こんにちは。富士五湖地域担当スタッフのなるたかです。11月に入り、見事な秋晴れが続いています。一度は真っ白に化粧した富士山も、だいぶ雪が解けてまだら模様になっています。今年は一日の中の寒暖差が大きく、紅葉が例年より美しいと言われていますが、別荘地ではそこかしこに色づいた木々が見られ、わざわざ紅葉狩りに行かなくても十分に秋を満喫できます。今回は、そんな美しい景色の中にある、「松山油脂」という会社の富士河口湖工場のオープンファクトリーに行くチャンスがありましたので、それについて書きたいと思います。
<今回の出会いは偶然>
松山油脂富士河口湖工場は、富士河口湖町と鳴沢村のちょうど境あたりにあります。富士桜高原別荘地や京王別荘地などからは、歩いて行くことも可能なところです。松山油脂という会社の存在は、10年ほど前に富士山が世界文化遺産として認定された時、富士山の形の石けんを3776個限定販売した時に初めて知りました。11月12日土曜日の午前中、たまたま車で工場の前を通ったら、「オープンファクトリー」と書いた看板が目に入ったので、午後早速行ってみました。
行く前にネットでちらっとオープンファクトリーについて検索してみると、「石けんの”はじっこ”の詰め放題」「ワークショップ」「工場見学」「商品のセール」「柑橘類ジャムなどの試食・販売」と盛りだくさんの内容なようだったので、ワクワクして出かけました。
工場に着いたのがだいたい午後1時頃。駐車場から歩いて行くと、見事に紅葉した木々の間を縫うように、枕木がずっーとのびています。
その上を歩いて行くと、建物の入口あたりに受付があり、来場プレゼント(手指クリーンジェル)とリーフレットをいただきました。
この工場は、富士箱根国立公園内(富士山2合目)にあるので、環境を壊さないように、斜面に沿って地形を崩さずにつくるという設計がなされているそうです。
今回は何も予約をしないで来たのですが、午後2時半のワークショップにまだ空きがあったので、申し込みをして奥へ。目指すは「石けんの詰め放題」です。
<石けんの「詰め放題」とは?>
松山油脂は1日に透明石けんを12,000個も作っているそうなのですが、製品を作る際にはじっこをカットして、その残った部分を集めて1回100円で袋に詰め放題にして持ち帰りできるそうです。これはゲットしたい!と会場へ行ってみると…残念ながら、終了していました(涙)。後で聞いてみると、この詰め放題だけを目当てに来る方もいるようで、競争率が高かったのですね。
<アウトレットセールもある>
詰め放題会場の隣で、アウトレット商品の販売を行っていました。100グラム194円のハンドソープの量り売りが気になり、グレープフルーツ、ラベンダーともう一つ読めないものの3種類の香りをテスターでかいでみましたが、今回は迷って決められず買いませんでした。容器も200円で売っていたので、次の機会には買ってみたいです。
<ファクトリーショップ>
続いて隣にあった建物をのぞいてみると、魅力的な商品がいろいろ並んでいました。化粧品や石けん類が多かったです。贈答用にももちろん良いでしょうし、固定ファンの方も多いようです。
<試食が!>
お隣のファクトリーラボの前には、お待ちかね?の試食コーナーがありました。柚子を使ったジャムなど4種類の中から選んでクラッカーの上にのせていただきます。私は柚子と蜂蜜のものをいただきましたが、甘酸っぱくて美味しかったです! 同じジャムを使ったドリンクも販売していたので、ホットの「柚子エール」を購入。すぐそばに椅子があり、ゆっくり飲みながらくつろぐことができました。聞いてみたら、徳島に支店ができ、そこで松山油脂の製品を販売しているとのことなのですが、その徳島産の柑橘類を使ったジャムなんだそうです。
<これも試飲したかった…!>
そして、同じ柚子を使ったお酒の試飲もしていました。説明を聞くと、こういったお酒は穀物を使ったお酒に柑橘類のフレーバーを足したものが多い中、この製品は柚子を発酵させて作ったお酒だそうです。6%のものと25%のもの2種類を飲み比べさせてもらえたようで、車で来たことを激しく後悔しました。家から歩いて来られる距離だったのに…。
<何故かサッカーゲーム>
ラボの前に何故かサッカーゲームの台があり、子供たちが夢中で遊んでいました。これは確かに楽しそうです。
<野草がそこかしこに>
