11月、不動産が急に動き出す理由──トップ営業が見た「秋の市場の本音」

 

① なぜ人は“年内に決めたい”と思うのか?

「今年の秋、短すぎない?」
そんな声を聞くことが増えました。残暑が続いたと思えば、急に冬のような冷え込み。
季節の余韻を味わう間もなく、カレンダーだけが進んでいく——。

そのタイミングで必ず動き出すものがあります。
それが、不動産の売買です。

特に別荘や田舎暮らし向き中古住宅は、秋から年末にかけて“最も流動性が高まる季節”。
「年内に売っておきたい」「冬になる前に買っておきたい」
そんな思いが重なることで、契約件数が一気に増えていきます。

これは心理学的にも興味深く、“今年のことは今年のうちに整理したい”という本能的な行動。
それは良い決断を生むこともあれば、逆に焦りにつながることもあります。

だからこそ私は、忙しい時期ほど必ず心の中で唱えます。
「焦ってはならない。しかし急いで。」

実は、この言葉こそ“不動産で損をしない本質”なのです。

② 秋は別荘・田舎暮らし住宅の“隠れた繁忙期”

毎年10月から11月にかけて、問い合わせはピークに達します。
今年は特にその傾向が強く、10月は間違いなく“今年一番の繁忙期”になりました。

理由はシンプルです。
冷え込みが始まると、別荘や地方の家の良さが一段と際立つ。
薪ストーブ・高台の眺望・紅葉の景色——すべてが買い手の心をくすぐります。

だからこそ、秋は売り手にとって絶好のタイミング。
買い手にとっても最も選択肢が多い時期です。

ただし、ここで覚えておいてほしいのは——
秋に“売れ残る物件”には、明確な共通点があるということ。

③ 出張で気付いた、“現地でしか分からない物件の価値”

この時期、私は地方出張が増えます。
契約が現地で行われることも多いからです。

そこで毎回感じるのが、
紅葉が物件の価値を何倍にも見せる力」です。

遠くの山が真っ赤に染まり、近くの木々は金色に輝く。
そんな景色を背景にすると、同じ物件でもまったく違う魅力を放ち始めます。

先日訪れた山間部の別荘もそうでした。
夏は深い緑に包まれ、秋は紅葉に彩られ、冬は雪化粧。
季節によって“表情を変える物件”は、本当に強い。

しかし、ただ綺麗だから売れるわけじゃありません。
紅葉が美しい年ほど、市場が動く理由があるのです。

④ 気候変動が市場をどう変えたか?

「今年は紅葉がイマイチらしい」
そんな予測がありました。

しかし蓋を開けてみれば、地方では驚くほど鮮やかな紅葉が広がっていました。
残暑・急な冷え込み——この気候の振れ幅こそ、紅葉を美しくする条件だったのです。

不動産市場も同じで、気候の変動で“秋らしさが短くなっている今”、
良い時期は本当に一瞬で過ぎてしまう。

だからこそ、
「春まで待とう」「冬が落ち着いたら動こう」
そう考えているうちに“理想の物件が消えてしまう”ケースが急増しています。

市場は、あなたが思っている以上に先へ進んでいます。

⑤ 最後に伝えたい、“急ぐべき時と慎重になるべき時”

最後に大切なことを一つだけ。

忙しい時期ほど、人は判断を誤りやすい。
逆に、忙しい時期だからこそ“大きなチャンス”に出会えることもあります。

その中で一番大事なのは、
動くべき時に、正しい判断軸を持つこと」です。

・今年中に売るべき人
・年末の需要を利用して高値を狙うべき人
・逆に、来年まで待ったほうが良い人

あなたがどのタイプなのかは、一人ひとり違います。

だからこそ最後に、この一言を残します。

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石倉寛夫

関東甲信の中古別荘、リゾート物件、 田舎暮らし物件の日本一を目指し奮闘中!! 

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現状維持は衰退の始まり|挑戦を止めない不動産営業の成功哲学

富士河口湖町での契約を皮切りに、今月だけで20件の契約。
民泊もフル稼働、SNS経由の問い合わせも過去最高。
数字だけ見れば「絶好調」に見えるかもしれません。

でも、私はこう考えています。
「現状維持ほど、怖いものはない」 と。

なぜなら、時代は想像以上のスピードで変化しているからです。
満足した瞬間、成長は止まり、衰退が始まる。
今こそ立ち止まらず、挑戦を重ねるとき。

あなたのビジネスは、進化し続けていますか?
——その答えが、この先の結果を決めます。

満足した瞬間に、成長は止まる

20件の契約。
数字だけ見れば確かに成果です。
けれど私は、その数字に酔うことはありません。

なぜなら、数字の裏にある「動き」「努力」「挑戦」を見ているからです。
忙しさに流されて“こなすだけの仕事”になっていないか。
現場で感じる「手応え」を見失っていないか。

本当の成長は、結果ではなく、
その結果を生み出す行動の質に宿ります。

「守り」に入る会社は、必ず遅れる

不動産業界も民泊業界も、今まさに変革期です。
SNS発信が集客の主流となり、オンライン商談も当たり前になりました。
それなのに、過去のやり方を守ろうとする会社があまりにも多い。

「うちは昔からこのやり方で成功してきた」
——そう言う人ほど、数年後に市場から姿を消していく。

守りは一見“安定”のように見えて、実は“後退”の始まりです。
現場に立ち続ける人ほど、その危うさを知っています。

だからこそ私は、スタッフにも常にこう伝えます。

「現状維持は衰退だ。進化し続けることが、唯一の防御だ」と。

挑戦を支えるのは「小さな行動の積み重ね」

今回の契約ラッシュの裏には、
在宅スタッフの地道な努力、ブログ投稿、SNS更新の積み重ねがありました。

一見、地味な作業です。
でもその一つひとつが、確実にお客様との接点を増やしてくれました。

「見てますよ」
「この記事を読んで問い合わせしました」

そんな一言をいただけるだけで、全員のモチベーションが上がる。
数字には現れにくい努力こそ、最強の武器になるのです。

挑戦は、失敗と共にある

挑戦すれば、必ず壁にぶつかります。
失敗もします。
けれど、その「失敗」をどう捉えるかで未来が変わる。

私がこの仕事で学んだのは、
失敗は“次の成功のためのデータ”にすぎないということ。

失敗を恐れて行動を止める人は、成功のチャンスも逃している。
挑戦を続ける人だけが、次のチャンスを掴むのです。

チームの力で未来を切り拓く

日本マウントも首都圏不動産販売も、
それぞれの現場で動くスタッフが一丸となって結果を出してくれています。
民泊チームもフル稼働で、松本・成田・足利——すべての拠点が忙しい。

でも、ただ“忙しい”だけでは終わらせない。
「忙しい中でも成果を上げる仕組み」を作ること。
それが、私たちの次なる挑戦です。

新しいツールを導入し、データを共有し、
一人ひとりの動きを「見える化」して、次の成長につなげる。
組織が動けば、個人の可能性も広がる。

その循環をつくることが、リーダーの使命だと思っています。

変化を恐れず、次の一歩を

これまでの成功に満足した瞬間、挑戦は止まります。
けれど、挑戦を止めない人だけが、次の景色を見られる。

そして、それは特別な才能ではなく、
「今日も一歩踏み出す勇気」を持てるかどうかの違いだけです。

あなたの仕事にも、きっと同じ瞬間があるはずです。
“やるか、やらないか”で迷ったら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

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石倉寛夫

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