土地の一部を売却する時の注意
土地の一部を売却する時の注意です。
残した土地も、いずれ売却することを前提として、一部を売却することが重要です。
自宅がある土地を、一部売却する時など、特に気を付けなければなりません。
まさか、将来自宅を売却することなど考えないという人が多いのです。
その結果、残った土地の資産価値が減るようなこともあるからです。
私が出会った最悪のケースですが、土地の奥にある自宅を残し、手前の土地を売却した人がいました。
自宅に侵入する宅地延長部分を、間口1・8メートルしか取らなかったのです。
これでは、自宅を建て替えることが出来ません。
勿論、再建築不可物件ですから、売却することも難しいことになります。
信じられないことですが、現実にあった話です。
よくあるケースは、売却した土地に建物が建った結果、陽当たりが悪くなったり、残った自宅の土地が二つに割れる面積なのに、やはり宅地延長部分の幅が狭いため、実際には割れなかったりすることなどです。
いずれも、一部売却した時の売り方に問題があるケースです。
残った土地の資産価値や売却のことを考えないと、こういう罠にはまることになるのです。
自宅を売ることはあり得ないという発想から、こうなってしまうわけですが、その後の時代の変化などから、いざ売る時になって困ることになるのです。
今や、想定外という言葉は古くなりつつあるようですが、こと不動産に関しては、想定外はあり得ないという姿勢で臨むことが必要なのかもしれません。
ノマド生活
私に知り合いに、ノマド生活をしている人がいます。
今やインターネットの環境があれば、事務所がいらない時代になってしまったのです。
喫茶店でパソコンやiPadのキーボードを叩き、コンビニでコピーやFAX、プリントアウトするのです。
Facebookやメールで相手と文章ののやり取りをし、LINEやスカイプで会話をするそうです。
ほとんど、今までのビジネスと遜色がない作業量がこなせるそうなのです。
なるほど、時代は変わるものだと、つくづく思いました。
そういう私も、今やiPadやiPhone一色になってしまい、ほとんどパソコンを使わなくなってしまいました。
勿論、会社には優秀なスタッフが揃っているからこそ、可能になったことだと思います。
使わないものは持ったいないと思い、今はいろいろ処分、整理しているところです。
これからは時代は益々、変わることでしょう。
如何に時代の変化に柔軟に対応するか。
これが、私たち経営者の最大の課題です。
高額物件の問い合わせが増えています
最近の傾向です。
ズバリ、高額物件の問い合わせが増えています。
元々、弊社「日本マウント」は、関東甲信地方のお買い得な中古別荘を、最も得意として営業したきた不動産売買仲介会社です。
お買い得と言っても、平たく言ってしまえば、安い物件ということになります。
不況が続いたこともあってか、高額物件はなかな売れなかったのが現実でした。
自然に、一番売れるゾーンを優先して品揃えしてきたわけです。
数字で言えば、那須高原や富士五湖で1000万円以下、安曇野や八ヶ岳で2000万円以下といった具合でしょうか。
しかも、ペンションなどの商業系物件は、ほとんど動かなかったので、やはり力をいれてこなかったのが正直なところでした。
しかし、ここ最近は、今までとは少し風向きが変わってきたのです。
高額帯や商業系の問い合わせが増えてきたのです。
明らかな変化を感じます。
首都圏の収益物件も同じ傾向を感じます。
少し悔やまれるのは、高額帯の別荘や田舎暮らし物件、ペンションやホテル、旅館などの商業系の物件の数が少ないことです。
先を読んで、そういう物件にも目を向けてくるべきだったと思います。
しかし、悔やんでも仕方がありません。
今から、頑張るのみです。
買取業者の視点
首都圏のある物件を買取業者に査定していただきました。
私はその現場に立ち会ったわけですが、とても勉強になりました。
三社に見ていただいたのですが、まさに三者三様というのか、三社三様だったからです。
買取業者のそれぞれの視点が、微妙に違ったのには驚きました。
まさに、百聞は一見に如かず、だったのです。
最近、くどいくらいに痛感する言葉です。
リゾート物件や田舎暮らし物件も、買取業者が存在します。
業者はリフォームをして転売することになるわけですが、どの位の予算でどのようにリフォームをするのかが、その業者の腕になるわけです。
業者による視点の違いは、このようなことから生じてきます。
気になる買取価格ですが、市場の七掛け前後が相場になります。
売主は、安くても早く売りたいか、長くかかっても高く売りたいかの選択肢の中で、とにかく早く売りたい人が、買取業者による買取を選ぶことになるのです。
気になる今回の金額は、週末には出揃いそうです。
戸隠高原へ行く予定です
戸隠高原を知っていますか。
吉永小百合さんのコマーシャルで有名になりました。
戸隠神社は日本の数々の神話にも登場する有名な神社です。
その話は、また別の機会に紹介したいと考えています。
戸隠高原は、長野県の北部にあるリゾート地です。
近くには飯綱高原や、高原を下ったところには善光寺があります。
雪が多いところですが、夏は涼しく快適に過ごすことができます。
長野市内に通勤している人もいる、定住するのにも適したところです。
