上杉鷹山
上杉鷹山。
江戸時代の困窮する米沢藩を、その危機から救い、見事に建て直した藩主です。
元米大統領のJ・Fケネディやビル・クリントンが、最も尊敬する日本の政治家と言われたことでも有名です。
「成せば為る 成さねば為らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」。
これは誰もが知る、上杉鷹山の有名な言葉です。
「国家人民のために立てた君にし、君のために立てたる国家人民にこれなく候」。
今の日本の政治家やリーダーに、最も必要な言葉ではないでしょうか。
もし、上杉鷹山が現代に生きていたらと、つい考えてしまうのは私だけでしょうか。
首相が上杉鷹山だったら、果たしてどんな行動を取ってでしょうか。
恐らく、福島原発の近くで指揮を取り、そこで臨時国会を開催し、国会議員を招集したことでしょう。
自ら先頭に立って、また多くの議員やリーダーを引き連れて避難所を訪れて、一泊や二泊はその避難所で過ごしたことでしょう。
福島産や茨城産の野菜を率先してむしゃむしゃと食べたことでしょう。
そういえば、管直人首相が昔、厚生大臣だったころ、風評被害にあった「かいわれ大根」をむしゃむしゃと食べたことがありました。
あのときの勇敢な「管直人」はいったいどこに行ってしまったのでしょうか。
自己保身にひた走る今の首相は、上杉鷹山とは程遠い存在となってしまいました。
残念で仕方ありません。
現代に再び、上杉鷹山が現れることを期待します。
日本の首相
少し前のことになりますが、計画停電で近くのATMが閉まっていたときの話です。
銀行に行くと、銀行のATMの前は長蛇の列でした。
当然、待っている人たちはイライラしていました。
気が利かない銀行員は、ただ立っているだけです。
すると元気のいいおばさんがその銀行員に噛み付きました。
「なぜ、ATMを閉めているの?」。
「申し訳ありません、節電中なものですから・・・」。
「いつになったら使えるようになるの?」。
「私に聞かれてもわかりかねます」。
このときのやり取りを聞いていた私は、銀行員のまずい対応だなぁと思ってしまいました。
案の定、その元気のいいおばさんは、大きな声で一言。
「管直人みたいなこと言うんじゃないよ!」。
その後も怒りが収まらなかったのか、
「管直人みたいな無責任なこと言うな!」とか、
「まるで管直人のようだ」とか、もう言いたい放題でした。
それを聞いていた、あるおじさんは、
「管直人のようじゃいかんなぁ」と一言。
並んでいた人々はみんな爆笑でした。
これが巷での日本の首相の評判なのです。
その後、先日の辞める辞めないのゴタゴタがあった後は、悲しいかな日本の首相ともあろう人が、ペテン師だの詐欺師などの代名詞となってしまったのです。
ペテン師と言ってこけおろしたその人も、その昔、米大統領を「Trust me」と言ってペテンにかけたその人だったわけですから、ペテン師からペテン師よばわりされた首相は、まさしく大ペテン師ということになります。
これでは日本の未来は希望がありませんし、この国を誇りに思うこともできないでしょう。
一日も早い、希望を持てる首相の誕生を祈願します。
教科書
ゆとり教育が終了し、もとの教育に戻った証として、教科書が前よりも厚くなったそうです。
教科書と聞くと苦い思い出があります。
とても真面目ではない学生生活を送っていた私は、恥ずかしい話ですが、ほとんど教科書を読まなかったのです。
学校の机の引き出しに置きっぱなしになっていました。
今になって後悔することは、もっと教科書を読めばよかったということです。
そのことは、最近になって「星野リゾートの教科書」というビジネス書を読んで、さらに強く感じるようになりました。
この本は、いわずと知れた今やリゾート業界のときの人、星野リゾートの星野社長のことを書いた本として有名です。
ビジネスは教科書どおりやれば、必ず成功するという内容です。
自己流では駄目で、あくまでも基本に忠実に、いわゆる教科書どおりにやらなければならないというのです。
すぐに結果が出なくても我慢してやり続けること。
