ビジネスホテル戦争
出張が多い私は、全国のビジネスホテルを利用します。
どのホテルも生き残りをかけて様々な工夫を凝らしています。
中でもいつもほぼ満席なのが、やはり特色のあるビジネスホテルです。
今やありきたりのサービスやその他同じというホテルでは駄目なのでしょう。
ホテルに限らず、特色は何か、他との違いは何かということが明確に打ち出されていなければならないのです。
違いがはっきりしていてこそ、差別化戦略なのです。
特色のある一つは、会員になるとカードが発行され、インターネットで予約すればフロントに寄らなくても機械でそのカードが自動的に部屋のキーに変身するのです。
自動的にポイントも貯まり割引サービスも受けることができます。
1階が大手ファミリーレストランのチェーン店になっていますので朝食サービスなどはそこを使うシステムになっており、清算も機械でしますから、ほとんど人件費が不要のようです。
それがグレードの割には価格の安さに反映されており、いつも満室状態の人気につながっているのでしょう。
もう一つはサウナ付温泉があるホテルです。
露天風呂もあるので本格的です。
ここは朝食バイキングも魅力の一つ。
和食や洋食、その種類も豊富でやはり本格的です。
最近、朝食を無料にするホテルが増えている中で、しっかりと朝食を有料にして、そのかわりお客様に満足を提供しようとすることで一線を画しています。
ところがどっこい夜の9時から無料でラーメンが振舞われるサプラズがあります。
このホテルはリピーターも多く、いつも満室でなかなか予約が取れません。
ビジネスホテルを動向を見るだけでも、ビジネスの勉強になります。
特色は何か。
何が他社と違うのか。
自問自答してみることをお勧めします。
故郷での思い
仕事の関係で久しぶりに故郷へ立ち寄りました。
インターチェンジ周辺の商業施設は、昔とかなり違う顔ぶれになっていました。
同じ業種でも違う会社になっていました。
また、まったく違う業種になっていたりしました。
十数年振りに見た光景ですが、企業や商売の栄枯盛衰は都会も地方も同じなのでしょう。
この期間、リーマンショックがあり、円高不況があり、そして今年は震災という激震がビジネス界にも走った年でもありました。
しかし、変わらず発展し続けている企業もあるわけですから、そこには何か秘訣や法則というものがあるに違いないのです。
それを探求し学び続けるのが、経営者の役割なのでしょう。
繁華街を抜けて少し車を走らせると、すっかりと黄金色に染まった美しい稲穂がたなびく風景が続きます。
この景色はおそらく昔から今に至るまで変わらないものなのでしょう。
稲作が始まったのは縄文時代からだそうです。
私たちが教科書で習った頃は、弥生時代からという説でしたが、今や縄文時代から稲作が始まったという説が常識なのだとか。
ということは、私が見た故郷での田園風景は、もう何千年も前から変わらない風景だったということなのです。
変わらないものと変わるもの。
いつの時代もこの二つが混在することによって歴史は綴られてきたのでしょう。
生まれ育った故郷に、私は何を以って貢献することができるのか。
ふと、そんなことを思ったひと時でした。
再会の喜び
十数年振りに二人の人と再会しました。
故郷での再会となったわけですが、なにかしら感慨深いものがありました。
人間50年近く生きていればいろいろなことがあります。
特にこの十数年という激動の時代には、お互いに紆余曲折もあり、山あり谷ありの人生だったのでしょう。
語らずともわかるものがあるです。
修羅場を越えて、よりたくましくなったその笑顔が、すべてを語ってくれていました。
お互いにその修羅場の話に触れなくても、笑顔でこうして再び会えたことだけで良いのです。
それが素敵なことだと思います。
縁とは面白いものです。
何かのきっかけがなければ果たせなかった再会。
懐かしい昔話で花が咲きました。
つかの間の楽しいひと時でした。
きっとこの先、この再会により、なにか新しいことが生まれそうな予感があります。
今の仕事と妙に関連があるからです。
