◆いなか暮らしを楽しむ◆味噌仕込みや沢庵漬け…昔ながらの保存食をこしらえる『いなかの冬の手仕事』

日本マウントのコラム

冬になると味噌を仕込んだり大根を干して沢庵をこしらえたり。

いなか暮らしをしていると、

昔ながらの「冬の手仕事」に触れる機会がたくさんあります。

 

冬の手仕事いろいろ

みなさまこんにちは!

日本マウント・現地ブログを担当しているたけいゆきこです。

いなか暮らしをしていると、

ご近所さんから採れたて野菜をおすそ分けしていただいたり

仲良くなった農家さんのお手伝いさせていただけたりと

地域の方々との嬉しい交流がたびたびあります。

ありがたいことに我が家では冬野菜をいただく機会が多く、

今年も台所に白菜と大根とサツマイモが山積みになりました。

お野菜をたくさん消費するには…、漬物にしちゃうのが一番!

サツマイモは干し芋にして冷凍保存しよう。

と、例年通り「冬の保存食作り」をすることに。

 

保存食作りの他、

私の冬の定番行事となっている

有機農業を営む友人宅にある梅の木剪定作業と、

さらに今年は「冬の味噌仕込み」もしてみました^^

いなか暮らしならではの冬の楽しみをたくさんお届けいたします◎

 

昔ながらの素朴な味わい「自家製沢庵」

これがあれば何杯でもご飯を食べられそう!

ご飯のお供に欠かせない「沢庵」は、

米糠と塩、甜菜糖、干した果物の皮、出汁昆布、唐辛子で漬けます。

まずは大根を天日干しすること数日間。

日に日に水分が抜けて、しなっとしてきます。

大根が吊るされている様子がなんだか可愛らしくて、

一日に何度も見に来ちゃう。

 

上の写真のように、やわらかく折り曲げられるようになったら漬け時です。

米糠は近所のコイン精米所にて無料でゲット!

春先になるとタケノコを煮るためにスーパーにたくさん米糠が並びますが、

今の時期は置いていないお店も多いですよね。

いなかのコイン精米所、ナイスです!

私が沢庵を作る時のレシピは、大根1本につき

・米糠 300g

・天然塩 30g

・甜菜糖 20g

・干した果物の皮(今回はリンゴと柿) 適量

・唐辛子 1本

・出汁昆布 1本

と、だいたいこんなくらいの割合で漬けています。

漬物用の樽にビニール袋をかけ、大根をセット。

この上に、米糠と調味料を混ぜたものを乗っけます。

こんなかんじで。

そしてビニール袋を閉じ、

重りを乗せて一週間ほど寝かせます。

寝かせている期間は1日に1回~2回、

ビニール袋の外側から大根と糠をモミモミ。

大根からだんだん水分が出てきて、おいしそうになっていきますよ~!

出来上がりはこんなかんじです。

自家製沢庵は素朴な味わいで、あとを引くおいしさ。

しかも添加物不使用で身体に優しいので

ついついたくさん食べてしまいます。

塩分濃度にもよりますが、

沢庵は冷蔵庫で3週間~1ヵ月くらい日持ちするため、

我が家では常備菜としても重宝しています◎

生姜醤油をかけて食べてもおいしい!

 

白菜は生のまま漬けても干しても美味!

冬野菜の代表格・白菜は、天日干しすると甘みが増します。

干した白菜は漬物にするも良し、

鍋の具材にするも良し、

炒め物にするも良しの、万能選手です。

例年は干した白菜でお漬物を作るのですが、

今年はいつもより大量にいただいたため

そのままザク切りにし、浅漬けも作ってみました。

生白菜の浅漬けは、ジップロックに白菜と酢、塩、柚子の果汁を入れて

数時間寝かせるだけ。

調味料の分量も適当でOKなお手軽レシピなのに、

とってもおいしくできるのでオススメです。

干した白菜は8等分に切り分けて

1段ごとに塩をふりかけつつ樽に並べ、

重りを乗せて1週間ほど寝かせます。

分量は、白菜1株(約2㎏)につき塩100gが基本となり、

私はここに柚子や唐辛子、出汁昆布をプラスしています◎

白菜漬けは、出来上がってから冷蔵庫で保存し、

最大3週間ほどの日持ちとなります。

食べきれない分はご近所さんにおすそ分け♪

 

案外簡単に作れる「干し芋」

干し芋、おいしいですよね。

腹持ちも良く大好物なのですが、

市販品だとそこそこのお値段がするため、

なかなか大人買いできない貧乏性の私がいます…。

何年か前の冬のある日、

「それなら自家製の干し芋を作ってみようかな」

と思い立ち、早速いただいたお芋で試してみたところ、

これが大成功!

すごくおいしくできたのです。

それからというもの、干し芋作りが毎冬の習慣となりました。

作り方は簡単。

生のサツマイモを蒸し、

やわらかくなったら鍋から取り出し荒熱をとります。

皮はそのままでも剝いてもOK。

我が家では減農薬や無農薬のサツマイモを使用しているため

皮はついたままカットしています。

お好みの厚さに切ったらあとはもう干すだけ!

