こんにちは!
神社やお寺など神社仏閣、歴史が大好きな桜木です!
今回は、各地方にある【郷土料理】のお話です。
みなさんが住まれている地域にも、昔からある【郷土料理】があると思われます。
【郷土料理】は、各地域(地方)で採れる食材を使って、その地域(地方)の気候であったり、環境などに合った作り方で作る、伝統的(昔から伝わっている)な料理のことです。
なので、どの地域にも、古くから伝わる料理(郷土料理)がありまして、地域ごとに、いろんな特色をもっている料理になっているんですね。
僕の地元である【山梨県】にも郷土料理がありまして、山梨県でいえば、おそらく【ほうとう】が全国的にも、有名なんだと思われます。
休日になれば、ほうとうのお店の前には、行列ができるほど、人気です。
甲府市にも(甲府駅のすぐ近くにあります。)ほうとうで有名なお店はありますし、富士吉田エリア(富士河口湖町)にも、ほうとうの専門店もありまして、休日は、駐車場に入るのも大変なくらい、人気があります。
富士吉田エリアにパートナーの彼と住んでいたときのアパートからも、近い場所に、ほうとうの専門店がありまして、休日のお昼となると、警備員が外に何人かいて、駐車場の案内とかをしている光景をよく見ていました。
もちろん、【ほうとう】以外にも山梨県には郷土料理がありまして、僕も地元民なので、食べたこともあります。
ただ、今回は、【ほうとう】ではなく、【みみほうとう】というみなさんがイメージする通常のほうとうとは、また違った郷土料理のご紹介をしていこうと思っています!
目次
みみほうとう??いったいどんな食べ物?
【みみほうとう】は、正確には【みみ】と言われる郷土料理で、主に富士川町十谷地域(甲府市と南部町の間くらいにある地域です。南部町は静岡県との県境の町です。)で食べられていたものです。
なぜ、「みみ」だけではなく「みみほうとう」と、「ほうとう」をつけてご紹介しているかといいますと、ほうとうの麺と同じ素材で、サイズが違うというだけですので、わかりやすく、【みみほうとう】と伝えています。
では、【みみ】というのは、どういった食べ物でしょうか?
これは、うどんを作るような感覚で、小麦粉を練って、練った生地を平たくのばして、その、のばした生地を正方形に切ります。
その正方形に切った一口サイズの生地の、片側の頂点部分をつなげて、三角形の形を作ります。
この三角形の一口サイズの生地を、野菜などと一緒に、味噌で煮込んだものが、【みみ】という郷土料理です。
一般的な【ほうとう】と、ほとんど同じような形なので、【みみほうとう】と僕は記載していますし、このように伝えています。
ネットで検索するときは、【みみほうとう】と検索する方が、出てきやすいと思います。
「みみ」と検索しても、顔の”耳”がヒットしてしまうと思いますし、「みみ」だけでは、ヒットしないと思います。
なので、検索するときは、「みみほうとう 山梨 郷土料理」のようなキーワードで検索するのがいいと思いますよ。
そして、なぜ【みみ】というのでしょうか?
農耕機の【箕(読み:み)】という穀物を入れて、殻やゴミなどを振り分ける道具に似ているということが、由来だと言われています。
竹や樹皮などで、編み込んで作る道具でして、「U型」のような形をしていまして、この形と【みみ】が似ています。
別の由来では、顔の【耳】に似ているから、この名前が付いたという由来もあるそうですが、農耕機の【箕】の方が、由来なのではないかと僕は個人的に思っています。
やはり、古代など江戸時代以前の日本は、農耕民族だったので、【箕】を使う機会が多いので、僕は【箕】が由来なのではないかと思っています。
みみほうとうを作ってみた
5年くらい前に、一度、この【みみほうとう】を作ったことがあります。
そのときの作り方などは、もう忘れてしまったので、今回再度チャレンジするときは、ネットで【みみほうとう】のレシピを調べて、作ってみました。
山梨県の公式のホームページにも記載されていましたし、クックパッドのようなレシピサイトにも載っていましたので、どなたでも作ることはできますよ!
まずは、材料の準備をします。
【小麦粉】と【ぬるま湯】、【味噌】、【お湯】、【だしの素】です。
小麦粉は、一般的な小麦粉を使っていますので、スーパーに売っている小麦粉で大丈夫です。
今回は、野菜なしの、みみほうとうだけのものを作りましたので、かなりシンプルな料理になっています。
ここに好きな野菜(にんじん、ねぎ、かぼちゃ、ごぼうなど)入れれば、野菜が入ったみみほうとうも作れます。
【ぬるま湯】は、小麦粉を練るときに、使いまして、【お湯】は、煮込むときに使うものです。
【ぬるま湯】と【小麦粉】をボウルなどに入れて、練っていきます。
最初は、少し混ぜにくい状態ですが、粉っぽさがなくなり、小麦粉がまとまってくると、手にも小麦粉がつきにくくなってきます。
小麦粉が、まとまる状態になるまでは、少し大変かなと感じました。
まとまった小麦粉を、次に、麵棒(読み:めんぼう)などの棒を使って、のばしていきます。
ただ、僕の家には、麺棒のような棒がありませんでしたので、まな板に、まとまった小麦粉をのせて、手でがんばってのばしました笑!
