固定資産税がない物件
先日、相談を受けた物件のことです。
この物件は建物が古く、いよいよ建て替えなければ危ないというような物件でした。
持ち主曰く、基礎がない、石の上に柱が建っているのだそうです。
土地は借地だということで、建て替えるにしても、法定地上権を売買するにしても、専門家に相談した方がいいということで、私にお呼びがかかったわけです。
驚いたこと固定資産税がないというのです。
建物が古すぎるために価値がなく、課税対象にならないのです。
北海道の山奥などの山林が、固定資産税がかからないことはよく聞く話です。
納付書が届かないので、そういう土地があることすら忘れている人もいるのです。
しかし、建物に固定資産税がかからないケースは、今回が初めてでした。
建物が登記していなくても、めざとく徴収される固定資産税ですが、こういうこともあるのですね。
評価を決める側も大変だと思います。
公平さが要求されるだけに、様々な取り決めがあるのでしょう。
今回はまた、勉強になりました。
読書好きの社員たちがいる会社
私は移動時間のほとんどを読書に費やしています。
社長になってからというもの、自分の知識量、特に教養のなさに愕然となり、遮二無二、読書をするようになりました。
学生時代や社会人になってしばらくの期間、読書をしなかったことのツケを、今になって猛然と払っているかのようにです。
そういう後悔の念がありますので、社員にはとにかく本を読みなさいと、ことあるごとに言っています。
私が読んで、いいなと思った本は、会社にも置くようにし、社員にも読むように勧めています。
朝礼や朝のメールで勧めているのですが、その日のうちに読んで感想をメールしてくれる社員もいます。
勧め冥利に尽きるというものです。
そういう私の影響もあってか、弊社の社員は読書好きが増えてきました。
とても良い傾向だと思います。
読書こそ、最も手軽で費用対効果が大きい自己投資だと思うからです。
社員の成長が期待できるというものです。
これは私の持論になりますが、成功出来るか出来ないかは、若い頃の読書量にかかっているのではないかと思います。
成功した多くの人が、若い頃のその読書量が、他の人のそれを圧倒していたという事実があるからです。
成功した人は、謙虚な人も多いですから、そういう人ほど、本を読んでいても本は読まなかったと言う傾向があるものです。
プロ野球の天才打者、落合選手が、練習嫌いだったというのは有名な話ですが、実は誰よりも練習していたというのが事実のようです。
弊社の社員は読書に目覚めつつありますが、ぜひ、日本一読書好きな社員たちがいる会社を目指したいと思います。
不動産会社にしては珍しいかもしれませんが、私はそういう会社を目指しているのです。
山人気は続きます
震災から変わったリゾート地の人気の構図。
山や高原人気は高まり、海は不人気となってしまいました。
いわゆる、山高海低という現象です。
あれだけ津波の映像を見せられては、腰が引いてしまうのは仕方がないことかもしれません。
今年もその傾向は続くようです。
弊社「日本マウント」では、ホームページ上で、注目度ランキングというコーナーを設けてあります。
その日のアクセス数が多かった物件の上位10件を、順番に並べて紹介しているコーナーです。
ほぼ毎日、順位が変わるので、担当者もその結果に、一喜一憂しながら見ています。
この注目度ランキングで、つい最近、長野県と山梨県の物件が独占したことがありました。
もはや完全に、千葉県や茨城県の海岸沿いの物件、伊豆・熱海の物件は、この山人気に太刀打ちできなくなっているのが現状です。
勿論、弊社が元々、那須高原の物件からスタートし、私が長野県出身ということもあって、山に強かったというのも理由の一つではあります。
しかし、震災前には茨城県の鹿島や鉾田の物件が、圧倒的に売れていたことを考えれば、やはり今の山人気は、どうやらトレンドのような気もします。
標高の高い山のリゾート地も雪がすっかりなくなってきました。
いよいよ、ゴールデンウィークを前に、リゾート地も本格的な受け入れ準備も整ってきました。
まさに、これからが本番です。
いい顔してますか?
