ある不動産決済現場でのこと

先日行われた、ある不動産の決済現場でのことです。

所有権移転には、権利書や登記識別情報、実印、印鑑証明書が必要です。

この3点が揃わなければ、一般的には所有権は移転できません。

この現場で起こったトラブルは、次のようなことでした。

この不動産の売主は、相続によりこの不動産を取得していたのですが、父が亡くなった時に一部を、その後に母が亡くなった時に残りを相続していたのです。

したがって、この不動産の所有権移転には、父から相続した時の権利書(この時代はまだ登記手続きがコンピューターに移行していなかったので)と、母から相続した時の登記識別情報(いわゆる昔でいう権利書)の二つが必要だったのです。

この売主は、登記識別情報だけしか持参してこなかったのです。

担当した司法書士曰く「良くあることです」。

多くの人が新しい登記識別情報に一本化したと思ってしまうそうなのです。

結局、この売主は家まで取りに行くことになり、何とか事なきを得ることが出来ました。

弊社の担当者も、しっかりと確認してあげることが必要だったと反省すること仕切りです。

本当のプロとは、当日こういうことがないように、周到に準備する人のことを言うのでしょう。

売主が権利書を家まで取りに行っている間に、司法書士から興味深い話を聞きました。

最近、偽造の印鑑証明書や運転免許証で詐欺を働いた人がいたそうです。

不動産の名義を変えようとした事件だったそうなのです。

まさに、こちらも詐欺のプロですね。

いやはや驚くような話でした。

だからこそ、登記識別情報は大切に保管しなければならないのでしょう。

改めて、そう感じたひと時でした。

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地方の投資物件について

地方の投資物件に興味を持つ人が増えています。

それが分かったのは、投資物件専門のポータルサイトに、地方の投資物件を投稿したときのお客様の反応によるものでした。

かなりの高利回りの物件だったのですが、全国各地から問い合わせがあったのです。

不況が続く世の中ですから、高利回りの物件に興味を持つのは分かります。

また、複数の投資物件を持つ人は、地域を分散してリスクヘッジすることも考えるのかもしれません。

地震大国日本では、いつ大規模な地震に見舞われるか分からないからです。

そう考えると、同じ場所に集中して投資物件を持っていたとしたら、一網打尽になってしまうかもしれないからです。

最初はとにかく高利回りでキャッシュを稼ぐという考えもあるでしょう。

メンテナンスなども自分でやって節約するという方法もあることでしょう。

軌道に乗ってきたら、首都圏の駅に近い、いわゆる「鉄板」の物件を購入するというように、ステップアップしていく考えです。

意外と面白いのが、地方の中古戸建を投資物件にするという考えです。

駐車場のスペースも取れるし、子供のいる家庭などに人気があります。

対外的な面でも、戸建の賃貸は都会以上に人気があるものです。

売却なども、アパートなどよりもつぶしが利くものです。

サラリーマンが、将来を危惧して投資物件を購入するようになった昨今ですが、この傾向は益々、加速するような気がします。

地方の高利回り、格安投資物件も、これからのマーケットとしては面白いかもしれません。

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投資物件について

投資物件専門のポータルサイトからのお客様の契約がありました。

これは、弊社のホームページや、今までの大手ポータルサイトでの広告だけでは難しかったことだとお思います。

やはり、餅屋は餅屋なのでしょうか。

時代が進むと、益々、専門性が求められてきます。

百貨店や大型スーパーの時代から、専門店の時代に流通小売業が進化してきたことからも分かります。

ポータルサイトもそういう進化をしていくことになるのでしょう。

さて、弊社のホームページも例外ではありません。

今までは弊社のホームページにある、リゾート物件や田舎暮らし物件の中に混ざって、首都圏物件や投資物件が掲載されていました。

来年早々には、これを分けていくことを考えています。

予想を超えるほど多くなってしまった首都圏物件や投資物件なので、独立したサイトにした方が良いと考えたからです。

田舎暮らし物件やリゾート物件を求めている人からすれば、その物件専門サイトに首都圏の物件や投資物件があることは、少し違和感があることでしょう。

また、逆もそうなのだと思います。

投資物件や首都圏物件を求めている人から見れば、数多くある田舎暮らし物件やリゾート物件の中に、お目当ての物件が埋もれているのは、なんとも頼りなく見えてしまうのでしょう。

