明日から6月です
今日は5月の最後の日。
いよいよ明日から6月ですね。
昨年に比べると、春は少し寒かったような気がします。
また、昨年の同じ時期に比べると、やはり昨年の方が暑かったような気がするのは私だけでしょうか。
先日、北海道に行った時に、土地の売買の件で、帯広に住む夫婦の方と話をする機会がありました。
今年はつい最近までかなり寒かったそうです。
私が訪れたのが、一週間くらい前だったのですが、桜はまだ満開ではありませんでした。
その夫婦の方が言うには、ほんの数日前までストーブをつけていたそうです。
私の記憶では、一昨年かその前ですか、ものすごく暑い6月があったと思います。
その年は、この先どうなるのだろうかという恐怖がありましたが、その後はそれほど暑くならなかったような気がします。
今年の6月はどうなるでしょうか。
いずれにしても、確実に夏はやってきますし、暑くなるのです。
リゾートシーズン真っ盛りに備えて、今から万全の準備をしていきたと思います。
仙台でのタクシー運転手との会話
仙台でタクシーに乗りました。
運転手がとても気さくな方でした。
車中での会話が弾みました。
この運転手は、震災後にタクシー運転手になったそうです。
震災後に一番大変だったことは、一ヶ月間の食事だったそうです。
スーパーに何時間も並んだそうです。
しかし、一人の5品しか購入が許されなかったそうです。
お金があっても買えない。
お金の無力さを思い知らされたそうです。
震災後に、自転車屋さんが大繁盛したそうです。
ガソリンが買えなかったからです。
車があっても乗れない。
非常時には、文明の利器は無力化してしまうのです。
現地の人から、直接に聞くことで分かる真実もあるのだと思いました。
現場主義を思い知らされました。
羽生善治さんの凄み
杜の都仙台で羽生善治さんの講演を聴くことが出来ました。
現役最強、いや史上最強の棋士としての羽生さんの話には、凄みがありました。
話は分かりやすく、理路整然としており、まるでプロの話し手のような余裕がありました。
印象に残った話は、忘れることや捨てることが大切だと言われてたことです。
将棋といえば、先を読むことが勝利の必勝法のように思ってしまいます。
先を読むには、膨大な知識を記憶することが求められるわけです。
その冴えたるものが、コンピュータだということになるわけです。
しかし、羽生さんは、あえて忘れること、知識を捨てることが必要だと言っていました。
なるほど、見切り千両という言葉がありますが、きっとそういう世界なのだろうと思います。
また、何も考えない時間を持つようにしているという話も、興味を持ちました。
真剣勝負に備える準備として、頭を空っぽにすることも大切なのでしょうか。
謙虚で真面目そうな、そして素敵な笑顔が印象的な羽生さんでした。
修学旅行のシーズンです
仙台に出張のため、早めに東京駅に着きました。
新幹線での移動だったからです。
喫茶店でiPadを叩いていたのですが、窓際の階段から上がってくる集団を何回も目にしました。
後から後から、その数は増えてきたのです。
そうです、修学旅行の生徒たちだったのです。
小学生や中学生の顔立ちでした。
何とも微笑ましい光景でした。
嬉しそうな、ウキウキした顔が輝いていました。
私が小学生の時は、鎌倉や江ノ島、国会議事堂や霞が関ビルに行きました。
当時は、日本一高いビルが霞が関ビルだったのです。
今では懐かしい思い出です。
中学生の時は京都や奈良へ行きました。
日本の古都を訪ねる旅は格別でした。
その時に観た素敵な建築物の印象が、その後、建築や古民家などに興味を持つようになったキッカケになったかもしれません。
その後、京都は全校高校駅伝に出場するため、何度か訪れることになります。
そのこともあってか、大好きな町になりました。
「おおきに」という言葉は、何て素敵な言葉だろうかと思ったりもします。
学生たちは、修学旅行で多くのことを学ぶのでしょう。
そこでの学びを活かして、より良い未来を築いてくれる、素敵な大人になってくれることを期待したいと思います。
女性の感性は時代を先取りする
随分前から、これからは女性の時代だと言われてきました。
韓国やドイツでは、女性が国家のトップになりましたが、日本でも近い将来に期待したいものです。
企業でも、益々、女性が活躍する時代となりそうです。
やはり、海外ではそれが常識になりつつあるようです。
リゾート物件や田舎暮らし物件を案内すると、夫婦で見に来た時には、女性の方が主導権を持っていることが多いです。
そして、女性の方が時代を読む力が備わっているようです。
時流や流行などに敏感なのでしょうか。
弊社も、もっと女性が活躍できる職場を目指したいと思います。
女性の持つ感性を活かしていきたいと考えます。
リゾート物件や田舎暮らし物件も、女性が観る視点が大切なのです。
薪ストーブの魅力
北海道では、「北の住まい設計社」を訪れる機会がありました。
一言でいえば、手作り家具のお店なのですが、かなり特色があります。
旭川に近い東川町の山すそ「クラフト街道」の奥にあるのです。
東京人から見れば、いわゆる「山奥」です。
こんなところに、お客様が来るのだろうかというところなのです。
