【群馬県の嬬恋村】が「2025年版住みたい田舎ベストランキング シニア部門」で全国1位!

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嬬恋村の風景

嬬恋村の風景

宝島社が発表した「2025年版住みたい田舎ベストランキング」において、群馬県吾妻郡嬬恋村がシニア部門第1位に輝きました!若者・単身者&子育て世帯でもランクイン!キャベツなどの高原野菜で有名な嬬恋村がどうしてここまで熱い支持を獲得できたのか?
地元民が多角的な視点から解説します。

こんにちは。
群馬県の情報をお伝えしている千代田あおいです。
皆さんは、今いる場所を離れて他県に移住するとしたらどんな街がいいですか?

  • アウトドアがめいっぱい楽しめる街
  • 自然環境が豊かで動植物の観察が楽しめる街
  • 田舎でありながらも、ある程度の利便性がある街

など、きっと様々な声が挙がることでしょう。
では今、移住を考える人々に人気のある街といえばどこか分かりますか?
ヒントは群馬県内です!

その答えは……「嬬恋村」!
宝島社が出版した田舎暮らしの本において、「2025年版住みたい田舎ベストランキング シニア部門」で全国1位を獲得したんです。
さらに、

  • 若者世代・単身者部門 全国4位
  • 子育て世代部門 全国5位
  • 総合部門 全国5位

と、幅広い世代から非常に高い関心を獲得していることが明らかになりました。
今回はなぜ嬬恋村への注目度が高まっているのか、多角的な視点から地元民が解説したいと思います。

嬬恋村がシニア層から支持を得たのはなぜ?

一般に、シニア層とは65歳以上の人々を指します。
タイミング的に、定年退職前後での移住を考えるケースが多いかもしれませんね。
自然の多い場所でゆったりとした暮らしを送りたいという人には、高原地域である嬬恋村はピッタリの環境です。

しかし、それだけで住みたい街として選ばれたわけではありません。
実はセカンドライフの「安心」につながる環境が確立していることが大きな要因となっているんです。
どういうことか、詳しくご説明しますね。

1, 医療機関が確保されている

医療

嬬恋村にはしっかりした医療がある。将来的な不安にも備えられそう

もちろんすべての人がそうだというわけではありませんが、中高年と呼ばれる年齢を迎えると持病を抱える人が多くなってきます。
移住を考える人にとって、これが「心配のタネ」になってしまうことは少なくありません。
現状、特に移住を考える場所が田舎であればあるほど医療に割くべき資金や人材が減少しているという現実があるからです。
人材不足という観点においては、「医師がいない・いなくなる」というところが最も深刻。
特に人口過疎地では今後さらに医療提供が困難になるだろうと予測されており、高齢化していく社会との乖離が生まれています。

では嬬恋村ではどうかというと、想像以上に手厚い環境が整っているんです。
その中心となるのは「嬬恋村国民健康保険診療所」。
外科、内科をはじめ様々な医療サービスを基幹的に提供しています。
入院、リハビリテーションといった対応も可能。
そのほかにも街のお医者さんとして幅広い診察を提供する「桜井クリニック」複数の歯科クリニックがあり村や地域の医療が支えられています。

村の病院と看護ステーションなどの連携により、訪問医療や訪問看護、介護を受けられる体制も。
また、緊急時などは近隣の地域にある医療機関への搬送等、包括的な対策が整っています。
軽い運動やトレーニングを実践できる「ウェルネスチャレンジ」というものが村内にて開催されているので、健康維持や体力作りをしたい人にもいいですよね!
このように、医療や健康に対する包括的な試みがシニア層からの高い注目を集める一要因となりました。

