パソコンからスマートフォンへ
パソコンの時代はまもなく終焉を迎えると断言するのは、かの有名なスティーブン・ジョブス氏です。
紛れもなくパソコンを世に送り出した張本人なのです。
そして、IphoneやIpadを次々と、やはり世に送り出し、新しい持代の到来を予言するのです。
病気療養中だったジョブスが講演をすると聞いて、わざわざアメリカまで駆けつけたのが、ソフトバンクの孫正義さんだったそうです。
その孫さんは、今や既にほとんどパソコンを使っていないというのです。
スマートフォンでほとんど間に合ってしまうと断言します。
ファックスからパソコンへ、そしてパソコンからスマートフォンへと時代は変わっていくのでしょう。
少し前のビジネス風景では、会社にファックスがあり、パソコンも1台か2台というのが普通だったのではないでしょうか。
少なくとも弊社「日本マウント」では、3年前までは会社にファックスはありましたが、パソコンは1台もありませんでした。
それが今では社員が一人1台のパソコンで仕事するのは当たり前です。
今やファックスで情報をやり取りするよりも、メールにPDFを添付して送信する方が圧倒的に多くなっているのです。
近い将来、社員が全員スマートフォンを持つのが当たり前になるのでしょう。
そして、恐らく週の半分くらいは在宅勤務となり、事務所もコンパクトなもので事足りるようになることでしょう。
時代は加速度をつけて確実に変わるのです。
なでしこジャパンの快挙
なでしこジャパンが快挙を達成しました。
女子ワールドカップサッカーで世界一を成し遂げたのです。
決勝ではランキング世界一のアメリカをPK戦のすえ破ったのです。
決勝戦はまさに粘りの勝利でした。
先制されても追いつき、また突き放されても追いつき、何度も奇跡を演出しました。
延長でも決着がつかず、PK戦へ突入したときに、監督をはじめ選手には笑顔がありました。
ベストを尽くしたことに対する満足感なのでしょうか。
緊張しないでPK戦に臨めたのではないかと思いました。
監督が意図的にその雰囲気を作ったのであれば、たいしたものだと思いました。
緊張感がみなぎっていたアメリカの選手とは対照的でした。
案の定、アメリカの選手は一人目が失敗し、その後立て続けに失敗し、自滅したような格好となりました。
なでしこジャパンは一人目が楽々決めたことで、その後の全員がリラックスして臨めたのではないでしょうか。
この快挙は復興を目指す日本の人々に勇気を与えてくれたことでしょう。
けして諦めてはいけないことを教えてくれました。
日本ここにありと世界に示すことが出来たことでしょう。
私たちも頑張りたいと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110718-00000010-mai-socc
裁判
先日、あるお客様との裁判が終わりました。
和解して、ある程度の和解金をお支払いしたのですが、やはり後味の悪さが残りました。
売主がサービスである程度リフォームして引き渡すという約束が果たされなかったため、仲介に入った弊社が自腹を切って果たされなかった約束のいわゆる不足分を補填してきたのですが、そのお客様の要求が止まらなかったのです。
終わりのない要求のように思えて、流石に「お客様志向」にも限界があり、裁判で争うことになってしまったのです。
弊社にも説明不足等の少なからず過失があったことを認めて、裁判長の和解勧告に応じることにしました。
こちらに有利な判決が見えていたのですが、相手が上告することが予想されたため、無駄なお金や時間を浪費することよりも、今回の件は高い授業料として受け止めて、今後の教訓にしようと思ったのです。
起こってしまったことは元には戻りません。
今後、二度と同じ轍を踏まないことです。
そして、何事も勉強です。
今回の経験を必ずこれからの未来に生かすのです。
弊社のお客様第一主義は変わりません。
利他を実践することも同じです。
二度とこのような後味が悪いことは繰り返したくないと思いました。
すべてはお客様のために。
よくある風景
会社にかかってくるお客様の電話でよくあるのはこんなことです。
「ホームページで見た物件の近くに来ているのですが場所がよくわからないのですが」。
弊社は東京の品川にあるものですから、現地へ飛んでいくことが出来ません。
電話でいろいろ説明してやっと理解していただけたと思っても、しばらくしてからまた電話がかかってくるのです。
リゾート物件や田舎暮らし向き物件は、カーナビでは特定できない物件が多いのです。
しかも地番が順番通りに並んでいないところも多いのです。
とにかく近くに行けばわかるだろうというのは甘い考えです。
たいがいわからなくなり、ぐるぐると回って迷った挙句に弊社に電話してくることになります。
気軽に外から見たいという気持ちはわかりますが、どうか遠慮しないでお問い合わせいただきたいのです。
弊社は押し売りやしつこい営業は一切いたしません。
それが、弊社のポリシーであり、営業の基本方針なのです。
外から見て気に入った場合は、必ず中も見たいという衝動に駈られるものなのです。
