震災100日後
悪夢のような震災からちょうど100日が経ちました。
いまだに復興が進んでいるとは言い難い現実。
こんなときに首相交代をめぐってのドタバタ劇。
政治の信頼は地に落ちてしまったのでしょうか。
私の持論ですし、多くの人の待望論ですが、2世や社会運動家ではなく、創業オーナーで成功した人が、企業を切り盛りしてきたように、国や県、市などの自治体を切り盛りするのが一番いいと思うのです。
そこにはきっと甘えの構造などは存在しないのです。
保身や権力闘争などとも無縁の政治をしてくれると期待が持てます。
なぜならば、企業を発展させ、なお安定させて、永続する道筋を創り、後継者に継承させることがどれほど難しく、そこには考えられないほどの自己犠牲や自己否定があったに違いないからです。
企業も組織であれば、自治体もやはり組織であると思うからです。
なかなか進まない被災地の復興のことを思うと、ふとそんなことを考えてしまいました。
さて、少し残念に感じとことがひとつ。
震災100日後の昨日、東京は曇りで午後から小雨となり、比較的涼しい過ごしやすい一日でした。
お昼のパンでも買おうと、近くにコンビニへ行ったところ、中は冷房が効きすぎるほど効いていて、ガンガンに冷えていたのです。
買い物の時間は僅かでしたが、寒くてたまらないほどだったのです。
店員はなにも感じないのでしょうか。
本部の指導はどうなっているのでしょうか。
疑問を感じざる得ませんでした。
私たちは、この日本は3・11以降に変わったはずではなかったのでしょうか。
やはり「喉元過ぎれば熱さ忘れる」のでしょうか。
「人の振り見てわが振り直せ」ですね。
私も気をつけたいと思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1264692002
山高海低
山高海低。
今のリゾート物件の人気情報です。
山の人気は高く、海の人気は低いという現実。
やはり震災の影響は避けられないのでしょうか。
津波の被害がニュースになったり、あの恐ろしい光景を何度もテレビなどの映像で見せられれば、海側の立地を避けるのは当たり前のことなのかもしれません。
しかし、世の中にはあまのじゃくはいつの時代にもいるものです。
相場の世界でも、逆張りという言葉もあるのです。
こんなときだからこそ、安く買えると発想する人もいるのです。
また、死ぬほど海が好きだという人もいることでしょう。
現に、海が近い物件を探しているお客様がいるのです。
時流やマーケットも大事でしょうが、逆に、ニッチ市場やロングテールという考えも必要なのかもしれません。
弊社の海に近い場所を担当する営業マンは、今の厳しい市場に直面しても、めげずに頑張っています。
ブログやツイッターで物件情報を積極的に発信しています。
どんなに今が厳しくても、未来への種蒔きは手を抜いてはいけないのです。
厳しいときほど、希望を失わずに前を向いて、堂々と頑張るしかありません。
好調なときほど、油断しないで謙虚に腰を低くしていかなければならないのでしょう。
山のリゾートを担当する営業マンは、けして傲慢になることなく、今が好調なのは自分の実力ではなく、追い風が吹いているに過ぎないことを、しっかりと自覚しましょう。
そうでなければ、厳しい現実を克服した営業マンとの実力の差が、いずれ顕著になることでしょう。
読者の皆様も、こんなときだからこそ、海に近い物件やその担当者にも注目してみてください。
古民家の改装
まさかこんなにも変わるとは。
信州の松本、会田宿といわれた宿場町にある古民家のことです。
明治元年築という記録が残っているこの古民家を購入された方が、何と新築が一件建つほどの投資をして、大改装に着手されたのです。
途中、震災の影響があって工事が大幅に遅れていたようでしたが、いよいよ完成が近いという情報が、施工業者の方から入りました。
この物件の近くにも、同じような古民家があり、購入希望のお客様をご案内するたびに、つい気になって覗いて見たりしていたのです。
見るたびに驚き、感動していました。
そしてつい先日、7月2・3日に完成のオープンハウスをするという連絡があり、ちょうどそのときに近くにいたこともあって、そそくさと足を運んでしまいました。
冒頭の一言は、まさにそのときの感想です。
変われば変わるものですね。
しかし、今まで隠れていた梁や柱が露出して、それがこの改装した古民家の最大の魅力になっているのです。
まさに圧巻です。
これぞ日本の宝だと断言できます。