この素敵な再会をお膳立てしてくれたMさん、ありがとう。
素敵な再会を必ず実り多きものしますよ。
http://kotobank.jp/word/%E7%B4%86%E4%BD%99%E6%9B%B2%E6%8A%98
損して得を取る
弊社「日本マウント」に理念は、一言で言えば「利他」と言うことになります。
しかし、これを実践するのはなかなか難しい。
お客様に物件をご紹介し契約に至るまでには、様々な苦労もあるわけですが、一人だけではできないこともあります。
他の社員が仕入れた物件を紹介する場合もあるからです。
営業マンは当然、目標があり実績を追求していくわけですから、二人で担当した場合はその実績を折半することになります。
ごくたまに例外として、もう一人がほとんどなにもしなかったときなどは、6対4とか7対3などの割合で按分することもあるのです。
この按分でもめたときや、どう見てもアンバランスに思えるときは、私が大岡裁きで決定することにしています。
しかし、私なりの理想は持っているのです。
それは、利他を実践すること。
先輩は後輩に花を持たせ、強きものは弱きものをいたわるのが普通でしょう。
多く働いた者が多く評価されるのは当然ですが、そこは少し控えめにイーブンに甘んじるおおらかさが大事だと思うのです。
自己主張をするなということとは少し違います。
気持ちよく譲るという行為に美しさがあるからです。
そういう人は頼もしさを感じます。
与えたものは、その何倍にもなって必ず返ってくるのです。
損して得を取れとは良く言ったものです。
私は少なくとも、数字の実績以上に、利他を実践するという、いわゆる数字に表れない実績を重視します。
何故ならば、利己に生きた者は滅び、利他に生きた者は繁栄することを知っているからです。
ぜひ、利他を実践しましょう。
日々勉強
最近、自分の知識量の少なさ、教養のなさを嘆いていました。
これを挽回するには、日々勉強しかないことはわかっているつもりです。
学生時代の勉強は、勉強の仕方を勉強することなのだそうです。
本当の勉強とは、社会人になってからするものなのでしょう。
人生経験を積んで、初めて本当の勉強ができるのです。
「学びとは態度である」。
こんな素敵な言葉を聞いたことがあります。
なるほど、何を学ぶかも大切なことですが、学ぶ姿勢を学ぶことこそ、より本質であり大切なことなのでしょう。
勉強したことを実践し、そしてまた勉強する。
いかに素直に実践し、いかに謙虚に学ぶことができるかです。
セミナーに参加して、講師の生の声を聞き、その表情から学ぶことは、本を読むこととはまた違った学びを得る場でもあります。
百聞は一見に如かずと言ったところでしょうか。
巷では様々なセミナーが開催されています。
学ぼうと思えば幾らでも学べる環境が整っているのが現代です。
弊社「日本マウント」でも、社員は希望すれば有料の外部セミナーに参加することが許されている環境にあるのです。
私はある程度人生経験を重ねた今こそ、本当の学びの時なのだと思って、積極的にセミナーにも参加し学ぶことを心がけています。
今年は「学びの秋」としたいものです。
経理マンによる「歴史夜話」
弊社「日本マウント」には、実に個性的な社員が勢揃いしています。
中でも抜きん出ているのが経理を担当している社員です。
ニックネームは「ムスカ」。
いつもムスッとしているので「ムスカ」というのかと思ったのですがどうも違うようです。
宮崎駿ワールドで有名な「天空の城ラピュタ」に登場する悪役の名前が「ムスカ」。
どうやら弊社の社員のニックネームは、刑事ドラマ「太陽のほえろ!」か宮崎駿ワールドの登場人物から選ぶことになっているらしいのです。
いつも「経費節約」を叫び、憎まれ役に徹する立場なので、悪役「ムスカ」も妥当だと思うのですが、アニメのムスカは長身ですらっとし、ニヒルでダンディなのですが、弊社のムスカはどうも違うような・・・。
スーツにリュックサック、スニーカーといういでたちで、歩きながらひたすら本を読み続けるのが見慣れた姿なのです。
