新聞記事で目に付いたこと
最近の新聞記事で目に付いたことがあります。
一つは50代の新社長が増えて、日本全体での社長の年齢が少し若くなったということ。
もう一つは新入社員で定年まで同じ会社で働きたいという人が増えたというニュースです。
社長が若返ることはいいことだと思います。
かつて明治維新を成し遂げて、新しい日本を創ったリーダーは皆、今の日本の政治家に比べて若かったのです。
現代でもイギリスのキャメロン首相44歳、アメリカのオバマ大統領49歳です。
経済界のみならず、日本の政界も若返りを期待したいものです。
弊社「日本マウント」でも、リゾート物件や田舎暮らし物件を取り扱えるのは、熟練のそれなりに年齢が高い営業マンでなければ無理だという定説を覆して、若手の30代がバリバリ活躍しています。
得にソーシャルメディアを使った情報発信に関しては、若手が有利という傾向が顕著です。
やはり、リーダーが若いということは、今後の企業発展においても大事なことなのでしょう。
これだけ時代の変化が激しい時であれば、なおさらのことかもしれません。
安定を求める若者が増えている傾向は今後も続くことでしょう。
年功序列や終身雇用の日本式経営が日本の高度成長期を支えたことは事実でしょう。
バリバリのITベンチャーで成功した企業でも、年功序列は否定しても、終身雇用を支持するオーナーがほとんどです。
若返りも安定志向も、古き良き時代に回帰する現象の一つのような気がするのですが。
いずれにしても、この日本をもっと良くしていきたいと願うばかりです。
全体を考える
もしドラの著者として有名な岩崎夏海さん。
スキンヘッドのいでたちが妙にかっこいいのですが。
私ももちろん、もしドラは読みましたし、弊社の推薦図書コーナーにも置いてあります。
昨年、空前のベストセラーとなり、漫画化や映画化までされたこの本を、きっと多くの社員が読んでくれたことでしょう。
この岩崎さんとプロ野球元楽天の監督「野村克也」さんが、あるスポーツ誌で対談しました。
そのときの対談でのひとコマ。
岩崎さんの「いま現在の12球団の経営者の中で、見どころのある人物はいますか?」という問いに対して、野村さんの答えは明快でした。
「ソフトバンクの孫正義オーナー」。
その理由とは。
野村さんが監督として3000試合を達成したときに、孫正義オーナーから祝電をもらったというのです。
56年間野球をやってきて、他球団のオーナーから祝電をもらったのは初めてのことだったので感激したそうです。
祝電をもらってみて、改めてなぜソフトバンクが強いのかわかった気がしたと言うのです。
それは球界全体への目配りができているということだと分析したのです。
ここに成功するためのひとつのヒントがあると思うのです。
そういえば、企業としてのソフトバンクも躍進を続けています。
情報革命で人々を幸せにを合言葉に、300年先を見つめているのがソフトバンクグループです。
常に全体を考えているのです。
果たして私たちはどうでしょうか。
ふと考えさせられた対談でした。
営業マンブログの快進撃は続く
最初は冗談で言っていたというのが、正直、本当のところです。
アメブロの営業マンランキングで5位以内を目指そうということです。
ところがついに5位になってしまったのです。
2日間続けたのでフロックではないと思います。
順位を上げることが目的ではありません。
ブログからホームページへ流入してもらうことが大切なのです。
この流入も1年前に比べれば凄い勢いで増えているのです。
ブログ戦略は成功しているといえそうです。
ブログのアクセス数が加速度的に増えているのも、ツイッターの効果が大きいと思います。
相乗効果をもたらして、ホームページのアクセス数に貢献していると思われます。
まさしくブログとツイッターは最強コンビになりつつあります。
弊社「日本マウント」の営業戦略は、ランチェスター戦略とソーシャルメディア戦略の2大戦略なのです。
もう1年以上前から、このことを毎日のように言い続けていますが、ようやく営業マンが理解してその戦略にのっとった思考と行動ができるようになってきました。
私はいよいよフェイスブックを始めました。
リゾート物件や田舎暮らし物件を手がける不動産会社としてソーシャルメディアを極めること。
これが、弊社「日本マウント」の挑戦です。
アズ ユージュアル
「アズ ユージュアル」。
イギリスの元首相、ウィンストン・チャーチルの言葉です。
どんな異変が起きても、慌てずに平然と普段どおり行動することの大切さを教えた言葉です。
第二次世界大戦で、ナチスドイツに翻弄されながらも、最後はイギリスを勝利に導きました。
3.11の震災の後でこの言葉が注目されたのです。
私にはこの言葉を聞くと思い出すことがあります。