この素晴らしい古民家のを購入するところから改装までを、購入者が素敵なグログで綴ってくれています。
生まれ変わった古民家とともにこの素敵なブログも一見の価値があります。
このようにして、日本の宝が多くの人たちに紹介されていくことは、なんと素晴らしいことでしょうか。
この古民家を購入された方は、若いカップルだったのですが、近くの別の古民家の購入を検討している方も、やはり若いカップルの方なのです。
日本の古き良き伝統建築に、思いを馳せる若者がいることが、私は希望だと思うのです。
7月2・3日が楽しみです。
営業マンブログの力2
弊社「日本マウント」の営業マンブログが、アメブロランキングの営業マン部門でいよいよトップ10が秒読みと書いたのが昨日でした。
ところが、昨日の朝8時頃にランキングを確認したところ、なんと10位になっていたのです。
初のトップ10入り。
いろいろな方々からのおめでとうメールやツイッターのツイートを頂きました。
アクセスしていただいた皆様、ありがとうございました。
この10位にランクインしたときのアクセス数は、約4000アクセス弱ですから、そのアクセス数に驚きます。
ホームページのアクセス数が一日、約2000アクセスですから、約2倍の数になります。
ホームページには、今日現在、約1150物件が掲載されていますので、2000アクセスあるといっても、そのうちお目当ての物件を探してクリックする確率は、極端な話、1150分の1の確率になります。
ところが、ブログはこれまた極端な話、約4000アクセスすべてが、その日に投稿した物件紹介を見ることになるのです。
これが、ブログの持つ凄さなのです。
そういえば、コツコツとブログを更新している営業マンは、このところ問い合わせラッシュ、案内ラッシュになっているのを見ると良くわかります。
恐るべき「営業マンブログ」。
ソーシャルメディア戦略、恐るべし。
弊社「日本マウント」の営業マンも、晴れのトップ10入りを励みに、益々、ブログの更新を重ねてくれるに違いありません。
そうなれば、いずれ5000アクセス、1万アクセスとそのアクセス数を伸ばしていくことになるのでしょう。
弊社の営業戦略は、ソーシャルメディア戦略であり、そしてそれを極めること。
さらに尖がることです。
ツイッターにフェイスブック、ユーストリーム。
まだまだやれることは、たくさんありそうです。
営業マンブログの力
弊社のホームページがマイナーチェンジしました。
カテゴリーの表示を少し変更したのです。
県別とエリア別から物件を探すことができるようになりました。
また県別からは市区郡を選択して物件を表示することができるようになったのです。
益々便利になってきたので、きっと多くのお客様の支持を得られるのではないかと期待しています。
そしてもう一つ特記すべきことがあるのです。
以前から宣伝している営業マンブログです。
先日はついにアメブロの営業マンランキング15位になりました。
いよいよ本当にトップ10が視野に入ってきたのです。
この営業マンブログのいいところは、非公開や未公開の物件情報をいち早く紹介できる点です。
実は間取図を作るのには、少なからずある程度の時間がかかります。
やはり専門のスタッフがその技術を駆使して作らなければできないのです。
ブログで紹介するのには、写真やその物件をじかに見た営業マンの感想とかでいいのです。
ですから極端な話、物件を調査に行ったその帰りに電車の中でも投稿できるのです。
ですから、最も旬で最も早い物件情報ということになります。
文字通り、先取り物件の先行情報と言っても過言ではありません。
それを弊社のホームページにも生かそうということで、一番目立つメインのスペースに「営業マン速報」というコーナーを作りました。
サブタイトルも「現地直送の最新物件情報」としました。
売却を依頼したお客様もきっと喜んでくれるでしょう。
これからは益々スピードは重要になってくるのです。
速さが強さであり、優秀さなのです。
これで弊社の営業マンも、先を争ってブログの更新に励むことでしょう。
いよいよアメブロ営業マントップ10が現実味を帯びてきました。
ご期待ください。
大王わさび農場
NHK連続テレビ小説「おひさま」で有名な信州安曇野。
その安曇野市の穂高という場所にその「大王わさび農場」はあります。
なんとその場所には、「おひさま」に登場する主人公、現代の陽子が経営するお店のセットがあり、ロケの現場としても有名なのです。
「おひさま」で有名になる前から、この「大王わさび農場」は観光名所として既にその名が知られていて、多くの観光バスが乗りつける完全な観光コースになっていたのです。
