ラッキーな出来事2
長野県の最南端に飯田市という市があります。
天竜川を舟で下る、天竜舟下りで有名なところです。
この飯田市で紹介客の商談がありました。
どうしてもこの日しか難しいという指定された日に、やはり東京でも外せない仕事があったのです。
飯田市で午前10時から商談したとして、夕方の6時までには品川の弊社まで戻って来なければならないという強行軍でした。
始発の新幹線で品川駅から名古屋まで行き、名古屋から高速バスで飯田まで行くことにしました。
その経路が最短時間なのです。
品川の弊社に夕方6時までに帰るには、遅くとも午後1時50分位には飯田を出なければいけません。
商談は順調に進み、予定していたバスの一本前の便に乗れそうな感じだったのですが、お客様にバスターミナルに送ってきてもらったときには、ちょうどお目当てのバスが出発してしまった直後でした。
仕方なく、バスターミナルのカウンターで予約していた切符を確認し、1時間後のバスを待つことにました。
そのとき、出発した直後のバスに乗りたかった地元のお客様が飛び込んできて、切符を買い求め始めたのです。
どうやら、バスターミナルの出口で無理やりそのバスを止めたようでした。
東京ではありえない、まさしく田舎独特の光景を目にしました。
そこで、私もこのバスに便乗する幸運にめぐり合えたのです。
先日の、長野県安曇野市穂高駅で遭遇したラッキーな出来事に続き、ここでも1時間早くバスに乗ることが出来、予定より早く品川まで帰ってくることが出来たのです。
連日、ラッキーが続きました。
こんなことで運を使い果たしてしまわないか不安になるくらいです。
喜び過ぎないように、「謙虚に謙虚に」と自分に言い聞かせて、年末の最後の仕事に向かいたいと思います。
ラッキーな出来事
年に何回かはラッキーなことに遭遇します。
たいしたことではないのですが、なんとなく嬉しくなってしまうのは誰でも経験があることではないでしょうか。
先日、長野県安曇野市で契約がありました。
午前に1件の契約を済ませて、午後にもう1件の契約をしたのですが、弊社の現地スタッフが急用で席を外すこととなりました。
契約が終わった後に、いつもの通り現地スタッフに、松本駅まで送ってもらう予定でした。
急遽、どうしようかと考えていたところ、お客様がとても親切な方で、最寄の穂高駅まで車で送ってくださったのです。
穂高駅から松本駅まで大糸線という路線の普通列車で行き、松本駅から特急「あずさ」に乗って、新宿駅まで行くことを考えていました。
車で送ってくれた親切なお客様は、「もしかしたら1時間くらい待つかもしれませよ」と心配してくれたのです。
「待つことは慣れてますから」と答えた私ですが、実際に待つことはあまり苦にしていません。
待っている間、本を読むことが出来るからです。
しかし、偶然にも穂高駅に着いたたときに、白馬駅発の新宿駅行きの特急「あずさ」が到着する直前だったのです。
しかも、その特急が雪のため少し遅れての到着だったのです。
間一髪で、この特急列車に滑り込むことができました。
1日に1本だけの白馬駅発の穂高駅を通る、特急「あずさ」に乗れるという幸運にめぐり合えたです。
そして、本来の現地スタッフに車で松本駅まで送ってもらった場合にかかる時間よりも、かなり早く新宿駅まで行くことが出来たのです。
なんとなく得をしたような気がして、つい嬉しくなってしまったというわけです。
こんな体験を年に何回かはするのですが、年の瀬にこのような体験が出来て、余計に嬉しくなってしまったのです。
来年は良い年になりそうな気がします。
日本マウント勉強会の風景
弊社「日本マウント」では、月に1回、社員全員で勉強会を行います。
指定図書を輪読して、感想を述べるという簡単なものです。
一人ひとり、その指定図書の中で、特に感銘した箇所を読んで、その内容に対しての感想を述べるというものです。
単純で簡単なものです。
しかし、どの箇所を選んだか、全員が聞きやすいように読むことが出来たか、それに対する感想は的を得たものかなど、私から見ると社員によって能力の差が歴然としていると感じます。
その指定図書をしっかり読んできたのか、何回も読んできたのか、一回だけなのか、真剣に読んだのかなど、意外と分かるものなのです。
聞いている人が聞きやすいように読むことは大切です。
営業マンであれば、お客様に対する接客の質につながることでしょう。
的を得た感想が言えることも大切でしょう。
やはり、お客様の質問に的確に答えたり、潜在的なニーズを引き出して、それに柔軟に対応していくことが出来る能力につながるからです。
最後に、指定図書をしっかりと読んでいれば分かる、簡単な筆記試験を行いました。
今年入社した新人社員が満点を取りました。
1年間、毎月続ければ、少なくとも年間12冊は本を読むことが出来るわけですし、2ヶ月の1冊だとしても、6冊は熟読することになります。
継続すれば、確実に力になっていくことでしょう。
これからは営業マンのみならず、全ての社員が力をつけることが必要です。