サイトをしっかりと分けた後に、それぞれのサイトが更に進化し発展していけば、それぞれを事業部化したり分社化するなどの夢も広がります。

このことは、来年の大きなテーマになりそうです。

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ある忘年会での出来事

取引先の忘年会に参加しました。

一流ホテルでの忘年会は、大変盛況でした。

多くの社員や取引先の人々で賑わっていました。

ビンゴ大会もあり、豪華景品が用意されていました。

液晶テレビやマウンテンバイク、一流ホテルのペア宿泊券、マッサージチェアーなど、豪華景品が目白押しでした。

私も張り切って参加したのですが、残念ながら、その豪華景品をゲットすることはできませんでした。

早々、リーチとなったのですが、なかなかビンゴまでいかなかったのです。

リーチになった後も、早々ダブルリーチとなりました。

そして、トリプルリーチ。

やがて、マージャンで言えば「四面待ち」。

遂には、「五面待ち」。

しかし、結果は無残な敗退。

残念無念でした。

こういうこともあるものだと気を取り直したのですが、物は考えようだと思います。

ビンゴごときに運を使わなくて良かったかもしれません。

この運は後にとっておいて、もっと大きなことに使うようにしたんだと考えたわけです。

これぞ、まさしく「プラズ発想」。

今年も残りわずか。

ラストスパートを頑張ります。

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文明の利器がもたらすものとは

最近、お客様宅を訪問することが多くなりました。

駅から歩いていくのですが、便利なのはスマートフォンが道案内してくれることです。

その正確さには舌を巻くほどです。

電車の乗り換えも便利です。

車両のどの位置に乗れば便利かまで、すべて教えてくれるのです。

時間が少しかかっても乗り換えの回数が少ないルートや、最短時間でいけるルートまで、複数のルートを示してくれることもあります。

相手に電話をするにも、メールをするにも、すべてスマートフォンが記録してくれていますので、いちいち電話番号を入力したり、メールアドレスを入力する必要がありません。

ここまで便利になると、逆に少し心配なこともあります。

記憶力の退化です。

車に関しても、今ではカーナビが当たり前なので、道を覚えるとか、事前に地図を調べることなどなくなりました。

昔は、道順を覚えるのに必死だったり、事前に地図で調べたりするなど周到な準備をしたものです。

電話番号や住所なども覚えたりすることが多かったと記憶しています。

そういえば、友人や知人の電話番号などはスラスラと言えたものでした。

文明の利器と共に、人間の本来持っている能力の一部は退化していくのでしょうか。

記憶力もその一つかもしれないのです。

少しはスマートフォンに頼らない生活を心がけたいと思います。

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埼玉方面への旅

私は今の会社で仕事を始めた頃は、毎週のように那須高原へ行っていました。

理由は簡単で、弊社「日本マウント」は、最初は那須高原の物件しか取り扱っていなかったからです。

毎週のように行っていましたので、流石に那須高原や塩原温泉郷に関しては、それなりに詳しくなりました。

そのうち、鹿島や鉾田など、茨城県の海側の地域に行くことが多くなりました。

当時、リゾート地は山よりも海に人気が集中していましたが、熱海・伊豆や南房総に比べて、この地域はリーズナブルな中古別荘が沢山揃っていたのです。

昔、「大洋村」と言われていた地域ですが、移住や週末田舎暮らし、そしてサーファーの拠点としてまで、様々な年代層に多用途で人気があったのです。

その後、この地域は担当者に任せて、私は次の地域を開拓することになりました。

次に頻繁に行くようになった地域は長野県でした。

安曇野や白馬、戸隠や飯綱高原、北軽井沢などの地域です。

時代の潮流は海から山へと、その人気が移りつつあったからです。

長野新幹線や特急あずさなどで、長野県の各地を訪れることが多くなりました。

縦に長い長野県ですし、東京からも場所によっては時間がかかることもあり、現地担当者を置くことになり、行く回数も少なくなりました。

最近は首都圏の紹介営業が加速していることもあり、もっぱら東京、神奈川、たまに静岡という場所が多くなりました。

昨日、訪れたところは、西武池袋線の秋津駅、西武新宿線の本川越駅、そして高崎線の神保原駅でした。

今までは足を踏み入れたことがなかった地域です。

マンションや古民家、土地の売買の相談などで訪れたのです。

この仕事の素敵なところは、全国各地のいろいろなところに行くことができることです。

もし、この仕事をしていなかったら、行くこともなかったかもしれない場所もあります。

そう考えると、今まで本当に多くのリゾート地や田舎町を訪れることができたことは、幸せなことだったかもしれません。

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素晴らしき出会い

この仕事をしていると沢山の出会いがあります。

素敵な物件との出会い。

古民家やログハウス、そして家庭菜園付きなどの物件です。