しかも器用にも人をよけて歩くのです。
誰が呼んだか「現代の二宮尊徳」。
これは少し褒めすぎでしょうか。
この経理マン「ムスカ」が、このほどブログデビューしました。
今までも、ツイッターで過去の「今日」、歴史上で起こった出来事に対する私見をつぶやき続けてきたのです。
それが認められての今回の晴れのブログデビューとなったわけです。
ほぼ毎日更新する意気込みには感心します。
やはり「継続は力なり」。
ぜひ、歴史好きの多くの人に喜んでもらえるブログを書き続けてくれることを期待します。
頑張れ「ムスカ!」。
読書の秋
まだまだ残暑が続きますが、秋の気配が間近に迫っている昨今です。
食欲の秋、芸術の秋と言いますが、なんといっても「読書の秋」という言葉が一番しっくりきます。
私はもう50歳を過ぎて、人生も後半戦となっているわけですが、過去を振り返ったときの唯一の悔いは、読書量が圧倒的に足りなかったということです。
高校卒業までは、学校の課題図書などもほとんど読まず、勉強もろくにしないでスポーツに遊びに明け暮れていました。
大学時代に読書に目覚めたのですが、それもつかの間、社会人になってからはまた元の木阿弥となってしまいました。
その後に仕事柄、管理職に就くようになってから、読書がいかに大切かに突然目覚めたのです。
ちょうどその頃、自宅にあったテレビが壊れてしまい、本を読まざるを得ない環境に置かれたことも功を奏したのかもしれません。
しかし、時既に遅しとはこういうことを言うのでしょうか。
まさしく、痛恨の極みといった心境です。
経営者となって、同じ経営者という立場の人とお会いし会話をする度に、自分の知識量の少なさ、教養のなさに愕然とするのです。
すべては読書量の差が原因であることを最近になってようやくわかったのです。
成功した名のある経営者の中には、「私は読書が嫌いだ」とか「本など読んだことがない」などという発言を真に受けていたことが恥ずかしい限りです。
彼らの言うところの「本は嫌いだ」という表現は、プロ野球で3度の3冠王を取った落合選手が練習嫌いとして有名だったのと同じようなことであって、実は落合選手が陰では一番練習していたことは衆知の事実なのです。
私が思う限り、おそらく読書嫌いで成功した人は誰一人としていないのです。
印象的なのは、ワタミの渡邉美樹さんが大好きな野球を犠牲にして、将来、社長になるという目的のために、高校時代に読書に没頭したことです。
また、ソフトバンクの孫正義さんが、長期入院したときに、かの有名な「孫の二乗の法則」を編み出すために、およそ4000冊もの本を読破したという話です。
遅ればせながら、今頃になって読書に励んでいる私ですが、最近は歴史小説なども読むようにしています。
小泉元首相が絶賛したという「信長の棺」を書いた加藤廣さんの本能寺3部作や司馬遼太郎さんのまだ読んでいない本などです。
読書の秋。
今から名著との出会いが楽しみです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E9%95%B7%E3%81%AE%E6%A3%BA
猫カフェ
東京の品川区東大井にある私の自宅近くにはネットカフェがあります。
このネットカフェの一部が猫カフェに変わるらしいのです。
巷では猫カフェがブームなのでしょうか。
そういえば、仕事柄よく行く長野県松本市のビジネスホテルの道を挟んで向かいにも、猫カフェがあることを思い出しました。
私が大学生の頃は、普通の喫茶店かインベーダーゲームやパックマン、テレビマージャンなどのゲームができるテレビゲームを置いてある喫茶店ぐらいしかありませんでした。
友達と駄弁ったり、静かに本を読んだりするときよく行ったものです。
そのうち漫画喫茶なるものができたり、やがてそれはネットカフェなるものへと進化していくわけです。
そうそう、都会の繁華街ではノーパン喫茶とかトップレス喫茶とやらもしばし登場したりしたものです。
今なぜ、猫カフェなのでしょうか。
昔に比べて、人間同士のふれあいとかつながりのようなものが、希薄になっているのかもしれないのです。
