法人売買
あるお客様から相談を受けました。
経営している会社を閉めたいとのこと。
何年も赤字が続いているし、今はほとんど仕事がないし今後の見通しも暗いということでした。
閉めるのにもお金がかかるし、現在ある資産や債務、売掛金など様々な問題も処理しなければできない話なのです。
本来であれば専属の会計事務所が適切なアドバイスをするべきなのでしょう。
しかし、良く考えてみれば、会社を閉めてしまえば、会計事務所としても商売上がったりです。
なかなか閉めることなどはアドバイスすることはしないのでしょう。
不動産売買に関わるときでも、相続税やその他、税金面での適切なアドバイスができていなかったがゆえに、かなり損をしてしまっているお客様に出会うこともあります。
会計事務所や税理士などのコンサルティング能力が問われる時代なのでしょう。
今回のお客様にアドバイスしたことは法人売買です。
上場企業のM&Aだけではなく、中小企業の法人売買も盛んに行われている現実があるのです。
法的に問題がなく、後々のトラブルが回避でき、お互いが良ければ法人売買もいいのかもしれないのです。
ある人にとってはお荷物になるものでも、別の人にとっては貴重なものになるケースもあるわけです。
不動産業をしていると、様々な人に出会い、様々な相談を受けることが多いのです。
余計なお世話かもしれませんが、少しでもお客様のお役に立てれば幸いです。
運動会シーズン到来
9月と言えば運動会シーズンです。
私の子供二人も揃ってリレーの選手に選ばれたとのこと。
小学校ではクラス代表でリレーの選手に選ばれることは少し名誉なことです。
そういえば私も小学校の頃は、毎年のようにリレーの選手に選ばれては、本番に備えてがむしゃらに練習に励んだものでした。
妻に聞いたところ、やはり同じようにリレーの選手だったとのこと。
であれば、その子供たちがリレーの選手に選ばれるのも当然なのかもしれません。
血筋というものは少なからずあるのでしょう。
新卒就職ランキングでも有名な一部上場企業の経営コンサルタント会社の「船井総研」。
上場会社では最も自由な社風と高額な賞与も魅力とあってか人気企業の一つです。
今では東大や京大をはじめ一流大学卒業生がこぞって入社するようになったそうです。
しかし、入社後に実績を上げ成長し、リーダーとなっていく人は、必ずしも一流大卒ではないというのです。
成長著しい人には、少なからず共通するものがあるそうなのです。
それは何か。
実家が商売をやっていたという人だそうです。
血筋か環境かはわかりませんが、きっと親の苦労する姿を見て育ったことが影響しているのでしょう。
成長の大敵は実はサラリーマン気質なのだと思います。
私も多くの会社で多くの人を観てきましたが、典型的なサラリー気質の人はやはり伸び悩みます。
やる気や情熱、主体性や積極性でどうしても劣ってしまうからです。
やはり、やる気がある人は違います。
乾いたスポンジが水を吸収するように、知識や技術、ノウハウを身に付けていくのです。
成長に関しても貪欲です。
ポストサラリーマン体質。
ここに、成長の秘訣があるのです。
台風が去って
台風が去りました。
今回の台風の被害も甚大なものでした。
地震に津波、そして台風。
自然の脅威とその破壊力の前には、人間の科学や技術というものは、何て無力なものでしょうか。
私たちの先人達は、その自然と向き合いながら、様々な格闘を重ねながら今の時代を築いてきたのです。
美しい自然も、ひとたびその姿を変えれば、竜虎となって容赦なく私たちに襲い掛かってくるのです。
そんな自然の猛威を目にする度に、いかに日頃の悩みがちっぽけなものだったのか気がつくのです。
今回もたくさんの人々がその尊い命を失いました。
謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。
そのような尊い犠牲があるたびに、人間は謙虚になり反省し、未来に向けて準備をしてきたのでしょう。
そう考えると、過去に犠牲になった尊い御霊のおかげで、今日の私たちがあると言っても過言ではないかもしれません。
この台風の最中、私も信州の高山村で土地の境界の立会いがありその現場にいました。
暴風雨の中、傘も吹き飛ばされてしまい、雨にさらされながらの立会い現場でしたが、土地家屋調査士の方から土地の持ち主、隣地の方まで真剣にその作業に携わってくれました。
こんな時の土地家屋調査士の苦労はいかばかりでしょうか。
その果敢な姿にプロ根性というものを垣間見た思いでした。
責任感というものは、かくも美しいものかと思いました。
私もそんな責任感溢れる人になりたいものです。
