、【鹿苑寺】と名付けられたそうです。
鹿苑寺は、1950年(昭和25年)に放火で焼失してしまいましたが、1955年(昭和30年)に再建されまして、今残っているのは、再建されたお寺です。
また、1994年(平成6年)には、「古都京都の文化財」として、なんと、【世界遺産】にも登録されているんです!
これだけの金色の鮮やかなお寺であれば、たしかに、世界遺産に登録されても不思議ではないですよね。
新しく、このような金箔を使ったお寺とかを作ろうと思っても、とても金額が高くなりすぎてしまいまして、作ることは難しいですよね。
当時、この鹿苑寺を作れたのは、とてもすごい力の持ち主だったんだろうなと改めて感じました。
鹿苑寺(金閣寺)の見どころ
鹿苑寺(金閣寺)で見どころと言われますと、だれもが、あの金色のお寺でしょうと答えますよね。
しかし、その金閣以外にも、見どころはあるんです。
・舎利殿(金閣)
これは、言うまでもありませんが、美しい金色の建物ですね。
高さは、【12.5メートル】という高さで、三層構造で作られている建物です。
この三層構造で作られている建物は、それぞれ3種類の作り方で、できているんです。
第一層部分:【法水院(読み:ほっすいいん)】と呼ばれる部分でして、平安時代の貴族が使っていた邸宅を作るときの作り方で【寝殿造(読み:しんでんづくり)】で作られています。
第二層部分:【潮音洞(読み:ちょうおんどう)】と呼ばれる部分でして、鎌倉時代の武士の住宅を作るときの作り方で【武家造(読み:ぶけづくり)】で作られています。
第三層部分:【究竟頂(読み:くっきょうちょう)】という 中国から伝わった寺院の作り方である【禅宗様(読み:ぜんしゅうよう)】で作られています。
第二層と第三層部分の壁のみ、誰もが知っていると思われますが、「金箔」で作られています。
・鏡湖池
鏡湖池(読み:きょうこち)は、鹿苑寺(金閣寺)が建てられているすぐそばにある池のことです。
この池に写る【逆さ金閣】も絶景と言われていまして、実際に僕も見ましたが、やはりきれいでした。
建物本体もきれいですが、水面に写る逆さの鹿苑寺(金閣寺)も、また風情があって、とてもきれいです。
・夕佳亭
夕佳亭(読み:せっかてい)は、鹿苑寺(金閣寺)を見下ろせるように高台に作られた茶室のことです。
これは、江戸時代に作られたもので、創建当時は、なかった建物です。
この名前の由来は、夕日に照らされた鹿苑寺(金閣寺)が美しかったことから、その名前が付いたそうです。
・陸舟の松
陸舟の松(読み:りくしゅうのまつ)は、足利義満が自分で植えた松の木と言われているもので、樹齢は、なんと【約600年】という長寿の木となっています。
名前のとおりですが、この松は、船の形をしているのが、特徴となっています。
・鐘楼
鐘楼(読み:しょうろう)は、鹿苑寺(金閣寺)のなかにある鐘で、西園寺家(足利義満が鹿苑寺を譲り受けた人物)に由来して、鎌倉時代につけられたそうです。
この鐘は、黄鐘調(読み:おうしきちょう)と呼ばれるもので、音は「ドレミファソラシドの”ラ”」の音だそうです。
アクセス
住所:京都府京都市北区金閣寺町1
駐車場:あり(有料駐車場です。)
乗用車であれば、最初の60分が400円で、それ以降は30分につき200円です。
(※この情報は、2025年6月時点の情報ですので、金閣寺に行かれるときは、公式サイトや金閣寺の事務局などへ確認してから行くようにしてくださいね。)
参拝料金:大人(500円)、小中学生(300円)
(※高校生以上から大人料金でして、上記の駐車場料金と同じく、2025年6月時点の情報ですので、それ以降に行かれる方は、必ず公式サイトなどで確認してから参拝してくださいね。)
最寄りのバス停:金閣寺道
京都市バスの該当するバスに乗り、上記のバス停で降りてください。
※バスが○○系統となっていますが、今後変更になる可能性があるかもしれないので、こちらでは記載を控えます。
公式サイトなどで確認してくださいね。
駅やインターなどは、最寄りがなく、少し離れたところにありますので、公共交通機関を使われる場合は、近くの駅まで行って、そこからバスに乗って、行かれるほうがいいと思います。
ちなみにですが、僕は、少し離れた駅から、歩いて金閣寺まで行ったことがあります笑
歩けないことはないですが、坂でもあるので、少し大変です。
歩きに自信がある方であれば、十分登れる距離であったり、坂でもあったりするので、チャレンジしてみるのもいいかもしれません。
あまり体力に自信がない僕でも、一応、歩けたので、おそらくですが、どなたでも歩けるかもしれないですが、無理はしないでバスを利用してくださいね!
最後に
今回は、京都にある、とても美しいお寺の鹿苑寺(金閣寺)について、ご紹介してきました。
鹿苑寺といわれると、どこのお寺だろう?と思われる方がほとんどだと思いますし、僕も、その名前でいわれると、わからないと答えると思います。
でも、この記事を読んでくださった方であれば、鹿苑寺といわれても、「あ~金閣寺のことね」とわかりますので、もしよろしければ、プチ知識として、友だちや同僚などに、お話してみては、いかがでしょうか?
京都旅行に来たときには、行ったことがある方でも、もう一度、鹿苑寺に行ってみるのも、良いと思いますよ。
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今日もありがとうございました。
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