戸隠神社と共に有名なのがお蕎麦です。
有名なお蕎麦やさんには、行列ができているそうです。
私も何度か食べたことがありますが、東京で食べるお蕎麦とは、確かに違いがありました。
この戸隠高原にある別荘の売却依頼がありました。
来週、早速、この物件を調査することになりました。
久しぶりに訪れる、戸隠高原。
神社やお蕎麦も味わってきたいと思います。
笑顔が大切ですね
当たり前のことなのですが、笑顔の大切さを感じることがありました。
北海道へ行った時の飛行機の中で、客室乗務員の笑顔を見たり、訪れた先のお店の店員の笑顔を見たりした時のことです。
また、お世話になっているコンサルタント会社のセミナーなどに参加したときの、その社員の、やはりとても素敵な笑顔に触れたりした時にも痛感しました。
果たして、私たちも、そういう笑顔ができているのか不安になりました。
不動産業はサービス業にもかかわらず、そういう面では遅れている業種だと思います。
賃貸や都心の売買仲介の分野は、まだ進んでいるのでしょうが、地方の売買仲介やリゾート物件などを扱う分野は、立ち遅れているのが実情です。
昔から、社員の態度がでかいとか、不親切だったとか、怪しげだったという苦情が多かった業界でもあるのです。
だからこそ、そういう業界の悪しき慣習を打破しなければなりません。
まずは、笑顔からなのです。
明るく、元気良く、笑顔で挨拶することから始めるのです。
そして、常に腰を低く、謙虚に振舞うことでしょうか。
まずは、自ら実践しなければなりませんね。
那須土地コレクター
那須土地コレクターは健在でした。
久しぶりにお会いしたのですが、とても85歳を超える老人とは思えないくらい若々しかったのです。
駄目もとでお願いした那須の土地の購入を、快く引き受けてくれました。
これで、十数件あった那須の土地が、さらに増えることになったわけです。
まさに、那須土地コレクターの本領発揮です。
不思議なのは、橋にも棒にもかからない、家を建てることが不可能な土地でも購入することです。
それが、コレクターたる所以なのでしょうか。
その収集意欲は素晴らしいものがあります。
若さや健康の秘訣は、そういう意欲にあるのかもしれません。
とにかく、元気はつらつでなのです。
この人は、定期的に用がなくても電話をしてきてくれるのです。
元気ですか、という一言だけですが、何か心温まる電話なのです。
今回も久し振りの電話からの再会となり、那須の土地の売買にこぎつけることが出来ました。
これからも、まだまだ長くお付き合いが続くような気がします。
とにかく元気で素敵なS様。
どうぞ、よろしくお願いします。
欲はほどほどに
最近、立て続けに、欲をかき過ぎた結果、かなり損をしたというお客様に会いました。
どうやら、欲はほどほどにした方が良さそうです。
人間は弱いもので、ついつい上手い話に乗ってしまうものです。
また、目の前の利益に目が眩むことが多いものです。
そこで大切なるものがポリシーなのです。
よく言われる、先義後利というものです。
損して得を取れとか、与えたものは返ってくるという考え方なのでしょう。
私たちの仕事も、中には単価が低くて割りに合わないものもあります。
しかし、それはそれで、その仕事にベストを尽くすことにしています。
勿論、すべての仕事を平等にやることは難しいことかもしれません。
気持ちの上で、手を抜いてはいけないのだと思うのです。
目の前の仕事にベストを尽くす。
目の前のお客様にベストを尽くす。
これが、弊社のポリシーです。
明日から6月です
今日は5月の最後の日。
いよいよ明日から6月ですね。
昨年に比べると、春は少し寒かったような気がします。
また、昨年の同じ時期に比べると、やはり昨年の方が暑かったような気がするのは私だけでしょうか。
先日、北海道に行った時に、土地の売買の件で、帯広に住む夫婦の方と話をする機会がありました。
今年はつい最近までかなり寒かったそうです。
私が訪れたのが、一週間くらい前だったのですが、桜はまだ満開ではありませんでした。
その夫婦の方が言うには、ほんの数日前までストーブをつけていたそうです。
私の記憶では、一昨年かその前ですか、ものすごく暑い6月があったと思います。
その年は、この先どうなるのだろうかという恐怖がありましたが、その後はそれほど暑くならなかったような気がします。
今年の6月はどうなるでしょうか。
いずれにしても、確実に夏はやってきますし、暑くなるのです。
リゾートシーズン真っ盛りに備えて、今から万全の準備をしていきたと思います。
仙台でのタクシー運転手との会話
仙台でタクシーに乗りました。
運転手がとても気さくな方でした。
車中での会話が弾みました。
この運転手は、震災後にタクシー運転手になったそうです。
震災後に一番大変だったことは、一ヶ月間の食事だったそうです。
スーパーに何時間も並んだそうです。
しかし、一人の5品しか購入が許されなかったそうです。
お金があっても買えない。
お金の無力さを思い知らされたそうです。
震災後に、自転車屋さんが大繁盛したそうです。
ガソリンが買えなかったからです。
車があっても乗れない。
非常時には、文明の利器は無力化してしまうのです。
現地の人から、直接に聞くことで分かる真実もあるのだと思いました。
現場主義を思い知らされました。