私が尊敬する、天才経営コンサルタントの佐藤芳直さんのセミナーがありました。
佐藤さんは元船井総研の常務で、かの船井幸雄さんに「10年に一人の天才」と言わしめた人です。
いつもながらの天下一品の講演内容には、魂が揺さぶられるようなひと時でした。
講演の中で、ある写真家の話がありました。
選挙候補者のポスターを撮影し、その候補者がが当選すること、800連勝近くしているとのことでした。
勝つ人の撮影の依頼は受けて、負ける人には、忙しいからと言って断るそうのです。
勝つか負けるかは顔をみれば分かるのだとか。
四十歳すぎたら自分の顔に責任を持て。
リンカーンの言葉です。
その人の生き様は顔に現れるのでしょう。
いい顔のしているね。
いい顔になってきたね。
最大級の褒め言葉かもしれません。
自分の顔が気になります。
しかし、自分では分からないものです。
いい顔かそうでないかは、他人が判断することなのです。
常にお客様のためにベストを尽くすこと。
利他を実践すること。
誰かのために役に立つこと。
その結果として、いい顔が創られていくのでしょう。
しっかり前を向き、今日からまた、頑張りたいと思います。
ローサイド飲食店について
先日、首都圏の物件調査で神奈川県を車で走って感じたことです。
ローサイドの飲食店を探していたのです。
なかなか和食の店が少ないのです。
圧倒的に多かったの焼肉店でした。
これでもかと言うほど、目にする店の多くが焼肉店だったのです。
チェーン店なども沢山ありました。
日本人の食事が変わってきたのでしょか。
海外では日本食が人にが高いと聞いているのですが。
健康にも良いし、長寿の秘訣でもあると言われているのですが、若い世代はどうしても焼肉やステーキ、洋食の方が好きなようです。
沖縄県は昔から長寿県だったようですが、最近ではどうやら様子が変わってきたようです。
長生きしている人は、高齢者であって、今の団塊の世代クラスは短命なのだそうです。
親よりも早く亡くなる人も、他の地域よりも多いとか。
戦後、いち早く欧米化した沖縄は、ジャンクフードが流行り、車社会が普通になりました。
カロリーの高い食事に、歩かないなど運動不足の生活が他の県よりも先行したわけです。
その結果、日本一の長寿県の平均寿命が下がることになってしまったのです。
今、もう一度古き良き日本が見直されています。
日本食もその一つです。
そして、古民家や木造住宅、家庭菜園もその一つでもあるのです。
首都圏の物件調査をしました
二日間かけて、首都圏の物件調査をしました。
ここのところ、首都圏の紹介営業が加速して 、物件が増えてきたこともあってのことです。
車で移動したのですが、土日のまる二日間は車に乗りっぱなしでした。
普段は自分で運転することがほとんどですが、この二日間は部下に運転を任せて、私はひたすら助手席で読書に励みました。
最近の車は、実に快適に走ります。
昔は少しでも活字を目で追えば、たちまち車酔いすることがほとんどでした。
勿論、道路事情などもあるのでしょうが、車に性能の進歩にも目を見張るものがあります。
今回の調査で感じたことは、やはり「百聞は一見に如かず」です。
現場主義に徹することの重要性です。
そして、コンサルタント能力を身につけなければならないこと。
お客様にために、どうすれば良いのかを瞬時に判断して、分かりやすくアドバイスが出来る能力です。
物件を処分するときには、そのまま売った方が良い場合、更地にして分割して売った方が良い場合、道路の問題を解決して売った方が良い場合など、いろいろなケースが考えられるからです。
まだまだ、勉強が必要なことを痛感しました。
今日からまた、猛烈に勉強します。
すべては、お客様のために。
土地に関する瑕疵担保責任について
最近、売買仲介した土地に関して、売主が立て続けに瑕疵担保責任を問われるケースに遭遇しました。
引き渡した土地の地中に、瓦礫や廃材が埋まっていたのです。
こういう場合は、基本的には売主が撤去費用を負担します。
中古住宅や収益物件でも中古を購入した時などは、その建物を解体して地中を調べてみると、こういったケースになることも多々あります。
昔は今ほど、コンプライアンスが徹底されていなかったからでしょう。
土地を売る際には、売主が瑕疵担保責任を負うことを、あらかじめきちんとした説明しておかなければならないのです。
最近では、土壌汚染が心配なケースもあります。
近くに工場などがある場合には要注意です。
昔、工場だったという場合も同様でしょう。
それから気をつけなければならないのが、隣地との境界の問題です。