弊社は残念ながら各リゾート地に支店や案内所を設けてありません。
ローコスト経営に徹しているため、まだそのような基盤が出来ていないのです。
ですから、いきなり中を見たいという連絡が来ても、それに対応するのが難しい場合があるのです。
ぜひ、余裕を持って事前にご相談してくださることをお勧めします。
ある売却依頼の不思議
弊社「日本マウント」に、ある土地の売却依頼がありました。
弊社のお客様に購入の打診をしたところ、金額が折り合えばオーケーという返事を頂きました。
依頼主に連絡したところ、話がうまくまとまりそうになったので、コンピューターにより、全部事項証明書という権利関係を表す、昔でいうところの登記簿謄本に当たるものを取得しました。
そうしたところ問題がひとつ。
所有者が2人の共有となっていたのです。
早速、売却依頼者に連絡したところ、共同所有になっていることは知っていたが、一度も会ったことがないというのです。
自分単独では売れませんかという質問だったので、売れませんとお答えしました。
乗りかかった船だと思って、共有者のもう一人に連絡を取ったところ、その土地が共同所有という自覚がまったくなかったのです。
せっかく買い手がいることだから、この際、足並みを揃えて売りませんかとお誘いしたところ、地元の専門家に任せているからいいですという返事。
その地元の専門家とやらは、いったいどうしているのでしょうか。
普通であれば、その専門家といわれる業者が良心的であれば、共同所有であること、もう一人の同意がなければ売れないことなどを説明しているはずであると思ってしまうのです。
そもそも赤の他人と共同で所有しているということ事態が、どちらかが騙されて購入された可能性があるわけです。
今の所有者が亡くなってしまえば相続が発生し、おそらく共有者が同意して売却することは、ほぼ不可能になってしまうことでしょう。
リゾート地にはこのような問題がある土地が多いのかもしれません。
ぜひ、親身になって売却に協力してくれる会社を選んで、あまり欲をかかずに早く売却すことをお勧めします。
売り旅館
昨日、星のリゾートのことをブログで書きましたので、今日はそれに関連したことを少し。
失われた20年と言われ、デフレ傾向に歯止めがきかず、まるで終わりのない不況が続くかのような昨今です。
そのせいか、最近では売り旅館、売りホテル、売りペンション、売り保養所がたくさんあるのです。
営業していたホテルや旅館は一回閉めてしまうと、設備などが一挙に傷んでしまうのが現実なのです。
そうなると、なかなか買い手がつきません。
設備の補修には相当なお金がかかってしまうからです。
また、不況であればあるほど、商売が難しくなるため、あえてそれをやろうとする人が少ないのがやはり現実なのです。
したがって売り物件が増え続け、益々、売れないという、いわゆる負のスパイラルに陥ってしまうのです。
ですから、商業系物件は今や完全に買手市場というのが常識となっています。
これから予想されるのが、そのようなホテルや旅館を買い取って福祉施設や介護施設に改装しようとする動きです。
明らかに高齢社会が訪れて、シルバーマーケットが活況を呈してくると思われるからです。
旅館やホテル、ペンション、保養所などを集めて、専用のサイトを作ったり、それ専用の営業マンを置いたりすることも面白いかもしれません。
時代と共にマーケットも確実に変化するのでしょう。
弊社にも関東甲信静岡地方の各地から、ホテルや旅館、ペンションを売りたいという依頼が後を絶たないのです。
今は中古別荘や田舎暮らし向き中古住宅を専門にやっていますが、いずれ近い将来にはと考えたりもしています。
そうなったときは、またこのブログで告知したいと考えていますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
高級旅館チェーン
このブログでも何度か取り上げたことがある「星野リゾート」。
現在、全国で24の旅館やホテルを運営しているそうです。
その星野リゾートがどうやら高級旅館のチェーン展開に乗り出すようなのです。
統一ブランド「星野リゾート 界」をまず4施設で立ち上げるとのこと。
3年間で30施設まで増やすというのです。
星野リゾートの知名度や丁寧な接客サービスを受けられる安心感を集客に生かし、年間の客室稼働率75パーセントを目指すというのです。
ちなみに国内の旅館の平均的な客室稼働率は40~45パーセント程度だとか。
敵は国内にあらずなのです。
海外の高級ホテルチェーンに対抗するのです。
「界」は客室数が50室以下の小規模な旅館が対象で、高級旅館のチェーン展開は国内初なのです。
星野リゾートと言えば有名なのは教科書通りの営業戦略を粘り強くやり続けること。
「星野リゾートの教科書」という本になり、たくさんの経営者の間で読まれました。
直ぐに結果が出なくても、けして自己流ではなく、あくまでも教科書通りにぶれることなく我慢してやり続けることで、最後は必ず結果が出るという事例が満載の本です。
信念を持ってやり続けるのです。