プロ野球ファンであれば誰もが知っている、1989年のプロ野球日本シリーズ巨人対近鉄の戦いです。
近鉄が3連勝し大手をかけたこのシリーズで、近鉄の加藤投手の「巨人はパリーグ最下位のロッテより弱い」というような発言に奮起した巨人がその後、力を爆発させ4連勝しシリーズを制したという有名な話です。
この加藤投手の発言が得にクローズアップされていますが、実はもっと注目すべき点があるのです。
3連敗となり、後がない崖っぷちの巨人は、第4戦目は当然エースである斉藤投手が先発するものと思われていたのです。
たとえ第1戦で投げているとはいえ、負けたら終わりという場面だっただけに、多くの専門家もエースの繰上げ再登板を予想したわけです。
しかし、当時巨人の藤田監督はローテンション通り、香田投手を登板させたのです。
まさに「アズ ユージュアル」。
この香田投手が近鉄打線を完封し、シリーズの流れが変わりました。
結果、3連敗の後の4連勝で巨人が日本一に輝いたのです。
絶体絶命の危機に瀕しても、普段通り戦ったことが、最大の勝因だったのです。
アズ ユージュアル。
この言葉を憶えておきたいものです。
猛暑との闘い
心頭滅却すれば火もまた涼し。
なかなかそのような心境になるのは難しいものです。
日曜日は猛暑でしたが、冷房がないビルの中での仕事は大変でした。
皆さんは暑さ対策はどのようにしているのでしょうか。
弊社はビル全体で空調を管理しているため、土曜日や日曜日は前日までに申請をしなければ、基本的には冷房が効きません。
また、申請をしたとしても高額の別料金が請求されてしまうため、契約や決済などでお客様が来社するとき以外は、我慢してきたのです。
なんともけち臭い会社かと思われますが、節電にも協力できるし、経費節約にもなり一石二鳥だと思っていたのです。
が、先日の猛暑の日曜日に私も出勤し、デスクワークに汗を流しました。
現実の本当の汗を流したのです。
まだ7月の初めです。
この先、いったいどうなってしまうのでしょうか。
サウナのような灼熱地獄が待ち構えているのでしょうか。
汗をたっぷり流し減量をと企てる方にはこれ幸いかもしれませんが、他の社員は来るべき地獄を予測して戦々恐々としています。
これは早急に何か対策をしなければなりません。
実は隠し玉があるというのか、とっておきの秘策を考えています。
近いうちにこのブログでも公表したいと思います。
ご期待ください。
選択と決断
人生は選択と決断の連続です。
得にリーダーや経営者になればなおさらでしょう。
選択することが仕事であり、決断することがまさしく仕事そのものなのです。
しかし、その選択が正しかったのか間違っていたのかの結果は、直ぐに出ないことが多いのです。
何ヶ月か先のこともあれば、何年も先になってしまうこともあります。
だからといってその決断に時間をかけたり、それを延ばすことができないのが現代なのです。
まさしく今は、あまりにも時の流れが速いからです。
たとえ選択が間違ったとしても、その決断を直ぐにくだすことができなければリーダーになることはできません。
迷ったり、先送りしたり、立ち止まることは、後に続く多くの者たちを不安にさせるだけだからです。
万一、間違ったと気がついたら、直ぐに軌道修正すればいいのです。
今の時代、朝令暮改は当たり前です。
柔軟性こそ問われる時代だからです。
そう考えると、昨日のブログで紹介したお客様の選択と決断は見事なものでした。
古民家再生か新築かという選択で心が揺れたことでしょう。
恐らく、清水の舞台から飛び降りるような心境で決断されたことでしょう。
その選択が吉と出るか凶と出るかは、今すぐにはわからないでしょう。
いずれ時が経てば明らかになるのです。
しかし、私は断言できます。
正しい、そして素晴らしい選択をしたのだと。
それは、オープンハウスに来た近所の皆さんの笑顔やその目の輝きを見ればわかります。
自分たちの誇りのように思っているからです。
お年よりの方は昔を懐かしみその心はタイムスリップし、瞳は少年時代のような輝きを放っていました。
子どもたちは、まるで生きた歴史の教科書を見るように、感動し興奮していたのです。
「明日、また来るね」。
こう言い残して帰っていかれたご近所の方々。
こんなコミュニティーがあったのかということに驚き、いまだかつて見たことのない、温かなオープンハウスの雰囲気に感動しました。
日本の古き良き美と伝統が、より良いカタチになって、次世代そして未来へと受け継がれていくのです。
私は今回、あまりにもドラマチックな「選択と決断」を見せて頂きました。
本当にありがとうございました。
古民家再生住宅
かねてからこのブログでもご紹介し続けてきた古民家のその再生リフォームがついに終わりました。