そして、あくまでも教科書どおりにすることを強調しています。
そうやって、星野社長は数々の崩れかかった全国のホテルや旅館、リゾート施設を見事に建て直してきたのです。
マジックでもミラクルでもなく、建て直せたのはあくまでも基本に忠実に教科書どおりやり続けたからだというのです。
私の勉強は、教科書とはかけ離れた完全な自己流だったわけですから、受験勉強も含めてたいした結果を残せなかったのも当然のことなのかもしれません。
だからというわけではありませんが、よく読むビジネス書の中で、これだと思う数冊を勝手に教科書として何回も読み直しています。
そして、けして自己流ではなく、その本の教えに忠実に、すぐに結果が出なくても我慢してやり続けているのです。
結果が出るのはこれからかもしれませんが、私には何か確信のような自信のようなものがあるのです。
まさに教科書の力でしょうか。
教科書。
なんとなく、この響きが好きになりそうです。
宅地建物取引主任資格者
宅地建物取引主任資格者。
略して「宅建主任者」。
資格そのもののことを「宅建」といいます。
宅建を持っているとかいないとか、などという言い方をします。
その宅建ですが、不動産会社では、営業マン5人に一人の宅建主任者がいなければならないことになっています。
弊社「日本マウント」にはおよそ15人の営業マンがいますから、3人の資格者が登録されていなければならないわけです。
ちなみに弊社には実に10名の宅建主任者がいます。
恐らく不動産会社の中では、その比率は高い方ではないでしょうか。
資格は営業力とは関係ないとよく言われました。
資格なんて無くても稼げるとか、資格があっても実践では役に立たないとも言われたきたのが、不動産業の営業の世界です。
しかし、お客様のことを考えると果たしてどうでしょうか。
営業マンが資格者であれば、きっとお客様も安心することでしょう。
営業マンだけではなく、図面作成スタッフやWebスタッフも、もしその資格があれば、自信を持って仕事をすることもできるに違いないのです。
弊社は一人でも多くの宅建主任者を増やすことを会社のポリシーにしています。
今年の試験には10名以上の社員が挑戦することが決まっています。
目標を持って勉強することは、きっとこれからの人生に、あらゆる意味でプラスになることでしょう。
試験まであと4ヶ月。
頑張れ日本マウントの社員の皆さん!
ホームページの課題
ある有名コンサルタント会社主催のセミナーに参加しました。
不動産会社に特化したWebセミナーでした。
いかに稼ぐことができるホームページにするかというテーマでした。
全国的に成功している、ある不動産会社社長のゲスト講演もあり、大変参考になった素晴らしい内容でした。
このセミナーのテーマにもありましたが、問い合わせからいかに成約につなげるかが、これからのホームページの課題なのです。
成功している会社の優れたホームページには、問い合わせしてきたお客様に対して、定期的に自動でメールを送り続けるシステムが搭載されているのです。
問い合わせしてきたお客様の20パーセントが、今すぐに欲しい熱いお客様だそうなのです。
残りの80パーセントは、まだ興味を持っているだけの段階の、いわゆる緩いお客様だそうなのです。
営業マンは、熱いお客様に集中し、緩いお客様はホームページが自動的にケアーしてくれるという、よく考えられたシステムに感心しました。
時代は刻々と変わり、日々、技術は進歩しているのですね。
だからこそ、現代のビジネスはやはり情報戦争だと思うのです。
いかに現状に満足せずに、謙虚に勉強し続けるかだと思います。
さて、弊社「日本マウント」のホームページは、まだまだ課題も多いですが、他社に比べて優れている、いわゆる尖がっているところがあります。
アクセス数の多さです。
1ヶ月、約6万アクセスを超えて、ページビューにすると約75万にもなります。
これはおそらく不動産会社で弊社のような規模の中では、きっと誇れる内容ではないかと思います。
長所進展。
この強みを生かして、さらに改善して、より素晴らしいホームページを作り上げていきたいと思います。