それを猫に求めているのでしょうか。
所詮、人は一人では生きていけません。
助け合い、励ましあいながら生きていくのが人間なのだと思います。
最近では、若者達が何人かで喫茶店に入っても、全員が携帯電話をいじっていて会話がまったくないのが普通だとか。
何か違うような気がしてならないのです。
ツイッターの虜になり、片時もパソコンや携帯電話から離れることなく、ツイートしまくっていたある男性が、「とうとう妻が家を出て行った」というツイートを残していたことをつい思い出してしまいました。
3.11以降、「絆」ということが盛んに言われるようになりました。
やはり、人間同士のホットな繋がりが大切だと思うのです。
しかし、どうも気になる「猫カフェ」。
一度、話の種にでも、猫カフェも覗いてみようと思います。
玉ねぎの皮
数ヶ月前の健康診断での血液検査で思わぬ悪い数字。
血圧もかなり高く、要注意の指摘。
健康には気を使ってきただけにショックでした。
10年くらい前に75㎏あった体重は、一旦55kgまで落ちたにもかかわらず、少し油断をしていたすきに65kgまで戻ってしまいました。
朝のウォーキングをしていたにもかからず、これもまたやはりショックでした。
ある人に相談したところ、紹介していただいたのが「玉ねぎの皮」。
と言っても、玉ねぎの皮を焙煎して粉末にしたものです。
これをお湯に溶かしてお茶がわりにして飲むのですが、これが意外といけるのです。
カレーや肉料理の隠し味としてもいいようです。
この玉ねぎの皮には抗酸化物質の「ケルセルチン」が大量に含まれているのだそうです。
玉ねぎの白身より皮のほうが多いのだそうです。
一日、一杯から二杯くらい飲み続けて、二ヶ月位してから再び血液検査をしたところ、あら不思議。
悪かった数字がほぼすべて改善されて正常に戻っていました。
これには医者も驚きの眼。
もちろん、この玉ねぎの皮がすべてではないのかもしれません。
ウォーキングの時間を増やしたり、食事の量を減らしたり、睡眠を改善したりするなど、いろいろ努力はしたからです。
しかし、この玉ねぎの皮とやら、なんとも効きそうな色、香り、味がするのです。
しかも美味しい。
どうやら、しばらく病み付きになりそうです。
首都圏プロジェクト
弊社「日本マウント」は、関東甲信静岡地方のリゾート物件や田舎暮らし物件の売買仲介業を専門にしている会社です。
おかげさまでホームページも好調で、1日2000アクセスを超えます。
那須高原から始まった取り扱っているリゾート地や地方の都市も、今や安曇野、八ヶ岳、富士五湖、熱海・伊豆、箱根・湯河原、上田・佐久・小諸・軽井沢、房総半島、鹿島・鉾田、日光・鹿沼・佐野、桐生・前橋などに広がってきました。
今後もお客様のリクエストがあれば、東京から200キロメートル圏内を目安に、どんどん開拓していきたいと思います。
ところが最近、少し異変が。
と言っても嬉しい異変なのですが。
首都圏のマンションや戸建て、土地の売買が意外と好調なのです。
お客様との出会いはいろいろなところにあります。
リゾート物件や田舎暮らし向き物件がきっかけとなって、所有している首都圏の物件を相談されることも少なくはありません。
また、お客様が新しいお客様を紹介してくださることもあるのです。
私たちの真のお客様は、いつか将来に不動産を売買したいと思っている人が、実際に売買するときの未来のお客様その人なのです。
私たちの生き様を観て、将来に不動産の売買を考えている人が、その相談を持ちかけてくることもあるでしょう。
手間がかかるリゾート物件や田舎暮らし向き物件で鍛えられた営業マンは、首都圏の物件でもきめ細かなサービスやフットワークの軽さなど、弊社の特色を生かして、今のところお客様にも喜んでいただけているようです。
せっかく東京の品川に事務所を構えているのだから、今後もご縁があれば首都圏の物件も精力的に取り組んでいきたいと思います。
名付けて「首都圏プロジェクト」。
いつの日か、首都圏の何十億、何百億という不動産の売買仲介をやってみたいという夢が広がります。