読解力や、表現力、文章力など、力をつけなければならない能力は多いのです。
最後は総合力の勝負です。
来月も頑張りましょう。
新人活躍中です
今年は入社した営業マンは6人とアシスタント2人。
そのうち年頭に入社した3人の営業マンは、残念ながら一人は家庭の事情で、もう2人は成績が残せずに退社しました。
残った3人の営業マンと2人の営業アシスタントは、しっかりと仕事がこなせるようになり、今では大活躍しています。
今年、入社した社員には、幾つかの共通点があります。
まず、全員が宅建主任資格を持っていることです。
そして、全員がこの社長ブログを最初から最後まで読んでいるということです。
だからでしょうか、ブログを書いたりツイッターでつぶやくことが、まったく抵抗なく出来るのです。
弊社が掲げる、ソーシャルメディア戦略に合致した動きが出来ているのです。
最近は、激戦区である千葉県の南房総を担当する新人営業マンも、前半戦は苦戦しながらも、今月は3件の契約を勝ち取るまでになりました。
まったくゼロから開拓した、伊豆・熱海を担当する新人営業マンも、安定した実績を出す見通しが出てきました。
那須高原や日光などを担当する新人営業マンは、先月、並み居る先輩達をものともせずに、実績トップの栄誉を勝ち取ったのです。
聖書の言葉ではありませんが、「後の者が先となり、先の者が後となるであろう」という現象が起こってきているのです。
この新人営業マンは、全員、宅建主任の資格はあれど、不動産業には初めて従事する素人ばかりだったのです。
これが、弊社の現実です。
時代は確実に変わりつつあるのです。
まさしく、「性格で採用し能力を鍛えよ」ではありませんか。
弊社の採用戦略も固まりつつあります。
フェイスブックは加速する
一頃のツイッターブームは、今やフェイスブックに取って代わられたようです。
というのは、先日、あるセミナーに参加して、名刺交換した2人をフェイスブックで検索したところ、見事に2人ともビンゴ。
お友達をリクエストしたところ、当然というか承認されました。
正確に言えば、1人にリクエストしているうちに、別のもう1人はその人から私にリクエストがあったのです。
今や確実にビジネスパーソンは、フェイスブックを使いこなしているようです。
私も何人かのお友達の中から、セミナーへの参加のお誘いを、フェイスブックを通じて受けました。
「招待状が届いています」といったアナウンスです。
なるほど、集客方法が変わりつつあることを実感します。
私はフェイスブックを始めて、まだ日が浅い、ほとんど初心者です。
しかし、限りない可能性を感じるのです。
ブログやツイッター等と上手く使い分けたり、上手くリンクしたり、とにかく工夫すれば、その相乗効果はどれほどのものになるのでしょうか。
以前に、このブログでも、ソーシャルメディアの効果は足し算ではなく、掛け算であることを書きました。
フェイスブックの登場で、なお一層この思いを強くすることができました。
これからが楽しみです。
年末の思い出
今年も残りわずかとなりました。
この時期になると思い出すのが一昨年の大晦日の日のことです。
当時、弊社にいた女性営業マンが、お客様の案内のアポイントを取りました。
私が同行することとなり、長野県の千曲市まで行きました。
上田まで新幹線で行き、そこからレンタカーで千曲市まで。
その日は寒い日で、雪が舞っていました。
徐々に本降りになってきて、道路にも雪が積もり始めたとき、坂道を上り下りするときに細心の注意は払って運転したとことを思い出します。
どうしてもこの日しか予定が取れないという、お客様の要望だったのです。
お客様第一主義。
弊社が掲げている、企業理念の一つです。
このときの営業マンは迷わず、このことを実践したのです。
残念ながら、このときの案内は結果にはつながりませんでした。
この営業マンも現在は退職していません。
しかし、私の心の中には、ささやかな誇りとして、このときの案内のことが残っているのです。
辛いとき、苦しいときに思い出します。
年末が近づくと思い出します。
良き思い出は宝だと思います。
今年も最後までベストを尽くします。
人気リゾート地とは
今年も残りわずかとなりました。
1年を振り返り、今年はどのリゾート地が人気だったのか集計してみました。
あくまでも弊社を仲介して売買した物件での統計結果です。
それでも、年間150件近くの契約件数ですから、ある程度の人気を計る目安にはなることでしょう。
一番は「那須高原」。
震災の影響が多少あったかもしれませんが、今年も一番人気でした。
弊社では完全に「那須に強い日本マウント」というブランドが定着しました。
二番人気は大躍進した「八ヶ岳」。
来年は逆転してのトップを狙う勢いです。
三番人気は千葉県。
千葉県は激戦区ですが、弊社でも確実に人気を高めています。
四番以降は伊豆・箱根と安曇野、そして富士五湖の三つ巴の争いでした。
来年はこの三つ巴の争いから、どこのリゾート地が抜け出すのかが見ものです。