家庭菜園を楽しむ
最近は家庭菜園を楽しみたい人が増えています。
この傾向は益々、進みそうです。
弊社「日本マウント」にも、家庭菜園ができる物件の問い合わせが急増しています。
100坪以上の敷地が人気です。
そこで、なかなか田舎の物件を購入することに躊躇する人には朗報です。
都心の住宅街に農園付き集合住宅が登場したのです。
場所はなんと港区元麻布。
周辺に大使館や高級マンションが立ち並ぶ都内の一等地です。
17戸の小型マンションが農園付で賃貸されるのです。
約40平方メートルの農園は「元麻布農園」という名前です。
料理教室が開けるラウンジも用意されているそうなのです。
このマンションは通常の居住やSOHOのほか、農作業を楽しみたい人のセカンドハウスとしての利用も見込まれるそうです。
3.11以降にじわじわと広まりつつあるのが、人々との「絆」。
家族や友人と共に、自然と触れ合いながら深めていけるのが「絆」なのです。
そして、食の安心・安全を求める傾向も加速します。
これから、家庭菜園が益々、注目されそうです。
なぜ行動が遅いのか
指示したことを即やらないで必ず、先延ばしする人がいます。
弊社「日本マウント」では毎朝、社員全員に宛ててメールを送信していますが、そのメールで何回も、即行動することの重要性を説いています。
しかし、残念ながら何回何十回となく同じことを言い続けても、行動力に乏しく、いわゆるフットワークが軽くない人がいるのです。
必ず、ワンテンポ、ツーテンポ遅れるのです。
もしこれが戦場ならば確実にやられています。
指示した上司から催促されたら、実は終わりなのです。
終わりというのは負けを意味します。
既に上司は見切りをつけていると思って間違いありません。
もっと言えば、上司に「あの件はどうなった」と言わせては駄目なのです。
その前に報告するのが常識だからです。
そう考えると、駄目な人は何回注意しても駄目なのです。
どうやらセンスというのか性格なのか、能力とは違うようなのです。
あるいはフットワークが鈍い人は、完全にそれが癖になっているのではないでしょうか。
しかも自覚していないのが致命的なのです。
だからこそ、人の10倍意識して、その癖を直さなければなりません。
フットワークの差は、能力の差より大きく、成功するためには必要不可欠な決定的な素養なのです。
これに例外はありません。
今日やるべきことはけして明日に延ばさない。
このことを肝に銘じましょう。
九州の時代到来か
先週末に九州へ行ってきました。
羽田空港から約2時間で福岡空港へ。
帰りは気流の関係もあってか、約1時間20分。
弊社は品川にありますので、羽田空港は目と鼻の先です。
同じく先週に新幹線で行った仙台や神戸も近かったのですが、九州ももはや遠い場所ではありません。
信州の松本の先、安曇野や白馬に行くのとそれほど変わらないといっても過言ではないでしょう。
そんなときふと目にした「日経ビジネス」という雑誌。
九州特集の記事がありました。
いまだ根強い邪馬台国の九州伝説。
明治維新を境に、福沢諭吉や大隈重信など数々の偉人を輩出した九州。
最近の経済人でも、京セラの稲盛さんやソフトバンクの孫さんを始めとしたそうそうたる面々。
博多駅の駅ビルの集客力が話題となり、キャナルシティのテナント誘致に業界の関心が集中しています。
九州は時代を先行するといわれて、私も過去に経営セミナーなどで九州の店舗を見学したことを思い出しました。
これから世界はアジアの時代を迎えるというのは、もはや世界の常識です。
そうなれば、中国や韓国、台湾、香港、シンガーポールなどに近い地理的に有利なのは、まさしく九州なのです。
確実に来ることが予測される、関東や東海地方の地震。
いまだ予断を許さな福島原発問題。
未来戦略の一環として、本社を九州に移す会社も急増することが予測されるそうです。
そういえば、弊社の大切なお客様で、種子島の物件を競売で落札して転売したいという方がいました。
なるほど、まさしくこれからは九州が脚光を浴び、主役の座に躍り出るのはまんざら嘘ではなさそうです。
弊社もいよいよ九州進出ですか!