あるコンビニの風景
弊社「日本マウント」の会社の近くには、幾つかのコンビニがあります。
S社、F社、R社など、会社が違う3店です。
私は3店とも利用するのですが、その品揃えの違いは歴然としています。
圧倒的にS社の店が優れています。
在庫量にこれだけ差があるということは、きっと1日の売上の差も大きいことでしょう。
私は仕事柄なのか、レストランに入っても、コンビニに入っても、その店の売上などを計算する癖がついてしまっているのです。
このS社が優れている点が幾つかあります。
挨拶が素晴らしい。
店員が教育されているがよく分かります。
もうひとつ、隠れた素晴らしいことを発見したのです。
この店は早朝、店主自らが店の周りだけではなく、店からかなり離れた場所まで掃除をしているのです。
店主が不在のときや忙しいときは、店員がしています。
店の周りなら当たり前のことでしょうが、周辺の他社や他人に家の前の道路をしっかりと掃き掃除をしていました。
なるほど、繁盛している会社には隠れた秘密があるものです。
早朝のことですから、このことに気がついているお客様はほとんどいないことでしょう。
単なるパフォーマンスでやっているのではないことはよく分かります。
コンビニ本部の指導なのか、この店主の方針なのかは分かりませんが、素晴らしい習慣だと思いました。
掃除の効用は、もはやビジネスでは常識なのでしょうか。
苦戦していた会社が、徹底した掃除をきっかけに、経営状況が改善した言う話は良く耳にします。
何事も基本が大切です。
凡時徹底。
弊社も見習いたいと思います。
紹介営業が加速する
弊社「日本マウント」は、関東甲信静岡地方のリゾート物件や田舎暮らし物件をメインに取り扱っている会社です。
しかし、最近では首都圏の投資物件や優良土地、中古住宅、中古マンションの売買仲介の数も増えてきました。
これは紹介営業によるものです。
私とベテラン営業マン2人で担当していましたが、その数が加速度的に増えてきましたので、とても2人では回らなくなってきました。
そこで、他の営業マンにも手伝っていただくことにしたのです。
場数を踏むこと、経験を積むことは大切です。
弊社の営業マンの中には、不動産営業の経験が浅い人もいますので、これを機会に急成長してくれることを期待したいと思います。
若いうちは、とにかく我武者羅に仕事をすることです。
量をこなすことが大切だと考えます。
量は質を凌駕します。
やがて、量は質へ転換します。
そして、質が新たな量を生み出すのです。
弊社の誇る、期待の若手女性営業マンも、メチャクチャ忙しい毎日を送っています。
息つく暇がないほどの忙しさです。
きっと、短期間で驚くほどの成長を成し遂げることでしょう。
他の若手メンバーも負けじと頑張らざるを得ない状況でしょう。
切磋琢磨、凌ぎ合い、時には協力しながら、共に成長してくれることを期待します。
節約癖をつけよう
儲け癖は節約癖。
分かってはいることですが、なかなか実行すること、それを継続することは難しいようです。
弊社「日本マウント」は、地方のリゾート物件や田舎暮らし物件を取り扱う不動産会社です。
関東甲信静岡地方の現地に出張することも多いのが特色です。
工夫すれば節約できることがたくさんあります。
時間に余裕があれば、電車ではなくバスを使うことによって可能になる節約。
割引切符などを使うことによる節約。
レンタカーなども、レンタカー会社を選んだり、電車やバスとの組み合わせを考えて、一番節約になる方法を考えることも出来るのです。
案内や調査など、そのルートやスケジュールを工夫することによって、費用対効果が高められれば、それはすなわち節約になるわけです。
営業マンへの連絡は急用でない限り、メールにすれば電話料金の節約になります。
内部資料にはカラーコピーを使わないことや、両面コピーにすることも同様です。
ファックスも極力、プリントアウトしなくてすむものはそうすれば良いわけです。
工夫すれば、まだまだいろいろ節約できることがあることでしょう。
考えれば、まだまだいろいろ節約できる方法がありそうです。
費用対効果を高くすることは、無限にありそうな気がしてきます。
売上を上げることが攻撃であれば、経費を下げることは防御になるのです。
鉄壁な防御を誇る会社を目指します。
勝負の厳しさ
米大リーグの松井秀樹選手の所属先がまだ決まりません。
西岡選手や田沢投手はマイナー降格が決まりました。
福留選手は移籍先が決まりましたが、年棒は実に10分の1となったそうです。
実力主義の米大リーグの厳しさを伝えるニュースです。
過去の栄光も経験も実績も、全く考慮されないのがアメリカ流なのでしょう。
