笛吹けども踊らず
今は何をやっても厳しい時代です。
パナソニックや野村だけでなく、ソニーも4年連続の赤字を発表しました。
しかし一方では、過去最高益を更新する会社もあるのです。
中小企業や個人事業でも元気なところは確実の存在します。
低調なことを景気のせいにするとしたならば、それは既に敗北の始まりなのかもしれません。
弊社も決して好調だとは言いがたい現実。
何とかしなければと思い、様々な方針を発表し事態の打開を図りました。
勿論、手当たり次第に前後見境なくではありません。
理念や戦略に基づいての方針です。
しかし、笛吹けども踊らず。
方針が徹底されないのです。
行動が遅いのならまだしも、方針を守らないとか、指示を軽んじるとか無視するようなことがあったのです。
朝礼や会議、メールなどで何度も催告しても駄目な人は駄目。
これには少しショックを受けました。
私のトップとしての求心力が低下したのでしょうか。
それとも、弊社は今までトップの言うことなど無視できるぬるま湯のような低落した組織だったのでしょうか。
これでは、生き馬の目を抜くような激戦の不動産業界では勝てません。
これからは厳しさを前面に打ち出して組織の引き締めを図ります。
円高が続きますが
相も変わらず円高は続きます。
あのパナソニックや野村も巨額の赤字だというから、日本はいったい今後どうなってしまうのでしょうか。
輸出大国の日本としては、ここが正念場ではないかと思っています。
逆に、円高が嬉しいのは海外旅行でしょうか。
もうかれこれ十数年前のことになりますが、今より更に円高のときがありました。
そのときには仕事で毎月、香港に行っていました。
思い出すのは、痩せる石鹸とかが大ブレークしていたことです。
そして、クリスチャンディオールのスヴェルトという塗ると痩せるという触れ込みのクリームだかローションだかが、やはり大ブレークしていました。
海外で買うと安いということで、日本人女性が1人で何個も購入している姿が香港の街でやたらに目に付いたことを思い出します。
毎月行っていたこともあってか、香港から日本へ往復するビジネスクラスのオープンチケットを香港で購入していました。
日本で買うエコノミークラスの往復料金とさほど変わらなかったからです。
一度だけ、アップグレードができてファーストクラスも体験することができました。
今はほとんど海外に行く機会がなく、とても残念です。
今のビジネスを早く軌道に乗せて、海外へ進出するのはいつになることでしょうか。
せっかく羽田空港が近く、その羽田空港も国際線が増えたことですから、いずれこの地の利を活かしたいと考えています。
近い将来のそのときを夢見て頑張る毎日です。
巨人のクライマックスシリーズ敗退
プロ野球セリーグのクライマックスシリーズで巨人が敗退しました。
ペナントレースで3位だったわけですから、2位のヤクルトに敗れたのは順当な結果だったのでしょう。
戦力が十分なのに勝てないのが野球の面白さなのでしょう。
海の向こうの米大リーグでも、人気も戦力も十分なニューヨークヤンキースがやはり勝てませんでした。
お金があれば勝てるわけではないというのは野球に限った話ではありません。
実は企業でも同じなのです。
不動産売買仲介業ではなおさらでしょう。
特にインターネット発達により、今までは避けて通ることができなかった広告宣伝費や人件費などが、創意工夫することによっては、いくらでも軽減することができる時代になってきたのです。
また、そのインターネットでの検索上位を優位にするための、いわゆるSEO対策とやらを、外部の専門の企業に高額の報酬を払い委託してきた企業が軒並み苦戦し始めました。
グーグルなどの会社が創意工夫を続けて、より本当に消費者にとって有益な情報を提供し続ける会社を評価するようになってきたからです。
いわゆる見せ掛けでは駄目で、本物でなければ生き残れない、文字通り「本物の時代」になってきたのです。
お金をかけなくても、ソーシャルメディアなどを駆使して、本当に有益な情報を毎日コツコツ発信し続ける企業こそ、グーグルなどで検索したときの上位に名を連ねるようになってくるのです。
まるで日米のプロ野球をみるようなシーンではありませんか。
小が大に勝てる時代が到来するのです。
情報を制する者が戦いを制し、ソーシャルメディアを制する者が勝負に勝つ時代になるのです。
何か「ワクワク」してきませんか。
弊社「日本マウント」の挑戦は続きます。
東京にいるメリット
弊社「日本マウント」は、東京都品川区にあります。
品川駅からタクシーでワンメーター。
徒歩では、京急の青物横丁か新馬場から数分という立地です。
新宿駅に出て、中央線のあずさに乗って八ヶ岳や安曇野というリゾート地を案内するにも便利です。
東京駅や上野駅に出て、新幹線に乗って那須や長野・上田・佐久・軽井沢へ行くのにも便利なのです。
品川駅からは、東海道新幹線が走っていますから、熱海・伊豆方面に行くにはもってこいの場所でしょう。
しかし、私が一番メリットを感じていることは少し違うところにあるのです。
自分も含めて、社員教育の環境が整っているということです。
有名なコンサルタント会社のセミナーや勉強会は、そのほとんどが東京で行われるのです。
