後見人制度を利用しての不動産売買
弊社「日本マウント」でも、後見人制度を利用しての不動産売買の仲介をするかもしれません。
夫が痴呆症の不動産を売却したい人がいるのですが、その夫と共有名義になっているため、売買が頓挫していたのです。
自分が後見人になって売却を進めようしたところ、相続人の1人である娘さんが反対したため、再び頓挫してしまったのです。
どうしたらいいかと相談を頂いたので、第3者を後見人に立てて売却を進めることをアドバイスしました。
法律的にはそういうことが可能なのです。
勿論、その共有名義の不動産を売却する正当な理由があり、裁判所が許可しなければならないわけですが。
今まで任意売却物件や管財物件などで弁護士や司法書士と関わることが多かったわけですが、今後は後見人としての弁護士や司法書士と関わることも増えてくるかもしれません。
高齢化社会が益々、進むことを考えると、後見人制度を利用して不動産を売却する人が増えていくことは十分に予想されるのです。
その場合、相続人の中で誰かが後見人になるのが理想のようですが、いろいろと利害が絡むこともあり、同意が得られないときには、今回のように第3者を選任することもやはり増えてくることでしょう。
時代は進み、そして時代は変わり、不動産売買の流れも変わっていくのでしょう。
常に時代の流れを読み、先手先手と手を打つことが大切なのかもしれません。
アンテナを高く立てて、日々変わる情報にも敏感にならなければならないのです。
しかし、百聞は一見に如かず。
今回の件も、話には聞いていましたが、実際にそういう現場に遭遇して初めて、時代の潮流のようなものを実感しました。
観ること、そして経験することが如何に大切かということが分かりました。
すべてが勉強だと再認識した出来事でした。
古民家を見に行きます
知り合いから電話がありました。
古民家を売りたい人がいるとのこと。
物件の資料を先に頂きました。
こちらで調べたところ、築200年を超えていることが分かりました。
現在、居住中ということなので、まだ十分使える物件であることは間違いないようです。
畑や山なども文字どおり山ほど付いてくるそうなので、いったいどれほどの物件なのか今から興味津々です。
信州は松代にある物件です。
この物件を紹介してくれた知り合いが言うには、リフォームはほとんど必要のないほどしっかりとした優良物件だそうです。
松代といえば有名なのは佐久間象山です。
江戸時代は松代藩があったそうで、歴史的な建造物もたくさん残っている町です。
東京からも3時間以内で行くことができる、田舎暮らしには最適な町でもあります。
近いうちに見に行くことになりました。
弊社のホームページで紹介できる日も間近でしょう。
古民家ファンの皆さん、ぜひご期待ください。
物件を高く売るためには
最近は首都圏の物件の売買仲介が増えきました。
あっという間に売れてしまうものと、なかなか苦戦するものとがあります。
勿論、金額が1番大きな要素ですが、それだけではないことも事実です。
弊社「日本マウント」が扱っている物件の中に、間口が3メールの宅地延長部分がある物件があります。
もし、この間口が4メートルあれば、あっという間に業者が買い取ることができた物件でした。
2区画で建売ができるだけの敷地面積があるからです。
この土地は手前の部分をかなり前に1部分売却しているのですが、もう1メートル確保して売却していればと悔やまれるところです。
その当時はきっと、今回の売却など想定していなかったからでしょう。
将来は予測ができないものです。
売却することも想定して購入したり、1部売却することも必要なのかもしれません。
別荘なども使い勝手によっては、売却するときの価値がかなり違ってきます。
やはり使わなくなった物件は、あっという間に傷んでしまうものです。
よく空気を入れ替えるだけで違うといいますが、本当にその言葉どおりなのです。
頻繁に使い、こまめに掃除したりメンテナンスをしていれば、そこそこの値段で売却することができるのが別荘なのです。
