立つ鳥跡を濁さず

先日、飯綱高原で偶然に出会った夫婦から、大切なことを教えて頂きました。

娘夫婦や孫たちと賃借して住んでいたログハウスを、大家さんに返す時のことだそうです。

綺麗の掃除して返そうと思ったところ、アメリカ人の娘婿には、綺麗に掃除をして返す理由が分からなかったというのです。

そこで、この人はアメリカ人の娘婿に、このように教えたというのです。

日本には、立つ鳥跡を濁さず、という素敵な教えがある。

借りた時よりも、もっと綺麗にして返すことこそ、素敵な礼儀なのだ。

この家族は、全員で一生懸命に掃除をして、床もピカピカに磨いたそうです。

勿論、アメリカ人の娘婿や子供たちもです。

大家さんもきっと喜んだことでしょう。

ホテルに泊まったら、部屋を出る時には、泊まったことが分からないくらいに綺麗にして出なさいと、教えられたことがあります。

新幹線や特急などを利用した時には、リクライニングシートを元に戻して、ゴミや新聞紙などはゴミ箱に捨ててから降りなさいとも教えらました。

この時は、全体最適という言葉で説明されたのですが、掃除をする人や次に使う人のことまで考えて行動しなさいということでした。

ホテルの部屋の例では、掃除をする人の手間が省けてば、その時間にもっと違う仕事ができるだろうということです。

立つ鳥跡を濁さず。

偶然に出会ったお客様から、改めて教えて頂いた、大切なことでした。

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飯綱高原での素敵な出会い

長野県の飯綱高原で素敵な出会いがありました。

戸隠高原に物件調査に行った帰り道のことでした。

せっかく近くまで来たからと、戸隠高原の隣にある飯綱高原にある、弊社で扱っているログハウスを見に行ったのです。

私がまだ見たことなかった物件だったからです。

外から写真を撮っていると、声をかけてきた、ある夫婦がいました。

建物の中を見れますか、ということでした。

私と一緒にいた担当者が鍵を持っていましたので、中を見ていただいたのです。

何と、この夫婦は、この物件を借りて、数年前まで娘夫婦や孫たちと住んでいたのでした。

懐かしい、懐かしいと言って喜んでしました。

まさか、もう一度、中を見る機会が持てるとは思わなかったと言っていました。

現在、娘夫婦と孫たちは、アメリカのメーン州に住んでいるそうです。

夫がアメリカ人だそうで、飯綱高原には楽しい思い出が、いっぱいあるそうです。

お互いにあの物件に行くのが、わずかな5分でもずれていたら出会わなかった夫婦だと思います。

出会いは素敵です。

そして、不思議なものです。

この仕事の魅力は、このような素敵な出会いがあることです。

夫婦の笑顔とお礼の言葉が、いつまでも、私の心に残りました。

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好きこそ物の上手なれ

弊社「日本マウント」にも、にわかに女性パート社員が増えてきました。

現地業務委託社員も同様です。

リゾートシーズン真っ盛りに向けて、社内も賑わってきたのは良いことだと思います。

嬉しいことは、田舎暮らし物件やリゾート物件が好きな人が多いことです。

好きなことは、覚えるのも、飲み込みが早いのでしょう。

好きこそ物の上手なれ、とはよく言ったものです。

現地スタッフには、田舎暮らしが好きで、実際に都会から引っ越した人もいます。

また、自分で別荘を購入し、週末に利用して楽しんでいる人もいます。

そういう人が現地のスタッフですから、これは心強い限りです。

これからの時代、ビジネスには女性の視点が不可欠だと考えます。

特に、不動産に関しては、そう思います。

そういう意味では、女性パート社員が増えてきたことは、まさしく時流ではないかと思っているわけです。

確実に訪れるであろう女性の時代。

益々、加速する女性の時代。

これからも、優秀な女性スタッフを集めていきたいと思います。

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タクシー運転手と寿司屋のマスター

現地へ行き、現物を見て、現実を知る。

三現主義は、経営の世界ではあまりにも有名な言葉です。

いろいろな解釈もあるようで、現地、現物、現人と言う人もいます。

