未登記物件の注意事項
田舎暮らし物件やリゾート物件には、建物が未登記の物件があります。
登記することは義務ではありませんから、未登記物件があることは珍しいことではありません。
そもそも、なぜ登記が必要かといえば、それはその物件の所有権を保全するためなのです。
この物件は私のものですよということを証明するためと考えて良いと思います。
ただし、登記するのには登録免許税や、登記のための司法書士などの専門家の手数料、その登記に基ずく不動産取得税などのお金がかかるので、リゾート物件や田舎暮らし物件などは、昔は登記しなかった人が多かったのです。
登記しないメリットは費用がかからないことですが、実はデメリットもあります。
金融機関の担保にならないことです。
転売する時に、買主が融資を受けて購入する場合などは問題になります。
こういう時は、売主が登記して売るか、買主が自分で登記するのと同時に金融機関に担保に入れて購入することになるのです。
もう一つ、未登記物件で気をつけなければならないことがあります。
建物が登記していなくても、固定資産税はかかります。
物件の売買が行われた時に、市町村の税務課に所定の届け出をしなければ、前の持ち主に固定資産税が請求されてしまう危険性があるのです。
この手続きを忘れてしまうことが良くあるのです。
去年、売ったはずなのに、なぜ固定資産税の納付書が来るの、という事件が起きてしまうわけです。
ごく稀ですが、建物は売らずに土地だけ、すなわち底地だけ売る人もいるので、市町村の税務課では額面通り課税してしまった結果なのでしょう。
未登記物件にはこのような落とし穴がるので、十分に気をつけてください。
ブログの更新を継続する
アメブロを卒業して、オリジナルのサイトでブログ書くようになりました。
思えば、数年前からほぼ毎日、ブログの更新を続けてきました。
強いて言えば、アメブロのメンテナンスの日だけはお休みしていました。
これからは、アメブロを卒業したわけですから、ほぼ毎日ではなく、確実に毎日更新しなければならないことになりそうなのです。
今まで以上に、多くの皆様にためになるようなブログを書いていきたいと意欲満々なのですが、一番大切なことはやはり継続することだと考えています。
日々に仕事の中で気がついたこと、感じたことを、変に飾ることなく書き続けていきたと思います。
田舎暮らし物件やリゾート物件などに関心がある人が、興味を持って毎日訪れてくれるような魅力的なブログを書くために、常にアンテナを立てて情報収集していくつもりです。
しかし、皆さんの一番の関心ごとは、現地の生の情報なのでしょう。
最近は現場主義に徹しているのですが、ドンドン現地へ出向き、最新の生情報をお伝えできれば、それが一番ベストであると思います。
読者の皆さんも、最初はアメブロからの移動など、慣れるまでの間、少しばかり大変かもしれませんが、引き続きブログを読んでいただければ幸いです。
読者の皆さんあってのこのブログなのです。
謙虚に、様々な意見や反響に耳を傾けながら、常に改善し、より良いものにしていくつもりです。
これからもよろしくお願いします。
岡山県の名産は
仕事で訪れた岡山県岡山市。
仕事でなければ行く機会はなかったかもしれません。
広島や博多に行くときに通過するだけだった岡山に、こうして訪ねることが出来たのも、今の仕事のおかげなのでしょう。
岡山の名産と聞いて、皆さんは何と答えますか。
私は、関東甲信地方は、仕事柄ほとんど分かるのですが、岡山は正直言って分かりませんでした。
地元のお客様に伺ったところ、桃とマスカットだと教えてくれました。
学生時代は地理とかで勉強したかもしれませんが、そんなことはすっかり忘れてしまっていたのです。
駅のお土産コーナーなどには、桃やマスカットをあしらったお菓子などが多くの種類陳列されていました。
他に目立ったのは、きびだんごです。
岡山には桃太郎伝説があるようで、きっと桃から生まれたのが桃太郎だからでしょう。
その桃太郎が食べていたのがきびだんごなのです。
地方には地方の神話や伝説があるものです。
そして、それにちなんだ名産品もあります。
ふと立ち寄った本屋で、備中松山藩の英雄「山田方谷」を書いた本を目にしました。
思わずこの本を買ってしまったのですが、この本が私にとっては一番のお土産になりました。
もし、岡山を訪れなかったら、目にすることはなかった本かもしれなかったからです。
今から読むのを楽しみにしています。
岡山県へ行きました
岡山県へ行きました。