話は変わりますが、最近、ロンドンオリンピックのマラソン日本代表メンバーが決まりました。
いつものことですが、その選考基準がを巡って世論が騒がしくなりました。
曖昧であり、玉虫色であるその選考基準は、日本ならではのものなのでしょうか。
アメリカは実に公平でわかりやす選考です。
選考レースでの一発決着。
過去の実績は一切、関係ありません。
これからはビジネスの世界も同様なのでしょう。
今の実力や実績が評価される時代なのです。
過去の成功体験まで含めたすべてを捨て去ることが、ベテランほど、経験豊富な人ほど、求められる時代なのです。
ユニクロの柳井社長が書いた本のタイトルである「成功は一日で捨て去れ」を思い出します。
過去を振り返ることなく、常に挑戦し続けた結果として、今のユニクロの発展があるのだと思います。
弊社が身を置く不動産業界は益々、厳しくなることが予想されるこれからの時代。
果敢に挑戦し続けることが大切なのだと思います。
3月も残り1週間
3月も残り1週間となりました。
少しずつですが春らしくなってきました。
弊社「日本マウント」は12月決算ですから、3月末は第1四半期の終わりでもあります。
3月決算の会社も多いことでしょうが、四半期の終わりも大切な区切りの一つです。
リゾート物件や田舎暮らし物件は、冬の期間はシーズンオフというのが今までは常識でした。
当然、3月末までの第1四半期の数字は、1年間を通して考えると厳しいものとなります。
弊社はその常識を覆そうと「リゾート物件は冬こそ売れる」と意気込んで頑張ってきましたが、まだまだその常識という牙城を崩すことが出来ませんでした。
春の到来と共に、お問い合わせの数は増えてきました。
そうなると、自然と心もうきうきしてくるものです。
若手営業マンも皆、元気が出てきました。
3月末まで残り1週間。
ラストスパートを成功させ、第1四半期を優秀の美で飾りたいと思います。
最後の最後までベストを尽くします。
すべてはお客様のために。
フルコミッション制を廃止します
弊社「日本マウント」には、フルコミッションの営業マンがいました。
そのフルコミッションが遂になくなります。
4月1日からの予定です。
弊社の営業職の歴史は、最初は営業マン全員がフルコミッションでした。
そのうちに少しずつ固定給の営業マンが増えてきました。
そして、とうとうフルコミッション制が廃止となり、全員が固定給の営業マンとなることになったのです。
今までは固定給の営業マンに、月々の実績に応じて支給されていた歩合もなくなり、賞与の支給となりました。
実はこのことは私の念願でした。
フルコミションに関する賛否はいろいろあると思います。
基本的には、私は反対です。
営業マンの仕事の目的が利益やお金になるからです。
仕事の目的は、お客様を喜ばせること。
利益は結果であり、更にお客様を喜ばせるための手段に他なりません。
フルコミションであれば、個人プレーに走る人が多くなり、社内競合が激化します。
私の理想はチームプレーによる相乗効果。
3人で4倍の実績が出る、仕組み創りを目指します。
情報を共有し、足りないところを補い合って、チームによる一体化が効率や能率を高めるのです。
短期戦ではなく長期戦に強い組織を創り、息の長い会社になっていくことが理想なのです。
お客様とも一生のお付き合いができれば、それが一番嬉しいことです。
お客様第一主義、家族主義を実践するためにも、フルコミッションの廃止になったというわけです。
これから来期からスタートするチーム制に備えて、営業マン同士が協力体制を取り、情報を共有することが出来、いかなる相乗効果が上げられるのか真価が問われることになると思います。
今まで以上に力が入ります。
これからが本番です。
ベストを尽くします。
毎月1回の勉強会
弊社「日本マウント」は、毎月1回勉強会をしています。
指定図書を決めて、社員全員がその本を読んできて、その勉強会では自分が1番感銘を受けたところを音読してコメント発表するというスタイルです。
今回は第3回目。
選んだ本は、ワタミの渡邉美紀さんが書いた「使う!論語」というものです。
数多くある、論語を解説した本の中で、私が1番気に入っているものです。
ただし渡邊さんは、著書の中で論語を翻訳したつもりもないし、孔子の言葉を解説したつもりもないと言っています。
読むままに、自分が感じたことを書いたつもりだと言っています。
ワタミという企業を興し、紆余曲折ある中で、体験してきたことを、論語に照らし合わせて説明している文章には心が打たれます。
結果を残しているだけに、説得力も抜群です。
仕事に人生に、参考になることが多くあるのです。
面白いのは、論語の内容にも異議を唱えているする箇所があることです。