私は営業最前線を突っ走っているので、現地へ行く機会が多くあります。

現地では、現地の人に必ず話かけることにしています。

現地の人の生の声こそ、最高に価値がある情報だからです。

私がよく話しかける人は、タクシーの運転手と寿司屋のマスターです。

話好きの人も多く、いろいろな話をしてくれます。

私はもっぱら聞き役に徹しています。

最近聞くことは、アベノミクス効果について。

今まで聞いた中では、ほぼ100パーセントの人が、その効果は感じていないという答えでした。

まだまだ、一握りの人しか景気回復を実感していないようです。

地方に行くほど、そういう傾向が高いと思います。

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女性の力

不動産の売買に関しては、家族の中で女性が主導権を握っていることが多いようです。

先日、売却依頼を受けたマンションの場合もそうでした。

現況有姿で売却するのか、リフォームをして付加価値を付けて売却するのか、リフォーム業者に立ち合ってもらい検討したのです。

終始、女性が主導権を握っていました。

しかし、これは珍しいことではなく、ごく普通の光景なのです。

家にいるのは、ほとんど女性の方で、男性は寝るためにだけ帰ってくるというケースが多いからです。

キッチンは女性のためにあるようなものです。

使い易いとか、掃除が楽だとかは、使う人に聞いて見なければ分からないものです。

売買価格を決める際にも、この物件のどこが優れているのか、どこがウィークポイントなのかは、女性が一番分かっているものです。

その意見をよく聞いて、値段を決めることが、一番賢い方法なのでしょう。

最近は、女性も働く人が増えてきているので、決定権までも持つようになってきたのです。

不動産業者としては、何と言っても、まずは女性を見方につけることが肝心です。

そのためには、知識を見せびらかすだけでは駄目なのです。

印象を良くするための努力が必要です。

礼儀や作法はもとより、褒めること、冗談の一つも言えることが出来なければならないのです。

そう考えると、私たちはまだまだ学ぶべきことが多いのです。

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平塚が熱いです

最近、何故か平塚に縁があります。

物件の調査依頼などが殺到しているのです。

平塚市に行くことも多くなりました。

弊社「日本マウント」の事務所は品川区平塚というところにあります。

五反田駅から東急池上線に乗って二つ目にある、戸越銀座駅から歩いて5分くらいのところにあります。

平塚という地名が何とも不思議な気持ちにさせられます。

不動産売買仲介の仕事をしていると、いくつか不思議なことに出会うのですが、その一つが一時期に物件や地域に問い合わせが集中することがあることです。

今まで、閑古鳥が鳴いていたような物件や地域が、ある日を境に人気が出てくるような現象です。

今回の平塚現象はそんなようなことでしょうか。

弊社にとっては、しばらく平塚の熱さは続きそうな気がします。

勿論、これから夏に向けて益々、暑くなりそうですが、別の熱さも加速度を増しそうな勢いなのです。

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土地の一部を売却する時の注意

土地の一部を売却する時の注意です。

残した土地も、いずれ売却することを前提として、一部を売却することが重要です。

自宅がある土地を、一部売却する時など、特に気を付けなければなりません。

まさか、将来自宅を売却することなど考えないという人が多いのです。

その結果、残った土地の資産価値が減るようなこともあるからです。

私が出会った最悪のケースですが、土地の奥にある自宅を残し、手前の土地を売却した人がいました。

自宅に侵入する宅地延長部分を、間口1・8メートルしか取らなかったのです。

これでは、自宅を建て替えることが出来ません。

勿論、再建築不可物件ですから、売却することも難しいことになります。

信じられないことですが、現実にあった話です。

よくあるケースは、売却した土地に建物が建った結果、陽当たりが悪くなったり、残った自宅の土地が二つに割れる面積なのに、やはり宅地延長部分の幅が狭いため、実際には割れなかったりすることなどです。