マラソン日本復活を望む
世界陸上が終わりました。
メダルはハンマー投げの室伏選手の金メダル一つだけ。
期待されたマラソンは惨敗でした。
かつてマラソンは日本のお家芸でした。
オリンピックで男子は、東京で円谷の銅、メキシコで君原の銀、バルセロナで森下が銀、世界選手権でも谷口の金など数々の活躍がありました。
オリンピック女子は、有森のバルセロナ銀、アトランタ銅、高橋尚子のシドニー金、野口みずきのアテネ金、世界選手権でも鈴木博美の金などやはり数々の活躍がありました。
残念だったのはモスクワ五輪のボイコット。
当時、男子マラソンは瀬古選手や宗兄弟などの全盛期。
つい、もし参加していたらと考えてしまいます。
最近ではアフリカ勢、特にケニアの選手が活躍して、日本勢は押され気味。
スピードマラソンの時代と言われて久しいですが、トラックの長距離種目で活躍した選手が次々にマラソンに進出して活躍しています。
もはや、マラソンは持久力を競うよりもスピードを競う競技になってしまたかのようです。
本当に持久力を競うのであれば、もっと長い距離を競う種目を新たに作らなければならないのでしょう。
箱根駅伝などの人気は、年々うなぎのぼりのようですが、マラソン日本の復活を期待したいものです。
お蕎麦の効能
弊社「日本マウント」が販売を展開する地域は、主に関東甲信静岡地方です。
中でも今年の一番人気は八ヶ岳です。
次いで信州安曇野でしょうか。
信州と言えば、なんと言ってもお蕎麦が有名です。
松本市の繁華街や安曇野市のローサイドのいたるところにお蕎麦屋さんを見ることができます。
このお蕎麦ですが、肥沃でない荒れた土地でも栽培ができたそうで、どちらかと言うと庶民の食べ物として普及していたという話をきいたことがあります。
しかし、健康食品として考えてもいいくらいに様々な効能があるそうなのです。
お蕎麦には、ルチンやニコンなど様々な体に良いものが含まれているそうなのです。
ルチンは血液をきれいにしたり、血圧を下げる働きのほかに、糖尿病になりにくくしたり心臓病の予防やボケを防ぐ効果があるといわれています。
またコリンには、肝硬変や動脈硬化を防いだり、自律神経失調症になりにくくする効果があるともいわれています。
そのほかにも、疲労回復に効果のあるパントテン酸、お肌によくシミ、ソバカス防ぐシスウンベル酸、大腸ガンや便秘になりにくくする食物繊維が蕎麦(ソバ)に含まれているなど、いろいろな効能や効用、効果があるそうなのです。
これはもう完全に健康食品ですね。
私はお蕎麦が好きで、数えてみたら二日に一度くらいの割合では食べています。
でもやっぱりお蕎麦は、信州で食べる本場のものが一番。
秋の信州も紅葉が綺麗です。
ぜひ、この秋は紅葉の美しい信州で本場のお蕎麦を堪能してみてください。
ラッキーということ
仙台にある土地を売買するに当たって、売主であるお客様との会話のなかで「ラッキー」という言葉が何度も出てきました。
その土地は仙台市若葉区にある土地でした。
持ち主の方は東京に在住ですので、弊社に売却を依頼することになったわけです。
この若林区は、津波の被害が大きかったところだそうですが、この土地のある場所は大丈夫でした。
売れるだろうかと心配になっていたお客様でしたが、意外なほどに直ぐに買い手がついたのです。
親から相続した土地だそうですが、お母様がしっかりとした方で、お金を貯めては土地を買って子供たちに残してくれたそうなのです。
優しそうで笑顔が素敵な方でした。
以前に、今の時代に生きているだけでラッキーだと言う話を聞いたことがあります。
日本の歴史だけでも戦国時代や戦争が激しかった時代などもあり、多くの人々が犠牲になり家系が耐えたりしてきたのです。
そうした歴史を経て、こうして今の時代に生を受けたことだけでも、どんなに素晴らしいことでしょうか。
それだけでも、私たちのDNAの中には生存し生き残る強いDNAが受け継がれているそうなのです。
ソフトバンクの孫正義さんが言うには、今の時代は情報革命の真っ只中で、人類がいまだかつてない大転換期を迎えているのだそうです。
その時代に先進国にれた生まれたこと自体が、あまりにも強運であり、ラッキーだと言うのです。
そう考えると、本当に運が良くラッキーなんだと思えてくるから不思議です。
この強運を生かさない手はないですね。
選ばれた者として胸を張って堂々と、強運を証明するような大きなことを成したいものです。
原発の影響を受けない市とは
この話は、あるお客様から聞いた話です。
日本全国にある原発すべてから200キロメートルの円を書いた場合に、たった一つだけその円の中に入らない市があるそうです。
何処だと思いますか?