結構、手でもここまでのばせましたので、もし、作ってみようと思っていただける方がいましたら、麺棒がなくても、手でも十分のばせるので、麺棒などの棒を買わなくてもできますよ。
少しでも本格的に作りたいと思われる方でしたら、麺棒などの棒を買って、のばす方がいいと思います。
僕の場合は、家で、僕とパートナーの彼の2人で食べるだけですので、そこまでこだわらないので、今後も手で作ろうと思います笑
みみほうとうを作ってみた(続き)
のばした生地を、次は、正方形の形に切っていきます。
ここは、包丁を使って、正方形の形に切っていきましたが、そこまで生地が包丁につかなかったので、切りやすかったです。
少し時間がたってしますと、生地が、包丁やまな板などにつきやすくなってしまうので、早めに行なったり、打ち粉(読み:うちこ)をして、くっつきにくくして、行なう方が良いと思います。
正方形を作ったあとは、1つ1つ取りまして、片側の2点をつなげて、三角形(農耕機の箕のような形)を作ります。
意外と、この三角形(箕の形)を作る作業は、少し大変でした。
まず、正方形に切った生地を取るときに、まな板に生地が少しくっついてしまって、生地が正方形じゃない形になってしまうものもありました。
まな板にくっつかずに、取れた生地もありましたので、その生地は、うまく三角形を作ることができました。
僕は【ほうとう作り】に関して素人なので、うまく形作れないものもありましたが、味は同じだと思われます笑
もともと、小学生のころから、図画工作が苦手で、工作はあまり得意ではなかったので、それがこの写真(三角形(箕の形))に、現れていますね笑
お店では出せませんが、家で食べる分には、これでも大丈夫です!
みみほうとうを作ってみた(完成)
三角形(箕の形)を作ったあとは、沸騰したお湯(お鍋)の中へ入れて、みみほうとうの生地を茹でていきます。
もし野菜などを入れる場合は、この沸騰したあとで、野菜を茹でてから、生地をいれてください。
この生地は、下茹でなどはしなくて、そのまま野菜などと一緒に茹でていきます。
打ち粉が付いていたとしても、そのまま茹でて大丈夫です。
下茹でをしないまま、茹でていきますので、とろみのある状態になりますが、これが【ほうとう】にあるとろみになりますので、この状態で茹でてください。
茹でていくと、みみほうとうが、浮かんできまして、お鍋のなかで、踊るような状態になりますので、この状態まで茹でていきます。
そして、茹でていき、みみほうとうが、茹であがりましたら、【味噌】と【だしの素】を入れまして、味を調えて(読み:ととのえて)いきます。
※だしの素は、茹でる前に入れた方がいいかもしれませんが、そのあたりは、お好みで良いかと思います。
味が調いましたら、お椀などに入れて、完成です!
実際に、パートナーの彼と一緒に食べましたら、おいしいと言ってもらえました。
僕のおばあちゃんが、たまに、ほうとうを作ってくれましたが、その味に近いものができて、よかったです。
完成した【みみほうとう】をお鍋のなかに、少し放置してしまうと、汁気がなくなってきてしまうので、なるべく早めに食べる方がいいですよ。
ちなみにですが、パートナーの彼は、かぼちゃが苦手で、山梨のほうとう屋さんでは、必ず、かぼちゃが入っているので、ほうとうを食べたことがなかったそうです。
ほうとうとは違うますが、みみほうとうが、初めてのほうとうだったそうです。
今回は、シンプルな麺だけの「みみほうとう」を作りましたので、次は、野菜(かぼちゃ以外の野菜、ニンジンとか玉ねぎとかですかね?)を入れて、作ってみようと思いました。
最後に
今回は、山梨県の郷土料理【みみほうとう】をご紹介してきました。
比較的、簡単に作れますし、ネットにも作り方が書いてありますので、もし興味を持っていただけましたら、一度作ってみてはいかがでしょうか?
小麦粉とぬるま湯の割合は、2:1の割合で、僕は小麦粉を100g、ぬるま湯を50gで作りまして、本来はまとまった小麦粉を30分くらい寝かせるようですが、僕はこの過程を省略してすぐに作りましたが、作れました。
寝かした方が、よりおいしくできるかもしれませんので、作る方はレシピどおり作るのをおすすめします。
ほかにも山梨県の郷土料理はありますし、通常のほうとうも作ってみようと思いますので、また作りましたら、ご紹介していきますね!
それでは、みなさんも田舎暮らしを楽しんでください!
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今日もありがとうございました。
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