いよいよシーズン真っ盛り
リゾート物件や田舎暮らし物件の繁忙期は夏から秋にかけてです。
首都圏在住者が避暑を目的に購入するケースが多いからかもしれません。
まとまった休みが取れるのが、夏休みやお盆休みしかないという人もいるからでしょう。
今年は冷夏が予想されましたが、どっこい予想通りにはならなかったようです。
連日、猛暑を記録する日本列島の昨今です。
余りにも暑いのも問題です。
出不精になってしまい、リゾート物件や田舎暮らし物件の案内も減ってしまうからです。
程々の暑さが一番良いのでしょうが、そうは簡単に問屋は卸さないようです。
いずれにしても、梅雨明けと同時にリゾート物件や田舎暮らし物件のシーズン真っ盛りとなります。
忙しさにかまけて、基本がおざなりにならないようにしたいものです。
目の前の仕事とお客様に、常にベストを尽くすこと。
この精神を忘れることなく、猛暑に負けることなく、日々邁進したいと思います。
名義変更の大切さ
以前にある物件売買に伴い名義変更の手続きをお手伝いしたことがあります。
相続登記を完了しないと売買できない物件だったのですが、何代か前の人の名前になっていたため、法定相続人を調べたところ実に数十人に登ることがわかりました。
結果的には、無事に相続登記が出来たのですが、それまでに費やした年月と費用は膨大なものとなりました。
土地や建物の名義を、被相続人のままにしておくこと人が意外に多いのが気になります。
一番問題なのは、代が変わるごとに、法定相続人の数が増えることです。
相続登記をするのには、法定相続人全員の実印による押印と印鑑証明書が必要になるのです。
中には金銭を要求する人もいます。
また、連絡先が分からない人もいます。
遠方に引越していた場合には、了解を取るのに出向いて行くとしたら大変な時間や経費がかかるのです。
私が担当した相続登記の中で、相続人の一人がアメリカに移住している人がいるケースがありました。
その人はもう高齢となっており、妻はアメリカ人で日本語が堪能ではありませんでした。
その時は、幸いなことに近くの親しい友人に日本人の方がおり、私とその人の間で何回もメールのやり取りをし、相続登記に必要な書類を用意することが出来ました。
相続登記を先延ばしにすることは危険です。
遺産分割協議書を作らなければなりませんし、相続登記の費用もかかりますが、やはり相続時にしておくことが一番です。
先延ばしすることは、必ずリスクが生じることになるのです。
梅雨明けが待ち遠しい
今年の梅雨入りは豪雨から始まりました。
その後、東京でひょうが降るなど、異常気象が連発しました。
台風接近や通過による被害もありました。
年々、異常気象が多くなってきていることに不安が高まり、今度は何が起こるのかと戦々恐々とする日々でした。
今後は何も起こらずに、このまま無事に梅雨明けしてくれることを祈るばかりです。
弊社のビジネスは、他ビジネスの多くがそうであるように、天候の影響をもろに受けます。
お客様をリゾート物件や田舎暮らし物件に案内する時に、天候によってはその日を延期したり、案内そのものが中止になったりすることも多くあります。
異常気象などに遭遇すれば、その地域購入そのものを検討することすら止めてしまうお客様もいるのです。
しかし、少なからずのリスクはどの場所でもあるものです。
山に近ければ土砂災害、海に近ければ津波のリスクがあります。
夏涼しいところは冬は寒さが厳しいですし、冬暖かいところは夏は暑いのは当然です。
大切なことは、どんなリスクがあるかをしっかりと把握して、リスクを回避することでしょう。
別荘や田舎暮らし物件は、賢く使えばリスクを考えてメリットがあるものです。
弊社は梅雨明けと共に、リゾート物件や田舎暮らし物件売買の繁忙期になります。
梅雨明けが待ち遠しいこの頃です。
地元業者からの依頼
最近、増えているのが地元業者からの依頼です。
地元の土地所有者が首都圏在住というケースが増えているからでしょう。
売却の交渉を頼まれるわけです。
日本の人口減少は、地方から始まると言われていますし、既に始まっているのです。
当然、空き家は増えることになります。
また、相続人が首都圏に在住しているケースや、首都圏に移住しているケースも増えることは確実です。
近い将来、地方に土地や中古住宅を持つ首都圏在住の売主が、首都圏在住の買主に、その地方にある物件を売るというケースが急増することが予想されます。
そうなると、東京に本拠地を置く弊社の役割は、益々重要になってくることでしょう。
勿論、地元業者との連携や現地スタッフの活躍も欠かせません。
物件調査や案内、リフォーム工事や引渡しは、地元業者や現地スタッフが担当し、商談や契約、決済は東京にある弊社の事務所で行うのです。
売主も買主も首都圏在住であれば、そういうスタイルが主流になってくることでしょう。
人口減少による田舎の空き家対策は、セカンドハウス、サードハウス、2拠点居住、週末田舎暮らしが解決するのです。
