本を読む時間はこう作る
私は弊社の社員に本を読みなさいと、ことあるごとに言い続けています。
会社には自由に借りていける本が数百冊、並べてあります。
そして、毎月、十数冊ずつは確実に増えていきます。
しかし、なかなか読んでくれる社員が少ないのが現状です。
新聞や雑誌を読んだり、ネットを見ているから本など読まなくても良いという人もいます。
本当にそうでしょうか。
以前に読んだ本の中に、新聞は点で、雑誌は線、そして本は面であるという主張がありました。
本には本の良さがあるのです。
時代が変わっても読み継がれている本も沢山あります。
かの松下幸之助さんが、聖書の箴言を毎日、1章ずつ読み続けていたという話を聞いたことがあります。
運命を変えた本に出会ったという話も、良く聞く話です。
本を読む時間がないという社員には、私の読書時間算出法を伝授することにしています。
まず、通勤時間、移動時間に読みます。
電車では座って居眠りをしている暇はありません。
座るから寝てしまうのであって、立っていればいくらでも本を読むことができます。
待ち合わせ時間には30分前に行き、相手が来るまでの時間、本を読むことです。
そうすれば、相手を待たすことは決してないことでしょう。
30分前に着くことを目標にしていけば、余程のアクシデントがないかぎり、遅れることはありません。
万一、相手が遅れてきたとしても、待っている時間に本が読めると思えば、イライラすることもありません。
こうして、私は1ヶ月に10~20冊は本を読んでいます。
知識は力です。
ぜひ、弊社の社員には、読書の習慣を身に付けて欲しいものです。
日本マウントにとってのバブルとは
映画「マネーボール」に刺激されたわけではないのですが、弊社の過去の業績など全てを分析しています。
なるほど、数字というのは分析すればするほど面白いものです。
順調に業績を伸ばし続けてきた弊社でしたが、今年は一つの壁にぶつかりました。
いわゆる業績が伸び悩んだのです。
その原因を探ってみると・・・。
バブルというような現象が過去にありました。
一つは競売を落札して転売するある会社の販売を、ほぼ独占して任せられてきたバブルです。
その会社が競売で落札するのを止めました。
ビジネスそのものを縮小してしまったのです。
それにともなって、弊社のバブルも崩壊です。
もう一つはあるドル箱だった地域が震災の影響を受けたのです。
それは、昔、大洋村といわれていた、茨城県の鉾田や鹿島など海側の別荘地です。
大手が参入しない場所で、地元の不動産会社で強いところがありませんでした。
いわゆる、空白マーケットだった場所です。
この地域での、比較的お買い得な別荘や田舎暮らし物件の販売が、実は絶好調だったのです。
すなわち、弊社にとってはドル箱だったわけです。
震災による津波の影響や福島原発の風評被害で、このバブルもあっけなく崩壊してしまいました。
この二つのバブル崩壊が、今年の不振の原因だったという分析結果となりました。
バブルに踊らされてはいけませんね。
リスクの分散や新たな空白マーケットの開拓は常時、必要なのです。
そのことが、しっかりと理解できたこの1年でした。
来期から、また巻き返しを図ります。
今年の教訓を活かして。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E6%99%AF%E6%B0%97
節約ということを考える
弊社の営業マンデスクはフリーアドレスです。
出勤の早い営業マンから前のデスクに座っていけば、少しでも電灯分の電気料金が節約できると考えます。
こんなことを考えるのは経営者だからでしょうか。
しかし、もし営業マンがそんなことまでも考えられるとしたら、その会社はきっと発展することでしょう。
もし、ライバル会社でそんな会社があれば、きっと手強い相手だと思うに違いありません。
考えてみれば、節約できるところはまだまだ沢山ありそうです。
日頃からどれだけ節約意識が徹底できているかです。
儲け癖は節約癖の延長です。
コピーや電話、交通費に旅費。
どうせ出張するのであれば、同じ方向にある物件を数多く見たり、近くの業者に顔を出すことも出来ることでしょう。
効率は節約につながるのです。
きっと節約癖は、個々の社員がいかに経営者と同じ意識を持てるかだと思うのです。
自分の懐が痛むとあらば、なるべく避けるのが人間の性だからです。
しかし、これはかなり難しいことです。
だからこそ、意識改革。
それが出来れば、きっともっと良い会社になることでしょう。
ぜひ、意識改革を徹底しましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9
コミュニケーションの重要性