元々、穂高は「わさび」の名産地でも有名でした。
お蕎麦に欠かせないのが「わさび」。
だからこの穂高を含む安曇野やその周辺の松本市などでも、お蕎麦屋さんが立ち並んでいるのでしょう。
そういえば、「おひさま」の主人公である陽子が嫁いだ先も、松本市内のお蕎麦屋さんでした。
この大王わさび農場で見られるわさび畑は圧巻です。
その広大なわさび畑の迫力は、一見の価値があります。
畑そのものの美しさとともに、澄んだ水の流れる光景を見たり、耳を澄ませばその音が聞こえたりすることで、感動が広がるのです。
そしてこの農場では、売店で売っているものからレストランで出される食べ物すべてに、わさびが入っているというこだわりようです。
そうです、わさびづくしなのです。
わさびソフト、わさびアイス、わさびカレー、わさびコーヒー、そのコーヒーに入れるわさび入り砂糖。
とにかくすべてにわさびが入っているのです。
ここまで徹底していれば、まさしく本物でしょう。
わさびに完全に特化しているのです。
ここに商売繁盛の秘訣があるのです。
私たちもぜひ学びたいものです。
タリーズコーヒー2
昨日に続いてタリーズコーヒーの話をします。
タリーズコーヒーは、現在参議院議員となった「松田公太」さんが日本に持ち込んだのものです。
この松田公太さんがアメリカのシアトルで一杯のコーヒーに出会い感動し、シアトル中のコーヒーを飲み歩いて一番美味しかったと感じたタリーズコーヒーを何としても日本で紹介したいという情熱からスタートするのです。
アメリカの本社に何度アタックしても駄目だったので、当時のオーナーが東京にいるときに押しかけてその権利を譲渡してもらったのです。
しかも最初の出店資金は全額自分で借金をして用意をしたというのです。
もし失敗すればと考えて、当時のコンビニの求人のポスターを見て、一日15時間、35年間働けば返せないことないと自分に言い聞かせてスタートしたそうです。
1号店は銀座でと決めていたのですが、なかなかそんなに簡単には見つからない中で、広尾に見つかった物件で妥協しようとしたときに、銀座の物件情報を入手します。
電光石火の行動力で、不動産業界のしきたりを破って、直接、その不動産の所有者にアタックして気に入られ、広尾の物件で支払った手付金300万円を捨ててまでこだわった銀座に念願の1号店をオープンさせるのです。
そして自らコーヒーを入れて、レジでお金をもらうという文字通り最前線で働きます。
自ら市場調査するときは、銀座の1号店のときもそうでしたが、目当ての希望店舗候補の向かいの喫茶店に陣取り、朝から晩まで一日3回も注文を繰り返す中で、歩行者数を数えたりしたそうです。
そのようにして数店舗に増えるまでは、自らコーヒーを入れる仕事も続けたというのです。
その当時、まさかそのコーヒーを入れている人が、タリーズコーヒーの社長だと思った人はいなかったことでしょう。
なにせタリーズコーヒーは、スターバックスコーヒーと並んで破竹の勢いで店舗展開をし、やがて株式上場を果たすことになるからです。
銀座に1号店をオープンしてから4年後のことです。
いつも思うことは、成功した創業オーナー社長は凄いということです。
その決断力と行動力です。
しかもその速さです。
失敗を恐れずに果敢に挑戦します。
リスクは回避するのではなく、むしろリスクを選択するのです。
まさにそこに勝負の鍵があるかのようです。
タリーズコーヒーもそのようにして大きくなったのです。
タリーズコーヒーファンは確実に存在し、その出店のお誘いは、今や引く手あまただそうです。
タリーズコーヒーの今後の発展のみならず、政治家「松田公太」さんの活躍も期待されます。
タリーズコーヒー
信州の松本駅にスターバックスコーヒーがあります。
駅ビルにあるので、いつも沢山の人で賑わっています。
特急の発車時刻まで時間があるときに、暇ををつぶすために利用する人も多いかもしれません。
私も実はその一人です。
最近はおかわりが一杯100円だということがわかりましたので、いつも特急に乗り込む前におかわりし、そのまま特急に乗り込みます。
特急内の300円コーヒーとは格段の味の違いあるからです。
まだやったことはありませんが、東京に着いてその日のうちにスターバックスコーヒーに行けば、同じレギュラーコーヒーはやはり100円で飲めるそうです。
どの店でもおかわりは100円というのは、コーヒー党からすれば、なんともありがたいサービスのひとつです。