参加者は日本全国から集まることもあります。
飛行機や新幹線を使って来たり、ホテルに宿泊しての参加だったりする人も少なくありません。
その点、弊社はどんなに恵まれていることでしょうか。
ほとんどの主要会場に30分もかからずに行くことができるのです。
地方の勉強意欲がある人が聞けば、羨ましく思われたり、嫉妬されそうなくらい恵まれた環境なのです。
このメリットを活かさない手はないでしょう。
この地の利を活かしてこれからはガンガン勉強したいと思います。
再会を誓って
とても残念なことですが、弊社「日本マウント」で活躍してくれたメンバー2人が新しい門出をすることになりました。
草創期を共に創ってくれた2人でした。
それぞれ、志を新たにしての決断。
その意志を尊重したいと思いました。
1人は海外青年協力隊でバングラディッシュへ行くそうです。
きっと弊社で大活躍してくれたように、日本を代表して「利他」の汗を流してくれることでしょう。
販売図面作成などの仕組みや作業工程が何もなかった中で、その流れをしっかりと創ってくれました。
今や弊社のホームページには1300件を超える物件が掲載されています。
すべてはその社員の功績といっても過言ではありません。
私も心から感謝しています。
もう1人の社員は新天地で自分の力を試すことを選びました。
その社員が入社したその日に、弊社では初めて全員で朝礼をしたことを思い出します。
はるばるアメリカのデンバーまで、アメリカ在住のお客様のサインを頂くために、入社後間もないにも関わらず行ってくれたこともありました。
アメリカ在住歴が20年を超えて、語学が堪能だったからです。
その後も、数々の実績を残して、営業の先頭に立って全体を引っ張ってくれました。
惜しまれて去ることほど、その人の価値を決定付けるものはありません。
2人の残してくれたものは、会社の財産として、今後もしっかりと活かし続けられることでしょう。
2人の新しい門出を祝福し、未来の活躍をお祈りいたします。
そして、いつの日か素敵な再会を期待します。
お互いの成功を誓い、そしてその素敵な再会を誓って。
心から、ありがとう。
本当に、お疲れ様でした。
小説を読む
趣味は読書というほどの読書好き。
昔は活字嫌いだったのに不思議なものです。
必要に迫られて始めた読書のジャンルはビジネス書。
徐々に活字に慣れてきて読書の楽しさに目覚めたのです。
あえて読書のために時間を取ることができない環境の中、移動時間や隙間時間に本を開く習慣ができてきたのです。
まったく読書嫌いだった私でしたので、本来であれば当然読んでいても不思議ではない名作やベストセラーなど、ほとんど読んでいなかったのが現状でした。
ビジネス書を読む傍ら、小説やエッセイにも手を出し始めたのです。
ついつい、その面白さにはまってしまいました。
最近読んだ小説は、司馬遼太郎さんの本です。
遅ればせながら、昨年になってやっと読んだものに「竜馬がゆく」「坂の上の雲」がありました。
今年は「世に棲む日日」「翔ぶが如く」を読みました。
いずれも、文庫本数冊から10冊にもなる長編小説だったのですが、あっという間に読むことができました。
それだけ面白くて我を忘れて夢中になっていたからでしょう。
その他、元小泉首相が絶賛したといわれた、加藤廣さんの「信長の棺」など本能寺3部作。
和田竜さんの「のぼうの城」「忍びの国」などです。
しばらくの間、ビジネス書から遠ざかっていましたので、これから再びビジネス書に戻ろうかと思っています。
これからも、いろいろなジャンルの本にチャレンジしていきたいし、また名作といわれるものは読んでおきたいと思う今日この頃。
もうしばらく、読書の秋を楽しみます。
空の旅での読書
先日、日帰りで九州へ出張してきました。
弊社は羽田空港に近いというメリットがあります。
将来、海外や日本全国に活躍の場を広げるには申し分ないのですが・・・。
移動時間は、好きな読書に没頭できる至福の時間です。
この日は実際の商談は4時間余りで、ほとんどは移動の時間でした。
移動の時間や待ち時間は、そのすべてを読書の時間に割くことができました。
実はこの一日で最も集中できた時間は、飛行機の中の時間でした。
その理由は。
携帯電話を気にしなくても良いからです。
電源をオフにしなければならないので、着信音が鳴るともなければメールをチェックすることもしなくて良いからです。
逆に考えれば、普段は携帯電話に振り回されているということなのでしょう。
便利なものにも弊害はあるのです。
昔は友人や取引先の電話番号は暗記していたものです。
今ではその必要がなくなってしまいました。
きっと記憶力も減退しているに違いありません。
普段でも本当に読書や仕事に集中するときは、携帯電話の電源を切ることにした方が良いのかもしれないのです。
便利な物の使い方は大切ですね。
私は益々、空の旅が好きになりそうです。
情報発信の重要性
不動産売買仲介業は物件紹介業と言っても過言ではありません。
昨日のブログでも書きましたが、営業マンは高度なコンシェルジュ能力やコンサルタント能力が必要な職業なのです。
いわゆる完全なサービス業です。