使わなくなり痛んでしまえば、土地だけの値段よりも安くなってしまうものです。
建物の解体費用分が差し引かれた金額になってしまうからです。
使わなくなった別荘は、貸すか売るかのどちらかにするのが賢明です。
これからの時代は、別荘も頻繁に売買をする時代になります。
車を買ったり売ったりする感覚です。
ぜひ、使わない別荘をお持ちの方は弊社「日本マウント」に相談してみてください。
使わないままでいると資産価値があっという間に下がってしまうからです。
お気軽にどうぞ。
新幹線「こまち」で秋田へ
8月15日のお盆の真っ只中、出張で秋田まで行ってきました。
往復10時間かけての日帰りという強行軍でした。
まずは東京駅から新幹線「こまち」に乗って秋田駅まで行きました。
盛岡までは「はやて」と連結されての走行です。
盛岡からは「こまち」単独での走行となりました。
山間部をゆっくり走るのには少し驚きました。
しかも、大曲駅でスイッチバックしたのには更に驚きました。
山間部を抜けてしばらくすると、両脇には見事な水田が果たしなく続きます。
この光景は圧巻でした。
流石、日本有数の米どころである、まさに「秋田」の風景でした。
私は仕事柄、海や山の光景は見慣れていましたが、これほどの水田が見事に続く光景は初めてでした。
秋田駅から目的地の駅までは在来線で1時間ほどのところでした。
田舎をゆっくりと走るワンマンカーの窓からは日本海の美しい風景が飛び込んできました。
駅でお客様と合流して、一緒に昼食を頂きました。
90歳近くになる今回の売主の方も、素敵な笑顔で私を迎えてくれたのです。
日本の田舎には素敵な景色と心温かい人々の温もりがあるのです。
仕事を終えての帰りは、ちょうど帰省からのUターンラッシュと重なりました。
東北の田舎で素敵なお盆休みを過ごした、たくさんの家族連れが、新幹線「こまち」の乗車して夜の東京へと向かっていました。
私にとっての今年のお盆は、初めての東北新幹線「こまち」に乗っての、やはり初めて「秋田」への旅となりました。
こうして、私の素敵な秋田への旅は終わりました。
オリンピックの思い出3
今日は冬季オリンピック編です。
札幌オリンピックの70メートル級スキージャンプの日本選手の金銀銅メダル獲得、すなわち表彰台独占は圧巻でした。
長野オリンピックでのスキージャンプ団体の原田選手の大飛躍とその後の涙のインタビューは、今でも思い出すだけで目頭が熱くなります。
前のオリンピック、リレハンメルでのスキージャンプ団体の最終ジャンプにおける大失速のリベンジを、見事に果たした大飛躍でした。
私が1番衝撃を受けたのは、レークプラシッドオリンピックの男子スピードスケートで全種目完全制覇したアメリカのエリク・ハイデン選手の活躍です。
小学生の頃、冬は毎日のようにスピードスケートに明け暮れていた私でしたので、この世紀の大偉業はまさに驚愕の出来事でした。
全種目とは、500メートル、1000メートル、1500メートル、5000メートル、そして1万メートルの5種目なのですが、いわゆる短距離から長距離まですべての金メダルを独占する快挙を成し遂げたのです。
パーフェクト・ゴールドメダリスト。
奇跡をというのか、不可能を可能にしたというのか、人間の持つ恐るべき能力を垣間見た瞬間でもありました。
この世に不可能ということはないのだと教えられたのです。
今ではスピードスケートも専門化がどんどん進み、2種目を制することも難しい時代ですから、今後は2度とこのようなことは起こることはないかもしれません。
オリンピックはいつの時代も感動の連続です。
人間が限界に挑戦し、世界一を決定する大舞台ですから、そこにはドラマがあり、観ているものは感動させることが出来るのでしょう。
そして、そこから学ぶべきことがたくさんあることに気がつくのです。
少なくとも私は、オリンピックを観るたびに、私も頑張らなければという気持ちにさせられるものです。
オリンピックの思い出2
思い出に残るオリンピックシーン話を続けます。
モントリオールオリンピック。
女子体操のルーマニアのコマネチ選手。