長野県松本市だそうです。
こと原発問題に関しては、最も安全な場所ということになります。
ということで、そのお客様は長野県松本市近辺の田舎暮らし向き物件を探していたところ、もう数ヶ月前になるでしょうか、その松本市を襲った直下型地震が起きたのです。
結局、そのお客様は松本市近辺ではなく、長野市郊外の別荘地にある中古の別荘を購入されました。
日本国内では絶対に安全な場所などないことがわかったと言っていました。
松本市といえば、NHK連ドラ「おひさま」の舞台となった場所でもあります。
日本に4つしかない、国宝のお城「松本城」も有名です。
その国宝松本城を中心とした、自然豊かな城下町には、美術館があり、温泉旅館があり、たくさんのお蕎麦屋さんがひしめいています。
晴れた日には北アルプス連峰や常念岳を観ることができ、またその景色は圧巻です。
小栗旬や長澤まさみが主演した「岳」という映画の舞台にもなりました。
何かと話題の松本市。
「おひさま」もいよいよ後1ヶ月で終わりです。
朝型のメリットとは
ユニクロを展開するファーストリテイリングの本社勤務の社員は、勤務時間が7時から16時となるそうなのです。
以前にこのブログで、韓国企業のサムスンが急成長した理由の一つに、勤務時間が7時から16時であることを書いたことがあります。
この勤務時間にしてから、サムスンでは資格を取る社員や語学を勉強する社員が急増し、社員のレベルアップが進んだそうです。
いよいよ、ユニクロもかという感もあります。
社内公用語を英語にするという方針にも度肝を抜かれましたが、この思い切った方針も、世界全体を市場として未来を創っていく先陣を切るユニクロであれば当然のことかもしれません。
よく言われる言葉に、朝の1時間は昼の2時間、夜の3時間に匹敵するというものがあります。
最近の研究によれば、朝の仕事はインプットよりもアウトプットの方が向いているとのこと。
例えばブログを書いたり、手紙を書いたり、勉強では英会話の勉強などが向いているようです。
確かに、朝の時間は電話やメールなども少なく、人から話しかけられることもないので集中して仕事や勉強などすることも出来るようです。
書店に行けば、早起きを奨励する本が所狭しと並べられているのも頷けます。
私はお蔭様で、早起きの習慣は定着してしまいました。
朝7時には会社に出勤するのですが、その前までにはブログを書いたり、本を読んだり、ウォーキングしながらCDを聞いたり、かなり内容の濃い充実した時間を過ごすことが出来ています。
面白い本があったときなどは、つい夢中になり出勤前に一冊読んでしまうこともありました。
私なりの早起きの秘訣を少々。
夕食を軽くすること。
朝方に起きたら二度寝しないこと。
そのまま起きてしまえばいいのです。
次の日は夜早く寝れるし、ぐっすり寝れます。
一度、試してみてください。
採用基準
会社の採用基準にはいろいろなものがあるようです。
過去にあった有名なものに、日本電算の採用基準があります。
履歴書は一切見ないで採用したそうですが、その採用基準は驚くべきことに、食事させて早く食べ終わった順から採用したそうです。
日本電算の永守社長曰く、「太閤秀吉は、早飯早糞だった」。
後に金庫に保管してあった履歴書を見たときに、その採用基準に間違いがなかったことがわかったとか。
天才経営コンサルタントとして名高い、S・Yワークス社長の佐藤芳直さんは、前職の船井総研時代に30歳そこそこの若さで上場企業の役員に抜擢されました。
後になって、当時の社長である船井幸雄さんに、なぜ自分を選んだのか尋ねたそうです。
理由は食事のときメニューを選ぶのが早いことと、食事を食べるのが早いからだと答えだったそうです。
どうやら、成功者は皆一様にせっかちなようです。
私も昔から飲み込むように食事をしていましたので、母親や家内からもっとゆっくり良く噛んで食べるようにと窘められました。
今では健康のためにも、少しばかりゆっくり食べるようにしています。
弊社の採用基準も少しユニークです。
まず始めに、この社長ブログを最初から全部読んで、考え方や内容に共感できたら面接に来て欲しい言います。
最初から全部読むのはかなり大変なようです。
この段階でかなりの人が脱落します。
次に面接で数冊の本を渡し、それを読んでやはり考え方や内容に共感できた場合に限り、次の面接に来て欲しいと言います。
読んだか読まなかったかは知りませんが、本を送り返してくる人もいますし、本を借りたまま連絡が途絶える人もいます。
私は常日頃から理念や戦略は、絶対に譲れない聖域であることを公言していますので、ブログの内容や私が教科書として日頃読んでいる本の内容に共感する人だけを採用しているわけです。
様々なユニークな採用基準を持っている企業も多いことでしょうが、いずれにしてもこれからの企業は人材が命となることでしょう。