富士五湖の人気
最近、富士五湖の問い合わせの数が増えてきました。
少し前までは、富士山の噴火の噂や活断層が発見されたとかいうニュースなどあり、動きが少し鈍かったのです。
しかし、少しずつですが、どうやら上昇傾向にあるようです。
弊社が誇る、業界最強のWebスタッフによると、富士五湖の需要は前からかなり期待できたそうなのです。
いわゆる、物件に対する関心度が高いという数値が出ていたのです。
物件を集めれば、それに比例して集客が望める地域だったわけです。
しかし、弊社では物件数が伸び悩みました。
また、最大の武器であるブログによる情報発信も立ち遅れていました。
実にもったいない地域であったわけです。
今年はその点の改善に着手しました。
物件をとにかく集めること。
そして、物件情報を発信すること。
この2点を徹底的に強化しました。
その結果、少しずつですが改善の兆候が見られ始めたのです。
まだまだ、課題は多いわけですが、これからが希望であると感じています。
海に近い地域が厳しいときですから、湖が人気になるでしょうし、富士山はやはり人気の筆頭なのです。
今の情報発信量に満足しているわけではありません。
これからは、更に大量に情報発信をしていきたいと思います。
かなり涼しくなりました
東京でも最近はかなり涼しくなりました。
朝晩は特に顕著です。
毎朝、ウォーキングをしているので、その差には敏感になりました。
あっという間に冬なってしまうのは嫌なものです。
秋は長いほどいいと思うのは、私だけではないでしょう。
今年は冬が長く、春が短く、夏が長かっただけに、せめて秋くらいはと、つい思ってしまうものです。
人間なんて、大自然を前にすれば、何てちっぽけなものなのでしょうか。
これほど科学が発達しても、自然に関しては無力であることを感じることばかりです。
自然に対抗するのではなく、自然と向き合い、共生することのほうが賢いことが分かってきた昨今なのでしょう。
信州では、蒔きストーブに火が入ったという一報も届きました。
山では初雪の一報も届く日も近いかも知れません。
リゾート物件や田舎暮らし物件は、いよいよ秋の追い込みになってきました。
例年、年末までは忙しくなる秋のシーズンなのです。
紅葉も期待できる待望の秋真っ盛りは目の前です。
温泉が恋しい季節でもあります。
信州安曇野や那須高原、八ヶ岳に富士五湖などの紅葉を、ぜひ楽しんでください。
簡易水洗トイレとは
田舎暮らしの物件を扱っていると、気になることが言葉に出会うことがあります。
「簡易水洗トイレ」。
このトイレはいったいどんなトイレなのでしょうか?
不動産業界では一般的に、トイレは次の三つに分けられます。
「下水道」、「浄化槽」、「汲み取り」。
では、簡易水洗トイレはどこに分類されるのでしょうか。
答えは「汲み取り」なのです。
では、なぜ「水洗」という表現になるのでしょうか。
これは、汲み取り式のトイレに少量の水を流して便器が汚れにくくしたものなのです。
基本的な構造は汲み取り式トイレなのです。
したがって、年に何回かはバキュームカーでたまった汚物を汲み取らなければならないわけです。
勿論、業者に頼めば有料でやってくれます。
最近は下水道が完備されてない場所では、浄化槽の設置が進んでいますし、市町村によっては補助金を出すところも増えてきました。
しかし、田舎暮らし物件が多くある場所では、汲み取り式トイレのままが多いのも現実です。
そこで、汲み取り式トイレを少し加工して、簡易水洗トイレにしているわけなのです。
言葉だけをとらえてしまうと、下水道設備が整った水洗トイレと間違えてしまうこともあります。
購入してみたら驚いたという話もありました。
田舎暮らし物件を探している方は、この「簡易水洗トイレ」という表現には、ぜひ気をつけてください。
10月10日と言えば
10月10日と言えば、昔は「体育の日」でした。
私が子供の頃は、市のスポーツ大会が行われるのが恒例でした。
小学校の頃は、その市のスポーツ大会で行われるマラソンン競技に参加するのが楽しみでした。
市のマラソン競技の小学校部門ですから、上級生に混じっての競争です。
学校の運動会などは、学年やクラス内での競争ですし、いわゆる短距離走の競争だったわけです。
ですから、この市のマラソン競技は大人数でしかも上級生とも対等に競争するわけですから、何かと刺激的な1日でいつも楽しみにしていた記憶があります。
このマラソン競技で、私は自分が短距離走よりも長距離走の方が得意であることに気がつくのです。
クラスや学年では短距離走も速かったのですが、長距離走では上級生に勝ってしまうほど活躍をしました。
このときの体験が、後の中学高校の陸上部での活躍に繋がるわけです。
人は褒めて育てろと良く言われますが、この市のマラソン競技で活躍する度に、先生や同級生からやけに褒められたという記憶があります。
きっと、それで気を良くして、更に頑張ったのではないかと思うのです。
小学生の頃は、素直と言うか単純な年頃です。
周囲の人に認められたという喜びが、その後の努力の後押しをしてくれたのでしょう。
人間にはそれぞれ個性がありますし、得意分野があるものです。