初めに物件ありきではなく、お客様のニーズありきなのです。
しかも、潜在的なニーズなのです。
そして、お客様に有益な「旬」な情報をどれだけ速く、どれだけ多く発信することができるかという、いわゆる情報発信業でもあると思うのです。
これは、インターネットそしてスマートフォンの出現により断言できるほどになりました。
現地に行き、その場で意図も簡単にスマートフォンを駆使して、ブログやツイッターなどで瞬時に情報発信することができるようになったからです。
今や小学生でも自由自在にスマートフォンを操る時代です。
彼らが大きくなったあかつきには、いったいどんな情報時代になるのでしょうか。
文章を書くと言うのか、ネットで発信することはもはや当たり前、この傾向は益々高くなることでしょう。
フェイスブックやミクシイ、グーグルプラスワンなども、それをやっていて当たり前、できて当たり前、その情報の量や質、速さや継続性、更新頻度が競われることになるのでしょう。
ソフトバンクの孫正義さんの言われるところの、人類史上始まって以来の大変革期、すなわち情報革命の時代がまさしく今このときなのでしょう。
私も毎朝、ブログを書き、フェイスブックやツイッターをやり、社員全員と営業マンに合計2通のメールを発信しています。
社員には毎日のように言っていますが、習うより慣れろの精神でやっています。
鍛えればそれなりに能力は向上するようで、今では驚くほど短時間にこの一連の作業が苦もなくできるようになってきたのです。
私はここに未来へのヒントを観たのです。
営業マンの未来像。
現に毎日ブログを更新する営業マンと、ほとんどブログを書かない営業マンの実績の差は、日に日に開く一方です。
これが現実です。
しっかりと未来を見据えて、今後の戦略を立てていきたいと思います。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%DE%A1%BC%A5%C8%A5%D5%A5%A9%A5%F3
紹介営業の極意
営業の王道は紹介営業。
これは私の持論です。
特に弊社のような不動産売買仲介業はなおさらでしょう。
なぜならば物件を売るのではなく、物件を紹介するのが本業だからです。
お客様のニーズをしっかりと把握して、もっともマッチした物件を紹介することが仕事なのです。
いわゆる「マッチング」というものです。
そこに、コンシェルジュ能力が問われるのです。
あるいは、コンサルタント能力やコーディネート能力です。
リゾート物件や田舎暮らし物件は特にです。
お客様自身の潜在的なニーズをいかに引き出すかが大事になってきます。
お客様自身が漠然とした夢とか希望とかしか持っていないケースも多いからです。
伊豆や熱海で問い合わせをしてきたお客様が、弊社の営業マンとじっくり話をする中で、八ヶ岳や安曇野で欲しいと変わってしまうケースはかなり多くあります。
他の不動産との決定的な違いです。
2件、3件買う人もいますし、定期的に買い換える人もいますし、買い換えるたびにアップグレードしていくケースもあります。
こうして、お客様との交流の回数や時間が増えていくことによって、自然に信頼関係が生まれて、やがて紹介営業につながるケースが増えてくるのです。
地道に努力をし続ければ、5年先10年先には紹介営業だけで手一杯になるに違いないのです。
目の前のお客様を徹底的に大切にすること。
このことに徹していきたいと思います。
信州安曇野をブランドに
信州の安曇野へ行ってきました。
まず驚いたことは観光バスが多かったこと。
NHK連続テレビ小説「おひさま」効果で人気が急上昇したようなのです。
地元の経済効果も40億円という試算だとか。
いたるところで「おひさま」という冠をつけたものを目にしました。
「おひさまランチ」「おひさま定食」「おひさまディナー」「おひさまコース」「おひさま不動産」。
いったいどれほど「おひさま」効果の恩恵にあずかったことでしょうか。
弊社もこの追い風に乗って、安曇野の別荘や田舎暮らし物件の販売が好調です。
本格的にこの安曇野という市場に参入して1年半という期間ですが、それなりの知名度が定着してきたようです。
それぞれの営業マンが地域で一番のブランドを創る。
これが、弊社が果敢に進める営業戦略の根幹である、ランチェスター戦略なのです。
ホームページ掲載物件の数を一番多く集める。
その数、2番企業の√3倍という明確な目標があります。
そして、ほぼ毎日、ブログやツイッターで旬な情報発信をし続ける。
これが、弊社のもう一つの営業戦略であるソーシャルメディア戦略なのです。
膨大なしかも毎日手作りでコツコツとインターネット上に発信された旬な情報は、朽ちることなく蓄積されて、消費者に有益な情報とグーグルなどの検索ロボットに認定されるのです。
そして、やがてその情報の圧倒的な量が質に転換される日が訪れます。
知名度が認知され、ブランドが確立されるときです。
今のところ弊社では、那須高原、八ヶ岳、安曇野でその可能性が高まっています。
それに続くのが、伊豆熱海、南房総、北信州、上州でしょうか。
今こそ、信州安曇野はブランドを創り上げる大チャンス。
益々、力を入れていきたいと思います。