どの地域も千葉県を逆転するだけの勢いがあります。
長野県の東北信や群馬県も田舎暮らし物件の人気が定着してきたようです。
これからが楽しみです。
関東甲信静岡地方のリゾート物件や田舎暮らし物件で日本一を目指す「日本マウント」。
私たちの挑戦は来年も続きます。
本を読む時間はこう作る
私は弊社の社員に本を読みなさいと、ことあるごとに言い続けています。
会社には自由に借りていける本が数百冊、並べてあります。
そして、毎月、十数冊ずつは確実に増えていきます。
しかし、なかなか読んでくれる社員が少ないのが現状です。
新聞や雑誌を読んだり、ネットを見ているから本など読まなくても良いという人もいます。
本当にそうでしょうか。
以前に読んだ本の中に、新聞は点で、雑誌は線、そして本は面であるという主張がありました。
本には本の良さがあるのです。
時代が変わっても読み継がれている本も沢山あります。
かの松下幸之助さんが、聖書の箴言を毎日、1章ずつ読み続けていたという話を聞いたことがあります。
運命を変えた本に出会ったという話も、良く聞く話です。
本を読む時間がないという社員には、私の読書時間算出法を伝授することにしています。
まず、通勤時間、移動時間に読みます。
電車では座って居眠りをしている暇はありません。
座るから寝てしまうのであって、立っていればいくらでも本を読むことができます。
待ち合わせ時間には30分前に行き、相手が来るまでの時間、本を読むことです。
そうすれば、相手を待たすことは決してないことでしょう。
30分前に着くことを目標にしていけば、余程のアクシデントがないかぎり、遅れることはありません。
万一、相手が遅れてきたとしても、待っている時間に本が読めると思えば、イライラすることもありません。
こうして、私は1ヶ月に10~20冊は本を読んでいます。
知識は力です。
ぜひ、弊社の社員には、読書の習慣を身に付けて欲しいものです。
日本マウントにとってのバブルとは
映画「マネーボール」に刺激されたわけではないのですが、弊社の過去の業績など全てを分析しています。
なるほど、数字というのは分析すればするほど面白いものです。
順調に業績を伸ばし続けてきた弊社でしたが、今年は一つの壁にぶつかりました。
いわゆる業績が伸び悩んだのです。
その原因を探ってみると・・・。
バブルというような現象が過去にありました。
一つは競売を落札して転売するある会社の販売を、ほぼ独占して任せられてきたバブルです。
その会社が競売で落札するのを止めました。
ビジネスそのものを縮小してしまったのです。
それにともなって、弊社のバブルも崩壊です。
もう一つはあるドル箱だった地域が震災の影響を受けたのです。
それは、昔、大洋村といわれていた、茨城県の鉾田や鹿島など海側の別荘地です。
大手が参入しない場所で、地元の不動産会社で強いところがありませんでした。
いわゆる、空白マーケットだった場所です。
この地域での、比較的お買い得な別荘や田舎暮らし物件の販売が、実は絶好調だったのです。
すなわち、弊社にとってはドル箱だったわけです。
震災による津波の影響や福島原発の風評被害で、このバブルもあっけなく崩壊してしまいました。
この二つのバブル崩壊が、今年の不振の原因だったという分析結果となりました。
バブルに踊らされてはいけませんね。
リスクの分散や新たな空白マーケットの開拓は常時、必要なのです。
そのことが、しっかりと理解できたこの1年でした。
来期から、また巻き返しを図ります。
今年の教訓を活かして。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E6%99%AF%E6%B0%97
節約ということを考える
弊社の営業マンデスクはフリーアドレスです。
出勤の早い営業マンから前のデスクに座っていけば、少しでも電灯分の電気料金が節約できると考えます。
こんなことを考えるのは経営者だからでしょうか。
しかし、もし営業マンがそんなことまでも考えられるとしたら、その会社はきっと発展することでしょう。
もし、ライバル会社でそんな会社があれば、きっと手強い相手だと思うに違いありません。
考えてみれば、節約できるところはまだまだ沢山ありそうです。
日頃からどれだけ節約意識が徹底できているかです。
儲け癖は節約癖の延長です。
コピーや電話、交通費に旅費。
どうせ出張するのであれば、同じ方向にある物件を数多く見たり、近くの業者に顔を出すことも出来ることでしょう。
効率は節約につながるのです。
きっと節約癖は、個々の社員がいかに経営者と同じ意識を持てるかだと思うのです。
自分の懐が痛むとあらば、なるべく避けるのが人間の性だからです。
しかし、これはかなり難しいことです。
だからこそ、意識改革。
それが出来れば、きっともっと良い会社になることでしょう。
ぜひ、意識改革を徹底しましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9