そして、完成オープンハウスを見学してきました。
見事に生まれ変わったその姿は、あまりにも眩しく輝いていました。
このすっかり生まれ変わった古民家の主である家族との久しぶりの対面も果たせました。
この物件を購入したときは3人家族だったのが、今は4人に増えて。
思えば1年近くも前のことです。
いくつかある候補の一つとしてこの物件に興味を持っていただき、私が案内したのが始まりでした。
何回も見に来て、迷って、リフォーム会社を自ら探して、銀行と折衝してと、幾つもの高いハードルを一つひとつ越えてきたのです。
途中、出産という人生の大事業の一つを成し遂げました。
震災という本当に大きな障害とも向き合ったのです。
リフォームの材料が入荷しないというアクシデント。
たくさんに家が津波で流され、多く人が命を失い、また多くに人が家を失い、自粛ムードが世の中を蔓延する中で、こんなときにという良心の痛みもあったことでしょう。
それらの様々な困難を乗り越えて、今ここに日本の宝である素晴らしい古民家が、まさに新しい命を得てその姿をあらわにしたのです。
感動するとはこういうものだと思いました。
この再生した古民家の僅かでもその歴史を知っているものとして、感慨深いものがありました。
ご家族の笑顔がとても素敵でした。
施工した建築会社のK社長が偶然知り合いだったのも、何か運命じみたものを感じました。
お互いに昔の苦労を知っていただけに、この古民家が出会わせてくれた再会はとても嬉しいものでした。
満身創痍で完成させた古民家は、その完成とともに、今後の仕事での未来の夢に繋がる粋な演出をしてくれたようです。
きっとこの素晴らしい古民家で過ごす時間は、このご家族の幸せなひとときとなることでしょう。
近くに来たときには、また寄り道したいと思います。
小さな子ども二人の成長も楽しみです。
下半期がスタートしました
7月1日は下半期のスタートです。
ゆっくりと上半期の反省をしている暇はないと思いますが、やはり一つの大きな区切りであることには変わりはありません。
今年の前半は震災の影響がかなりありました。
リゾート物件や田舎暮らし物件でも比較的に標高が高い内陸の物件は、やはり厳しい寒さや大雪にも見舞われることが多いので、冬の期間は動きが鈍いのです。
そのかわり、冬でも温暖な気候である海側の物件が、冬から春にかけては動くのです。
3月の震災でこの一番売れる場所が壊滅的被害を受けてしまいました。
3月4月の2ヶ月間は散々な実績でした。
こんなときに不動産という買い控えや自粛もあったことでしょう。
いまだに海側は苦戦していますが、逆に山側は絶好調となっています。
弊社以外でもその傾向は顕著のようです。
山梨県北杜市の清里を中心とした八ヶ岳南麓で新築別荘を販売するある会社は、5~6月の2ヶ月で新築別荘の建築請負件数が12棟に達したそうです。
この会社の年間請負は10~12棟というから驚きです。
わずか2ヶ月で年間受注件数を達成したわけです。
まさに追い風そのものですが、果たしていったいいつまで続くのかは疑問です。
私の予想ではこのまま今年いっぱいはこの追い風は続くと思うのですが、やはり冬になれば例年通り、温暖な海側にお客様は戻ってくるでしょう。
だからこそ、未来への種蒔きは怠ってはいけないのです。
下半期は思いっきり追い風に乗りながらも、来るべき次の風向きを予想して、しっかりと準備する下半期にしていくつもりです。
この夏、猛暑の予感
今日から7月ですが、先月6月の最中、既に猛暑日を体験しました。
節電の影響もあってか、弊社「日本マウント」の事務所も扇風機を回して、暑さをしのいでいます。
最近では、年を追うごとに夏の暑さは尋常ではなくなってきている印象があります。
異常気象も当り前なのでしょうか。
今年も猛暑の予感がしてならないのです。
そこへきての節電です。
果たしてどんな地獄が待っているのでしょうか?
しかし、この試練を乗り越えれば、きっとかなり逞しくなるのかと思うと、少しは前向きな気持ちになるのかもしれません。
抵抗力は徐々についていくものなのです。
いろいろな智恵をめぐらせて、暑さに挑んでいくのも楽しみがあるというものです。
人間はプラス発想が大事なのです。
コップにもう半分しか水がないと思うよりも、まだ半分あると思うことの方が前向きになれるのです。
最近は、早朝ウォーキングでもたっぷり汗をかくようになりました。
半身浴でかく汗よりも、きっと健康的なのかもしれません。
考えてみたら、7月生まれの私は夏男なのです。
夏は調子も良く、運勢に乗れる季節なのです。
リゾートもいよいよ本格的なシーズン真っ盛りとなります。
今年はいったいどんなドラマが待っていることでしょうか。
今から楽しみです。