コミュニケーション不足が原因で信頼関係が揺らぐことがあります。
お客様とのコミュニケーション。
上司とのコミュニケーション。
部下とのコミュニケーション。
お客様がご夫婦の場合には、両方に報告した方が良い場合もあるようです。
代理人が立っている場合には、やはり代理人と本人の両方に報告したほう良いこともあるのです。
組織おいては、上司だけでなく上司の上司まで報告した方が良いケースもあるのでしょう。
いわゆる、2重報告というやつです。
意外と大切だということが分かりました。
聞いていなかったとか、そういう意味だとは分からなかったという苦情が多いからです。
そんな心配りや配慮が思いやりなのかもしれません。
あるいは親切な行為にもなることでしょう。
お客様を家族のように大切にしようということであれば、当然、コミュニケーションの常識であるのかもしれないのでしょう。
弊社でも、まだまだ徹底されていませんし、改善しなければならない課題です。
備えあれば憂いなし。
念には念を入れる周到さも持ちたいものです。
フットワークの軽さ
スピード。
このことは現代ビジネスでは必要不可欠なことでしょう。
私は先日、大切なお客様から大至急、九州に来て欲しいという連絡を受けて、予定していた仕事の全てをキャンセルして直ちにに羽田空港から飛び立ちました。
何の迷いもありませんでした。
弊社から羽田空港までのアクセスが抜群なのに、これほどメリットを感じたことはありませんでした。
こういうのを本当に「地の利」というのでしょう。
私が全社員に対して、映画「マネーボール」の鑑賞を勧めたところ、その日のレイトショーで観てくれて社員がいました。
翌朝に「1日1情報」というタイトルのメールで感想を送ってくれました。
こんなことに、意外とトップは感動するものなのです。
フットワークの軽さです。
昔から善は急げというのではありませんか。
お客様から見て、フットワークの軽さは決定的な違いとなって分かるはずなのです。
その速さに誠意を感じるのがお客様なのでしょう。
私がお客様であればそうだからです。
どうせやるのであれば、少しでも早くやりましょう。
スピードこそ品質であり、その差が企業や個人の差なのです。
九州のお客様はとても喜んでくれました。
フットワークは常に軽く。
このことをモットーにベストを尽くします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB
アマゾンのマーケティング
弊社はアマゾンから本を購入したことがあります。
そういう意味では、アマゾンにとっては顧客なのでしょう。
たまにメルマガが届いたりしていました。
私はそういう類のメルマガはほとんど見ないのですが、つい前日、アマゾンからのメルマガを見て驚いたのです。
「あなたへのおすすめの商品」と題して「日本一のゴマすり男」のDVDを宣伝してきたのです。
何日か前にこのブログで話題にした映画のタイトルです。
いつもこのブログを読んでいる方はご存知のように、私はブログの最後にそのブログの内容に関連する記事などのサイトを貼ったりしているのですが、このときはアマゾンのサイトの中の「日本一のゴマすり男」のDVDを紹介するページを貼ったのでした。
それが今回、その商品をおすすめするメルマガが送られてきた理由に違いありません。
これがアマゾンの強さなのです。
一度、アマゾンを利用した人のサイト閲覧状況を絶えずチェックしているのでしょう。
そして定期的にメルマガなどを送信して購買意欲を刺激するのです。
顧客の関心があること常に分析し、それにもと基づいてのマーケティング戦略があるのです。
これには感心してしまいました。
弊社も遅ればせながら始めたサイトの会員登録。
このサービスに応用していけるような気がします。
先行する異業者のサービスには学ぶことが多いものです。
霧ヶ峰高原
私の故郷、長野県諏訪市には霧ヶ峰高原という素敵なところがあります。
その霧ヶ峰高原にある別荘地「ビバルデの丘」。
標高1500メートルだそうです。
富士山や八ヶ岳などを見ることができる眺望は最高です。
夏に彩る、ニッコウキスゲのイエローカラーは有名です。
管理が行き届いたこの別荘地は、定住することも十分に可能な優良別荘地でもあるのです。
霧ヶ峰高原は、私が高校時代に日本陸連の合宿所に泊まり、全国高校駅伝を目指して日夜、練習に励んだことがある場所でもあるのです。
そこでは、当時、憧れのマラソンランナー「瀬古利彦」さんの姿も見かけました。
実はこの「ビバルデの丘」の別荘販売に協力することとなったのです。
この別荘地の販売や管理に関係していたのが、中学時代の同級生でした。
2、3ヶ月前に十数年ぶりに再会して、私がこのような仕事をしていることを知っていただいたのです。