物件の流通が活発になり、その流通が安全安心であれば、日本の田舎はそういったかたちで元気を取り戻すことができるようになるのです。
大物の別荘購入者
最近、立て続けに高級中古別荘の契約に立ち会いました。
自宅とは別に別荘を購入する、しかも高額の物件をキャッシュでとなると、やはりそれなりの大物と呼べる人たちです。
少なくとも経済的には成功している人たちです。
社会的にも、人が羨む地位がある人たちが殆どです。
成功している人にスポットを当てた本は、巷には溢れかえっています。
こうしたから成功したとか、こうすれば成功するとか、ノウハウ本の類です。
私も、そういう本は、ついつい手にとってしまい、今までも何十冊、何百冊と読んできました。
しかし、実際に成功している人と会うことほど、学びになることはありません。
講演を聞くとか、質問に応えて頂くとかという平凡な出会いではなく、生々しい別荘購入時における契約や決済・引渡しの現場に立ち会うという出会いこそ、普通では体験できない価値ある出会いなのだと思います。
共通することは、とても謙虚であること。
偉ぶったところが全くないのです。
そして、とても思いやりがあり、親切であること。
私のような若輩者にも、頭を下げてお礼や労いの言葉をかけてくれました。
ご自宅にお邪魔して契約した後、高級外車で駅までわざわざ送ってくださった人もいました。
きっと普通の住宅販売では、弊社の規模や知名度では、とても出会うことが出来なっかった人たちでしょう。
この仕事は、実にやり甲斐があり、また学びが多い仕事だと思います。
それだけに、責任も重いことを自覚します。
益々、精進努力しなければ、と思っています。
台風が心配です
今年は異常気象が続きます。
大雪に始まり、豪雨やひょう、そして台風の接近です。
今回の台風は油断できないような規模だと聞きます。
このまま行くと日本列島に上陸しそうな気配です。
一番心配なのは交通機関です。
私は今週、移動の予定がビッシリなので、今から心配しています。
特に都心の交通機関は、災害には極端に弱いからです。
リゾート物件や中古別荘、田舎暮らし物件も、築年数が古いものは心配です。
台風の直撃を喰らえば、建物に被害が及ぶ可能性もあるからです。
台風の進路がずれることを祈るばかりです。
自然災害が報道される度に思うことは、人間は自然の前には余りにも無力であるということです。
自然を大切にしなければと思います。
自然を破壊し、大切にしなかった分だけ、いつか自然に牙を向けられるのだと思うのです。
自然逆襲です。
今起こっている異常気象は、そんな自然からの警告のような気がするのです。
繁忙期に備えて
リゾート物件や中古別荘、田舎暮らし物件の売買は、梅雨明けの夏から秋にかけてがピークとなります。
特に盛夏が繁忙期になります。
例年、この時期は忙しくて猫の手も借りたいくらいになります。
今年も例外ではないようです。
週末は毎週、案内ラッシュになりそうですし、契約予定日が続々と決まってきています。
私たちにとって大切なことは夏バテ防止。
健康管理を徹底して、真夏の激務をこなさなければなりません。
食事と睡眠、そして適度な運動を心がけています。
そして、焦らず着実に、日々の業務をこなすことです。
簡単なこと、小さなことに手を抜かないことです。
一時が万事と言いますが、簡単な仕事や小さな仕事に対する姿勢こそ、その会社やその人の本当の価値を表していると思うのです。
忙しいと、ついつい手を抜いたり、適当にやってしまいがちになるものです。
だからこそ、忙しくなる前に周到な準備をする。
今がその時期なのでしょう。
備えあれば憂いなし。
常にベストを尽くします。
契約ラッシュに備えて
弊社はお陰様で、今年も今のところ順調に、リゾート物件や田舎暮らし物件の契約が進んでいます。
今年は冬に大雪に見舞われたり、梅雨に入った途端に記録的な大雨となったり、消費税の増税の影響があったりし出足が鈍かったのですが、ここへきて契約予定が急増してきました。
やはり、リゾート物件や田舎暮らし物件の売買のピークは、夏から秋にかけてなのでしょう。
契約ラッシュになるのは嬉しいことですが、気をつけなければならないことは小さなミスです。
スケジュールがタイトになると、小さなミスを見逃しがちになります。
大勢に影響がないので、それほど深刻に考えなくても良いのですが、実はその甘い考えに落とし穴があるのです。
小さなミスが重なると、やがてそれは大きなミスを招きます。
小さなミスは、明らかに大きなミスの呼び水となるのです。
また、大きなミスが起こる前提として、小さなミスが連続して起こるものです。
神は細部に宿ると言います。
優秀な人ほど、細部にもこだわり、小さなミスも許さないものです。
きっと、妥協しないで完璧を目指すのでしょう。
私たちも、そういう真のプロフェッショナルになりたいものです。