思わず、自分が欲しくなってしまう物件に出会うのです。

或いは、古民家などは世界に向けて誇りたくなるような物件に遭遇することもあるのです。

毎月何十件、年間で何百件という物件と出会えることは、まさしく仕事冥利に尽きることでしょう。

素敵なお客様との出会いもあります。

心の温かい人、一流の仕事をしている人、ファッションセンスが素晴らしい人、とても仲の良い夫婦や家族など、その魅力に引き込まれてしまうほど素敵な人たちです。

会ってもまた会いたい、いつまでも一緒にいたい。

そんな気持ちになってしまう出会いが、この仕事にはあるのです。

そして、素敵な同業者や関係者との出会いです。

こちらがほれぼれしてしまうようなプロの人たちです。

一緒に仕事をしていくうえで、これほど心強いことはありません。

また、たとえ同業者であっても、刺激になったり、佐々琢磨していけるような人であったり、尊敬できるような人であったり、素敵な出会いが数多くあります。

振り返ってみれば、今年も数多くの素敵な出会いがありました。

そんな、素敵な出会いに感謝しています。

これからも、出会いを大切にしていきたいと思います。

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寒さが厳しくなってきました

一段と寒さが厳しくなってきました。

東京でもコートが手放せなくなってきました。

冬将軍がいよいよその勢力を増してきたようです。

リゾート地が雪景色に染まるのもまじかです。

リゾート地は冬でも魅力的な場所がたくさんあります。

木々の葉が雪色に染まるその美しさは格別なものがあります。

営業最前線のときには、長野駅から白馬までの道すがら、白装束を纏ったような木々の美しさに釘付けになったことが多くありました。

雪山の美しさは目を見張るものがあります。

雪山の白には空の青さが映えるのです。

澄んだ空気は、空の青さをより一層、青く見せるのでしょう。

真っ青な青とは、まさしくこういう青さのことをいうのでしょう。

山の麓は、やはり青く輝いているから不思議です。

青と白のコントラストは、まるで芸術作品のようなのです。

なるほど、古代の人々は山を神として崇め奉ったことが頷けます。

息を呑むような美しさとは、こういう光景なのだと断言できます。

そういう風景が堪能できるのが、まさしくこれからの季節です。

ぜひ一度、リゾート地の冬の景色を訪ねてみてください。

きっと、リゾート地のもう一つの楽しみに出会うことができることでしょう。

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忘年会シーズンですね

忘年会のシーズンになりました。

弊社はここ数年、取引先が増えてせいか、忘年会のお誘いの嵐となっています。

都内はもとより、地方からも次々とお誘いがくるのです。

本当にありがたいことです。

取引先の皆様のおかげで、今年もここまでやってくることができました。

スケジュールを調整して、極力、参加するように努力するつもりでいます。

ただし、少し残念なことは、私がお酒が飲めないことなのです。

お酒が飲める人が羨ましく思ったりします。

私が飲めないから、相手もさぞかしつまらないことでしょう。

代わりに№2が参加することも考えましたが、これまた№2もお酒が飲めないときています。

これでは意味がありません。

この際、貫禄があり弁が立つ専門のスタッフを、こういうときだけ置くのもいいのかもしれないと考えています。

このスタッフは、私の代わりにお酒を飲むのが仕事になるわけです。

社内には候補が何人かいますので、具体的に検討中です。

適材適所。

来年の忘年会シーズンは、ぜひ、特別組織で臨戦したいと思います。

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早起きには辛い時期です

私は早寝早起きを心がけています。

夜9時過ぎの電話には出ないし、メールの返信もしませんので、付き合いが長い人はもう分かってくれているものだと思います。

9時に寝て3時に起きるか、10時に寝て4時に起きるという生活スタイルは定着してきました。

しかし、この時期はそういう生活スタイルの私とっては試練のときでもあります。

朝が寒いからという理由もありますが、一番の理由は別のところにあります。

それは、夜早く寝ることが難しくなる時期なのです。

私はお酒が飲めないので、夜のお付き合いはほとんどしません。

周りの人もそういう私を知っているせいか、最近では誘われることすらなくなってきました。

しかし、取引先などの忘年会があるこの時期だけは例外になってしまうのです。

1年に1度のことですから、仕方がないかもしれません。

出席するだけでも、社長としての役割を果たすことになるからです。

あまりにも夜が遅くなったときは、起きる時間をずらすなど調整することもしています。

寒いこの時期でも、朝の散歩は快適なものです。

出張や天候不順、またお付き合いの翌日などで、早朝の散歩をしなかったときなどは、なんとなく物足りないというのか、いつもと勝手が違うような気がしてならないのです。

習慣とはそういうものなのでしょうか。

これからも、早寝早起きの習慣は続けたいと思います。

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