東京の秋葉原に販売会社があるのですが、わざわざ弊社を訪ねて来てくださいました。
弊社では今年は八ヶ岳周辺が大ブレーク。
これから、富士見、原村、茅野市へ進出しようとしていた矢先のことだったのです。
これも何かの縁でしょう。
来年の夏は、ニッコウキスゲの咲き乱れた霧ヶ峰高原に、沢山のお客様をお連れすることになるでしょう。
故郷への思い入れは、また強いものがあります。
映画「マネーボール」を観て
遅ればせながら、映画「マネーボール」を観ました。
米大リーグの貧乏球団アスレチックスのゼネラルマネージャーが、選手を新しい分析方法で評価し、今までの評価の常識を覆す選手かき集めてチームを作り、金万球団を倒してワールドシリーズを制するまでの実話に基づいた映画です。
弊社のWebスタッフに勧められていたので、重い腰を上げて、多忙の中、弊社の幹部を連れて観に行ってきたのです。
沢山のヒントと勇気を与えられた映画でした。
客観的な数字が大切だということ。
すなわち、現実や事実を直視しなければならないこと。
直ぐに結果がでなくても、信じた戦略や方針をやり続ける忍耐強さが大切だということ。
お金よりも、もっと大切なものがあるということ。
人は自分を信じてくれた誰かのために頑張れるということ。
そして、行動すること。
常に考えること。
ときには思い切った決断が必要なこと。
教えられることが多い映画でした。
今、弊社「日本マウント」も、同じような組織改革、意識改革が必要な時期に来ているからです。
さあ、弊社もこれからです。
ギニア大使公邸での忘年会
ギニア大使公邸へ行ってきました。
大使婦人主催の忘年会へ参加するためです。
中目黒にある公邸は、立派な建物でしたし、部屋も素晴らしいものでした。
ギニアで大使になるには、エリート中のエリートでなければ無理だそうです。
聞くところによれば、ギニアはまだ日本に比べれば貧しい人々が多いそうです。
しかし、この公邸での暮らしのレベルは、おそらく日本のどの富裕層のそれに比べても遜色はないことでしょう。
ギニア大使婦人の社交的な振る舞いや、その存在感は、国を超えて成功者はどうあるべきを学ぶことが出来た、貴重な体験でした。
先進国といわれる国々が、いずれも不透明な未来に不安を抱えています。
日本を始め、多くの先進国は人口減少に歯止めがかからず、高齢化社会が加速することが予想されるのです。
そうなれば、人口が増え、産業の発達の余地があり、未来に希望を持てる国はどこなのでしょうか。
中国、インド、そして最後はアフリカ諸国と言われているのです。
今回、ギニア大使公邸に集まって面々は、いずれも志が高い方々ばかりでした。
今は、日本がアフリカ諸国を技術指導なので助けているのかもしれませんが、いずれ将来、日本が助けられることもあるかもしれません。
未来への投資。
そして、世界というスケールで考えること。
ギニア大使公邸で感じたことです。
ギニア大使婦人の温かな接待に心が打たれました。
魅力的で素敵な成功者ほど、謙虚で心が温かい、そしてユーモアがあることを教えられました。
楽天の1兆円
楽天市場の流通総額が1兆円を突破したそうです。
97年に創業して、最初の月は売上32万円だったそうです。
しかも、その大半は、三木谷さんが自ら購入したという話です。
興銀を退職して起業した「三木谷」さんは、自ら先頭に立って商店を一軒一軒訪ねては、楽天市場へ出店するための営業をしたというのです。
それを見た興銀の元同僚達はあざけ笑い、「あいつはもう既に終わっている」と言ったという話も有名です。
しかし、終わったのは興銀の方であって、楽天ではなかったいうのは皮肉な話です。
三木谷さんは、商店街へ営業に行く前に、近くの空き地で腕立て伏せをして、汗をかきながら営業する姿をみせるという手の込んだ演出をしてまで、必死になって営業したのです。
一橋大学を卒業し、一流企業のエリートとしてアメリカハーバード留学までしてMBAを取得した人が、そこまで泥臭いことが出来たわけです。
そのときから15年後に1兆円を突破したのです。
ダイエーの23年、セブンイレブンの18年を超える、日本史上最速での1兆円到達だそうです。
楽天がスタートしたときに、誰がこの結果を予想したでしょうか。
楽天の三木谷さん本人も予想出来なかったというのが本当のところでしょう。
時流に乗ることがいかに大切かということです。
そして、やはりプライドを捨てて、どこまで泥臭くなれるかということでしょう。
私もまだまだですね。
心機一転、今日から心を入れ替えて、頑張りたいと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E8%B0%B7%E6%B5%A9%E5%8F%B2