勿論、仕事での話です。
実は岡山県は初めてのことでした。
売買になった長野県安曇野市の別荘の持ち主が岡山県在住だったのです。
以前は東京に住んでいたのですが、後に岡山県に引越しをしたのだそうです。
東京在住の時は、車で2時間半ほどで、この別荘へ来ることが出来たとか。
今は、途中で何回かの休憩を挟んだりするため、約8時間はかかるようになってしまったそうです。
高齢になってきたこともあって、この度、この別荘を手放すことになったわけです。
契約の後、お客様の好意で、岡山城を見ることが出来ました。
その先の川沿いの桜並木が、また見事なものでした。
ちょうど満開の時期とも重なり、とても素敵な旅となることが出来ました。
大切に使われた別荘は、地元の、きっ大切に使ってくださるであろう、別のお客様へと受け継がれていくのです。
別荘地内でもひときわ目立つ、素敵な別荘の契約が無事に終わりました。
今月の後半に予定されている引き渡しまで、引き続きベストを 尽くしたいと思います。
アメブロを卒業する日が近いかも
私がブログを書き始めるキッカケとなったのは、弊社のwebスタッフの助言によるものでした。
最初は恐る恐る、見よう見まねで始めたのですが、今ではすっかり習慣になってしgまいました。
そういえば、ツイッターもFacebookも同様のキッカケだったような気がします。
アメブロの更新回数も相当なものになったという自負があるのですが、いよいよアメブロを卒業する日が近いのかもしれないと感じ始めたのです。
と言っても、ブログをやめるということではありません。
弊社の公式ホームページでオリジナルのブログを書いたらどうかという助言を、またまたwebスタッフから貰ったのです。
いわゆるSEO対策でも有利になるそうです。
また、それなりの会社はオリジナルなブログシステムを使っているそうなのです。
そう言われてみれば、そういうような気もしてきました。
ということで、近々、ブログが変更になるかもしれません。
変更になっても、皆様が引き続き、こにブログにお付き合いくださることを願っています。
これからも、よろしくお願いします。
農地付き古民家の成約御礼
以前からこのブログでたびたび取り上げてきた、埼玉県の農地付き古民家が売却出来ました。
ブログで紹介したした甲斐もあってか、かなりの人が見に来られました。
農業資格が取得できる農地ということもあってか、本格的に農業をしたい人も多かったような気もします。
最終的に購入を決めてくださった方は、福島県の方でした。
このお客様は、震災や原発の影響があって、福島県では農業ができなくなってしまったそうなのです。
息子さんが居住する埼玉県で、農業が出来る中古住宅を探していたところ、弊社が紹介する今回の物件に行き着いたそうなのです。
売主の方も、最初は売れるのかどうか半信半疑だったそうです。
あまり期待をしていなかったところ、良いお客様が現れてくれたので、本当に喜んでいます。
弊社も、これほど反響があるとは思ってもいませんでした。
農業や古民家に関心がある人が、着実に増えているのだと思います。
これからも、農地付きの中古住宅、そして古民家を積極的に取り扱っていきたと思います。
ご期待ください。
接道不適合物件について
最近、立て続けに相談された物件についてです。
接している道路に対して間口が2メートルなかったのです。
これでは再建築が出来ません。
相談があった2件とも、間口が約1.8メートルくらいなのです。
昔風で言うところの、一軒といったところでしょうか。
その状態で購入した物件と、一部分筆して売却した時にそうなってしまった物件なのですが、その時に仲介した不動産会社がしっかりとしていなかったことが原因です。
もう何十年も前の話なので、無理もないことかもしれないのですが。
さて、どうしたら高く売却できるのか思案中です。
隣地に交渉して、20センチほどの幅で土地を譲っていただき、2メートルを確保するか、後ろの土地から新たな進入路を確保するか、方法はいくつかありそうです。
再建築、いわゆる建て替えですが、それが不可能な物件は他にもいくつかあります。
かなり多いのが、市街化調整区域に立っている家の場合で、線引き後に家を建てて宅地にした物件などです。
線引き前から建っている物件の土地は、既存宅地といって、ほとんどは建て替えが出来るのですが、そうでない土地は建て替えが出来ないことが多いのです。
農家住宅や農家分家、店舗併用住宅などで許可を取り、建てた物件に関しては、その後に一般の住宅に建て替えることが出来ないので注意が必要なのです。