当時の体操の採点は10点満点からの減点法でした。
最高得点でも9.90とかでしたし、電光掲示板ではなく観客にはボードで採点を表示していました。
3枚の数字のボードしか用意していなかったので、コマネチ選手の演技が終わって教示された得点は、1.00だったのです。
10.00という得点が出ることが想定外だったのです。
私は人間の成す業で完璧というものは初めて見たような気がしました。
平均台の上で舞うように演技し、その細い場所へ完璧に着地するのです。
私だけでなく、日本全国、全世界に人々が驚愕した瞬間でもありました。
この時期、私は中学生で陸上競技の長距離走に没頭していました。
そのなこともあってか、陸上男子5000メートル、1万メートルのオリンピック2回連続2冠を達成したフィンランドのラッセ・ビレン選手のことが印象に残っています。
ミュンヘンオリンピック男子陸上1万メートルで途中、転倒しながらも当時、世界新記録で優勝したことも驚きでしたが、その後の活躍はあまりぱっとしない中、見事にオリンピックに標準を合わせてきたのでした。
今回のロンドンオリンピックでは、ボルト選手が陸上男子100メートル、200メートル、400メートルリレーで2大会連続3冠という偉業を成し遂げました。
惜しくも北島選手は、男子水泳の平泳ぎ100メートル、200メートルで3大会連続の2冠という世紀の大偉業は成し遂げられませんでしたが、連続2冠というものが如何に凄いことかが分かります。
私にとっては、陸上男子長距離の連続2冠という偉業は衝撃的なことでした。
さて、ボルト選手は次回のオリンピックも出場するのでしょうか。
3大会連続の3冠の夢をぜひ実現して欲しいものです。
オリンピックの思い出
ロンドンオリンピックが終わりました。
日本は史上最高のメダル数を獲得する活躍でした。
しかし、金メダルの数が少なかったのが少し残念でした。
やはり金メダル、すなわち1番には特別の輝きがあるのだと思います。
私はここ数年、テレビを観ることがなくなったためか、今回のオリンピックも結果をインターネットや新聞で知ったくらいで、世間の多くの人ほど夢中になったわけではありませんでした。
今の私は仕事に夢中で、脇見をする暇がないというのが本音のところなのかもしれません。
昔の私は典型的なテレビっ子でした。
その頃のテレビで観たオリンピックには強烈な印象があります。
思い出深いのはミュンヘンオリンピックの競泳。
100メートル平泳ぎで、田口信教選手が50メートルのターンでは最下位だったのがその後、全選手をごぼう抜きしての世界新記録での金メダルには感動しました。
アメリカのマーク・スピッツ選手がリレーも含めて出場した7種目をすべて世界新記録で金メダルを取ったのには度肝を抜かれました。
ちょうどその頃、小学校で水泳クラブに入り、毎日水泳に没頭していた頃だっただけに、その衝撃は今でも忘れることが出来ません。
男子バレーボールの金メダルにも興奮しました。
当時、ミュンヘンへの道と題して、男子バレーボールがオリンピックの金メダルを目指すまでの物語をアニメと実写を交えて毎週テレビで放映していました。
オリンピックの本番で予想通り、見事に金メダルを取ったときは、そのときまで放映していたアニメによる物語の効果もあってか本当に感動したものでした。
今回のロンドンオリンピックは、インターネットやソーシャルメディアの効果もあって、今までとはまた違った盛り上がりを見せたのではないでしょうか。
私が幼い頃に興奮したような興奮を、今の若い人たちも感じているのでしょうか。
オリンピックの感動がその後の私の人生に、少なからず影響を与えてことも事実です。
努力すれば報われること、努力する姿が美しいことを学んだのです。
ロンドンオリンピックでも再び、たくさんのことを学ばせていただきました。
選手の皆さん、感動をありがとうございました。
コンサルティング能力を磨く
最近、特に思うことは、これからの不動産売買仲介業はコンサルタントとしての能力が問われるということです。