※私はなんとなく茹でるよりも蒸した方が栄養が残りそうな気がするため蒸していますが、

蒸し器がない場合は茹でてもOKです

このように干し網に入れて、日中は庭の日当たりの良い場所に吊り下げ、

夜は納戸など、エアコンやストーブの熱が届かない場所に保管します。

(干し網はホームセンターでゲットできます◎)

屋内で保管する際、暖房がきいていたり風通しが悪い場所だったりすると

保管中にカビが生えてしまうことがあるので、ここは注意が必要です。

天日干しして2日~1週間で食べごろになります。

2日めくらいだと、表面が乾いていて中が半生状態のやわらかい干し芋に。

1週間干したお芋は表面も中も乾いてかたくなりますが、

半生のものより日持ちが長くなります。

 

干し芋や干し柿は寒い地方で作られるイメージがありますが、

私が住む埼玉県南部でもじゅうぶんおいしく出来上がります。

干し柿作りにはチャレンジしたことがないので、

渋柿をいただく機会があったら作ってみたいと思います。

 

食べきれない分はラップで個包装して冷凍庫へ。

解凍して食べる時は、トースターなどで軽くあぶるとさらにおいしくなりますよ♪

 

半年後の出来上がりが楽しみな「手前味噌」

腸内環境を整え、免疫力UP!

そして抗酸化作用(アンチエイジング)や美肌効果も期待できる「味噌」

毎日の食事に欠かせない調味料のひとつです。

今年の冬は味噌も手作りしちゃおう!と盛り上がり、

友人宅に集まってみんなで味噌作りをしてみました。

 

米麹と天然塩を混ぜる作業も、

 

 

茹でて潰した大豆を投入してコネコネする作業もみんなで行います。

たくさんの人の手で混ぜることにより

それぞれが持っている常在菌が加わり、

他にはない味わいのお味噌が出来上がるそうです◎

味噌をこねる作業は大人でも楽しい。

子どもたちも積極的に手伝ってくれました。

 

大豆と塩麹がじゅうぶんに混ざったら「味噌玉」を作ります。

これをタッパーに詰めていく…と。

このように、空気が入らないよう隙間なく詰めます。

この状態で味噌の上にラップを貼り付けてから蓋をして保存、

でも良いのですが、

保存中に発生するカビが気になるという方は

味噌の上に塩や酒粕を敷き詰めてからラップを貼り付け保存すると、

カビが発生しづらいですよ◎

これから半年間、常温で保存します。

※冷蔵庫で保存すると発酵が進まないため、常温保存が必須です

食べられるようになるのは夏頃かぁ。

楽しみ楽しみ♪

手作り味噌のレシピはいろいろありますが、

今回私たちが作ったレシピを参考までに記します。

・大豆 3㎏

・米麹 3㎏

・天然塩 1㎏

この分量で、約10㎏の味噌が出来上がります。

 

味噌作りは2日間にわたって行います。

まずは大豆をよく洗い、1日水に漬けておきます。

(大豆の3倍量の水に18時間以上漬ける)

大豆が水をよく吸っていないとやわらかく炊けないため、

この工程は必須です。

 

そして2日目。

大鍋に大豆を入れ、大豆が全て浸かるくらいひたひたに水を加え一度沸騰させます。

沸騰したら中火に落とし、アクをとりつつ3時間ほどコトコトと煮ていきます。

大豆の粒が指で簡単に潰れるくらいのやわらかさになったら、煮あがりの合図◎

煮あがった大豆を人肌まで冷まし、フードプロセッサーなどで潰し、

塩麹とまぜまぜしていきます。

 

味噌作りは時間がかかりますが、どの工程も難しくはなく、

子どもたちと一緒にワイワイ楽しみながら進められました。

この日集まったみんなの常在菌が加わった、唯一無二のお味噌の出来上がりが

楽しみでなりません。

 

アーシング効果も期待できる「梅の木剪定」

大地や木に触れることにより、体内に溜まった電気を放出し、

身体のバランスを整える「アーシング」

大人になると、土や木に触れる機会は少なくなりがちです。

感覚の鋭い方であればアーシングの効果を実感できるのかもしれませんが、

私はどちらかというと鈍感なタイプなので、

「あ~、今、身体中の電気を放出している!」となることはないのですが、

それでもやっぱり土や木に触れると癒される感覚はわかります。

梅の木は年末から、遅くても1月中の、

花が咲く前に剪定作業を終えた方が良いそうです。

有機農業を営む友人が所有する梅林の剪定作業をするのは、

冬の私の楽しみのひとつ。

今年は友人の息子ちゃんも加わって

一生懸命に枝を切ってくれました◎

大人になってから木登りをする機会はめったにない!

私は万年体育2だったため、子どもの頃も木登りには無縁でしたが、

今年初参戦した友人は「木登り大好き!」

みるみる上の方までのぼって行き、

その様子はまるで女版SASUKEを見ているようでした 笑

(その間、私は地味に下の方の枝を剪定)

自然と触れあいつつ、地域の農家さんとのご縁に感謝する冬の一日。

5月末から6月初めには梅の実を収穫する楽しみも待っています♪

 

おわりに

 

都会で暮らしていると、

“昔ながらの生活の知恵”に触れる機会が少ないかもしれません。

いなか暮らしをしていると、

「おばぁちゃんの知恵袋」的な生活の知恵を

上手に取り入れて活用している方をたくさん見かけます。

地域のみなさんとゆるく繋がれるコミュニティも数多くあり、

参加してみると今まで知らなかった地域のアレコレを知れるなど

嬉しい発見も多々。

これはみなさんそれぞれの生活スタイルや考え方、好みにもよりますが、

私は地域に住んでいる方々とのちょっとした交流が嬉しく、

日々、いなか暮らしの良さを感じながら過ごしています。

「いなかに移住してみようかな」

「地方にもうひとつ拠点をかまえてみようかな」

と検討中のみなさまへ、これからも

“いなか暮らしの楽しさ”

ちょくちょく発信していきたいなと思っております^^

参考までにお読みいただけると嬉しいです。

それではまた次回のブログにてお会いしましょう♪

 

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