渡邉さんらしいと思うところです。
その内容も痛快です。
私も思わず、渡邉さんの反論に納得してしまいました。
毎月1回の勉強会。
継続していくことが大切だと考えます。
継続は力なりです。
良き性格と良き習慣
成功するかしないかは、能力で決まるのではなく性格で決まる。
私が尊敬する経営コンサルタント「佐藤芳直」さんの言葉です。
成功は良き習慣によってのみもたらされる。
良き習慣は良き思考からスタートする。
とも教えてくださいました。
能力より性格ということには妙に納得します。
一時的には能力の方が勝ることはあるかもしれませんが、長い目で見れば、やはり性格の方が勝ることは間違いありません。
性格の良い人がドンドン成長し、能力で勝っていた人をいとも簡単に追い越していくことを何回も見てきたからです。
ですから、人材採用の面でも、性格で採用し能力を鍛えよと言われるわけです。
習慣が成功をもたらすというのも当然のことでしょう。
早起きの習慣、本を読む習慣、勉強をする習慣、運動をする習慣、反省をする習慣など、成功している人は確かに良い習慣が身についている人が多いのも事実です。
きっと良き習慣が良き性格を育むのでしょう。
また、良き性格から発せられる思考が良き習慣をつくるのでしょう。
では良き性格とはどんな性格なのでしょうか。
ドラッカーは明確にこれに対する答えを与えてくれています。
「真摯さ」。
私たちも、この「真摯さ」こそ持ちたいものです。
仕事量の違い
大事な仕事は忙しい人に頼め。
これは組織の鉄則です。
出来る人は仕事量が違います。
大量の仕事を短時間でさばくことに慣れているのです。
時間の使い方も上手いし、優先順位も間違いがありません。
効率ということも考えれば、普通の人の2倍や3倍に留まらず、5倍10倍の仕事量をこなしていることになると思います。
実績に差がついて当たり前なのでしょう。
出来る人は益々出来、出来ない人は益々出来なくなるのです。
成長する人は益々成長し、成長しない人は益々成長しないのです。
では、分岐点はどこなのか。
それは多分、社会人になって最初の3年間での仕事量の差なのだと思います。
それか今の会社に入っての、やはり最初の3年間の仕事量の差なのでしょう。
何事も初動がものを言うのです。
スタートダッシュが肝心なのは言うまでもありません。
先手必勝という言葉もあります。
苦あれば楽ありという言葉もあります。
ぜひ、弊社「日本マウント」の新人を含む入社3年以内の社員は、圧倒的な仕事量で自分を鍛えぬきましょう。
未来は自分で創るものです。
最高の投資は自分自身への投資です。
若手メンバーへ期待します。
http://kotobank.jp/word/%E5%85%88%E6%89%8B%E5%BF%85%E5%8B%9D
シルバーパワーの凄さ
最近感じることですが、インターネットに明るいシルバー層が増えたということです。
インターネットに明るいというのは、どうやら若者の特権ではないようなのです。
若い人でも駄目な人は駄目です。
ましてや、現役バリバリの管理職でも、まるっきり駄目な人がいると聞くこともあります。
「強いものや賢いものが生き残るのではく、変化に柔軟に対応できるものだけが生き残る」という、ダーウィンの言葉が脳裏をかすめます。
弊社は創業6年目と歴史が浅い会社ですが、リーマンショック以降にほとんど資本をかけないで、関東甲信地方の中古別荘や田舎暮らし向き住宅を主にインターネット使って売買仲介してきました。
後発でしかも斜陽産業で生き残るのは大変です。
何か特色があり、しかもその特色は群を抜いて突き抜けていなければなりません。
しかも経費をかけることが出来ないというジレンマを抱えてのことです。
弊社「日本マウント」にとっては、それがインターネットであり、ソーシャルメディアだったわけです。
試行錯誤しながら、ここまで来ることが出来ましたが、ソーシャルメディアによる圧倒的な情報発信量が、競合他社をリードしているという自負があります。
それゆえに、会社の戦略の変化に伴って、ソーシャルメディアに長けていない社員はついて来れなくなってしまったという事実もあります。
シルバー層の話に戻りますが、最近立て続けに古民家の売却依頼がありましたが、いずれもインターネットを自主自在に操るシルバー層の方々でした。
下手な若者よりも、その技術は上でしょう。
これからは、そういうシルバー層が増えてくる予感がします。
若者も負けてはいられませんし、それなりの役職につく管理職ならばなおさらのことでしょう。
時代は確実に変わりつつあるのです
今こそ、過去の成功体験を捨てるときかも知れません。
そんなことを感じた、最近のシルバー層の傾向を物語る出来事でした。