インバウンド需要の期待
先日、久しぶりに河口湖へ行ってきました。
新宿から特急あずさに乗って大月まで行き、その後に富士急行で河口湖駅まで行くルートでした。
富士急行の電車には、素敵な特急があったり、珍しい車内のものあったりすることを知りました。
その電車に乗るのも、一つの楽しみかもしれません。
数年前に比べて、外国人観光客が多いのには驚きました。
しかし、考えてみれば、これはもう日本の名の知れた観光地では、当たり前の風景なのかもしれません。
2020年に4000万人、2030年には6000万人の訪日外国人が政府目標だそうですので、今以上に当たり前の風景になっていくことでしょう。
もしかしたら、これからはマイナーな観光地にもチャンスがあるのかも知れません。
駅での買い物や食事の時に、言葉に困らないように配慮してか、メニューやポップが英語や中国語で書かれたものがありました。
駅のスタッフや売店、レストランのスタッフも、流暢な英語で対応していました。
なるほど、これからは英語や英会話が必須であることは、こういう現場を見れば良く分かります。
さて、インバウンド需要のことですが、不動産業の世界でも、大きく期待されています。
特に投資物件として、首都圏のマンションなどの人気が高いようです。
最近では、、そのマンションで民泊を考えている外国人もいるようです。
しかし、この需要は、マンションの管理組合が民泊を禁止する動きもあるようですので、十分注意が必要です。
今後、考えられることですが、別荘や田舎暮らし物件を外国人が購入して、自国の仲間でシェアすることです。
日本の別荘や田舎暮らし物件で、民泊をやる外国人も出てくるかもしれません。
日本のリゾート地や田舎町は、四季がそれぞれ美しく、地産の料理も本当に美味しい。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は温泉があります。
新鮮な野菜、美味しい水、蕎麦などに代表されるヘルシーな日本食、そして何よりも地元の人々の心温まる「親切」があるのです。
灯台下暗しではありませんが、外国人の方が、日本の田舎の素晴らしさや良さ、そして価値に気が付きつつあるのかも知れません。
日本に、地元に、こんなに素晴らしいところがあるなんて知らなかったという、私たちの子孫の未来からの声が聞こえてくるようです。
そう言えば最近、弊社にも外国人のお客様からの、お問い合わせが増えてきました。
外国に居住する、日本人からのお問い合わせも増えているようです。
今はまだ僅かですが、弊社のビジネスも、需要に少し変化が出てきたような気がしています。
備えあれば憂いなし。
これからのインバウンド情報などにも注目したいと思います。