2,孤独になりにくいシステムがある

手をつなぐ

様々な世代、属性の人と「縁を結ぶ」

嬬恋村は2016年に、移住相談窓口(移住・集落支援室)を開設しています。
この記事を書いているのが2026年ですから、ちょうど10年ほど前ということになりますね。
まだ移住という概念が全国的にも薄い時期に、かなり積極的なスタートを切ったのが嬬恋村でした。
群馬県内としてもまだ珍しい試みだったのではないでしょうか。
ポータルサイトを立ち上げて「嬬恋村での新たなライフスタイル」を発信するなど、非常に先進的な取り組みを行ったと記憶しています。
そうして作られていった「受け入れる地盤」の強さが、今回評価されたと言えるかもしれません。

「移住・集落支援室」では専任の集落支援員が在中しており(2026年現在4名)、相談時点から希望者に伴走してくれます。
移住後には地域のコミュニティ、交流イベントの情報を共有してもらえるので安心感が大きい!
「急に地域のなかで手を離されてしまう」という不安な感覚は、おそらく少ないんじゃないかなと思います。
知っている人が誰もいない地域で新たに暮らすのですから、心配が大きいのも当然。
もし嬬恋村への移住に興味があるなら、まずは窓口で相談してみるのがオススメですよ。

若者・単身者&子育て世帯からも大きな注目が集まった理由は?

記事冒頭で触れたとおり、「2025年版住みたい田舎ベストランキング」では若者や現役世代の支持も集まりました。
シニア層が嬬恋村に住みたい!と感じた理由と被るところもあるのですが、意外にも働く世代ならではの理由もあるようです。
一つずつ解説してゆきます。

1,「転職しない移住」を叶えやすい

電車

嬬恋村から東京まで、電車1本で帰れる

2020年以降、「都会に仕事を持ったまま移住する」という考え方が働く世代に浸透しました。
これは皆さんもまだ記憶に新しいと思いますが、新型コロナの余波的なものですね。
出社しなくても仕事ができるリモートワークが普及したことで、価値観が大きく変わったことが一要因だと思われます。
それまでの移住というと、どうしても仕事を辞めてから現地で新たに探さないと実現できないというジレンマがありましたものね!

とはいえ、もちろんその理由だけで嬬恋村が人気となっているわけではありません。
実は嬬恋村って、新幹線を利用した場合、東京から1時間~1時間30分くらいで往来が可能なんですよ!
そうなると急に身近に感じませんか?
定期的な出社が必要なハイブリッドワークの人でも、比較的敷居が低くなるのではないでしょうか。
普段は自然の多いところに住居を構えながら、都会へも帰りやすい……。
こうした選択肢は、今後どんどん増えていくのかもしれませんね。
都会と田舎の二拠点生活を望む人も、多くなっていくでしょう。

2,日々の生活や子育てにかかる費用が少ない

財布

様々な支援があったり物価が安かったりと、節約しやすい

かつての移住というと比較的裕福な生活を送る人々のセカンドライフという印象が強かったですが、現在はやや状況が異なります。
働く世代にとっての「生活コスト」が抑えられるという側面から、地方への移住を検討する人が少しずつ増えているんです。
近年の物価、エネルギー価格、地価の高騰といった影響は確かに大きいものの、地方では比較的ローコストで暮らすことが叶いますからね。

特に群馬県は、食料・飲料の工場が多かったり、農業がさかんだったりすることから「特に物価が安い」という一面があるんですよ。
嬬恋村では保育料や給食費の補助などを受けられることもあり、子育て世帯であればさらなる費用負担の抑制を期待できます。
こうした部分が、現役世代からの注目を集めている要素となっているんです。
傾向としては、上記でお話した「転職しない移住」との合わせ技で考える人が多いのではないでしょうか。
それまでのキャリアを捨てずに豊かな場所で暮らしたい……そんな気持ちがランキングの数値として表れたということでしょうね!