さて、松本駅の近くにタリーズコーヒーという店とドトールコーヒーという店がありました。
ありましたと書いたのは、ドトールコーヒーはいつのまにか無くなってしまったからです。
価格でいえばドトールコーヒーが160円くらいに対して、タリーズコーヒーは300円くらいですから、価格だけでは生き残れない厳しいビジネスの現実を教えてくれています。
安いだけに限れば、マクドナルドに行けば100円で飲めるわけです。
これは時代が成熟すると、いわゆる高価格帯と低価格帯に分かれて、中間は淘汰されるという現象なのでしょうか。
いずれにしても、ビジネスの手法でとしてよく言われる、定点観測がいかに大事であるかを教えられました。
私が注目するのは「タリーズコーヒー」です。
人それぞれですが、味や雰囲気はスターバックスより上だという人も多いのです。
確実にタリーズコーヒーのファンという人がいるのです。
現に立地の上では断然不利な信州の松本駅近くでは、ドトールコーヒーはなくなってもこのタリーズコーヒーはきちんと存続しています。
このタリーズコーヒーの日本での誕生秘話がありますので、明日またご紹介したいと思います。
新たな挑戦
弊社は今までどちらかというとB級リゾートをターゲットに営業してきました。
軽井沢や熱海、箱根などの有名なリゾート地は、弊社のような後発でしかも弱小企業では到底勝ち目がないと思ったからです。
今まで弊社が重点的に攻めてきた場所は、那須高原、富士五湖、八ヶ岳、安曇野、房総などのどちらかというと大手が手を出しにくいリゾート地だったわけです。
もちろん、そのようなリゾート地だけではなく、信州や上州、北関東の地方都市の田舎暮らし向き物件も、積極的に営業してきました。
いわゆる競争がない無風地帯だったからです。
しかし全く競争がないわけではなく、もちろん地元で頑張っている小さな不動産会社はあるわけですから、その地方の地域一番店が最大の競合として、弊社の営業マンの前に立ちはだかるわけです。
ところがここへきて新人営業マンが、日本のリゾートのメッカである「熱海・伊豆」の攻略に果敢に挑戦し始めたのです。
大手はもちろんのこと、地元の老舗の業者などがひしめきあい、まさに日本一競争の激しい地域です。
ある意味、無謀な挑戦でしょう。
しかし、マーケットが大きいし、リゾート特有の冬に弱いということがない、ビジネスとしては魅力的な場所であることは事実です。
大手の牙城に挑む、新人営業マンも彼なりのある計算があってのことだそうです。
彼の奮闘に期待しましょう。
柔よく剛を制する「柔道」のように、小が大に勝つことが果たして出来るのでしょうか。
そういえば、奇しくも彼は昔、柔道の選手だったようです。
これからが楽しみです。
鉄板焼き
お気に入りの鉄板焼きのお店がありました。
おそらく高級店といってもいい部類に入ると思います。
きっかけは、すぐ隣のフレンチの店が予約でいっぱいだったからです。
そのときの料理が私にとってはサプライズでした。
コース料理を注文したのですが、目の前で焼く演出もあってか、フレンチの店がいっぱいだった「災い転じて福となす」という結果に喜びました。
人間とは欲張りなもので、もう一度来て、今度は一番高いコース料理を食べてみたいと思ったのです。
この時点では、私はこのお店にとってリピーター候補となったわけです。
そして、それからしばらくしたある日、その機会が訪れます。
ちなみに一番高いコース料理は、フォアグラ、帆立貝、伊勢海老、アワビ、そして牛ヒレのメニューで、それを目の前で焼いて調理してくれたのです。
最後は食べきれないほどでした。
こうして、たちまち、私はこのお店のファンになってしまいました。
ところが・・・・
つい先日、久しぶりにこのお店を訪ねてみたのです。
メニューが変わっていました。
前に来たときはお客でほぼ埋まっていた席も、週末のゴールデンタイムにもかかわらず空席が目立ちました。
正直、味も落ちていました。
3.11以降、高級店やホテルなどが経営が厳しいと聞いてはいましたが、これが現実なのですね。
お客が入らないので、単価を下げて質を落とす。
その結果、今までの固定客が離れていく。
そしてそれを繰り返す。
衰退のスパイラルに陥っていくわけです。
経営とは難しいものです。
よく言われるビジネスの鉄則に、「期待通りでは駄目で、期待以上でなければ、もはや顧客満足は得られない」というのがあります。
私たちも知らないうちに、大切なお客様の心がいつのまにか離れているのかもしれないのです。
明日は我が身。
肝に銘じたいと思います。