ここ数日、お客様からの相談で多かったのが、相続のこと、借地権のこと、税金のこと、投資物件のこと、、市街化調整区域のこと、後見人制度のこと、リバースモゲージのことなのです。
ありきたりの売買仲介の仕事しかしてこなかったとすれば到底、答えられなかったであろう相談内容でした。
知識も当然、必要でしょう。
経験も同様ですし、場数を踏むことのも同じです。
しかし、結論として言えることは、コンサルティング能力が必要なのです。
お客様の潜在的なニーズをしっかりと把握して、的確な答えを出してあげることです。
たとえ、こちらが目指している売買仲介に絡まなくても、正しい答えを導くことができるかです。
まさしく、コンサルタントにならなければならないのです。
弊社「日本マウント」でも、この能力が備わっている人は、残念ながらほとんどいません。
今の状態では、ばんたび私が登場し、お客様に対応しなければ、お客様が望むコンサルティングというものを提供することができないのが現状です。
これではいけないと思う、今日この頃なのです。
これからは営業マン教育を更に徹底することを考えています。
私の営業に帯同するなど、OJT教育も必要でしょう。
失敗を恐れずに挑戦し、経験を積む中でコンサルタントとしての能力が身についていくことでしょう。
時間がかかるかもしれませんが、腰を据えて取り組みたいことの一つです。
今年のお盆は仕事漬け
昨日は静岡市へ行ってきました。
どうやら静岡市の仕事は本格的になりそうです。
しばらくは静岡市へ行く機会も多くなりそうな気がします。
今日は東京丸の内で大事なお客様との仕事があります。
このお客様とはこれからのお付き合いが長くなりそうな気がします。
誠心誠意を持って接していきたいと思います。
明日13日は小田原での仕事。
明後日14日は藤沢です。
15日は昨日のブログでも書きましたが秋田へ行く予定です。
そして、16日は都内の小岩で仕事です。
17日、18日も都内の仕事が入っています。
今年のお盆は田舎へ帰ることもできず、完全な仕事三昧、仕事漬けのお盆になりました。
なかなか、売買仲介業が厳しい時代にあって、このように仕事があることはありがたいことです。
お客様の都合に合わせるため、このような今年のお盆になってしまいましたが、お客様の笑顔と「ありがとう」という言葉が、私にとってはすべての疲れを癒してくれる最高のプレゼントなのです。
この夏の猛暑に負けないくらい、私も燃えてこの夏のお盆の期間を突っ走りたいと思います。
ベストを尽くします。
秋田へ行くことになりました
お盆に秋田に行くことになりました。
弊社「日本マウント」は、関東甲信東海地方で東京から3時間圏内のリゾート物件や田舎暮らし物件を得意としている不動産売買仲介業者です。
しかし、売買仲介は自社の物件を売るわけではありませんから、お客様の要望によっては全国どこでもどんな物件でも仲介業務は可能になるわけです。
勿論、経費倒れというわけにはいきませんから、それなりの基準などはあるわけですが。
過去においては九州の物件を扱ったこともありました。
弊社「日本マウント」から羽田空港までは、1本の路線でしかもわずかな時間で行くことができます。
悠々、日帰りで仕事をすることができました。
東北地方は仙台市内や蔵王、福島県などでも何回も取引をしました。
東京駅までもわずかな時間で行くことができますので、そこから東北新幹線で、いずれもやはり日帰りで十分仕事をすることもできたのです。
そして、今回の秋田県の物件は初めての経験です。
私はまだ秋田県へは行ったことがなかったので、良い経験になるでしょうし、今からとても楽しみにしています。
紹介営業や縁故のお客様の売買仲介で、遠方へ行くことができるのは、一つの楽しみでもあります。
この仕事の魅力の一つでもあるのです。
以前に、首都圏の物件の境界を確定するために、隣地の持ち主がアメリカに移住していたため、弊社の営業マンがアメリカまで出張で行ったこともありました。
そんなことが今後もあるかもしれません。
果たして秋田はどんな姿を私の前に見せてくれるのでしょうか。
今から楽しみです。