宣伝効果
私はことあるごとに自分仕事のことを人に話すようにしています。
関東甲信地方のお買い得なリゾート物件や田舎暮らし物件を得意にしているという特色をしかりと宣伝することにしています。
扱っている物件がかなりニッチなものだけに、こういう会社は都内ではなかなか珍しいのです。
聞いた人もかなり印象に残るそうです。
その聞いた人が何かの拍子に誰かからそのニッチなもの、すなわち中古別荘や田舎暮らし物件についての相談を受けたりすることがあるそうなのです。
そのときに、ふと思い出すそうです。
そういえばその道の専門家を知っていたと。
都内の普通の不動産会社では難しい案件です。
こうして私は数多くのお客様を紹介していただきました。
これが私の営業方法です。
よほど失礼にあたらないかぎり、私は首から従業者証明書をぶら下げて、スーツにはしっかりと目立つように社章をつけています。
話題のきっかけになるからです。
スッと話に入っていけるのです。
「あなたは何を以って憶えられたいか」。
ピーター・ドラッカーの有名な言葉です。
いつの時代も、そしてこれからはなおさら、スペシャリストやプロという存在は重宝されるのでしょう。
http://blog.goo.ne.jp/ktrc_kato/e/c7e008dfd30d30706f991cf60755ae8d
口コミや紹介こそ営業の主流
現在私はマネジメントに集中するために特に積極的に営業行為は行っていません。
しかし、実に多くのお客様の紹介を受けるのです。
一球入魂ではありませんんが、お客様との最初の出会いを本当に大切にしたいと思っているのです。
偶然とは言いがたい、何かの縁があってのことだと思えて仕方がないのです。
お客様は数え切れないほどのたくさんの物件の中から選ぶわけです。
また同じように何社もある会社の中から一社を選ぶのです。
偶然なのかもしれませんし、たまたまなのかもしれませんが、私はそのようには考えたくないのです。
何十分の一や何百分の一、あるいは何千分の一の確率で出会った貴重な出会いと考えられるのではないでしょうか。
そう考えると、出会いというのはひとつの奇跡ではないかとさえ思ってしまいます。
以前に天職発想と題して書いたブログでも触れましたが、
「私はこのお客様に会うために生まれてきた」と思うことにしています。
何て大胆な発想だと思いませんか。
しかし、そこまでして真心を込めて接することが出来るとすれば、きっと相手の心にも何かしら余韻が残ったり、記憶に残ったりするものなのでしょう。
少しずつですが確実に紹介客が増えているのです。
お客様との出会いはきっと例外なく運命の出会いなのでしょう。
これからも、そんな出会いを重ねていきたいと思います。
土地売却は隣地から
ある地方都市で土地の売却依頼を受けました。
弊社「日本マウント」は、関東甲信地方のリゾート物件や田舎暮らし物件が専門ですので、首都圏の土地以外は通常であれば扱いません。
しかし、今回の地方都市の土地に関しては、知り合いからのご紹介案件だったこともあって、特別に取り組むこととしたのです。
この土地に関しては、かなりの広さがあったので、個人で購入することはまず無理だろうということで、建売業者などにターゲットを絞って買主を探しました。
何社か手を上げてくださり、金額交渉など重ねた結果、大分煮詰まってきたので境界の確認のため隣地の人に声をかけてご登場いただいたわけです。
そうしたところ、隣地の一人が全部は買いきれないから半分欲しいという話がでたそうです。
切り売りするつもりはないので、一旦、業者が買い取った後で購入したらいかがでしょうかと提案しようとしたときに、別の隣地の方がもう半分を欲しいという話がでたとのこと。
あっという間に業者が買い取る金額より高く買う購入先が決まってしまったのです。
土地の売却先は、まず隣地にあたるのが鉄則です。
古家が建っていたときには買わないと言った隣地の方が、その古家を解体して整地したときに、やっぱり欲しいと言ってきたこともありました。
やはり鉄則やセオリーは大事ですね。
それに縛られてしまうのは問題でしょうが、長い年月をかけて築き上げられてきたことものは、どんな時代になっても色あせることはないのです。
土地の売却先はまず隣地から。
今回、嫌と言うほど認識されたことでした。
お弁当
何を隠そうこの私、実は1年間だけ、都内のある仕出し弁当会社の社長をしていたことがありました。
そのときのライバル会社は「玉子屋」さんです。
といっても玉子屋がライバルというのはこちらが勝手に思っていただけの話ですが。
今、毎日お昼に食べているのが、その「玉子屋」のお弁当なのです。
人生とは不思議なものですね。
そのときも雇われサラリーマン社長で、しっかりとしたオーナーがいました。
