こんにちは。
栃木県現地スタッフの金田です。
前回の「ウッドデッキDIYまでのなが～い道 【前半】」に続く【後半】になります。
| 【前半】はこちらをクリック→「ウッドデッキDIYまでのなが～い道 【前半】」 |
8月も終わるころ、ようやく更地（ゼロ）の状態となった我家の庭ですが、ウッドデッキ設置前に増えた庭道具の収納に物置の設置と、秋植えの時期に間に合ったので芝生を張ることにしました。
目次
物置台をDIY
まず購入する物置のサイズに合わせて、レンガで枠組みを作り、砂利と砂を敷いて水平をとります。その上にホームセンターで購入した平板をしきました。平板の固定は、「固まる土」を初めて使用してみました。固まる土とは、土にセメントや砂を混ぜたもので、目地に「固まる土」を入れ、上から水をかけるだけで固まってくれます。モルタルのような練る工程がないので簡単にできました。見た目も土のようなナチュラルで良い感じ♪ 物置は通販で購入して自分たちで組み立てて完成です！
物置台をDIY
水をかけるだけで固まる土
物置台の完成
芝生張り
我家の庭の土は赤土で水はけがあまりよくないのですが、愛犬コポーと遊べる庭にしたいので芝生を張ってみることにしました。冬に向け寒さで根が張ってくれるか心配でしたが、現在何度か部分的に張りなおしながら、どうにか生長中です。だいぶ庭らしくなってきました！
ウッドデッキをDIY
芝生も張り終わり、いよいよ我家の一大事業となるウッドデッキづくりへ入ります。
ウッドデッキ材として使用される木材は、ハードウッド（広葉樹）がよく知られていますが、硬い木材のため素人では加工が難しいのと、高価なため今回はソフトウッド（針葉樹）の中でも腐朽、防虫に強いウエスタンレッドシダーを使用しました。
事前の見積もりは木材やその他の資材を含めて、トータルで15万円程となりました。失敗は許されません！
今まで小物などのDIYの経験はありましたが、大掛かりなものは初めてになります。YouTubeで様々なウッドデッキの作り方を視聴して勉強しました。
色々と試行錯誤し、我家のウッドデッキの設計図が完成。庭の真ん中に浄化槽の浸透桝があり、ウッドデッキで覆うことができないためL字型にすることにしました。
ウッドデッキ設計図
まずは木材を購入し、ホームセンターの1ｔトラックを借りて搬送しました。その他の資材はコツコツとマイカーで運びました。
基礎
いよいよ肝心の基礎づくりへ。
水糸で水平と直角をとりながら、束石をレイアウトしました。水平の調整は後でもできるので、とにかく直角を意識して丁寧に配置しました。お手頃なレーザー墨出し器を購入したのですが、日差しがある日中だと数メートル離れてしまうとレーザーが見えない。。色々あるのがDIYですね。
レイアウトした束石は下に砕石を敷きモルタルで固定します。
基礎をレイアウト
ウッドデッキの雑草対策として、束石の周りにレンガで囲いを作り防草シートと砂利を敷きました。砂利は庭から出てきたものを再利用！
一番心配していた基礎部分が完成して一安心。
塗装
お天気の良い日が続くタイミングで、次は塗装へ。
束柱、根太、床板を一気に塗り上げます。木目の風合いを生かしたいので、浸透タイプの水性木部保護塗料を使用しました。
束柱と根太の設置
十分に乾いたら、束石に束柱を設置します。
| 【ポイント！】 束柱の腐食の防止のために「基礎パッキン」を間に挟みました。 束石の上に束柱を直接のせるよりも雨水の吸収を抑えてくれます。 |
束石と束柱の間に基礎パッキンを挟む
束柱を挟むように水平をとりながら根太を設置します。根太の設置の方法は色々とあるようですが、最後に水平の微調整がとれるので我が家はこの方法にしました。
床板張り
いよいよ最後の作業の床板張りです。
床板張りのポイントです。
| 【ポイント！】 木材には「木表」と「木裏」があります。芯に近い方が木裏、外側が木表になります。 木材は「木表側に反る」という特徴があるので、木表を上にして張ると反った個所に雨水が溜まってしまします。 なので、木裏を上にして張ることで水はけが良くなり、木部の腐食を抑えてくれます。 |
木裏を上にして張る
完成！！
バーベキュー台をDIY
ウッドデッキは無事に完成しましたが、横には浄化槽の浸透桝が丸見えになっているため、ここにレンガを敷いてバーベキュー台を作ることにしました。浸透桝に問題が起きた時に取り外せるように、モルタルで固定はしませんでした。目地に砂を入れただけでもレンガは動かずしっかりとしています。
浄化槽の浸透桝の上にバーベキュー台をDIY
バーベキュー台の完成
ウッドデッキのある庭
半年間の庭づくりでしたが、終わってみればよい思い出となりました。
お天気の良い日はお庭でランチ。
夏は水遊びをしたり、ウッドデッキ大活躍しています。
先日は焼き芋にも挑戦してみました。焼き芋なんて小学生以来。パチパチと焚火の音を聞きながら一時間かけてじっくりと焼き上げました。しっとりとして美味しく焼きあがりました。
一生懸命作った庭とウッドデッキ、これからもメンテナンスしながら大切にしていきたいと思います！
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