それを仕事に活かして、お客様や社会の役に立つことが出来れば、それが何よりも一番幸せであると思うのです。
弊社「日本マウント」にも個性的な社員がたくさんいます。
個性を活かして、得意分野で大活躍することを期待しています。
私も、褒めて育てるということを意識しなければなりませんね。
別荘地の管理
別荘地には管理事務所があるのが普通です。
高度成長期に作られた別荘分譲地は、その後の不況などの煽りを食って、管理会社の倒産が相次ぎました。
今では別の管理会社が管理しているか、「友の会」など別荘所有者が管理組合を作って管理しているケースがほとんどです。
したがって、別荘地の管理にも差が出てきてしまっています。
しっかりとした管理会社が管理している別荘地は、別荘地内の道路も常に整備されていますし、パトロールなどの警備も行き届いています。
管理会社がしっかりとしてないとか、管理組合が弱い別荘地では、別荘地内の道路も痛み始めているのが現状です。
中には朽ち果ててしまったような別荘地もあります。
別荘の所有者が管理費を滞納し、管理する費用がまかないきれなくなってしまったのです。
ひどいところでは、管理組合が解散し、今まで供給していた水道が止まってしまい、仕方なくそこに定住していた人が井戸を掘らなければならなくなってしまったケースもありました。
別荘地が朽ち果ててくると、そこの別荘地に魅力がなくなり、益々人が寄り付かなくなってしまうわけです。
そして、使わなくなった別荘の痛みが激しくなれば、景観も悪くなりますし、新たに別荘を建てるとか、中古の別荘を購入するとかという動きも鈍くなり悪循環になっていくのです。
当然、別荘を使っていない人は管理費の滞納が始まるのです。
そうなると、道路の整備が出来ないとか、別荘地内の水道や温泉設備の補修が出来ないなど、やはり悪循環になってしまうのです。
最近では、別荘の取得にも多様性が出てきました。
定住や週末田舎暮らしなどです。
あるいは、震災などの万が一のために備えての避難地です。
自然回帰という志向での家庭菜園を求める人たちです。
これから別荘の流通がもっと盛んになれば、こういった管理に関する問題は解決されることになるでしょう。
そう考えると、弊社「日本マウント」の使命の大きさも感じるものです。
別荘地の温泉権
別荘には幾つかの魅力があります。
その1つが温泉です。
いくつかの別荘分譲地には温泉が出るところもあるのです。
住宅に温泉を引く権利のことを温泉権と言います。
権利ですから当然、お金で買うことになるのですが。
昔はかなり高額だったと聞いています。
今では当時に比べて、かなり安くなってきたようです。
一般に売買されている温泉付き中古別荘には、温泉権が付いているものもあり、売買金額にはこの温泉権の金額が含まれているケースがほとんどです。
しかし、温泉権が別料金というケースもありますので、しっかりと確認したほうが賢明でしょう。
気をつけなければならないのは、温泉権の更新があるケースです。
弊社「日本マウント」のテリトリーである、安曇野や那須高原では10年ごとの更新というケースが多いです。
このときに、更新料がかかります。
最初から金額が決まっている場合と、そうでない場合があります。
更新料がかからない温泉権もあります。
こういう温泉権のことを永久温泉権とも言っています。
那須塩原市の塩原温泉郷にある、塩原第一自然郷や塩原第二自然郷という別荘地の温泉権がこれにあたります。
この他、名義変更料がかかったり、使用量に応じて月々の温泉使用量が変わるケースもあるので注意が必要でしょう。
温泉には、加熱が必要なものと加熱不要なものとがあります。
加熱が必要なものはボイラーが必要であったり、加熱のためのガス代がかかったりしますし、加熱不要なものは給排水設備機器の痛みが早いなど、それぞれ一長一短があるのです。
これから、温泉が人気の季節になってきました。
ぜひ、素敵な温泉つきの別荘を探してみてはいかがでしょうか。
昭和56年前後とは
中古住宅の売買で良く言われるのが、建築時が昭和56年前か後かということです。
昭和56年前と後では、明らかに差があると言う意味で使われます。
その理由は建築基準法が改正された年だからです。
昭和56年以降の新築の建物から新耐震基準が採用されたのです。
一般的に考えれば、昭和56年前の建物よりも後の建物の方が、地震には強いということになるのです。
3.11以降、今後いつ起こるかわからない地震のことを考えると、当然、地震に強い建物の方が良いということになるわけです。
そう考えると、中古住宅を選ぶのに、この昭和56年という数字は1つの指標になるのかもしれません。
しかし、あくまでも参考になる数字というレベルです。
なぜならば、昭和56年以前の建物でも、昭和40年代の高度成長期に、贅沢な材料を使って、例えば太い柱を使ったり、コンクリートの量を規定よりも多く使った建物などもたくさんあるからです。
他にも良く言われるのが、1階が駐車場になっている建物は地震に弱いというものがあります。
いわゆる、壁が少ないから耐震性が弱いと考えられるのです。
しかし、土地を有効に使うという観点では優れているといえるでしょう。
何を優先するかという価値観で、物件の優越が変わってくるのです。