社員が諦めようとしても、けして諦めることなくやり続けることを指示した星野社長には、教科書はだてに教科書ではなく絶対に間違ってはいないという確信があったのです。
きっと「界」を成功させ、教科書通りやることの重要性を再び証明することになるのでしょう。
「界」の成功をお祈りいたします。
ソーシャルメディアの可能性
ソーシャルメディアは無限の可能性を秘めている。
こう思うのは私だけでしょうか。
そもそもアメリカのオバマ大統領を誕生させたのも、エジプト革命を成功させたのもソーシャルメディアの力であると言われているのです。
震災でも携帯電話が不通となり、メールも時間通り届かない中で、ツイッターだけはその力を十分に発揮して多くに人の命を救い、避難場所やその状況を教えることができたのです。
弊社のビジネスでいえば、今やホームページのアクセス数アップは、SEO対策でもなくPPC広告でもなく、ブログやツイッターなどのソーシャルメディアによるといっても過言ではないのです。
もはや情報の真偽はともかくとして、その速さに関しては、ソーシャルメディアに勝るものはないのだと思います。
こんなサービスも検討されているとか。
例えば那須高原で今の時間、もっとも話題になっていることは何かが、瞬時にわかるようになるそうです。
携帯やスマートフォンの位置情報とツイッターのつぶやきの情報を収集することによって可能になるというのです。
今でもツイッター検索という機能を使って、例えば「那須 別荘 欲しい」というキーワードで検索をすると、最近そのようなつぶやきをした人のツイートを集めたタイムラインが現れます。
具体的に那須高原に別荘が欲しい人のつぶやきもあるのです。
そういう人のつぶやきにリツイートしたり、フォローしたりすることによって、たくさんの潜在顧客が作れるわけです。
即効性は薄くとも、コツコツと時間かけてその作業をしていくことの方が、広告を雑誌に載せたり、チラシを蒔いたりすることよりも、最終的には効率がいいと思うのは間違いでしょうか。
やった者とやらなかった者、そしてやり続けた者との差は、1年3年5年後にどれほどの差を生んでいるのでしょうか。
ソーシャルメディアは時代を確実に変える。
そう実感する毎日です。
訳あり物件とは
旅館などの「訳ありプラン」がインターネットで人気を集めているそうです。
客室からの眺望が悪いとか旅館の一部が改装工事中といった事情で、通常より安く宿泊できるのです。
安い理由が明確に示されている点が安心感につながっているようなのです。
私たちの不動産業界でも訳あり物件というものがあります。
一番は事故物件といい、自殺や殺人、事故死などがあった物件になります。
専門用語で心理的瑕疵がある物件と言います。
こういう物件は当然、不動産会社は調査し情報を公開する義務があるのです。
今やこういう情報は専用のサイトもあるくらいです。
調査はより細かく正確にします。
その場で亡くなったのか、病院に搬送されて亡くなったかまで調べたりしますし、どの場所で亡くなったか、建物が取り壊してある場合は、土地のどの地点で亡くなったかまで調べたりするのです。
当然のことですが、このような物件を破格の安さで売買されます。
世の中は広いもので、こういう訳あり物件を購入する人もいるのです。
流血の殺人事件があった物件を外科医の人がなにも気にせず購入したという話も聞いたことがあります。
弊社でも数は少ないですが、火事で亡くなった人の家が建っていた土地や転落事故で亡くなった別荘を販売したこともあります。
事情をすべて説明し納得していただいた上で相場よりかなり安い値段で購入していただきました。
「訳あり物件」は確実に存在します。
しかし、その訳をしっかりと把握した上で購入することをお勧めします。
キーワードは安・近・安
安・近・短というキーワードはよく聞きますし、何度かこのブログでも取り上げました。
今日は最新のキーワードである、安・近・安についてお話します。
これは今のマンション購入に関するキーワードなのです。
最初の安は、割安感の「安」です。
ただ安いだけでは駄目です。
もう定番なのかもしれませんが、安かろう悪かろうではなく、良いものが安いという割安感がポイントなのです。
「近」は文字通り、駅に近いということです。
そして、震災以降は職場に近いという「近」も加わりました。
生涯給料を時間給であらわし、職場までの生涯通勤時間に掛け合わせて、それを物件の価値に反映させる評価方法まであらわれました。
そして、最後の安は安全の「安」です。
これも震災後に得に重視されるようになったことです。
地盤がしっかりしているとか、埋め立てから何年経っているとかも重要な判断要素になりました。
免震や制振、非常用電源などもやはり大切な判断基準になってきたようです。
いまだに臨海部を中心とする超高層タワーマンションの人気は厳しいようです。
上層部の揺れの大きさやエレベーターの長時間停止など懸念する消費者が少なくないようです。
夜景も含めた最高の眺望を売りにして一世を風靡した当時の人気がまるで嘘のようです。
一寸先は闇とは、こういうことをいうのでしょう。
いつどう変わるかわからない時代なのです。
とにかく今は「安・近・安」なのは間違いないようです。