素敵な手作りの家具が展示してあるショールームがメインですが、カフェがありベーカリーショップがあり、工場もあります。
廃校した小学校がその工場となっていました。
家具の中に混じって、調理器具や食器、文具、洋服まで展示してありました。
それは、素敵な空間でした。
驚くべきは、平日なのにもかかわらず、多くのお客様で賑わっていたのです。
特異性や質は、立地の不利を凌駕してあまりあることを立証する光景でした。
私に目が釘付けになったのは、薪ストーブ。
スウェーデンから輸入したというそれは、斬新でシンプルなデザインでした。
説明によると、素敵な機能も備わっていました。
数々のログハウスや古民家に、マッチする光景が目に浮かびました。
薪ストーブの魅力にみせられる人が増えています。
そんな人たちに、紹介したい気持ちにさせられました。
北の大地の恵
北海道への出張から帰ってきたのですが、何故か調子がいいのです。
体調はもとより、精神的にもそうなのです。
これも沢山の自然に触れることが出来たからでしょうか。
二日間の北海道は、とても充実したものでした。
二日間とも北海道の大自然を満喫しました。
見るもの、聞くもの、そして触れるもの、すべてに新鮮さがあり、驚きがありました。
空気も、水も、食事も、すべてが満足いくものでした。
共に学ぶ、師や友の笑顔に癒されました。
少し疲れ気味だった身体が、蘇ったかのように元気になりました。
北の大地は、私に素晴らしい恵みをプレゼントしてくれたのです。
なるほど、環境が変わることが、これほどの内なる刺激を与えてくれるものなのです。
大自然の力は、これほどの力があるのでしょうか。
いつも、プラス発想で明るく前向きに学び続ける友との触れ合いは、人間を蘇生する力があるのでしょうか。
もしそうであるとすれば、仕事をする環境や、共に働く人こそ、賢明な選択が大切なのだとも考えさせられました。
田舎暮らしの良さを、もっともっと多くの人たちに広めていきたいと思います。
それこそ、私の使命なのだと思うのです。
百聞は一見に如かず
今はコンピュータの発達により、物件の評価が瞬時に出るようになりました。
少し手間をかければ、かなりのレベルで正確に出すこと出来ます。
路線価、公示価、固定資産税評価額、近隣の売買事例など、情報を入手することが簡単に出切るようになったからです。
しかし、やはり現場で直接、物件を見ることが大切なのです。
今回、北海道に行き、そのことを実感しました。
該当物件を見る。
隣の人の話を聞く。
近くを車で走って見る。
実際に近隣で売買された物件を見る。
まさに、百聞は一見に如かず、なのです。
今まで、弊社の足場であり、ホームグラウンドであった、関東甲信地方のリゾート地に関して、そこまで徹底できていなかったことを反省しました。
もう一度、初心に帰って、現場主義に徹したいと思います。
カントリージェントルマン
カントリージェントルマンという言葉を聞きました。
都会を離れて田舎に住みながら、田舎に同化されず、都会的なセンスを失わない人のことを言うのだそうです。
それが、これからのトレンドになる予感がします。
今回、北海道で見た会社やお店は、いずれも場所は田舎の僻地にあるにもかかわらず、都会にあるどの会社やお店よりも輝いていました。
そこで働く人々も、いわゆる、田舎の人とは違いました。
まさしく、カントリージェントルマンであり、カントリーレディだったのです。
あれだけの僻地に、多くのお客様を集客できるのは、余程の魅力がなければ不可能でしょう。
本物であれば、立地を凌駕する、集客力があるのです。
まさに、今回は、その本物を、この目で見ることは出来ました。
最近、田舎暮らしに興味がある人が確実に増えています。
農業に関心がある人も同様です。
そして、本物を目指す人々も、やはり確実に増えていくことでしょう。
昔のトレンドは、シティーボーイであり、シティーガールだったのです。
しかし、これからは、カントリージェントルマンであり、カントリーレディなのでしょう。
私たちも、このトレンドを、本当にトレンドにするべく、頑張りたいと思います。
旭川の上野ファームに行きました
旭川空港からバスに乗ると、周囲は広大な農地でした。
まさに、北海道。
まっすぐ伸びた道路は、どこまでも続くようです。
なかなか、東京はもとより、私が良く行く関東甲信地方のリゾート地では味わえない光景です。
上野ファームは旭川駅から車で20分くらいのところにありました。
この素敵なガーデンを、華奢な若い女性が一人で作り上げたことに驚きました。
手作り感がある、温かな、とても魅力のあるガーデンでした。
なるほど、集客というのは、このようにするのだと、観せて教えてくれるものでした。
元々はイングリッシュガーデンをを作ったのが最初だったとか。
それが、今では北海道はならではの、独特のガーデンへと進化させてきたのです。
立地以上に、人を惹きつける何かこそ、集客の柱なのです。
それは、その地の魅力ある自然であり、心温まる思いやりを感じさせる雰囲気なのでしょう。
仕事のついでに訪れた、魅力ある施設の数々。
とても大きな学びになりました。
明日、続きを書きたいと思います。