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那須移住×起業の魅力とは?
「田舎でのびのびと子育てしたい」「好きなことを仕事にして、家族との時間を大切にしたい」そんな願いを持つ方にとって、地方移住という選択肢はとても魅力的です。特に栃木県の那須エリアは、豊かな自然に囲まれながらも、東京からのアクセスが良く、移住先として人気が高まっています。
カフェや雑貨店など、個人でお店を開く人も増えており、子育てしながら起業するママたちも珍しくありません。今回は、そんな那須で移住と起業を両立させた、私の友人でもある一人のママのストーリーをご紹介します。子育てをしながらパティシエとしての夢を実現した彼女のお話は「地方移住×起業」というライフスタイルに憧れる方にとって、きっと参考になると思います。
移住&起業のきっかけ
今回ご紹介するのは、13年前に那須に移住し、3年前に「菓子工房くるみの森」を起業した吉野さんです。現在、小学生のお子さんを育てながら、彼女ならではのアイディアと想いが詰まったお菓子作りに励んでいます。地元のお客さんはもちろん、東京からはるばる彼女のケーキを求めて訪れるファンも少なくありません。
移住前は横浜のホテルの厨房や東京の料理教室の講師として働いてた吉野さん。震災をきっかけに友人が経営していた牧場のカフェを再オープンさせるため、2013年に那須に移住。そこで現在のご主人と出会い、結婚し、お子さんにも恵まれました。
牧場のカフェで働く中で、吉野さんが子どものころからずっと持ち続けていた「ケーキ作りが好き!」という気持ちを再確認。6年間働いたのち、自分の夢を実現すべく「菓子工房くるみの森」の起業を決意しました。
「いきなり自分のお店を持つのではなく、まずは委託販売やイベント出店から始めよう」
そう考えた吉野さんは、那須町の小学校跡地を再生したコミュニティ施設の一角、元給食室だった場所を改装して拠点とし、併設されたカフェへのケーキの卸しや、誕生日ケーキなどの販売をメインに事業をスタートさせました。
こだわりとアイデアで広がる実績
一か所の委託場所から幅を広げるため、地元のカフェや店舗にも声をかけ、自作のケーキや焼き菓子を委託販売させてもらえるよう交渉。また、地域のイベントにも積極的に参加し、SNSを活用して自分のブランドを知ってもらう努力を続けました。
開業当初の売上が安定しない時期を乗り越え、徐々にリピーターや販売先が増え、口コミでの評判が広がっていったそうです。さまざまな出会いから新しいアイデアも生まれ、お客さんからの要望に応えるうちに、贈答用の焼き菓子の詰め合わせ缶やアイシングクッキーのワークショップ開催など、事業の幅をどんどん広げています。
独学でケーキづくりを学んだからこそ、型にはまらない自由な発想で創作活動ができるのも、吉野さんの強みです。その見た目の可愛さのみならず、食べる人のことを想って作っていることが伝わる、食べると自然と「幸せな気持ち」になれるケーキたち。
菓子工房くるみの森の「くるみ」は妹さんのお名前。大切な家族のために作るように、一つ一つに気持ちを込めて作っていると話す吉野さんの想いがしっかりと伝わってきます。
合成着色料は使わず、お子さんに安心して食べてもらえるよう自然素材にこだわるなど、子育て中のママならではの視点も大切にしています。また、地元生産者との繋がりを大切にし、季節の果物をふんだんに使った彼女のケーキは、生産者の多いこの地域だからこそ出せる美味しさだと言えるでしょう。
私たち家族は、そんな彼女の作るケーキやお菓子の大ファンです。
那須での起業と子育てのリアル
起業したのは、ちょうどお子さんが小学校へ入学したばかりの時期。子育てをしながらの新たなチャレンジは、決して楽なものではなかったようです。しかし、地方での起業には、都市部にはない大きなメリットがあります。
例えば、家賃や固定費が抑えられることは、起業したばかりの人にとって大きな助けとなります。また、店舗を持たず委託販売やイベント出店を選択することで、初期投資を抑えることもできます。何より、地域の人たちとのつながりが強く、多くの方に応援してもらえる環境があることは、那須での起業の大きな魅力です。
もちろん、課題もあります。都会ほど人通りが多くないため、集客には工夫が必要です。吉野さんはSNSを活用し、ケーキの写真やイベント出店情報を発信することで、新しいお客さんとの接点を増やしていきました。
子育てと仕事の両立は、試行錯誤の連続だったと言います。特にお子さんが小さい時期は朝早く起きて仕込みをしたり、子どもが寝ている間に作業したりと、限られた時間の中で工夫しながら働いていたそうです。現在は部活動に励むお子さんとの時間を大切にするため、予定に追われないよう、無理のないペースで仕事をしている様子が伺えました。
興味深いのは、子育てが仕事の広がりにもつながったということ。お子さんの学校のイベントなどに関わることで新たな人間関係が生まれ、それがお客さんの増加にも繋がったそうです。小さな地域だからこそ、一度つながりができると関係が濃密になる、そこから仕事の幅が広がることもあるそうです。
ご主人の在宅ワークにより、子どものお迎えや部活動の送迎なども二人で協力して行えるため、仕事と子育ての両立がスムーズに行えることも大きいそうです。また、彼女のビジネススタイルを理解するお客さんも多く、お子さんの急な体調不良の際の予定変更にも柔軟に対応してもらえることが、仕事を続ける大きな支えになっています。
プライベートでは、地元の農家さんに田んぼを借りて家族でお米作りをしたり、庭で飼っているニワトリが産む新鮮な卵で料理を作ったり、薪ストーブを使ってピザを焼いたりと、家族で那須での自然豊かな暮らしを満喫しています。
移住を考えるママへのメッセージ
起業から3年目を迎えた現在、吉野さんは充実した日々を送っています。繋がりが広がっていくことの喜びを感じながら、自分のペースで仕事を続けられることに感謝の気持ちを抱いています。
「自分次第で大きくも小さくもビジネスを展開できる。那須町には、様々なスタイルで起業している人たちがいて、移住者を受け入れる態勢も整っています。そのため、自分にフィットする場所が必ず見つかる。それが那須での起業の魅力。」そう吉野さんは話してくれました。
大都市では難しいかもしれない、自分らしいペースでの仕事と子育ての両立が、ここ那須では可能なのです。
最後に、吉野さんから、移住&起業を考えているママへのメッセージをご紹介します。
「最初は不安もあると思いますが、やってみると意外と何とかなるものです。那須には、移住者同士のつながりもあり、助け合いながら暮らせる環境があります。子育てしながらでも、夢を叶えることはできます。ぜひ一歩踏み出してみてください!」
地方移住×起業という選択肢。それは決して簡単な道ではないかもしれません。しかし、自分らしさを大切にしながら、家族との時間も仕事も充実させたいと願うママたちにとって、一つの可能性を示してくれる素晴らしい体験談ではないでしょうか。
那須の豊かな自然の中で育まれた吉野さんの手作りケーキには、彼女の情熱と愛情が詰まっています。
子育てしながらも夢を追いかけ実現させていく彼女の姿は、同じママとして本当に魅力的です。
吉野さんのストーリーは、子育ても仕事もあきらめたくないママたちにとって大きな励みになるはず。
地方でのびのびと暮らしながら、自分のやりたいことにチャレンジする。そんなライフスタイルを、あなたも考えてみませんか?
吉野さんのケーキを食べてみたい!という方は、「那須 菓子工房くるみの森」と検索してみてください。
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