新たに実測する場合などは、隣地の人の立合い、署名捺印、印鑑証明などの交付が必要になってきます。
隣地の所有者が遠方に引っ越していたり、ましてや海外などに移住していたら、大変な手間がかかってしまうのです。
弊社は一度、そういった件で、アメリカにデンバーまで行く羽目になったこともありました。
土地の売買は、簡単なようで簡単にはいかないこともあるのです。
しかし、そのために、弊社のように仲介業者が存在するのでしょうね。
お客様のためにも、しっかりと役割を果たしたいと思います。
コーヒー好きには嬉しい毎日です
私は大のコーヒー好きです。
昔はコーヒーは体に悪いというのが常識のように言われていました。
確かに飲み過ぎは良くないでしょうし、砂糖やミルクの大量摂取は問題かもしれません。
私はブラックなので、その点は心配ありません。
最近では、コーヒーの効用がクローズアップされ、数々の雑誌や本などで取り上げられています。
コーヒー好きにはまさに追い風です。
以前にこのブログでも取り上げましたが、弊社「日本マウント」でも、インスタントではなくきちんとしたレギュラーコーヒーが飲めるようになりました。
社員やお客様には好評なのですが、一番喜んでいるのは、他でもなく私なのかもしれません。
コンビニでも美味しいレギュラーコーヒーが、わずか100円で楽しめるようになりました。
マクドナルドでは、クーポンや割引券があれば、Mサイズのコーヒーがやはり100円で飲めるのです。
スターバックスでも、コーヒーのおかわりは、サイズに関係なく100円です。
そんなこんなで、私は会社で、仕事先で、時間があればコーヒーを楽しみながら、本を読んだり、iPhoneやiPadで仕事をする毎日を送っています。
コーヒー片手に読書や仕事は、以外と集中できるものです。
そんなところにも、コーヒーの効用があるのかもしれません。
出勤前の充実度
私は早寝早起きを心がけています。
今は4時に起きるのが日課となりました。
目覚まし時計なしで起きることが出来るほどになりました。
早朝はウオーキングをしながら1時間、講演会やセミナーなどのCDを聴いて勉強をしています。
それから約1時間半は読書をします。
ブログを書き、社員宛に二通のメールを送信します。
弊社は営業マンが多いので、朝礼は週一回にとどめていますので、毎朝朝礼がわりにメールを送信しているのです。
そして、前日、一情報と題した出勤した社員からのメールに返事を出しています。
それから、お客様への電話連絡です。
会社への出勤は8時ごろになりますが、出勤する前にかなりの仕事をこなしたという充実感があります。
何となく得をした気分ですし、人の二倍は働いているという、変な自信というのか満足感のようなものがあります。
勿論、昼間は遊んでいたり、ぼーっとしたりしているわけではありません。
距離を稼ぐをモットーに、お客様宅を訪問したり、現地を見に行くことに忙しい毎日です。
朝型に変えてから、とにかく効率良く仕事が出来るようになりました。
朝は昼の二倍、夜の三倍の仕事の効率が高まると言われていますが、それは本当だと実感しています。
益々、朝型に磨きをかけたいと思っています。
少し残念な古民家なのですが
長野県の松本市に素敵な古民家があります。
昔は四賀村と言われていた場所にあるのですが、松本の市街地から車で30分くらいにところにあります。
自然の豊かなところです。
この古民家の魅力は、トイレや風呂などはリフォームがなされており、最新の設備になっていることです。
基礎や屋根もしっかりとしおり、手を入れる必要がありません。
キッチンと和室のいくつかを少し手直しするだけで、快適に過ごすことができそうな物件なのです。
魅力は他にも沢山あります。
とても素敵な蔵があること。
家庭菜園が出来る広い庭があること。
希望すれば地続きの農地を借りたり、購入したりすることが出来ることです。
ちなみに現在は蕎麦を作っています。
この素敵な古民家にも残念なことが一つだけあります。
公道から敷地に進入するときに、車を切り返さないと入っていけないのです。
もしくはバックで入らなければいけません。
しかも上り坂ときています。
もし、冬に雪が積もったらと考えると、引いてしまう物件なのです。
軽自動車の四輪駆動であれば、しかも冬はスタッドレスタイヤを履き、坂道には塩化カリウム蒔いておけば大丈夫だと思うのですが。
この問題がなければ、とっくに売れている物件なのですが、残念でなりません。
敷地内の進入に苦がない人のとっては、とてもお買い得な物件だと思います。
興味のある方は、ぜひ一度、現地を見ていただければ幸いです。