1年後にはこの会社はM&Aで他の会社に買収され、私はお役御免となりました。
それでも一日2000食以上の弁当を作り、都内の工事現場や会社に配達していたわけですし、名前の知れた大手企業数社とも取引がありましたので、もちろん規模は全然違いますが、まんざら玉子屋がライバルだと言うのはまったくのでたらめではなかったわけです。
そのときは、朝4時には出勤し、弁当つくりの先頭に立ち、8時くらいからは受注の電話ラッシュの中、電話を受けました。
そして昼前には車に乗って都内各地に配達しました。
ときには大口取引を受注するために、スーツに着替えて大手会社の総務部長を尋ねて歩く日もあったりしたのです。
たった1年間の経験でしたが、今思えば貴重な経験だったと思います。
玉子屋のお弁当を食べるたびに、あの頃を思い出し懐かしさがつのります。
私は占いによると飲食関係の仕事に就くと成功するのだそうです。
またどこかでそんな機会があるのかもしれません。
女性スタッフの活躍
昨日のブログで女性が活躍する時代が来たという話をしました。
弊社も例外に漏れずに、女性スタッフが活躍しています。
営業アシスタントとして入社したパートの女性社員。
前任者の任地を引き継いだとはいえ、1ヶ月で3件の契約を取りました。
ラッキーな面も確かにありました。
現地では弊社の関連会社のベテランスタッフがきちんと案内してくるという追い風もありました。
しかしこの現象は、明らかにこれからは女性が活躍する時代が来たことを象徴するような出来事だったと思うのです。
並み居る男性正社員を脅かす活躍だったからです。
そいえば、販売図面作成スタッフは全員、女性社員です。
大量の販売図面の間取図を作成してくれています。
1ヶ月で100件以上の間取図を作るのです。
創意工夫を凝らしながら、業務の上での数々の改革を実現してくれました。
てきぱきとした動きや的確な判断は、まさしく「なでしこマウント」と言ってもいいでしょう。
これからは女性の営業アシスタントや現地案内・調査スタッフを増やしていく予定です。
弊社もまさに女性が活躍する時代です。
なでしこジャパンの国民栄誉賞
なでしこジャパンの国民栄誉賞の受賞が決まりました。
個人ではなく団体としては初めてのことだそうです。
多くの国民、特に女性の方々に希望を与えてくれるものだと思います。
元々日本は女性が活躍すると活気が出る国だと思います。
それはきっと日本が限りなく女性的な国だと思うからです。
天照大神は女性の神様です。
卑弥呼をはじめ数々の女性天皇もおりました。
上杉謙信が女性だったというような珍説もあるくらいです。
富士山もその美しさはどちらかと言うと、美の対象である女性を象徴する山であると思います。
民族衣装である着物や日本舞踊、能なども、やはり男性的な「動」とは対照的な「静」である女性的なものであると思うのです。
だからこそ、女性がリーダーになったり、女性が活躍するほど、国としての運勢が上がるような気がするのです。
今回のなでしこジャパンのワールドカップ制覇や国民栄誉賞の受賞がきっかけとなり、益々、女性が活躍する時代が到来する予感がします。
それと同時に、日本も震災からの復興を必ず成し遂げて発展することができるという期待ももちたいものです。
なでしこジャパン皆さん、おめでとう。
そして、これからも期待します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110802-00000311-soccerk-socc
運について考える
AKB48の生みの親で、作詞家、作家でもあり数々のヒットを連発する、天才「秋元康」さん。
成功は1パーセントの才能、1パーセントの努力、98パーセントの運で決まると言い切ります。
ではどうしたら「運」が良くなるかということです。
この秋元さんがあるときロサンゼルスの高級ホテルにタクシーで乗りつけたときの話です。
玄関に着いてタクシーを降りた瞬間、犬の糞を踏んづけたそうです。
この瞬間、秋元さんは「俺は何て運が良いんだろう」と思ったというのです。
駄洒落ではありません、本当の話です。
高級ホテルの玄関に犬の糞がある確率やそれがそのまま放置される確率、そしてタクシーがその近くで止まる確率、開いたドアの真横にあり、降りて一歩目でそれを踏む確率など、考えるだけで奇跡的な出来事だったと感動するわけです。
秋元さんは運が良くなる方法として、自分は運が良いと思い込むことだと言います。
長者番付の常連、銀座まるかんの斉藤一人さんや米大リーグの松井秀樹選手、その他本当に多くの成功者が説く運がよくなる方法は、人の悪口や陰口を言わないこと言います。
イエローハットの創業者である鍵山さんをはじめとするやはり多くの成功者は、整理整頓や掃除をすることにより、運が良くなると教えるのです。