あとあと困らないようにするために、売買のときに不動産仲介業者がその役割を果たすのです。
建て替えが出来ない、だから高く売ることが出来ないというのでは、困ってしまうことになります。
最近では、そういうことには滅多にないかもしれませんが、接道に問題がないか、市街化調整区域の土地の場合には既存宅地かどうかなど、しっかりと確認する必要があるかもしれません。
私たちも、不動産仲介業者として、しっかりとその責任と役割を果たしていきたいと思います。
消費税増税問題について
消費税増税前の駆け込み需要が期待される住宅業界です。
弊社は中古住宅の売買仲介業ですから、それほどの大きな影響はないと考えるのですが。
しかし、周りがあまり騒がしいと、ついつい影響を受けて浮き足立ってしまうことを心配しています。
消費税増税だけに目を向けてしまうと、大切なことを見失ってしまうこともあります。
消費税増税後に行われる予定の住宅ローン減税です。
この点をしっかりと考慮しなくては、急いだあまり損をしてしまうことにもなりかねません。
購入する物件の金額と、自分の年収によっては、消費税増税後に購入した方が得なケースがあるのです。
詳しくは専門家に相談することをお勧めします。
何がなんでも消費税増税前というのは間違いだということです。
先週、発売した雑誌のプレジデントには、不動産や住宅購入に関する特集が組まれていましたが、そこにもいくつかのシュミレーションが書いてありました。
明らかに、消費税増税後の住宅ローン減税を使う方が得なケースもありました。
気をつけなければいけないことは、周りの雰囲気に流されたり煽られて、購入を急ぎすぎないことでしょう。
勿論、人気の物件はすぐ売れてしまうことは言うまでもありませんが。
いずれにしても、しばらくはこれに関する情報から目が離せません。
飯山、栄村へ行きました
先日、長野県の最北端、飯山市そして栄村へ行きました。
物件の調査で行ったのですが、まだいたるところに雪が残っていました。
東京で桜が散りつつあるのとは、かなりの違いがありました。
道の駅などに寄ったりしたのですが、ストーブをつけている店がほとんどでした。
3月の最終日だったのですが、日曜日であることも重なったせいか、スキー場も最後の営業に励んでいるところもありました。
栄村と言えば、あの3・11の時に、同じように大地震に見舞われて、相当な被害をこうむった村でもあります。
人々の記憶からはほとんど忘れ去られているかもしれませんが、道の駅などのお土産コーナーなどには、大学生がデザインしたキーホルダーなどに、その価格の中に栄村での被災者への寄付が含まれているものを目にしました。
弊社では長野県の物件を多く扱っていますが、東北の被害と同じように、栄村でも大きな被害があったことを忘れてはいけないと思います。
復興がどこまで進んでいるのか、栄村に少し踏み込んだだけでは分からなかったのですが、私たちももう少し関心を示さなければならないと思ったのです。
弊社ではこれから、長野県の北信地方にも力をいれていく予定です。
野尻湖や黒姫山など、長野県の北信地方にも素敵なところが沢山あります。
より良い情報を皆様へお届けしていきたと思います。
第一四半期が終わりました
今日から4月です。
早いもので、あっという間に今年も3ヶ月が過ぎてしまいました。
弊社は12月決算ですので、まさしくカレンダーと同じです。
3月末で第一四半期が終了しました。
1年の4分の1が過ぎたわけです。
例年通りというのか、1月よりも2月、2月よりも3月の実績が上回ってきています。
リゾート物件や田舎暮らし物件は、冬はどうしても弱い傾向にあるのです。
これから、夏に向かってエンジン全開になるわけです。
消費税増税が来年の4月に決定されているわけですが、その前の駆け込み需要が予想されます。
特に新築住宅は、今年の9月末までに契約すれば間に合うという話から、かなりの追い風が期待されるわけです。
中古住宅、特に弊社のような中古別荘はそれほど影響はないと思われますが、理由は基本的には個人が売りに出す中古住宅は消費税がかからないからです。
しかし、仲介手数料には消費税がかかりますので、高額物件の売買は駆け込み需要の対象になるかもしれません。
そういうこともあってか、ここ最近は高額帯の物件の問い合わせが増えてきているのだと思います。
いずれにしても、第二四半期のスタートになる4月です。
心機一転、新たな気持ちで頑張りたいと思います。