弊社は、Zoomなどを使ったテレビ電話で「IT重要事項説明」を実施し始めました。
IT重要事項説明(IT重説)は、国土交通省の不動産売買取引における重要事項説明のIT化であり、2019年10月より社会実験としてスタートしました。
テレワークが広がる中、弊社もそれに参画し、IT重説の実験登録事業者として時代の最先端を歩むこととなりました。
注意点としては、社会実験であることがあげられます。
録音・録画データは必要に応じて国土交通省、都道府県へ提供されることがあります。
事後アンケートのお願いなどの同意のもと、IT重説を行うことになります。
物件の特性によりIT重説ができない場合もあります。
また通信状況、通話機器などの不具合など、問題が起こる可能性もあります。
以上を踏まえまして、IT重説を希望の方はお問い合わせください。
IT重説とは?
IT重説とは、「IT」を利用した「重要事項説明」という意味になっています。
重要事項説明とは宅地建物取引業法第35条に基づき宅地建物取引士が行う説明で、今まで重要事項説明は「対面」で行うことが義務付けられていました。
それを2019年10月から、「双方向性のある環境(テレビ会議など映像や音声)であれば、従来の対面と同様に取り扱って良い」となったことから、パソコンやテレビ、スマートフォン、タブレット等の端末を利用することで、自宅や職場などにいながらでも重要事項説明を受けられるようになりました。
IT重説3つのメリット
1.日程の調整がしやすい
契約は売買の重説になると賃貸と比べて説明が長いため、移動時間などを含めると拘束時間が長くなる傾向があります。
仕事が忙しい、長時間家を空けられない、お互い時間を合わせられないなど、なかなかまとまらない状況でも、IT重説ならスキマ時間に自宅で出来るため日程の調整がしやすいです。
2.交通費の軽減、時間的余力が生まれる
今までは弊社のオフィスや現地に赴いて対面で行っていた重説ですが、テレビ電話でできるようになると、現地までの移動時間や交通費の負担がほぼなくなります。
弊社の場合、遠隔地の物件が多いので、お客様の移動コスト削減と共に様々な負担が減ることにつながります。
3.自宅にてリラックスして重説を受けることが可能に
自宅で説明を受けることができますので、初めての場所で緊張する必要はなくなります。
リラックスできるので説明内容を理解しやすくなります。
また怪我など不測の事態で外出ができない場合にも、ご自宅で重説を受けられますので、代理人などの対応をすることなく、ご本人自身で契約が可能になります。
不動産購入の流れ
購入までの流れ
1.物件のご相談
↓
2.ご案内
↓
3.購入のお申込み
↓
4.重要事項説明(来店不要)
↓
5.ご契約(来店不要)
↓
6.お引渡し
IT重説の流れ
(1)重要事項説明書等の郵送
IT重説を行う際にはお客様のお手元に重要事項説明書が必要となります。
事前に宅地建物取引士が記名押印した重要事項説明書をご郵送いたします。
現在はまだ電子メール等の電磁的方法は不可です。
(2)IT重説実施における同意書の記入
IT重説を行う際には事前に当事者間での同意が必要とされています。
そのためお客様にはIT重説実施前に同意書へのご記入をお願いしております。
(3)通信環境と重要事項説明書の準備
IT重説の社会実験のため、IT重説実施の際には録音・録画が必要となります。
テレビ電話等の通信環境のご用意していただき、重要事項説明書をお手元に準備してお待ちください。
(4)通信状況の確認
重要事項説明は映像と音声が明瞭に確認でき、それと同時に記録されている必要がありますので通信環境に問題がないか事前に確認をいたします。
(5)重要事項説明
説明をする宅地建物取引士の本人確認をお客様自身にしていただく必要があります。
画面越しに提示する宅地建物取引士証の顔写真の確認と氏名・登録番号を読み上げて頂いたあと、重要事項説明を開始いたします。
(6)重要事項説明書の返送
重要事項説明が終わりましたらお手元にご用意いただきました重要事項説明書2部にご記入・ご捺印をお願いいたします。1部を弊社までご返送いただきましたら重要事項説明が完了となります。
(7)IT重説に関するアンケート
IT重説は国交省による社会実験となりますので、アンケートのご回答をお願いいたします。
アンケートはIT重説の実施直後と3ヶ月後の計2回です。
ご利用可能なビデオ通話アプリ
使用ビデオアプリ
注意事項
お客さまのネット回線、料金プランの通信量等を事前にご確認ください。
料金や速度低下等について弊社で責任を負いかねます。(通信料金など注意)
物件の電波状況、PC・スマホ等の通信速度制限や不具合によりビデオ通話の画質が低下する場合があります。Wi-fi環境下での利用を推奨しています。
説明途中で通話や画面の乱れが生じた場合は説明を中止することがあります。(その場合は改めて説明を行います。)