いずれにしても運が良い悪いというのはあると思います。
ビジネスの世界では運も実力のうちとはよく言われることです。
せっかくやるのであれば、同じ努力をするのであれば、やはり運が良い方が良いのでしょう。
私も運を良くすることを意識したいと思います。
MaGaRi
「MaGaRi」というサイトが注目されているそうです。
このサイトは不動産物件の紹介サイトなのです。
ではどんな物件を紹介しているのでしょうか。
MaGaRiはそのまま読むと、間借りとなります。
そうです、間借り物件のみを紹介しているサイトなのです。
それが大人気というから驚きです。
まさにニッチ市場です。
専門性もここまできたのです。
そして時代を感じます。
間借りとは、例えばあるパン屋さんが営業時間終了後に、店内をワイン教室やカフェ、料理教室として1時間幾らと決めて貸し出す、といったものです。
いわば、時間貸し。
貸す方は臨時収入が得られ、借りる方はコストを安く抑えられるわけですから、双方にメリットがあるのです。
不況が長く続く昨今では、これから益々注目を浴びるサービスになる予感です。
この間借りには意外なメリットがあるようなのです。
このサイトの運営者によれば、間借りにより人や情報の交流が新たなアイデンティティを確立したり、他社とのコラボが生まれたりすることもあるとか。
顔と顔との会わせることでそこに思わぬ化学反応が生まれ、会社の価値や魅力を高める効果も期待されるらしのです。
いずれにしても予想もしなかった間借り専用サイト。
ビジネスは変わります。
多くの人々の協力
不動産を売買するときには、私たち不動産業者のみならず、多くの専門業者のお力を借りることになります。
新しい所有者に登記するのには、当然、司法書士の方のお力が必要になります。
土地を実測するとか、境界杭を復元するとか、農地を転用するなどのときは、土地家屋調査士の方が活躍します。
建物を取り壊して滅失登記をしたり、増築した部分が未登記だったので登記したいなどというときも、この土地家屋調査士の役割になります。
不要な建物を解体するときは、解体業者。
リフォームしたり、増築したりしたいときは建築会社。
設備の不具合を調整したいときは設備会社。
シロアリを調査したり駆除したり予防したりするときはシロアリ駆除の業者。
金融機関の融資を受けて購入するときは、通常であれば必ず火災保険に入らなければなりませんから、損害保険会社の代理店の出番です。
該当物件の所有者がまだ亡くなっている人の名前になっており、相続登記が必要な場合もあります。
そんなときは、行政書士の方が活躍したりします。
相続税対策で売りたいうんぬんというときは税理士。
境界でもめたり、相続でもめたりしたときは弁護士。
不要な家具を処分して引き渡さなければならないときには、リサイクルショップの方が活躍したこともありました。
井戸を掘らなければならないときに井戸掘削業者が登場したときもありました。
マンションや別荘管理地にある別荘などは、管理会社や管理組合とのお付き合いが始まるのです。
スムーズに売買したり、物件やその周辺の正確な情報を得るためには、行政とも交渉することもあるわけです。
ひとつの不動産を売買するのには、本当にたくさんの人々の協力が必要であり、弊社のような仲介業者は、まさに人間関係の達人にならなければならないのです。
責任ある仕事であることを自覚して、頑張りたいと思います。
プロ野球ヤクルトの快進撃に思う
プロ野球セリーグのヤクルトが好調です。
2位に約7ゲーム差をつけての独走です。
シーズン前にこのヤクルトの独走を予想して人は、果たしていたでしょうか。
これだから、スポーツは面白いのでしょう。
勝負は蓋を開けてみないとわからないとは、よく言ったものです。
プロ野球の球団別平均年棒では、ヤクルトは12球団中9位です。
ちなみに1位は阪神、2位はソフトバンク、3位は中日です。
以外にも巨人は4位なのには驚きました。
単純には比較することはできませんが、ヤクルトがいかに効率よく上手く選手を使っているかということでしょう。
監督が優秀なのか、フロントが優秀なのかわかりませんが、やはりそこには戦略や一貫した方針のようなものがあったと思うのです。
個人成績の優秀な者だけを集めても勝てないのがチームプレーの難しさです。
この点だけは昔も今も同じようです。
どうやら洋の東西を問わず、この点に関しては違いがないようです。
会社も同じくチームプレーが大事です。
全体は単なる個の総和ではないということでしょう。
集団になると強いというチームを目指したいと思います。
http://www.asahi.com/sports/update/0509/TKY201105090378.html