ちなみに、都会から田舎へに移住するときには支援金制度を利用できます。
詳しくはこちらの記事をどうぞ→

このほか下記のような制度もありますので、移住を希望する人は検討してみてください。

制度の名称 対象と内容 条件・備考
住宅改修等助成金 住居を改修・増築する人に費用の20%を助成する 1年以上居住すること
上限10万円まで
薪ストーブ購入・設置費の補助金 購入費用の費用の1/4を補助する 上限10万円まで
移住希望者滞在費補助金 群馬県外から移住の下見・物件探しにくる人の宿泊費を助成する 中学生以上1人1泊4000円(上限、最大1/2まで)
1週間前までに申し込みの必要あり

その他、支援情報の確認はこちらをどうぞ→嬬恋村公式ホームページ

 

嬬恋村に小児科や産婦人科はある?

前述のとおり村内には複数の科を備えた医療施設があります。
まずは村のかかりつけ医的な役割を担う「桜井クリニック」が第1選択肢になるでしょうか。

ただ、産婦人科は村内にはありません。
婦人科外来であれば隣接する長野原町にある「西吾妻福祉病院」が有力な候補となります。
出産に関することは、高崎・渋川方面や長野県軽井沢町方面のクリニックを利用する人が多いようです。(いずれも車で往来可能)
これから家族が増える可能性のある人は、「移住・集落支援室」で相談しておくことをオススメします。

3,人脈をつなげる・広げる情報を共有してもらえる

縁

人と人とのつながりが、「縁」を広げていく

これはシニア層の項目でも触れた「孤独にならないシステム」と共通したところがあります。
嬬恋村では趣味や仕事などを通して作られるコミュニティにつないでくれる活動がさかんです。
子育て世帯が情報交換できる支援拠点、フリーランスの人脈作りの拠点ともなるコワーキングスペースなどもあるので、「疎外感」を感じにくいと思います。
見知らぬ土地であっても横の広がりを作れる、広げていけるというのは生活上の安心感にも、結び付きますよね。

このような「バックアップの強さ」「子育て支援の厚さ」などが、若者や単身者・子育て世帯の注目を集める理由になったのだと思います。

世代を問わず「魅力的」と感じられる嬬恋村の暮らし

群馬県の雪山

雪深い山。嬬恋村ではスノーアクティビティも楽しめる!

ここまで「2025年版住みたい田舎ベストランキング」で、嬬恋村が高い支持を集めた理由について解説してきました。
しかし、やはり何よりの魅力なのは嬬恋村を囲む大自然!
四季を通じて多彩なアクティビティ&アウトドアを楽しめますし、温泉だってあります。
高原地なので夏でも冷涼な環境で過ごせるのも嬉しいですよね。

また、草津温泉方面や長野県軽井沢へのアクセスも良好。
リゾート的な遊びを楽しむにも絶好の環境です。

ただし冬は想像以上に寒いので、特にその点には留意が必要になると思います。
定期的に村の暮らしを体験できるイベントが開かれているので、一度こういったものに参加してみるのもオススメですよ。

嬬恋村の観光情報についてはこちらの記事もどうぞ

嬬恋村は生活と理想のバランスが取れる街

今回は群馬県の嬬恋村が、宝島社「2025年版住みたい田舎ベストランキング シニア部門」で1位を獲得した理由を解説してきました。
シニア層から、また若い世代や子育て世帯からも人気を集めたのは、嬬恋村の移住者へのバックアップがとても大きいから。
また、生活面の利便性やアクティビティの多さで、理想と現実のほどよい調和を目指していけるということも見えてきましたね。

実は群馬県、ふるさと回帰支援センターによる移住希望地ランキングでも2年連続の1位を獲得しています。(2024年度、20205年度版)
関連記事はこちら→

県単位で見ても暮らしやすさが評価されているのはとても嬉しいです。
移住希望者の皆さん!ぜひ観光がてら、群馬県・嬬恋村の雰囲気を見にきてくださいね!

 

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投稿者プロフィール

千代田あおい
千代田あおい
生まれてからほぼずっと群馬暮らし。
美味しいものや自然、温泉、ちょっと栄えた場所など色々ある『ちょうどいい田舎』の魅力をお伝えしてゆきます。
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