こんにちは。
栃木県現地スタッフの金田です。
今回は那須高原のお薦め観光スポットをご紹介したいと思います。
アンティークステンドグラスが展示されている「那須ステンドグラス美術館」です。
目次
那須ステンドグラス美術館
建物は中世の貴族の大邸宅が残るイギリスのコッツウォルズ地方の「マナーハウス」をモチーフにして造られています。
コッツウォルズ地方で採掘されるライムストーンを中心に資材から工法まですべて本物にこだわって建てられたそうです。
はちみつ色が特徴的なライムストーンは重厚感がありながらも、特有の暖かな色合いが印象的です。一歩美術館の敷地へ入ると那須高原の美しい自然と建物がなじみ、まさに中世のイギリスへ迷い込んだような気分になります。
館内には、イギリスを中心とした1800年代のヨーロッパのアンティークステンドグラスが展示されています。
数ある礼拝堂のうち、特に「セント・ラファエル礼拝堂」の壁一面のステンドグラスは、その美しさと迫力に魅了されます。
また、ステンドグラスだけでなく、アンティーク家具から調度品、オルゴールやパイプオルガン等も展示されています。礼拝堂では無料の演奏会が行われ、アロマが焚かれた館内は五感で楽しめる美術館となっています。
敷地内には美術館以外にも結婚式場として使用される「セント・ミッシェル教会」、お土産ショップやステンドグラスの体験教室などもあります。
【那須ステンドグラス美術館】 ●住所:栃木県那須郡那須町高久丙1790 ●HP:https://sgm-nasu.com/ ●駐車料金:無料 <営業時間> ●美術館:9:30〜16:30 ●ショップ(館内・館外):9:30〜16:30 ●ステンドグラス体験教室:9:30〜15:30(最終受付) <入館料> ●大 人(通常料金):1,300円 ●中高生:800円 ●小学生:500円 ●幼 児:無料 ●障がい者割引:700円 ※ペットは抱っこで入館できます。 |
ステンドグラスとは?
初期のステンドガラスは宗教的なテーマ性が強かったとされます。字が読めない人々にキリストの教えを伝えるため、教会に聖書の一場面が描かれたステンドガラスが作られました。その後、建築やガラス技術の発展と共に、大きさやデザインなどが洗練され芸術的な表現が重視されるようになりました。
五感で楽しむ美術館
それでは館内へ!
美術館ではシーズンごとに異なる視点でステンドグラスの紹介をしています。今回は入館時に「アートで感じるイエス・キリスト」という小冊子をいただきました。ステンドグラスに描かれた「イエス・キリスト」の表現からステンドグラスの歴史を紐解きながら巡っていきます。
「セント・ウリエル礼拝堂」の「キリストの昇天」
最初の礼拝堂「セント・ウリエル礼拝堂」へ入ると、「キリストの昇天」を描いたステンドグラスがあります。キリストが復活後に弟子たちが見守る中、両手を上げ天使たちと天に昇っていく場面になります。狭い礼拝堂でしたが、窓から光が差し込み神々しさを感じるステンドグラスでした。
ガイドブックによるとガラスを繋ぎ合わせている鉛線に黒い顔料を使用することで、強い光に当たってもぼやけない仕上がりになっているとのことです。確かに細部までくっきりとみえます。
「セント・ガブリエル礼拝堂」の「キリストの権威」
「セント・ガブリエル礼拝堂」には弟子やたくさんの天使に包まれ、キリストの神の子として権威を表現するステンドグラスがあります。他のステンドグラスと比べると色鮮やかで、自然光によって映し出された優しい光は見ているだけで気持ちが安らぎました。
また、こちらの「セント・ガブリエル礼拝堂」にはアンティークオルゴールが置いてあり、オルゴールの演奏が行われます。静かな礼拝堂に美しいオルゴールの旋律が響き渡ります。無料なので、ぜひ体感してみてください。
「セント・ラファエル礼拝堂」の「聖書の風景」
美術館内で一番大きい「セント・ラファエル礼拝堂」へ進むと「聖書の風景」を描いた壁一面の大きなステンドグラスがあります。その美しさと大きさには圧倒されます。
キリストの誕生から、無実の罪を着せられ十字架を背負い歩かされているキリストの生涯が描かれています。よく見ると一番左の「キリスト誕生」の場面には、窓の外に輝く星が見えます。ガイドブックによるとキリストの降誕を知らせるために現れたひときわ輝く星であるとされます。誕生の地のベツレヘムの星と呼ばれ、クリスマスツリーのてっぺの星がこの星になるとのことです。
