読書好きの社員たちがいる会社
私は移動時間のほとんどを読書に費やしています。
社長になってからというもの、自分の知識量、特に教養のなさに愕然となり、遮二無二、読書をするようになりました。
学生時代や社会人になってしばらくの期間、読書をしなかったことのツケを、今になって猛然と払っているかのようにです。
そういう後悔の念がありますので、社員にはとにかく本を読みなさいと、ことあるごとに言っています。
私が読んで、いいなと思った本は、会社にも置くようにし、社員にも読むように勧めています。
朝礼や朝のメールで勧めているのですが、その日のうちに読んで感想をメールしてくれる社員もいます。
勧め冥利に尽きるというものです。
そういう私の影響もあってか、弊社の社員は読書好きが増えてきました。
とても良い傾向だと思います。
読書こそ、最も手軽で費用対効果が大きい自己投資だと思うからです。
社員の成長が期待できるというものです。
これは私の持論になりますが、成功出来るか出来ないかは、若い頃の読書量にかかっているのではないかと思います。
成功した多くの人が、若い頃のその読書量が、他の人のそれを圧倒していたという事実があるからです。
成功した人は、謙虚な人も多いですから、そういう人ほど、本を読んでいても本は読まなかったと言う傾向があるものです。
プロ野球の天才打者、落合選手が、練習嫌いだったというのは有名な話ですが、実は誰よりも練習していたというのが事実のようです。
弊社の社員は読書に目覚めつつありますが、ぜひ、日本一読書好きな社員たちがいる会社を目指したいと思います。
不動産会社にしては珍しいかもしれませんが、私はそういう会社を目指しているのです。