夏の暑さを忘れ歴史のロマンを感じる体験ができる、赤城山東麓にある【小平鍾乳洞】へ!

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みなさんこんにちは!

群馬県在住!群馬の情報をお伝えする、春野こむぎです。

 

連日ニュースで賑わっている「群馬県」です。

暑いですね~。

あれ? 群馬県にテニスの松岡修造さん来てません?? 笑

いつもより、さらに暑いですよね~。

 

さて今日は、そんな夏の暑い日をしのげるスポット!

みどり市大間々町にあります小平の里のご紹介です。

 

「小平の里」は、標高300メートルほどの場所にあります。

一般的に、標高が100メートル上がるごとに気温が約0.6℃下がるとされているので、

「小平の里」は平地より気温が2度ほど低くなるといわれているんです。

 

そんな「小平の里」で、究極の涼しくなるスポットをご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

群馬県みどり市ってどんなところ?

入口にある「みどり市大間々地区観光案内版」

「鶴(つる)が翼を広げ羽ばたいているように見える」

 

群馬県の特徴的な地形は有名ですが、

その鶴の羽の付け根あたり、群馬県の東部に位置するのが群馬県みどり市です。

 

みどり市は、緑豊かな自然と美しい山並みと歴史が息づく魅力的な場所なんです。

 

隣接する、栃木県日光市にある足尾銅山の銅を運ぶための街道「あかがね街道」の宿場町として栄え、その名残が色濃く残る街並み。

山間の中の緑あふれるわたらせ渓谷鉄道や草木ダム。

季節の花々をはじめ、山全体を包む秋の紅葉はとても素晴らしく、まだ見たことがない私も一度は見てみたい景色です。

 

小平の里『鍾乳洞エリア』

入口にある「小平の里物産館」

そんなみどり市の観光地のひとつ小平の里は、

わたらせ渓谷鉄道「大間々駅」から北へ車で約20分ほどの赤城山東麓の広大な自然の中にある、7.72ヘクタールの広さを持つ自然体験施設です。

東京ドーム約1.7個分の広さの中に、「鍾乳洞エリア」「親水公園エリア」、「キャンプ場エリア」の3つエリアに分けられ、

それぞれの特徴を生かした体験をすることができます。

 

その中のひとつ鍾乳洞エリアは、

4月の桜からはじまり、5月のシャクナゲ、6月のアジサイ、8月にはサルスベリが咲き、秋には紅葉を楽しめるなど、四季折々の自然を楽しめる場所です。

そしてエリアの奥には、古文書の言い伝えをもとに1984年(昭和59年)に発見された「鍾乳洞」があり、神秘的な雰囲気を醸し出しています。

全長93メートルの鍾乳洞の中は、年間を通じて気温13~15度と一定で過ごしやすいため、暑い夏にはぜひとも訪れたい場所なんです!

 

入り口のサルスベリの花が見頃を迎えていました!

見事なサルスベリの花

駐車場に車を停め、鍾乳洞エリアを進んでいくと、まさに今が見頃の夏の花! 「サルスベリ」の花が咲いていました!

施設内を流れる狸穴沢(まみあなざわ)という沢が流れる周辺に、約70本のサルスベリが植えられていました。

サルスベリが咲く場所」として、群馬県内では有名な場所なんです。

 

サルも滑って落ちてしまいそうなツルツルの木

という見た目からその名前が付いたのだとか。

サルスベリの木肌は本当にツルツルしていますよね。

耐寒性も耐暑性も強いため、庭木の他にも街路樹や公園などで見かけることが多い花木のひとつなんです。

咲き始めてからの開花時期も長く、今年のように「猛暑」と呼ばれるような日が続いていても、全く問題ないかのような涼しい顔で綺麗な花を咲かせていますよね。

100日間ピンクの花を咲かせる」と言われていることから、別名「百日紅」とも呼ばれています。

夏の青空の下元気に咲くサルスベリは、艶やかでとても綺麗です。

 

七福神の布袋様?

狸穴沢にかかる狸穴橋のたもとには、にっこり笑顔が素敵なお方が、、、

お腹をだして、何やら袋を持っている?

これは「七福神」の布袋様でしょうか??

 

良く来たね~」  と、

 

声が聞こえてきそうなほどの表情で、こちらもにっこりしてしまいますね。 笑

 

いざ! 鍾乳洞へ進みます!