耐震を重視するのか、利便性を重視するのか、投資効率を重視するのか、自分の価値観をしっかりと確立することが大切なのです。
また、指標も大切ですが、その数字だけを鵜呑みにすることは危険です。
専門家にしっかりと相談することをお勧めします。
不動産における持分問題
最近、相談事で多いのは不動産の持分比率の問題です。
土地を2分の1ずつ持っているとか、自分は3分の2を持っていて、残りの3分の1は他人が持っているとかのケースです。
持分を所有している人の足並みが揃わない限り、その不動産が売れないのです。
相続問題や後見人問題が絡んでくると、より複雑になります。
元々は、共有財産だから、1人の人が勝手に売れないようにするために手段だったと思われます。
しかし、最近ではそれが仇になっているケースも多く見かけられます。
持分を所有している人の全員が同意して売るのがベストなのですが、どうしても売りたくない人がいる場合には別の方法があります。
該当する土地を分割登記する方法です。
持分の比率に応じて分割するのです。
土地の形状が良ければ、この方法は意外と早く問題が解決します。
土地の形状が悪かったり、建物があったりした場合には簡単にはいかないかもしれません。
しかし、専門家に相談してみる価値はあるのでしょう。
意外と発想を変えれば、問題解決の道が隠されているものです。
全員の足並みも揃わないし、分割も無理な時は諦めなければいけないかというとそうでもないのです。
価格は安くなってしまうかもしれませんが、持分だけを買い取ってくれる業者も存在するからです。
また、債務がある場合には、持分が差し押さえられて競売にかかり、その持分を落札されてしまうこともあるのです。
持分だけなら誰も落札しないだろうと考えるのは早計です。
落札した人が他の持分の人に購入交渉をすることもありますし、法律的には他の人の持分を競売にかける権利を有することになるからです。
いずれにしても、持分のことで悩んでいる人は専門家に相談することをお勧めします。
津波災害警戒区域
千葉県や神奈川県の海に近い物件に関しては、津波災害警戒区域に指定される地域が出てきました。
恐らく、将来的には海に近い地域は、ほとんどこの「津波災害警戒地域」に指定されてしまう可能性があると思います。
お客様はこの言葉を聞くと不安になってしまうに違いありません。
3.11以降、こういう条例が定まる傾向が益々、強くなってきました。
海に近いというだけで、こういう地域に指定されてしまうわけです。
勿論、用心することに越したことはないのですが、お客様がその言葉だけで引いてしまうのが心配です。
海ではなく山の方は「土砂災害警戒区域」となってしまいます。
山が近いというだけで、ほぼすべて地域がこういう表現になるわけです。
今までは、この件を伝えてだけで、かなりのお客様が引いてしました。
日本は海に囲まれているうえに山が多いので、本当に完璧に安全な場所というのは少ないのです。
活断層があったり、活火山や休火山があったりなど、自然災害の恐怖とは常に隣りあわせなのです。
原発からの距離を考えると、なおさらなのかもしれません。
いずれにしても完璧な場所など、ほとんどないと言っても過言ではありません。
そういう中で、ある程度妥協したり、優先順位をしっかりと決めたりして、お気に入りの場所を絞っていくのが賢明でしょう。
私たちもお客様のために、しっかりとしたアドバイスが出来るように頑張りたいと思います。
都会の騒音
私は自他共に認める、典型的な「早寝早起き」です。
夜は9時に寝て、朝は3時頃には起きます。
自然に目が覚めるので目覚まし時計はいりません。
私のこの生活スタイルを知っている人は良いのですが、たまに夜の9時過ぎに電話してくる人は電話に出ないのが不満なようです。
翌日、折り返し電話するようにしているのですが、もう寝ていた言っても信じてくれないようです。
昔の人はきっと、私のような生活スタイルが普通だったと思うのですが。
最近、少し気になったことがあります。
私も都会生活がすっかり板についてきたわけですが、少し歩けば駅や繁華街のような場所に住んでいるのですが、近くには24時間営業の店もたくさんあります。
気になったこととは、パトカーや救急車のサイレンの音です。
ほぼ、毎晩のように音が鳴り響いているのです。
実を言うと気になったのは意識するようになったからです。
それまでは気にならないというよりは慣れてしまっていたのかもしれないのです。
寝付いた頃なので気がつかなかったか、音で目を覚ましても直ぐに寝てしまったので忘れてしまったとか、夢と混同していたとか、そんな感じかもしれません。
都会の多くの人が田舎暮らしに憧れるのは、その静粛さにあるのもしれません。
清流の音や虫の鳴き声、風の音色の魅力は言葉では語りつくせないものなのでしょう。
夜の静けさの中で自分を見つめなおす時間も貴重なものなのでしょう。
田舎に定住するまでいかなくても、週末を田舎で過ごすのはやはり良いことだと思います。
都会で働きながら、田舎生活も体験できるわけです。
弊社「日本マウント」では、週末田舎暮らしをトレンドにしようと、これからも頑張っていきたいと思います。