「セント・ラファエル礼拝堂」には1800年台に制作された770本のパイプを持つ、アンティークパイプオルガンが設置され、毎日無料の演奏会が行われています。イギリスの教会で実際に使用されていたもので、礼拝堂に響き渡るその音色は温かみがありながら壮大なものでした。オルゴールの演奏時間と重ならないようになっていますので、ぜひステンドグラスの優しい光を感じながら、迫力あるパイプオルガンの音を感じてみてください。
ブルジョワな館内
貴族の「マナーハウス」として造られた館内には礼拝堂だけでなく、ブルジョアの邸宅を彷彿させる家具や調度品が数多く置かれています。そしてなんと置いてあるソファには自由に座ることができます。なんて贅沢な時間。アンティークランプのやさしい光を感じながらゆっくりとした時間を過ごせます。
また、様々な趣あるアンティークランプが飾ってあります。
ステンドグラスのランプを見ていると「トンボ」をモチーフにしたものが多くありました。
ヨーロッパではトンボは縁起の悪い虫として扱われているので、なぜだろうと思い調べてみました。するとアール・ヌーヴォーの時代、ガラス職人のガレなどが日本風のモチーフとして採用したのが始まりとのことでした。
アートには縁起など無縁で、美しさが優先されたんでしょうね。日本人にとってトンボはなじみ深く、とても親近感を持てたデザインでした。
ミュージアムショップ
館内にはステンドグラスランプや雑貨などを購入できるショップがあります。
ショップ横にはランプの回廊があり、様々なデザインのランプが置いてあります。お値段にはびっくりしましたが、購入することができます。
敷地内を散策
敷地内にはイングリッシュガーデンがあり、美術館以外に散策も楽しめます。美術館以外は無料なのも嬉しいですね。
セント・ミッシェル教会
美術館の隣には結婚式場として使用されている「セント・ミッシェル教会」があります。館内の見学は無料になっています。
ステンドグラスはもちろんパイプオルガン、重厚な扉、祭壇、そのすべてが英国オールセント教会から譲り受けたアンティークのものということです。思い出に残る素敵な結婚式となりそうですね。
外ショップ〈コルン〉
美術館の外にもショップがあります。ステンドグラスのストラップやモザイクランプが可愛らしく並べてありました。こちらはお手頃なものが多く、お土産や自分へのプレゼントにもちょうど良い感じのお店でした。
「那須ステンドグラス美術館」はいかがでしたでしょうか?
まだまだ紹介したい見所がたくさんありますが、ぜひ実際に訪れて、この空間でステンドグラスを見てもらえたらと思います。
私は2回目の訪問でしたが、見飽きることはありませんでした。何度訪れても心洗われる素敵な時間を過ごせる美術館です。
《 栃木県・那須エリアで別荘・定住物件をお探しの方へ 》
日本マウントでは那須高原の中古別荘、那須塩原市の不動産物件をHPでご案内しております。
お求め安い那須の物件もありますので別荘を拠点に観光や趣味で楽しむあこがれの別荘ライフも夢ではありません。
那須エリアで、別荘・田舎暮らしはいかがでしょうか?
栃木県の物件 〜 田舎暮らし物件 中古別荘ログハウス☚クリック
那須高原の物件☚クリック
那須塩原市の物件☚クリック
今日もありがとうございました。
皆さまにとって幸せな1日でありますように
その他の「那須エリア」関連物件をご紹介
その他の「栃木県・日光エリア」関連物件をご紹介
***********information***********
【別荘、田舎暮らし物件の不動産購入】のご相談はこちらへ
ご相談は、日本マウントホームページの問い合わせフォームからどうぞ!
売却のご相談も承りますのでお気軽にお寄せ下さい!
本社と現地スタッフのネットワークでいち早く対応します
【日本マウント】田舎暮らし中古住宅専門の不動産会社です
東京都品川区平塚2-5-8五反田ミカドビル3F
営業時間 > 月~金 9:00~19:00 / 土・日・祝日 10:00~18:00
電話 > TEL:03-6451-3960
公式サイト:https://resort-estate.com/
いなかも家探し:https://resort-bukken.com/
物件の売却相談:https://resort-estate.com/baikyaku
日本マウント公式instagram
別荘地での暮らし・地方移住に役立つ情報を
日々発信中!
https://www.instagram.com/nihonmount/
コメント