いずれも、一部売却した時の売り方に問題があるケースです。

残った土地の資産価値や売却のことを考えないと、こういう罠にはまることになるのです。

自宅を売ることはあり得ないという発想から、こうなってしまうわけですが、その後の時代の変化などから、いざ売る時になって困ることになるのです。

今や、想定外という言葉は古くなりつつあるようですが、こと不動産に関しては、想定外はあり得ないという姿勢で臨むことが必要なのかもしれません。

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ノマド生活

私に知り合いに、ノマド生活をしている人がいます。

今やインターネットの環境があれば、事務所がいらない時代になってしまったのです。

喫茶店でパソコンやiPadのキーボードを叩き、コンビニでコピーやFAX、プリントアウトするのです。

Facebookやメールで相手と文章ののやり取りをし、LINEやスカイプで会話をするそうです。

ほとんど、今までのビジネスと遜色がない作業量がこなせるそうなのです。

なるほど、時代は変わるものだと、つくづく思いました。

そういう私も、今やiPadやiPhone一色になってしまい、ほとんどパソコンを使わなくなってしまいました。

勿論、会社には優秀なスタッフが揃っているからこそ、可能になったことだと思います。

使わないものは持ったいないと思い、今はいろいろ処分、整理しているところです。

これからは時代は益々、変わることでしょう。

如何に時代の変化に柔軟に対応するか。

これが、私たち経営者の最大の課題です。

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高額物件の問い合わせが増えています

最近の傾向です。

ズバリ、高額物件の問い合わせが増えています。

元々、弊社「日本マウント」は、関東甲信地方のお買い得な中古別荘を、最も得意として営業したきた不動産売買仲介会社です。

お買い得と言っても、平たく言ってしまえば、安い物件ということになります。

不況が続いたこともあってか、高額物件はなかな売れなかったのが現実でした。

自然に、一番売れるゾーンを優先して品揃えしてきたわけです。

数字で言えば、那須高原や富士五湖で1000万円以下、安曇野や八ヶ岳で2000万円以下といった具合でしょうか。

しかも、ペンションなどの商業系物件は、ほとんど動かなかったので、やはり力をいれてこなかったのが正直なところでした。

しかし、ここ最近は、今までとは少し風向きが変わってきたのです。

高額帯や商業系の問い合わせが増えてきたのです。

明らかな変化を感じます。

首都圏の収益物件も同じ傾向を感じます。

少し悔やまれるのは、高額帯の別荘や田舎暮らし物件、ペンションやホテル、旅館などの商業系の物件の数が少ないことです。

先を読んで、そういう物件にも目を向けてくるべきだったと思います。

しかし、悔やんでも仕方がありません。

今から、頑張るのみです。

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買取業者の視点

首都圏のある物件を買取業者に査定していただきました。

私はその現場に立ち会ったわけですが、とても勉強になりました。

三社に見ていただいたのですが、まさに三者三様というのか、三社三様だったからです。

買取業者のそれぞれの視点が、微妙に違ったのには驚きました。

まさに、百聞は一見に如かず、だったのです。

最近、くどいくらいに痛感する言葉です。

リゾート物件や田舎暮らし物件も、買取業者が存在します。

業者はリフォームをして転売することになるわけですが、どの位の予算でどのようにリフォームをするのかが、その業者の腕になるわけです。

業者による視点の違いは、このようなことから生じてきます。

気になる買取価格ですが、市場の七掛け前後が相場になります。

売主は、安くても早く売りたいか、長くかかっても高く売りたいかの選択肢の中で、とにかく早く売りたい人が、買取業者による買取を選ぶことになるのです。

気になる今回の金額は、週末には出揃いそうです。

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