建物の横に「ヨモギ」「アマチャヅル」「ゲンノショウコ」と書いた札がありました。他にも和ハッカやレモンバームなどもあるようです。敷地内に農園があり、ハーブや野草の苗が植えられていて、毎年5~6月頃に定植して丈夫に育てたものを製品の原料として使うのだそうです。素材から製品まで一貫した品質保証。素晴らしいですね。敷地内にある枕木は、これらの野草を保護するためでもあるようです。
<工場は?>
ひときわ大きな建物が工場でした。見学させてもらえるか聞いたところ、完全な予約制だったようで、今回は残念ながら見学はできませんでした。ただ、お手洗いを借りることができたので入ってみたら、手洗い場の石けんがやはり松山樹脂のものでした! もちろん使わせていただきました。
工場の中は見られませんでしたが、建物の外に水が流れているところがあり、とてもいい香りがしていました。まるでお風呂の中のようないい気分になりました。
<SDGsの取り組み>
今回のオープンファクトリーで私が一番心に残ったのはこれです。その名も「ドラムドライヤー」。
石けんを作る過程で生じる「濃厚石けん液」の水分を蒸発させ、石けんの成分を分離させる機械で、石けん分はクレンザーなど新しい製品として生まれ変わるのだそうです。
この量の「濃厚石けん液」から約90グラムの石けん分が取り出され、それが石けん1個分の製品として作り変えられるわけです。この取り組みが行われる前は、濃厚石けん液は中和されて排水されていたそうなので、これは確かに環境にやさしいですね。SDGsという言葉が使われ始める前から、松山樹脂が取り組んできたことだそうです。
<石けんオーナメント作りのワークショップ>
ワークショップは、このドラムドライヤーがある建物の中で行われました。一人1袋の粉石けん?をもらい、袋の中に大さじ1杯の水を加え、よくもみます。水分が足りなければ、スポイトで少しずつ加え、ほどよい固さにまとまったら、台の上のオーブンシートの上に取り出し、平たくのばしてクッキー型で抜いたり、サイコロ型など好きな形に作ったり。
型抜きしたあとに少しひび割れしてしまったら、水をつけてすりすりすれば大丈夫。できあがったものに、竹串で穴をあけ、袋に入れて持ち帰ります。2日ほど風通しのよいところで乾かし、固まったらできあがり。ひもを通せば、クリスマスオーナメントのように枝に吊るせます。
クリスマスも近いということで、私は星形のものを作ってみました。粘土遊びのようで、楽しかったです。教えてくれた方が、「飾り終わったら、洗濯機にぽいっと入れれば、洗剤になるよ!」と話してくれました。なるほど、石けんです。
今回は、別荘地からほど近いところにある「松山油脂」のオープンファクトリーについてでした。天気もいいですし、たまにはこういう社会見学も楽しかったです。富士北麓地域には他にもいろいろな工場があります。富士山周辺の豊富な地下水のおかげだと思います。その地下水を毎日飲める別荘生活、やはり素晴らしいです。(お茶もコーヒーもウィスキーの水割りのお水も、台所の蛇口から出る水が、バナジウム豊富な富士山の天然水です!)
富士五湖で、別荘・田舎暮らしはいかがでしょうか?
富士五湖の物件☚クリック
今日もありがとうございました。
皆さまにとって幸せな1日でありますように
その他の「富士五湖エリア」関連物件をご紹介
***********information***********
【別荘、田舎暮らし物件の不動産購入】のご相談はこちらへ
ご相談は、日本マウントホームページの問い合わせフォームからどうぞ!
売却のご相談も承りますのでお気軽にお寄せ下さい!
本社と現地スタッフのネットワークでいち早く対応します
【日本マウント】田舎暮らし中古住宅専門の不動産会社です
東京都品川区平塚2-5-8五反田ミカドビル3F
営業時間 > 月~金 9:00~19:00 / 土・日・祝日 10:00~18:00
電話 > TEL:03-6451-3960
公式サイト:https://resort-estate.com/
いなかも家探し:https://resort-bukken.com/
物件の売却相談:https://resort-estate.com/baikyaku
日本マウント公式instagram
別荘地での暮らし・地方移住に役立つ情報を
日々発信中!
https://www.instagram.com/nihonmount/
コメント