小平鍾乳洞案内図

サルスベリを眺めながら、林の奥へと歩いて進んでいくと、5分くらいで「小平鍾乳洞」入り口が見えてきます。

鍾乳洞入り口

受付で入場料(¥400・大人)を支払い、入り口に進みます。

石を積み上げた入り口は、洞窟のようになっていて少し緊張します。

レトロな雰囲気の看板が、いい味だしていますね~。 泣

 

平日の午前10時くらいに到着したため、受付のスタッフさんはいるものの、辺りには人影もなく、なんだかちょっと怖い、、、

ですが、

勇気を振り絞って鍾乳洞の中に入っていきました。

 

入り口からの階段

鍾乳洞の入り口を入ると下に続く階段がありました。

どうやら、その先に本当の入り口があるようです。

 

薄暗く湿った空気と滴る水滴。

 

受付のお兄さんがにこやかに対応してくれたのとは裏腹に、なんだか妙な恐怖を感じながら進んでいきました。

 

鍾乳洞内の案内板

階段を下りると、壁に案内板がありました。

 

明治7年2月8日、現在地で石灰岩を採取中に発見されたものです。

当時、一人あたり160文の入場料で一般の人に参観させていたともいいます。

その後、10年ぐらいで入り口が何かの理由で埋まってしまいました。

その理由は今でも判明されていません。

後年になって、何回か地元の有志で再発掘を試みたのですが発見には至らないままになっていました。

しかし、昭和59年、地元からの陳情を受けて、町が古文書をもとに発掘した結果、

同年10月24日に入り口を発見することができました。

(現地案内版より)

 

進んだ先には扉があり、開けてみると、

まさに別世界が広がっていました。

シーンとした洞窟の中はとても涼しく、かいていた汗が少しずつ引いていくのがわかりました。

 

小平鍾乳洞は、日本の鍾乳洞の中でもあまり見ることができないヘリクタイト、ヘリグマイト、ボックスワークなど、とても貴重な生成物があることで有名なんだそうです。

規模は小さいですが、発見の経緯とともに、学術的にもとても貴重な鍾乳洞です。

 

日本には数多くの鍾乳洞が存在し、その中でも特に有名なものが「日本三大鍾乳洞」として知られている龍泉洞(岩手県)秋芳洞(山口県)、龍河洞(高知県)。

全て国の天然記念物として指定されているそうです。

 

群馬県内には、他にも上野村の「不二洞」があります。

「関東一大きい鍾乳洞」と知られ、とても有名な場所なんですよ。

次は、ぜひ「不二洞」のご紹介ができればいいな と思っています。

 

長寿観音

小平鍾乳洞のオープン祝いに100歳の地元の方が寄贈してくれた観音様だそうです。

無事に帰れるようにお祈りしました。

ちょっと大げさですが。 笑

 

金勢の間 石筍

石筍(せきじゅん)と呼ばれている鍾乳石です。

天井から鍾乳洞の床に石灰質を含んだ水が滴となって落ちて固まり、積もっていき、「筍」のように上へと成長したものです。

 

フローストーン

壁を覆い隠すような形態をした鍾乳石がありました。

一瞬、エイリアンのように見え少し怖かったです。

フローストーンと呼ばれるもので、洞窟の壁や床を被膜状に流れる地下水によって生じた二次生成物なのだそうです。

 

鍾乳洞の形成には、とても長い時間がかかります。

1センチの鍾乳石が形成されるのに100年以上かかることもあるそうなんです。

それを考えると、小平鍾乳洞の長さ93メートルを作るためには、数十万年、数百万年もの歳月をかけて成長してきたことになりますよね。

なんだか歴史のロマンを感じますね。

まとめ

「鍾乳洞エリア」で歴史を学び、「親水公園エリア」で川遊びやアスレチックをし、「キャンプ場エリア」ではキャンプやバーベキュー、お風呂に入ったり、それぞれの特徴を生かした体験をすることができる自然体験施設で夏の最高の思い出作りをしませんか。

アクセス

《小平鍾乳洞》

【住所】群馬県みどり市大間々町小平甲445

【電話】0277-73-2006(小平の里管理事務所)

【ホームページ】小平の里

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